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Tohazugatali Medical Review

1106とはずがたり:2009/10/11(日) 10:06:34

人為的に心筋梗塞 医療研究用ブタで新技術 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002430434.shtml

 神戸ポートアイランド2期の神戸医療機器開発センター内で動物実験施設を運営するアイビーテック(東京)は、関西医科大学(大阪府枚方市)、日本合成化学工業(大阪市)と共同で、医学研究用のミニブタを人為的に心筋梗塞にする新技術を国内で初めて開発したと発表した。

 これまでは実験前にブタの胸部を開き、心臓の血管を縛るなどして心筋梗塞の病巣を作製していた。しかし、ブタへの負担が大きいため、約半数が実験に至るまでに死んでいた。

 アイビーテックなどの技術は開胸手術をせず、カテーテルで化学合成粒子を冠動脈内に注入し、一時的に血流を遮断する。成功率は90%以上に向上し、病巣を作る場所や重篤度の調整も可能になった。

 心筋梗塞を含む虚血性心疾患の患者は国内で約86万人(2005年度)と推定される。従来の薬物治療などに加え、胚性幹細胞(ES細胞)などを投与して患部を回復させる心筋再生医療の実用化が期待されている。アイビー社などの「心筋梗塞モデルブタ」は、新規薬剤の評価や再生医療の研究に役立つという。

 米国にも同様の技術があるが、今回の化学合成粒子は病巣の作製後に血管内で自然に溶けて流れるため、研究の邪魔にならない点が新しい。海外企業・研究機関への技術移転も検討。脳梗塞など新たなモデルブタの開発にも取り組む。(内田尚典)

(2009/10/09 08:00)


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