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Tohazugatali Medical Review

1063千葉9区:2009/08/08(土) 15:28:56
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908070078.html
《地殻変動:13》医の自民離れ 押し戻す「旧世代」
2009年8月7日
 医師会の自民党離れを「旧世代」が食い止めた。

 6日夜、長崎県諫早市で開かれた県医師連盟諫早支部の臨時大会。執行部は衆院長崎2区の民主新顔、福田衣里子(えりこ)氏(28)の推薦を決めようと臨んだ。ところが、自民前職の久間章生(ふみお)氏(68)を支援してきた旧執行部が激しく反対し、自主投票になった。

 支部は諫早医師会の政治団体。自民党とのつながりは強く、献金をし、選挙のたびに患者に投票を頼んできた。ところが、昨秋、立候補予定者4人を集めて討論会をしたところ、出席した約50人の会員の多くがアンケートに「政策だけ聞けば民主だ」と記した。執行部は、医療費削減を続ける自民党政権の医療政策をこれ以上後押しはできないと、7月14日に福田氏推薦を内定した。

 その1週間後の臨時大会で正式決定する運びだったが、紛糾して結論は先送りに。この日は、決着をつけるための2度目の大会だった。

 「団結が一番だ。なぜ、しこりを残すようなことをするのか」。父親世代にあたる旧執行部の一人はこう演説した。民主推薦を求める若い医師は「自分たちは開業してから厳しいことばかりだった」と反論した。

 福田氏推薦をめざす執行部は、異例の投票で決着をはかった。《自民7、民主29、自主投票25、白紙1》

 執行部の事前の票読みは《民主35》だった。旧執行部の演説で、自主投票に流れが傾いたという。決選投票は《民主28、自主投票34》。執行部の思惑通りには運ばなかった。

 大会終了後、高原晶支部長(55)は「年代差が出てしまった。支部の主体性を出せず残念だ。旗色を鮮明にしないと、政党に馬鹿にされる。今回は融和をはかったということだ」と悔しさをにじませた。

 医師会の揺らぎは世代間だけのことではない。勤務医たちにもその波紋は広がっている。

 「現場の医師がこれ以上疲弊しないために問題を直視すべきだ」。「全国医師連盟」は6日、医療崩壊の危機を訴える緊急提言と公開質問状を各政党に送った。会員約820人。勤務医を中心に昨年6月発足した新たなネットワークだ。診療報酬引き下げが続き、現場では医師不足による過重な労働も深刻化した。日本医師会は幹部の多くが開業医。勤務医の訴えが十分に伝わっていないとの不満が背景にあった。

 北海道むかわ町の国民健康保険穂別診療所の一木崇宏所長(45)もこの連盟のメンバーだ。穂別地区の常勤医は診療所の2人だけ。夜間の救急医療はできず、入院病棟も閉鎖されている。

 一木さんは昨年までの2年間、地元医師会の理事を務めていた。だが、07年参院選のとき、自民党候補への投票を電話で呼びかけるように言われ、納得できないものを感じた。「民主党が何をしてくれるかは分からない。でも、自民党に何かをしてもらったとも思っていない。今のままでは何も変わらない」

 むかわ町は民主党の鳩山代表の選挙区である。05年衆院選のころ、鳩山氏が診療所にあいさつに来た。医師会としての立場もあって、そのときは何も話ができなかった。「地域医療の現状についてどう認識しているのか。今なら、いろいろと尋ねてみたい」。一木さんはそう思っている。


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