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Tohazugatali Medical Review
1027
:
とはずがたり
:2009/07/07(火) 21:13:30
今テレビでやってます。すげえ。。
「ツリーマン」を救え、インドネシア政府が医療チーム結成
2007年11月27日 12:47 発信地:ジャカルタ/インドネシア
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2317741/2400194
【11月27日 AFP】インドネシア保健省は26日、樹皮のような巨大イボが体中に生えていることから「ツリーマン(樹木男)」と呼ばれる男性Dedeさん(32)を治療するため、スシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)同国大統領の指示により、医療チームを結成すると発表した。
同省報道官によると、米ドキュメンタリー専門チャンネル「ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)」が今月放映したDedeさんの番組を見た同大統領が、同省にDedeさんを救うよう指示し、18人の専門家からなる医療チームを結成した。
医療チームは、番組内でDedeさんの診察を行った皮膚科の専門医である米メリーランド大学(University of Maryland)アンソニー・ガスパリ(Anthony Gaspari)教授と協力し、Dedeさんの治療を行っていくという。
番組が放映された後に政府が対策を講じた理由を質問されると、同報道官は「この問題を再検討しただけだ。この病気に治療法がないと分かっていながら、政府は長年治療活動を行ってきた」と述べた。
ガスパリ教授によると、皮膚が樹木のような状態になっているのは、いぼを発生させる乳頭腫ウイルスと遺伝性疾患によるもので、免疫力が弱いためウイルスに対抗できないのが原因だという。同教授は、DedeさんへのビタミンA投与を続けるため現在米国の製薬会社と交渉中で、これによって免疫力が強まり、いぼの生成が食い止められることに期待をかけている。(c)AFP
【海外仰天ニュース】ジャカルタ発、“ツリー・マン”と呼ばれた奇病の男性、手術に成功。
http://news.livedoor.com/article/detail/3799787/
2008年08月30日00時15分 / 提供:Techinsight Japan
昨年12月に紹介され、世界中の人が我が目を疑った、“ツリーマン”と呼ばれるインドネシアの男性ディーディさん(37)。体じゅうにカビ色のイボが発生し、両手指はまるで木のよう。その彼が今、米国の医師らの手術によって少しずつ人間らしい手指を取り戻しているという。
初めて自分の不思議なイボに気がついたのは、10代の頃、ヒザを切った跡に発生したものだったというディーディさんは、その後、職場で避けられ、妻にもぞんざいにされ、近所からも白い目で見られて生きてきたという。
(2007年12月に紹介されたディーディさん。長髪だが本人である)
そしてとうとう、昨年12月、イボに由来する肺炎を起こし、ハサン・サディキン病院のお世話になり、瞬く間にその症状は世界中の医師らの目に留まった。高い検査料や治療費を負担できないディーディさんであったが、遺伝子の研究を目的にサンプリングへ協力してくれるのであれば、と申し出る米国メリーランド大学のアンソニー・ギャスパリ医師らとの交渉が成立、同医師らの治療を受けることになった。
その病院での9回目の手術により、彼のイボの95%が取り除かれた今、10代の娘2人がいる家庭に早く彼を帰してあげ、9月1日から始まるイスラムの断食に、家族とともに参加するとよいのではないかと、担当医のひとりであるラシュマド・ディナータ医師は言う。
彼の親族の誰にも発生していない、奇病と言わざるを得ないこの症状についてギャスパリ医師は、たいていは皮膚に小さなイボを作って終わる程度の、ありふれたウィルスであるヒト・パピローマ・ウィルスが、彼にとっては大問題となってしまうと説明する。
彼の遺伝子には非常にまれな欠陥が認められ、それが自己免疫システムを狂わせ、皮膚細胞に侵入したウィルスに対し、その奇妙な物質を細胞内に作り上げろといった誤った指令を出していると考えられるとのことで、命に別状はないものの、何回でも発生する可能性もあるとのことだ。イボ発生と手術との繰り返しとなるのであろうが、今後の彼の健康を祈り、治療が進みいつかすっかりきれいになった手指をまた披露して頂きたいと思う。
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