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電力・発電・原子力スレ

707とはずがたり:2011/03/15(火) 14:46:57
 東電によると、4号機の原子炉建屋は5階建てで、爆発により屋根が損傷し、午前9時38分には4階北西部付近から出火。正午前には鎮火状態になった。

 4号機の燃料は、原子炉の定期検査のため、建屋の5階南側にある使用済み核燃料プールにすべて移されていた。午前4時38分、プールの水温上昇を確認。水素爆発はプール内の使用済み核燃料から発生した水素と酸素が反応して起きたらしい。

 4号機では、シュラウドと呼ばれる原子炉を囲む構造物の交換作業中で、プールの水位が通常より少なかった。このため、プールの温度が上昇したと考えられる。

 極めて高い放射線量が確認されたのは、3号機付近。4号機付近の放射線量は1時間あたり100ミリシーベルトだったが、枝野幸男官房長官は会見で「2号機での爆発の前後では放射線量に大きな変化がなく、3号機付近の放射線量の上昇は、4号機の爆発によって出たと考えられる」と述べた。

 枝野長官によると、4号機の爆発当時、原子炉を冷やす注水作業のため、約50人の作業員が周辺にいた可能性がある。

 人が短時間に極めて高い放射線を浴びると、細胞がそのエネルギーで破壊されたり、DNAが壊れるなど、深刻な健康被害が出る。放射線の被ばく量を示す単位はシーベルト。99年に茨城県東海村の核燃料加工会社「JCO東海事業所」で起きた臨界事故では、作業員が最大約20シーベルトの放射線にさらされ、2人が死亡した。1シーベルトは1000ミリシーベルト、100万マイクロシーベルト。

 一方、400ミリシーベルトという放射線量は、原発作業員の年間被ばく限度量の8倍という極めて高い数値。一般の人の限度量では400倍にあたる。250ミリシーベルト程度で、白血球の一時的な減少が起きるとされる。

 一方、東電によると、2号機では15日午前6時14分に爆発音がしたと報告があった。その後、「圧力抑制プール」と呼ばれる格納容器とつながって水蒸気を水に変える設備の圧力が3気圧から1気圧に低下した。

 圧力抑制プールは格納容器内の圧力を下げるため、蒸気を取り入れて水に戻すための設備。圧力容器内の蒸気を外部に放出する際に放射線量を下げる役割もある。圧力抑制プールに穴が開いて水がなくなっていれば、圧力容器内の気圧を下げるため放出している空気中の放射性物質が水に吸収されず、そのまま外部に漏れる恐れがある。

 2号機は14日、原子炉に冷却のための水を入れることができなくなり、同日午後6時半ごろから約2時間20分にわたって燃料棒がすべて水の上に露出した状態になった。注水を再開し水位が上昇したが、同日午後11時ごろから15日午前6時ごろまで、再び燃料棒(約4メートル)がすべて露出した状態になったとみられる。一方で爆発後に原子炉内の水位が回復し、露出部分は2.7メートルになった。爆発の影響で炉内の圧力が下がったためと考えられる。【足立旬子、関東晋慈、山田大輔、酒造唯】

毎日新聞 2011年3月15日 10時46分(最終更新 3月15日 13時00分)

708とはずがたり:2011/03/15(火) 15:46:42
>使用済み燃料は原子炉で燃やした核燃料を貯蔵しておくプールで、原子炉の隣にある。しかし、使用済みでも燃料は熱を帯びており、1時間あたり数トンの水が蒸発している。このため、常に水を補充して冷まさなければならない。
>今回、電源切れで水の補充が止まり水が蒸発したとみられる。このため使用済み燃料がむき出しになり、燃料を覆う合金から水素が発生し、酸素と反応して爆発したとみられる。
4号機のプールはこれまでどうやってひやしていたんでしょうかね?

4号機、放射性物質を隔てるのは建屋のみ
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150234.html
2011年3月15日13時46分

 福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの火災はこれまでの爆発事故より深刻だ。プールは原子炉圧力容器や格納容器の外にあり、外部と隔てるのは鉄筋コンクリート製の建屋しかない。1、3号機と同様に水素爆発が起きて建屋が吹き飛び、高濃度の放射性物質が大気中に大量に放出される恐れがある。

 使用済み燃料は原子炉で燃やした核燃料を貯蔵しておくプールで、原子炉の隣にある。しかし、使用済みでも燃料は熱を帯びており、1時間あたり数トンの水が蒸発している。このため、常に水を補充して冷まさなければならない。今回、電源切れで水の補充が止まり水が蒸発したとみられる。このため使用済み燃料がむき出しになり、燃料を覆う合金から水素が発生し、酸素と反応して爆発したとみられる。

 対策は、速やかにプールに水を注入して使用済み燃料を十分に水で冷やすことだ。4号機は地震前から原子炉が停止中だったため水を入れるのは1、3号機より容易だ。

 しかし、すでに建屋内で火災が起きて一部損壊。高濃度の放射性物質が外に出ているとみられている。作業員の被曝(ひばく)の問題から作業は難航するとみられるが、建屋が水素爆発で吹き飛ぶことは防がなければならない。

 専門家は、建屋の大爆発で大気中に高濃度の放射性物質が大量に飛散するのを防ぐ対策が最も重要だという。

709とはずがたり:2011/03/15(火) 15:56:21

2号機、格納容器内の水が漏れれば冷却作業困難に
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150235.html
2011年3月15日13時49分

 福島第一原発2号機で15日朝、爆発音があり、圧力抑制室(サプレッションプール)が破損した可能性が高まってきた。枝野幸男官房長官は午前11時すぎの会見で「圧力部分が破損したのではないか。ここから放射性物質が流出していると推察される」と述べた。

 圧力抑制室は格納容器の下部にあり、容器内の水蒸気を水に戻して、圧力を下げる役割がある。東京電力は、2号機への注水作業を続けているが、実際に水が入っているか確認できていないという。

 神田啓治・京都大名誉教授(核物質防護学)は「圧力抑制室が破損したとしても、圧力容器は保たれており、多くの放射性物質を含む核燃料の大量破損にはまだ至っていないはずだ」と話す。

 一方、圧力抑制室は格納容器の一部。格納容器内にある水は高濃度の放射性物質で汚染されている。この水が外部に漏れ出れば、原子炉付近に近づくことも難しくなる。

 小林英男・横浜国立大客員教授(破壊工学)は「作業員の被曝(ひばく)を考えると、もっとも大事な、燃料棒を冷やすための圧力容器に水を注入する作業が困難になる」と指摘する。

 2号機では、14日に炉心を冷やす仕組みが働かなくなり、炉内の水位が低下。約4メートルある燃料棒全体が、高温・高圧の蒸気にさらされたとみられる。爆発は、圧力容器内で発生した水素が格納容器に漏れ出した可能性がある。水蒸気爆発が起きた可能性も否定できないという。

 高温で溶けた炉心構造物が水と接触、急激な蒸発が起きるのが水蒸気爆発だ。宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は「圧力容器の底が突き抜けて下に落ち、そこに水があったために水蒸気爆発を起こした可能性もある」という。この場合、圧力容器も損傷していることになり、より深刻な事態となる。

 今後の対策について、小林客員教授は「水の確保に尽きる。作業が限定されるが、効率良い手立てを早急に考えないといけない」。

710とはずがたり:2011/03/15(火) 18:34:34

山口・上関原発の工事を一時中断 福島第一原発事故で
http://www.asahi.com/national/update/0315/SEB201103150001.html
2011年3月15日17時19分

 中国電力は15日、山口県上関町で計画している上関原子力発電所について、海面埋め立てなど建設準備工事を一時中断すると発表した。福島第一原発の事故を受け、柏原重海・上関町長や二井関成・山口県知事から「慎重な対応」を求められ、決断した。

 中国電によると、中断するのは建設予定地の田ノ浦(たのうら)海岸の埋め立て工事や、取水口、放水口予定地及び海域での工事全般。追加地質調査のための試掘坑の掘削や、環境監視調査などは続ける予定。

711とはずがたり:2011/03/15(火) 18:35:00

原発周辺の放射線量が低下 枝野長官が明かす
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150286.html
2011年3月15日17時8分

 枝野幸男官房長官は15日午後4時過ぎの記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所をめぐり、同日午前8時半に1時間あたり8217マイクロシーベルトの高濃度を計測した正門付近の放射線量が、午前9時に1万1930マイクロシーベルトまで上昇したものの、午後0時半に1362マイクロシーベルト、午後3時半には596.4マイクロシーベルトまで低下したことを明らかにした。

 数値の低下について枝野氏は「若干安堵(あんど)している。(火災を起こした)4号機から高濃度の放射性物質が継続的に出ている状況ではない」との見方を示し、「(火災の)鎮火は外形上なので、内部などの状況を精査しないといけない」と述べた。

 また、4号機以外の原子炉の状態については「1、3号機は現時点では安定的に(冷却用に)注水されている。2号機は注水されているが、安定的かはもう少し経緯をみるべきだ」と述べた。地震発生時に停止中だった5、6号機については「若干温度が上昇しているので、注意していかなければいけない」と説明した。

712とはずがたり:2011/03/15(火) 18:35:48

福島第一4号機の建屋、ふたつの大きな穴
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150314.html
2011年3月15日18時17分

 原子力安全・保安院は15日夕、福島第一原発4号機の建屋北西側の壁に、8メートル四方の穴が2カ所開いていることを明らかにした。同日午前6時14分に爆発音がした後、東京電力の従業員が現地で確認したと報告を受けた。4号機には使用済みの核燃料が保管されている。

713とはずがたり:2011/03/15(火) 18:37:59

4号機の自然鎮火を確認 福島第一原発
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150298.html
2011年3月15日17時50分

 東京電力は15日午後3時40分、4号機で起きていた火災が自然に鎮火しているのを同日午前11時に確認したと発表した。

714とはずがたり:2011/03/15(火) 18:39:02

高濃度放射能、爆発で飛散=建屋の残骸、敷地内に―福島第1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000128-jij-soci
時事通信 3月15日(火)16時31分配信

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発3号機建屋付近で15日、検出された毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量について、東京電力は同日、水素爆発で飛び散った3号機原子炉建屋の残骸や、使用済み燃料プールの水など高濃度の放射性物質が原因となった可能性が高いと発表した。
 同原発敷地周辺の放射線量は、15日午前9時に正門付近で毎時1万1930マイクロシーベルトを記録。その後、午後3時半時点では毎時596.4マイクロシーベルトまで低下した。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発は1〜3号機とも、原子炉圧力容器への海水注入が続いている。15日午前に格納容器の圧力抑制室が破損したとみられる2号機の炉内水位は、同日午後1時時点で、核燃料棒の上端より1.7メートル低いところまで回復した。
 また、15日午前に火災を起こした4号機原子炉建屋内の使用済み燃料プールの水の冷却機能が働いておらず、通常40度程度の水温が14日未明の段階で、84度まで上がっていたことも分かった。
 深さ約8メートルの同プールには、783本の燃料が入っている。現在の水温や水位は不明だが、高温のままだとプールの水が蒸発して核燃料棒が露出、損傷に至る恐れもあるという。
 このほか4号機と同様に運転停止中だった5、6号機でも、使用済み燃料プールの水温がわずかに上昇しているという。

715とはずがたり:2011/03/15(火) 21:49:48

「計画停電やめて総量規制に」 同友会が提言
http://www.asahi.com/business/update/0315/TKY201103150395.html
2011年3月15日20時44分

 経済同友会の桜井正光代表幹事は15日の定例会見で、東日本大震災で生じた電力供給不足への対応策として、計画停電(輪番停電)に代えて、契約電力量の削減を全利用者に割り当てる「総量規制」を採用すべきだ、と提言した。

 東京電力が実施している計画停電は「直前の夜中に出されても、企業は生産計画をいかに組み直すかなど、負担が大きい。国民もやりにくいだろう」と批判。総量規制なら「生活者も企業も計画を立てられて、混乱を招かない。量だけ決めて削減のやり方を任せてくれれば、いろんなアイデアがでるはずだ」と述べた。

716とはずがたり:2011/03/15(火) 22:21:34
原子炉建屋内にある使用済み核燃料の一時貯蔵プールと外気が直結している可能性が高いってことか。

福島第一4号機北西側に8m四方の穴2か所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000656-yom-soci
読売新聞 3月15日(火)18時28分配信

 東京電力は15日、東日本巨大地震で被災した福島第一原子力発電所(福島県)の3号機付近で同日午前10時22分に毎時400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)の放射線量を観測したと発表した。

 同日午前11時過ぎに記者会見した枝野官房長官は「身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。同日朝には、2号機で大きな爆発があり、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室の圧力が低下。4号機では、原子炉建屋内にある使用済み核燃料の一時貯蔵プール付近で火災が起き、建屋北西側の上部側壁に8メートル四方の穴が2か所開いているのが確認された。

 1〜3号機では原子炉内の水位が低下して核燃料棒が露出する事態が続いており、核燃料が損傷して大量の放射性物質が外部へ漏れ出ている可能性がある。茨城、栃木両県や都内などで、ごく微量の放射性物質が検出されている。政府と東電は15日、事故対策統合本部を設置。菅首相は同日午前11時の記者会見で、同原発周辺の半径20〜30キロ・メートル圏内の住民約13万6000人に対し、屋内退避を求めた。

最終更新:3月15日(火)18時28分

717とはずがたり:2011/03/15(火) 22:24:08

福島第1原発で一時400ミリシーベルト、30キロ以内は屋内退避
2011年 03月 15日 18:08 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20043420110315?rpc=122

 [東京 15日 ロイター] 東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所3号機付近で15日午前、400ミリシーベルトの放射線濃度を検出した。4号機あたりでも100ミリシーベルトを検出、これまでとは単位の違う濃度で、人体に影響のある放射線量が流出する深刻な事態となった。

 菅直人首相は同日午前、記者会見し、福島第1原発周辺で漏えいしている放射能の濃度が高まっており、さらなる漏えいの可能性が高まっていると指摘、すでに退避を要請している半径20キロメートル以内の住民だけではなく、20キロから30キロメートル内の住民に屋内退避を求めた。

 枝野官房長官によると、東日本大震災の発生時は休止中だった第1原発4号機で火災が発生、放射性濃度の急上昇の主要因となった。4号機は炉内に使用済み核燃料があり、水素爆発したと推察されるという。火災は午前11時ごろ、鎮火した。

 夕方に再度会見した枝野官房長官は、ミリシーベルト単位の放射線量検出について、爆発による建屋の崩壊でできた、がれきが原因との見方があると話した。また、4号機からの放射線の濃度は低下しており、高濃度放射線が継続的に出ているわけではないとの分析があることも明らかにした。

 同原発では2号機でも、15日午前6時14分ごろ、圧力抑制室付近で爆発音が発生した。その後、午前8時30分過ぎには、同原発の正門付近で8217マイクロシーベルトの放射線量が検出された。

 共同通信などによると、福島第1原発から南に110キロ離れた茨城県東海村の研究施設で15日午前7時46分ごろ、5マイクロシーベルトの放射線量を検出した。これは、同場所で通常検出される値の約100倍。横須賀、川崎の両市でも15日早朝、最大でそれぞれ通常の約9倍と6倍の放射線量が検出された。東京でも微量の放射性物質が観測されたという。通常を上回る放射線量は千葉、前橋などでも確認された。

 政府は、東京電力と現地の情報を同時に一体に受けとめ、対応を一体的に判断していくために、統合連絡本部を設置した。

 *1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト
 (ロイター日本語ニュース 編集 石田仁志)

718とはずがたり:2011/03/15(火) 22:24:26

東日本大震災:福島2号機格納容器「穴が開いた可能性」
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110316k0000m040099000c.html

 15日早朝、原子炉を納めた格納容器の一部で爆発音が確認された東京電力福島第1原発2号機。その後の4号機のトラブルによって、周辺の放射線量が急激に上昇し、ただでさえ手間取っていた炉内への注水作業は一層困難になった。注水が止まれば、核燃料の崩壊熱によって温度が上昇し、再び危険な「空だき」状態になる恐れもある。

 東電によると、2号機で爆発音がしたのは、原子炉格納容器につながる圧力抑制プール。その後、格納容器内の圧力が、それまでの3気圧から外気と同じ1気圧に下がったため、経済産業省原子力安全・保安院は「格納容器の一部に穴が開いた可能性がある」という。

 もし格納容器が損壊していれば、炉心を守るのは原子炉圧力容器しかなくなる。東電によると、炉内を冷やす水の量は回復しつつあるが、それでも午後4時10分現在、燃料棒の上部1.8メートルが水面上に露出し、危険な状態には変わりない。

 元原子炉設計者で科学ライターの田中三彦さんは「海水で水浸しにするしか対策はないが、入れようとした水が(内圧の影響で)入らなければ燃料棒が溶け落ちるメルトダウンが進行する」と危惧する。

 周辺の放射線量が高いため、東電は約70人の作業員を短時間ずつ交代で注水作業に当たらせている。

 住田健二・大阪大名誉教授(原子炉工学)は「とにかく水を入れ続けなければならない。あと1〜2日も注水すれば、燃料棒からの発熱も減って、今よりも条件が改善される。これ以上の燃料の溶解を防ぎ高い放射線レベルの核分裂生成物も出なくなる。事業者が責任を持って取り組むべき問題だ」と話す。

 一方、吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉工学)は「原子炉圧力容器に海水を注入する作業は近づいてしなければならない分、(遠隔操作で対応した)米スリーマイル島原発の事故より状況は悪い。作業員の被ばくを防ぐためにも、圧力容器内の水を自動的に循環させるなどの経路を人為的に構築すべきではないか」と話している。【酒造唯、藤野基文、高野聡、河内敏康】

毎日新聞 2011年3月15日 20時41分

719とはずがたり:2011/03/15(火) 23:14:03

<浜岡原発>高さ12メートル超の防波壁、新設へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000120-mai-soci
毎日新聞 3月15日(火)19時31分配信

 東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型原発3基を持つ静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発で、高さ12メートルを超す防波壁を新設することを中電が15日、地元への説明で明らかにした。東日本大震災の大津波を踏まえ、発生が想定されている東海地震に備えるための措置だとしている。

 中電によると、防波壁は遠州灘海岸に沿って立地する同原発敷地の海側に長さ約1.5キロ、高さ「12メートル以上」にわたって建設。「12メートル」の根拠を中電は明確に説明していないが、水谷良亮・浜岡原子力総合事務所長は「最低それくらいあれば(住民が安心できる)と考える」と述べた。設計段階でさらに高くする可能性があり、壁の幅や材質などは検討を進めるという。【舟津進】

720とはずがたり:2011/03/15(火) 23:17:08
浜岡は恐いし芦浜や珠洲はもう無理なんかなぁ。。

中部電力:30年までに原発2、3基新設へ 三重沿岸部想定か
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110225ddm008020073000c.html

 中部電力は24日、2030年までに原子力発電所を2、3基(出力計300万〜400万キロワット級)建設することを目指すと発表した。09年度は14%にとどまっている発電電力量に占める原子力比率を30年をめどに50〜60%程度に引き上げる。立地先は明らかにしていないが、三重県南部沿岸地域を想定しているとみられる。

 中電で現在稼働している原発は浜岡原発(静岡県御前崎市)3〜5号機のみ。18年度以降の早い段階に稼働を目指す浜岡原発6号機(出力140万キロワット級)と、14年度以降のJパワーなどの原発からの調達を合わせても原子力発電比率は35%程度にとどまる。国は昨夏に策定したエネルギー基本計画で、二酸化炭素排出量の削減などを目的に、国全体の化石燃料以外の比率を約70%に引き上げる目標を示したが、中電は実現のめどがたっていない。名古屋市内で会見した水野明久社長は「原子力比率の向上が最重要課題。新規の原発開発に全力を傾注する」と述べた。中電は過去に芦浜原発(三重県)や、関西、北陸両電力と共同で珠洲原発(石川県)の建設を計画したが、いずれも地元の反対で断念した経緯がある。新たな原発の立地場所について、水野社長は「コメントは控えたい」と述べた。【工藤昭久、鈴木泰広】

毎日新聞 2011年2月25日 東京朝刊

中部電力:原発2、3基新設へ 三重沿岸部想定か
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110225k0000m020075000c.html

 中部電力は24日、2030年をめどに原子力発電所を2〜3基(出力計300万〜400万キロワット級)建設することを目指すと発表した。09年度は14%にとどまっている発電電力量に占める原子力比率を30年をめどに50〜60%程度に引き上げる。立地先は明らかにしていないが、三重県南部沿岸地域を想定しているとみられる。

 中電で現在稼働している原発は浜岡原発(静岡県御前崎市)3〜5号機のみ。18年度以降の早い段階に稼働を目指す浜岡原発6号機(出力140万キロワット級)と、14年度以降のJパワーなどの原発からの調達を合わせても原子力発電比率は35%程度にとどまる。国は昨夏に策定したエネルギー基本計画で、二酸化炭素排出量の削減などを目的に、国全体の化石燃料以外の比率を約70%に引き上げる目標を示したが、中電は実現のめどがたっていない。名古屋市内で会見した水野明久社長は「原子力比率の向上が最重要課題。新規の原発開発に全力を傾注する」と述べた。中電は過去に芦浜原発(三重県)や、関西、北陸両電力と共同で珠洲原発(石川県)の建設を計画したが、いずれも地元の反対で断念した経緯がある。新たな原発の立地場所について、水野社長は「個別の地点についてのコメントは控えたい」と述べた。【工藤昭久、鈴木泰広】

毎日新聞 2011年2月24日 21時21分

721とはずがたり:2011/03/15(火) 23:19:51

東日本大震災:福島4号機建屋2カ所に穴 保安院発表
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110316k0000m040135000c.html

 東日本大震災で被災し、15日に爆発のあった東京電力福島第1原発4号機原子炉建屋(たてや)の外壁に8メートル四方の穴が2カ所開いていたと経済産業省原子力安全・保安院が発表した。破損した使用済み燃料プール内の燃料の一部が爆発で拡散した可能性がある。保安院によると、1〜3号機については注水が継続している。2、3号機では、約4メートルある燃料棒が水面から半分程度露出する状態が続いているとみられ、いずれも予断を許さない状況だ。

 4号機は被災時に定期検査中で、燃料棒を覆う機器交換のため、原子炉圧力容器内に燃料棒は入っていなかった。しかし、建屋の壁に開いた穴の近くには、使用済み核燃料548本を冷やすために貯蔵したプール(深さ約10メートル)があり、ふたがないままさらされた状態となっている。プールは冷却し続ける必要があるが、この機能が失われており、沸騰、蒸発して水がなくなると、燃料棒が損傷して放射性物質がそのまま大気に放出される恐れがある。

 防衛省は同日夜、4号機に対し、核分裂を抑えるホウ酸入りの冷却水を自衛隊ヘリで上空から投下する準備を整えていることを明らかにした。当面は消防や警察の放水車が地上から冷却作業を行う予定だが、地上からの放水後、必要があれば空中投下する方針。

 また、3号機近くで一般の人の年間被ばく限度を大幅に上回る1時間あたり400ミリシーベルトの放射線量が検出されたことについて東電は3号機に隣接し、爆発で破損した4号機の原子炉建屋のがれきが原因だったと発表した。

 また、保安院は福島第1原発の一連の事故で被ばくした可能性のある住民が15日午前11時現在で約160人となったと発表した。原子炉を冷却するための給水作業を行っている自衛隊員5人の被ばくも確認された。そのうち1人は内部被ばくの疑いもあるとして放射線医学総合研究所(千葉市)へ搬送される予定。同原発の作業員25人も被ばくの可能性があるという。

 事態長期化が予想されるため、保安院は現地対策本部を福島第1原発近くのオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点)から福島県庁に移す。【酒造唯、八田浩輔、足立旬子、犬飼直幸】

毎日新聞 2011年3月15日 23時11分

722チバQ:2011/03/15(火) 23:23:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110315/CK2011031502000034.html
「不安定な状況つらい」 東日本大震災 計画停電
2011年3月15日

停電が予定された時間帯に休業し、閑散としたイオンモールむさし村山ミュー=武蔵村山市で


 東京電力の計画停電初日の14日、多摩地域では実際には停電は行われなかったが、各地で停電を見込んでの営業中止などが相次いだほか、交通機関もかなりの影響を受けた。「地元がいつ停電になるのか」さえ判然としないまま、多くの住民や関係者が対応に追われた。 (堀祐太郎、高橋知子、萩原誠)

 デパートやスーパーなど大型商業施設は、計画停電を見越した臨時休業が相次いだ。ホームページなどで事前に告知した店舗もあるが、知らずに訪れる客の姿も見られた。

 JR立川駅周辺のデパートは、ほとんどが終日臨時休業に。停電は見送られたが、立川高島屋の担当者は「不安定な状況でつらい。十五日以降も計画停電を基に営業時間を決めるしかない。責任を持った対応をしたいが、はっきり決められないジレンマを抱えている」と困惑した様子で話した。

 一方、時間を区切って営業する店も。ビックカメラ立川店は午前中営業したが、午後一時で閉店。閉店間際に訪れた立川市の主婦福田町子さん(62)は「停電に備えて乾電池を買おうと思った。いつも買い置きしてあるのに、こんなときに限ってなくなっちゃって…。売り切れで困った」と話していた。

 イオンモールむさし村山ミューは、スーパーのイオンが食料品を扱う一階のみ、午前九〜十一時に営業。停電が計画された時間帯は休業し、あらためて午後五時に、専門店は午後六時に開店した。同店は「停電と交通機関の影響を考えた。ライフラインをつなぐため、食料品部門は停電時間を避けて営業した」と話す。

 同店では休業時間を知らずに訪れる客もちらほら。近くの主婦(67)は「東大和で用事を済ませ、バスで帰ってきたついでに寄った。東大和で停電が回避されたと聞いて来たのに…。また出直します」。近くの主婦野村裕子さん(48)は「被災地のことを考えると、困るとかは言っていられない」と被災者を気遣った。

 映画館も終日休業。立川市のシネマシティは「計画停電が予定されたため、やむなく一日臨時休業にした」という。十五日も一日休業の予定で、十六日以降はあらためて判断するという。

723チバQ:2011/03/15(火) 23:26:30
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150201.html
レジ打てず閉店、駅は混雑… 首都圏、本格的な計画停電2011年3月15日19時23分
 首都圏初の本格的な計画停電は、電気に頼る生活の隅々にまで影響を与え、人々はいつもと違う朝を迎えた。

 神奈川県横須賀市の浦賀小学校では職員が信号機の消えた交差点に立ち、児童の登校を見守った。男性教諭(33)は「子どもたちは、まだ地震におびえている。6年生はあさってが卒業式。無事に卒業させたい」。給食のメニューにも影響が出て、14、15日ともパンと牛乳だけ。「被災地のことを思って、みんな嫌がることなく受け入れている」

 神奈川県横須賀市久里浜のマンションに住む無職島貫清吉さん(72)はパソコンを操作中の午前6時50分ごろ、「パチン」と音が鳴ってスクリーンが消えた。前夜に停電の時間帯を把握していなかった。「朝、テレビを見て確認しようと思っていたんだが」と話した。

 JRや私鉄が乗り入れる横浜駅は、早めに家を出た通勤客らで早朝から混雑。運行状況や各電車の現在位置に関するアナウンスがひっきりなしに流れていた。

 横浜市金沢区の会社員中村修治さん(61)は普段、8時過ぎに出社するが、2時間早く家を出た。停電に備え、携帯型のライトと乾電池8本を持った。「東北では2日間も木にしがみついていた人もいたんだ。電車が遅れるくらいで不満は言ってられないよ」

 群馬県邑楽町のコンビニ「セーブオン」邑楽篠塚店は、午前7時過ぎから停電となり、店を閉じた。自家発電機を作動させたが、十分な電気をまかなえず、レジも打てないことから、やむなく店を閉じた。冷蔵が必要な商品は、カーテンをかけて温度が上がるのをしのいだ。

 佐々木良店長(31)は、「朝は出勤や通学のお客さんでかき入れ時なので異様な感じです。今後も続くとのことですが、その場その場で対応していきます」と話した。

 午前7時半に店を開けようとしていた栃木県足利市のガソリンスタンドも、停電で営業できなくなった。すでに数台の車が道路上で順番待ちをしていたが、店員が1台ずつ、窓越しに「すみません」と謝っていた。

 同市役所では公用車を地下から出せなくなった。駐車場のシャッターを手動で開けようと、数人の職員が格闘していた。住民票なども発行できなくなり、職員は市民への説明などに追われた。

 朝一番に停電となる地域の対象時間帯は遅くとも午前10時まで。神奈川県横須賀市の久里浜商店街では午前9時45分ごろ、「電気がついた」とあちこちで歓声が上がり、店には次々にあかりがともった。商店街では普段は早朝から始める店も「午前10時に開店します」と紙に書いて張り出していた。

724とはずがたり:2011/03/15(火) 23:27:11

放射線量、首都圏でも通常より高い値 健康に影響なし
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150409.html
2011年3月15日22時23分

 東日本の都道府県の一部で、環境中の放射線量の測定値が通常より高い値を示している。

 文部科学省によると、15日朝から15日夕にかけて栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川、山梨、静岡の1都7県の定点で測定された大気中の放射線量が、近隣国の核実験時などを除き、調査開始以来の最高値を示した。

 いずれも健康被害が出るレベルではないが、文科省は「平時より高くなっていることは事実」として、測定をしている都道府県に対し、1日2回以上報告するように要請した。

 東日本の各都県が把握する最高値を15日、朝日新聞が夕方までに取材したところ、福島市で毎時23.18マイクロシーベルト、茨城県北茨城市で毎時5.575マイクロシーベルトを記録するなど、原発立地でない場所でも高い値が観測された。

 文科省は15日、各都道府県別の環境放射能の調査結果を、同省のホームページで公開しはじめた。アクセスの集中を防ぐために、別の二つのホームページ(http://eq.sakura.ne.jp/)、(http://eq.wide.ad.jp/)も作り、同内容の情報を公開している。また、茨城県や新潟県などの自治体も、風向きや大気中の放射線量の最新データをホームページで公表している。

 ただ、各自治体が発表する数値データの単位は、「シーベルト」と「グレイ」が混在している。「シーベルト」は放射線で被曝(ひばく)した時の人体への影響を表す単位で、吸収した放射線エネルギー量の単位が「グレイ」だ。大気中の放射線の影響を考える時、1時間あたりの「マイクログレイ」は、1時間あたりの「マイクロシーベルト」と同じと考えてよい。

 各都道府県の通常の平均は毎時0.025マイクロシーベルトから毎時0.15マイクロシーベルトぐらいで、国内でも地域によって数倍の差がある。日本平均は毎時0.05マイクロシーベルト。世界にはその10倍以上の高自然放射線地域もある。

 文科省は15日、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の事故で屋内退避区域とされている原発から20キロ以上、30キロ以内の範囲に、放射線測定を行うモニタリングカー6台を投入、放射線の測定をはじめた。文科省は「周辺住民の安全と安心の確保のため」としている。

 気象庁によると、16日に気圧の谷が北日本を通過し、その後、全国的に冬型の気圧配置が強まる。この影響で、福島第一原発の風下の関東地方は10メートル以上の強い北寄りの風が吹くという。この傾向は18日ごろまで続くという。

 東京では16日午後から10メートル以上の北から南への風が吹き、水戸市でも同日朝から、北西から南東への風が強まる。さいたま市では同日朝から、強い北から南への風が吹き、横浜市でも午後以降、西から東への風が次第に北寄りの強い風にかわる見通し。

725とはずがたり:2011/03/15(火) 23:31:48

日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103150134.html
2011年3月15日23時15分

 [ロンドン 15日 ロイター] 東日本大震災に伴う原発事故を受けて、国際エネルギー機関(IEA)は15日、日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な石油火力発電による余剰能力を有している、との見解を示した。

 IEAは月次報告書で「実際には、液化天然ガス(LNG)および石炭も使用することで需要に対応できる可能性が高いが、LNG、石炭の両セクターにおいては余剰発電能力がより限定的であるようだ」と指摘している。

 IEAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用しておらず、平均で日量36万バレルの原油・燃料油を使用し、100テラワット時余りの電力を生産した。

 IEAはまた「60テラワット時の不足分すべてを石油火力発電で補った場合、石油消費量は年間ベースで日量約20万バレル増加する見通し」としている。

726チバQ:2011/03/15(火) 23:32:33
http://mainichi.jp/select/today/news/20110316k0000m040061000c.html
東日本大震災:市販のうがい薬、放射線に効果ない
2011年3月15日 19時20分

 市販のうがい薬の商品名をあげて「放射線対策で飲むと効く」などという誤った情報がインターネット上に流れているとして、放射線医学総合研究所が「飲んでも効果がないだけでなく、体に悪影響を及ぼす可能性もある」と注意を呼びかけている。

 放射性物質の放射性ヨウ素が大量に体内に入った場合、健康被害を抑えるため、内服薬の「安定ヨウ素剤」を処方される場合がある。放医研によると、うがい薬にはヨウ素が含まれているが、効果があるほどの含有量はなく、体調を崩す可能性がある含有成分もあるという。安定ヨウ素剤は通常、自治体が備蓄しており、「避難所などで指示があった場合にのみ服用してほしい」と呼びかけている。【山崎友記子】

727チバQ:2011/03/15(火) 23:37:10
をい!!!!
>国交省の技術担当者が、停電区域の変電所にピンポイントで送電することは技術的に可能と指摘。「手間と時間がかかる」などと難色を示していた東電を説得した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000535-yom-soci
鉄道ダイヤ乱れ、大幅改善…国交省が東電を説得
読売新聞 3月15日(火)15時56分配信

駅構内への入場規制のため、混雑するJR新宿駅(15日午前9時過ぎ)=高橋美帆撮影

 計画停電2日目の15日、首都圏の鉄道ダイヤは依然として大きく乱れているが、停電区域に当たった各鉄道の変電所への送電が可能となったことなどから、前日よりも運休路線は減少した。

 14日には、多くの駅前に乗客の行列ができ、ホームの混雑で電車の運行がさらに遅れたが、混乱は一部改善された。

 国土交通省によると、同省や鉄道事業者各社は14日、東京電力と協議し、計画停電からの鉄道の除外などを要求した。東京電力は当初、「鉄道の変電所だけに電力を供給することは無理」としていたが、国交省の技術担当者が、停電区域の変電所にピンポイントで送電することは技術的に可能と指摘。「手間と時間がかかる」などと難色を示していた東電を説得した。

 送電量は限定されるものの、計画停電の影響を受けない変電所への送電が実現したことで、15日の運行ダイヤは大幅に改善。今後も、安定的なダイヤを組めるようになった。

 同省は「間引き運転など、影響はまだ大きいが、ダイヤがころころ変わるような混乱は少なくなるとみられる。利用者は、運行情報をよく確認、検討してから外出して欲しい」としている。

 JR東日本ではこの日、首都圏の在来線で、始発から運転する路線を前日の5路線から22路線に増やすなど運行ダイヤが改善された。東海道線、横須賀線も朝から運転した。運転計画も、14日の午後11時20分には発表できた。

 東京駅では、前日の交通網の乱れから、通常より1時間以上早く家を出るなど、自衛策をとる通勤客の姿が多く見られた。

 区間運休が続く西武新宿線を利用している杉並区の男性会社員(44)は、前日の混乱ぶりを踏まえて午前4時半に起床。最寄りの上井草駅から鷺ノ宮駅まで約1時間かけて歩き、電車に乗った。午前8時半頃に東京駅に着いた男性は、「こんな事態なのでしょうがない」とあきらめ顔だった。

728チバQ:2011/03/15(火) 23:44:32
http://www.asahi.com/business/update/0315/TKY201103150315.html
全国の原発計画、見直し相次ぐ 福島第一原発事故で2011年3月15日21時53分
 東京電力の福島第一原発の事故を受けて、電力各社の原発建設計画に見直しの動きが出てきた。中国電力は15日、上関原子力発電所(山口県上関町)を建てるために瀬戸内海を埋め立てる工事を一時中断すると発表した。中部電力の首脳も、浜岡原発6号機(静岡県御前崎市)の建設計画を見直す方針を明らかにした。運転中の原発は全国に54基。国は2030年までの「エネルギー基本計画」で、20年までに9基、30年までに14基以上の新増設をめざすが、政策の見直しは必至だ。

 上関原発をめぐっては、対岸の祝島の住民が激しい反対運動を続けてきたが、中国電力は2月下旬、本格的な海面埋め立て工事を開始。だが、東電の事故を受け、柏原重海・上関町長と二井関成・山口県知事が今月13日に「極めて慎重な対応を」と中国電力に求めていたのをふまえた。

 浜岡原発は、東海地震で被害が出ると想定される地域内に立つが、中部電力は08年、6号機の建設計画を発表。15年着工を目指し、年度内にも建設が周囲の自然に与える影響を調べる「環境影響評価」の手続きに入る予定だった。

 浜岡原発は遠州灘で歴史上、最も大きかったとされる1854年の安政東海地震(M8.4)を想定、M8.5以上の耐震性を確保しているというが、今回の東日本大震災のM9.0は想定外。静岡県は「前提が崩れた」(原子力安全対策課)とし、中部電力首脳も「今回の知見を6号機に生かす」と語った。

 また、関西電力の八木誠社長は15日に緊急の会見を開き、福島原発の事故について、「想定外の事態。過去最大の津波を考えて『安全』と言ってきたが、検討が足りなかったと解釈すべきだ」と述べた。

729チバQ:2011/03/16(水) 00:06:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031512310046-n1.htm
東電の対応が後手後手「人海戦術で全力尽くすが追いつかず」
2011.3.15 12:30
 計画停電をめぐり混乱の目立つ東京電力は、15日午前に実施中も詳細な実施地域の情報を提供できず、対象地域の住民が実態を把握できない状況に陥った。対応が“後手後手”に回っている現状について、東京電力は「人海戦術で全力を尽くしているが、追いつかない」と釈明している。

 この日は午前6時半の記者会見で、栃木、群馬、埼玉、神奈川の4県の一部地域での計画停電の実施を発表。だが、実施地域は午前8時半には、さいたま市など11市、4町に拡大。地域内でも対象となる番地が異なる実態に応じた詳細な情報提示について「発表は難しい」(東京電力)とした。

 東京電力は、行政区と電力量を操作する変電所が管轄するエリアが異なるため、「地域の判別に時間がかかる」と説明。さらに、電力需要の予測は、過去の同時期のデータをもとに算出するが、直前の需要変化にも対応する必要があるため、「今回のような特殊な状況では時々刻々と判断が変わる」としている。

 一方、報道機関以外の周知手段として利用している同社ホームページ(HP)では、計画停電実施後も15日午前0時現在の実施地域データが残ったまま。市町村合併による行政区の変更が反映されていないデータがあるなどずさんな管理状況も判明しているといい、「迷惑をおかけして申し訳ない」(東京電力)としている。

730とはずがたり:2011/03/16(水) 07:14:04

福島第1原発4号機から炎=東京電力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000028-jij-soci
時事通信 3月16日(水)6時44分配信

 東京電力によると、午前5時45分ごろ、福島第1原発4号機原子炉建屋から炎が出ているのを同社社員が確認した。

731とはずがたり:2011/03/16(水) 07:21:57

東日本大震災:福島第1原発4号機また炎
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110316k0000e040001000c.html

米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)が公表した、14日に撮影された福島第1原発の衛星写真。(矢印下から順に)12日の爆発で建屋が損傷した1号機、15日に爆発音が確認された2号機、14日の爆発で建屋が損傷した3号機。上は4号機=デジタルグローブ・ISIS提供・共同
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/20110316k0000e040002000p_size8.jpg

 東京電力は16日、同日午前5時45分ごろ、東京電力福島第1原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)4号機の原子炉建屋4階の北西付近から炎が上がっているのを同社職員が発見したと発表した。消防へ通報し、消火活動を行っている。15日に炎が確認されたのと同じ場所という。【袴田貴行】

毎日新聞 2011年3月16日 6時44分(最終更新 3月16日 7時12分)

732とはずがたり:2011/03/16(水) 10:06:01

「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ―定年前に自ら志願
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000018-jij-soci
時事通信 3月16日(水)4時56分配信

 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。
 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。
 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。
 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという。 

最終更新:3月16日(水)9時40分

733とはずがたり:2011/03/16(水) 10:07:21
非常時だからどうでもいいけど硼酸って書こうよ。あと沃素。。

福島4号機、東電「再臨界の可能性ゼロでない」 ヘリからのホウ酸散布も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000524-san-soci
産経新聞 3月16日(水)9時25分配信

 東京電力は16日午前、福島第1原発4号機のプールに貯蔵されている使用済み核燃料について、「再臨界の可能性がゼロではない」との見方を示し、臨界防止のために、ヘリコプターでホウ酸の散布を検討していることを明らかにした。

 4号機では、この日午前5時45分ごろ、原子炉建屋北西部付近から炎が上がっているのが確認されている。

734とはずがたり:2011/03/16(水) 12:19:04

老朽原発を一時停止=安全性点検へ―ドイツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000175-jij-int
時事通信 3月15日(火)22時3分配信

 【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は15日、福島第1原発の事故を受け、国内にある17基の原発のうち、1980年以前に稼働を開始し、老朽化した可能性がある7基について、運転を3カ月間停止し、安全性を点検すると発表した。
 点検後の対応については、結果が出てから判断するとしており、安全性に問題のある原発が見つかれば、早期に閉鎖する可能性もある。同首相はまた、再生可能エネルギーへの転換を急ぐ方針も示した。 

最終更新:3月16日(水)9時43分

735とはずがたり:2011/03/16(水) 12:19:33

自衛隊ヘリで消火も=福島原発3号機−北沢防衛相
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011031600497

 北沢俊美防衛相は16日午前の記者会見で、大量の白煙が上っている福島第1原発3号機の状況について「東京電力の作業員が火が出ているのを目視した、との報告が入っている」と述べた。防衛相は3号機への対応について「3号機は(建屋の)上屋が開いている。場合によっては自衛隊のヘリで水を供給することもあり得る」と述べ、自衛隊ヘリで消火させる可能性を示した。(2011/03/16-12:06)

736とはずがたり:2011/03/16(水) 12:37:02
福島第一3号機で格納容器損壊か 4号機では再び火災
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160062.html
2011年3月16日12時8分

 東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原発4号機(福島県大熊町)の原子炉建屋内で、16日早朝に火災が発生した。3号機付近からも白煙が上がっていることが確認された。枝野幸男官房長官は3号機の白煙について「格納容器から放射能を帯びた水蒸気が漏れている可能性が高い」と述べた。2号機に続き3号機も格納容器が損壊した可能性がある。

 4号機は15日に火災が発生し原子炉建屋が破損している。冷却できずに高温になった使用済み核燃料から高濃度の放射性物質が出ている恐れがある。

 東京電力によると、16日午前5時45分ごろ、4号機建屋で炎が上がっているのを、見回りに行った社員が見つけた。発電所で同日午前6時15分に再度、発電所が見下ろせる高台から確かめたところ、炎は出ていなかったという。

 建屋付近では毎時400ミリシーベルトの高い放射線が計測された。一般の人が1年間に浴びる限度は1ミリシーベルト。人が入って作業するのが難しい状態が続いている。通報を受けた消防隊が午前9時前に到着、消火活動の方法を検討している。

 現場は、15日に火災が発生した場所と同じ4号機の建屋にある再循環ポンプ付近。東京電力は15日、建物の外から見た限りでは煙が出ていなかったため自然に鎮火したと発表していたが、建屋内で燃え続けていた可能性もある。

 4号機は昨年11月末から定期点検のため運転を停止していた。15日に発生した火災で、鉄筋コンクリート製の原子炉建屋に8メートル四方の穴が二つ開いた。

 原子炉建屋内には停止で炉内からいったん取り出した燃料を含め、高温状態の使用済み核燃料が置かれている。核燃料を貯蔵するプールの水は燃料の熱で蒸発するので水を供給する必要がある。しかし地震後、外部からの送電や非常時発電機が止まり、水を供給する電源が確保できず蒸発しているとみられる。14日時点で、プールの水温は84度だったという。

 東京電力は米軍に依頼し、16日中にも使用済み燃料の核分裂反応を抑えるためのホウ酸をヘリコプターでまくことを検討している。敷地の外から建屋内に放水車で水をまく方法も検討されている。

 東電福島事務所によると、原発の正門では16日午前8時現在、毎時628マイクロシーベルト、福島市では16日午前8時現在、毎時20マイクロシーベルトの放射線が観測された。

    ◇

 米国の民間研究機関・科学国際安全保障研究所(ISIS)は15日、福島第一原発の状況は悪化しており、国際原子力事象評価尺度(INES)で上から2番目の「レベル6(大事故)」に近いとする声明を発表した。過去、最も高いのは「レベル7」と認定された1986年のチェルノブイリ原発事故。(ワシントン=勝田敏彦)

737とはずがたり:2011/03/16(水) 12:45:04

<東日本大震災>3号機の白煙「放射性物質を含む水蒸気」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000053-mai-soci
毎日新聞 3月16日(水)11時42分配信

 16日午前10時ごろ、東京電力福島第1原発の3号機から、白煙が立ち上っていることが確認された。枝野幸男官房長官は同日午前の会見で、「3号機の格納容器が損傷し、放射性物質を含む水蒸気が放出された可能性が高い」と説明した。また4号機では、同午前5時45分ごろ、原子炉建屋北西部付近から炎が上がっているのを社員が確認した。爆発音などはなかった。社員が同6時15分ごろ、約500メートル離れた高台から確認したところでは炎は見えなかったが、消火は確認できていない。

 枝野官房長官は3号機について、「一番大きい可能性として、格納容器の一部から放射性物質を含む水蒸気が放出し、煙が出ていると考えられる。正門の(1時間当たりの)放射線量の値が、マイクロシーベルト単位から(1000倍の)ミリシーベルト単位に上がっているが、今は下がりつつある」と話した。東京電力によると、3号機は15日から白煙が出ていたという。

738とはずがたり:2011/03/16(水) 12:48:09

東日本大震災:原発から20キロでも放射線量が高濃度
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110316k0000e040048000c.html

 福島第1原発から北西に約20キロ離れた福島県浪江町内の放射線量が、人間が屋外で1年間に浴びても健康に影響が出ないとされる放射線量限度の2233〜2890倍に当たる1時間当たり255〜330マイクロシーベルトに達していることが、文部科学省の調査で分かった。浪江町内には介護施設などに避難できない住民が多数いるとの情報もあり、文科省は「問題がある数値で官邸に報告した」と説明した。

 調査は15日午後8時40分〜同50分にかけ、同町内3地点で計測機器を積んだ「モニタリングカー」を使って実施した。その結果1時間当たりの放射線量は、19キロ離れた場所で車外255マイクロシーベルト、車内223マイクロシーベルト▽20キロ離れた場所で車外270マイクロシーベルト、車内220マイクロシーベルト▽21キロ離れた場所で車外330マイクロシーベルト、車内300マイクロシーベルト−−となった。

 文科省によると通常の生活で1年間に浴びても健康に影響が出ないとされる放射線量は1000マイクロシーベルト、同町内の数値は屋外にいると3時間前後で限度に近付くことになる。屋内でも車内に近い数値が計測されることも予想され、文科省は16日から「測定者の健康に被害が出ない範囲で計測を続ける」としているが、住民の健康被害については「枝野幸男官房長官からコメントするなと指示があった」と説明している。【篠原成行】

毎日新聞 2011年3月16日 10時31分(最終更新 3月16日 12時00分)

739とはずがたり:2011/03/16(水) 12:50:34

東日本大地震:防衛省に「東電不信」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110316k0000m010158000c.html

 東京電力福島第1原発の爆発事故の応急対策を巡り、自衛隊が東電の対応に不信感を募らせ一時撤退する事態に発展。政府内でも被災地への救援物資輸送で調整不足も露呈、支援活動でもぎくしゃくぶりが目立っている。【西田進一郎、坂口裕彦】

 「安全性が担保されていない。慎重に対応すべきだ」。14日夜、北沢俊美防衛相ら防衛省幹部の会議で折木良一統合幕僚長が指摘した。幹部の一人は会議後、「給水活動は危ないのでしばらくできない」と語った。

 きっかけは14日に起きた同原発2号機の爆発事故で給水作業中の隊員4人が負傷した事故。東電からは「安全だから」と言われて指示された活動だっただけに、安全性に対する東電などの判断に疑問が噴出した。防衛省は14日夜、現地に派遣した中央特殊武器防護隊150人など計180人を原発近くの政府などの拠点施設オフサイトセンターから60キロ離れた陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県郡山市)まで退避させた。午後にオフサイトセンター自体が約60キロ離れた福島県庁に移されたが、自衛隊が後退したのはその15時間前だった。

 中央特殊武器防護隊は核・生物・化学(NBC)攻撃を受けた際、有害物質を検知し、部隊を安全なところに誘導したり、汚染された隊員を除染するのが主な任務。今回行った民間人の除染は国民保護法に定められた活動だが、原発事故への対応は想定外だった。防衛省関係者は「原発関連のノウハウは防護隊は分からない。安全性や、どの現場に向かうかの判断は東電や原子力安全・保安院に従うしかない」と不満を漏らした。
 ◇物資輸送は「一元化」

 一方、救援物資輸送を巡っては、農水省などが物資を集め、防衛省などが物資を運ぶ計画だった。しかし、調整役の松本龍防災担当相は次々と起きる事態への対応に追われ「救援物資の仕切りはうまくいっていない」(政府関係者)ことが判明。防衛省からは「物資が来ずに困っている」との声が出ていた。

 このため、菅直人首相は15日の緊急災害対策本部会議で、救援物資の収集、運搬について「組織力、情報、移動(手段)を持つ自衛隊に中心を担ってもらう」と、防衛省への一元化を指示した。救援物資は都道府県がとりまとめ、自衛隊の駐屯地や基地に持ち込み、自衛隊が被災地の現地対策本部と調整し輸送する。北沢防衛相は15日、「避難箇所への食料・水の供給は態勢が整いつつあり、成果が上がっている」と記者団に強調した。

毎日新聞 2011年3月16日 2時30分(最終更新 3月16日 7時45分)

740とはずがたり:2011/03/16(水) 12:53:43

東日本大震災:ホウ酸支援を韓国に要請 原発の核分裂抑制
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110316k0000e040055000c.html

 【ソウル西脇真一】聯合ニュースは16日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発のトラブルに対処するため、日本から韓国にホウ酸52トンの支援要請があったと報じた。ホウ酸には核分裂を抑える効果がある。

 韓国知識経済省によると、関西電力から15日にホウ酸の支援要請があった。韓国政府は在庫分を緊急に日本へ送る方針だ。16日朝に2度目の火災が発生した同原発4号機に対し、ヘリで上空からホウ酸を散布することも検討されている。

毎日新聞 2011年3月16日 11時20分

741とはずがたり:2011/03/16(水) 13:50:38

(独)放射線医学研究所ウェブサイト
http://www.nirs.go.jp/index.shtml

原子力災害時におけるメンタルヘルス対策のあり方について
平成14年11 月 原子力安全委員会
http://www.nsc.go.jp/bousai/page3/houkoku04.pdf

緊急被ばく医療のあり方について
平成13年6月 (平成20年10月一部改訂) 原子力安全委員会
http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/3/ho3029-2.pdf

原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について
平成14 年4 月 原子力安全委員会 原子力施設等防災専門部会
http://www.nsc.go.jp/bousai/page3/houkoku02.pdf

ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません
−インターネット等に流れている根拠のない情報に注意−
平成23 年3 月14 日(月) 独立行政法人 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/data/youso-2.pdf

742とはずがたり:2011/03/16(水) 14:47:28

格納容器の損傷3号機「圧力は安定」原子力安全・保安院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000565-san-soci
産経新聞 3月16日(水)12時54分配信

 原子力安全・保安院によると、原子炉格納容器の損傷が疑われる福島第1原発3号機では、原子炉圧力容器内の水位は低いものの変化はなく、圧力も安定しているという。

743とはずがたり:2011/03/16(水) 14:55:56

ずれた配管、やばい水!…原発作業員の恐怖証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000550-yom-soci
読売新聞 3月16日(水)14時37分配信

 強い横揺れで天井のパイプがずれ、大量の水が漏れてきた――。

 東日本巨大地震が発生した11日、東京電力福島第一原子力発電所で、稼働中だった1号機棟内にいた男性作業員の証言から、建物内が激しく損壊した様子が初めて明らかになった。

 この作業員は、同原発の整備などを請け負う会社に勤務。昨夏からたびたび同原発で作業しており、地震があった11日は、稼働していた1号機の建物内のうち、放射能汚染の恐れがなく防護服を着用する必要がないエリアで、同僚数人と電機関係の作業をしていた。

 「立っていられないほどの強い揺れ。横向きに振り回されている感じだった」。地震発生の午後2時46分。上階で作業用クレーンや照明などの機器がガチャンガチャンと激しくぶつかり合う音も聞こえた。「これは普通じゃない揺れだと直感した」

 建物内の電気が消え、非常灯に切り替わった。「その場を動かないように」という指示が聞こえたが、天井に敷設されていた金属製の配管の継ぎ目が激しい揺れでずれ、水が勢いよく流れてきた。「これはやばい水かもしれない。逃げよう」。誰かが言うのと同時に、同僚と出口がある1階に向けて階段を駆け降りた。

 建物内で漏水を発見したら、手で触ったりせず必ず報告するのがルール。だが、この時は余震が続いており、放射能に汚染されているかもしれない水の怖さより、このまま原子炉といっしょに、ここに閉じこめられてしまうのでは、という恐怖の方が強かった。

 1階は作業員でごった返していた。外に出るには、作業服を着替え、被曝(ひばく)量のチェックを受けなければならないが、測定する機器は一つだけ。細い廊下は長い行列ができていた。

 激しい余震はその後もさらに続き、「早くしろ」とあちこちで怒声が上がった。被曝はしていなかったが、「水素爆発した後の1号機の建物の映像をテレビで見た。あそこに閉じ込められていたかもしれないと思うと今でも足がすくむ」。(影本菜穂子)

最終更新:3月16日(水)14時37分

読売新聞

744チバQ:2011/03/16(水) 15:45:39
この煽りタイトルはなんなんすか!?
これがマスコミの仕事か?

745とはずがたり:2011/03/16(水) 16:33:01
>>744
ですよね。俺もそう思いました。

746とはずがたり:2011/03/16(水) 16:34:36

3号機 自衛隊ヘリで水投下へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110316/t10014715941000.html
3月16日 16時16分

福島第一原子力発電所の3号機の使用済み燃料を保管しているプールが冷却できない状態になり、水が蒸発して燃料が露出してしまうおそれが出ていることから、自衛隊は、政府の対策本部の要請を受けて、ヘリコプターで上空から大量の水を投下するための作業を始めました。

福島第一原子力発電所では、16日朝から3号機付近で白い煙のようなものが上がり、東京電力は、3号機の使用済み燃料を保管しているプールが冷却できない状態になって水が蒸発しているとみています。このため、政府の対策本部では、このままでは燃料が露出してしまうおそれがあるとして、ヘリコプターで上空から水を投下する作業を行うよう自衛隊に要請しました。これを受けて、仙台市内の霞目駐屯地に展開している陸上自衛隊の第1ヘリコプター団のCH47ヘリコプターが準備を始め、午後4時前、滑走路を離陸しました。自衛隊では、大量の水を入れた容器をヘリコプターからつり下げ、3号機の上空を何度も通過しながら水を投下する計画だということです。自衛隊では、現在、別のヘリコプターを出して福島第一原子力発電所上空の放射線量を測定しており、その結果を確認してから作業を開始するかどうか、最終的に判断することにしています。

747神奈川一区民:2011/03/16(水) 16:52:17
>>745
正力松太郎氏がアメリカの意向に従って、
原発を推進したのにね。

748チバQ:2011/03/16(水) 22:09:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000378-yom-soci
「国が責任持て」屋内退避対象地の市長が訴え
読売新聞 3月16日(水)14時48分配信

 福島第一原発の相次ぐ緊急事態で、市のほとんどが屋内退避の対象となった福島県南相馬市の桜井勝延(かつのぶ)市長(55)は16日午前、電話取材に応じた。

 災害対策の陣頭指揮を執る市長が泊まり込む市役所も屋内退避の対象となった。「4号機からの出火もテレビを見て初めて知った。こんな状況では、まったく対応できない。国がしっかり責任を持って支えて」と語気を強めた。

 市内の一部は原発から20キロの避難指示の範囲に入っていたが、追い打ちをかけるように屋内退避に。「福島市から南相馬市に向かう県道が30キロ圏内になって、事実上の通行止め状態。物資を送ってくれる支援者からの物資が市まで到達しないので、中間地の川俣町まで職員が取りに行くのが現状だ」といらだちを抑えながら語った。

 第一原発で極めて高い放射線量が観測されたが、桜井市長は「市内でもモニタリングしているが、実際は毎時3、4マイクロ・シーベルト。報道も大げさに受け止められている部分もあり、周囲から汚染地域のような扱いを受けている」と嘆いた。

 また、「国からの情報は全部、テレビ頼み。原発を抱えるリスクを負っているのは浜通りの地域。国や県は責任を持って判断し、しっかりと情報を発信してほしい。正確な情報が発信されず、懸命に対応にあたっている職員は動揺している様子がみられる」と時折、声をうわずらせながら話した。

 市内28か所の避難所は、北側の相馬市や伊達市などへの移動を余儀なくされている。避難所の様子について、「食料も満足に届かなくなっている。今のように支援物資が届かなくなると、避難している市民に行きわたらなくなる」と語った。

 また、南相馬市では東日本巨大地震による大津波で、少なくとも1800世帯が壊滅した。15日午前までに176人の死亡が確認され、110人が行方不明となっている。遺体の収容はほとんど進んでおらず、市は「死者が何人になるかは想像もつかない」としている。

749とはずがたり:2011/03/16(水) 22:12:23
>>746

陸自ヘリからの3号機消火見送り 放射線が限界値超す
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160330.html
2011年3月16日20時54分

 北沢俊美防衛相は16日午後、陸上自衛隊のヘリコプターで東京電力福島第一原発3号機の上空から消火活動をするよう折木良一統合幕僚長に指示した。ヘリ3機が出動し、周辺上空の放射線量を調査したが、限界値を超えたため長時間現場にとどまることが危険と判断し、消火活動を見送った。17日以降も放射線量を調査し、消火の可否を判断する方針。

 防衛省幹部によると、16日午前、菅直人首相から北沢防衛相に、自衛隊のヘリコプターによる消火活動の指示があったという。同午後4時、陸自霞目駐屯地(仙台市)からヘリ3機が離陸。1機が福島第一原発3号機の上空の放射線量を調査し、問題がなければ空中で待機していたCH47ヘリが水を投下する段取りだった。

 北沢防衛相は同日夕、首相官邸での緊急災害対策本部会議の後、「明日も挑戦する」と語った。

750チバQ:2011/03/16(水) 22:32:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011031602000173.html
ずさん東電 危機連鎖 4号機「鎮火」と思い込み
2011年3月16日 夕刊

 十六日早朝、福島第一原発4号機から再び煙が上がった。同じ場所で十五日にも火災があったのに、東京電力は「ある程度まで行って、(消火を)判断した」と離れた場所から眺めただけで「鎮火」と結論づけていた。その後は消火活動を怠っており、これが二度目の原因になった可能性がある。火災に続いて3号機付近から白煙が立ち、現地は近づけない状況に。連鎖の続く原発の危機に、ずさんな対応が拍車を掛けている。周辺の人たちの恐怖は高まり、東北から首都圏を目指して避難する人も増えている。

 「確認します」「情報がない」。二度目の火災確認から約一時間半近くが過ぎた十六日午前七時すぎ、東電本店で始まった会見で、担当者は報道陣の質問にこう繰り返すばかりだった。出火原因は不明としているが、場所は前日の火災とほぼ同じ。くすぶっていた火が燃えだした可能性は否定できない。

 一度目に起きた十五日の火災は午前九時三十八分に東京電力の職員が炎を確認、同十一時に見た目で火が収まっていたことから鎮火と判断した。自衛隊や米軍による消火も検討されていたが、沈静化を受けてか、その後は放置された。

 消火活動では再出火を防ぐため、しっかり鎮火を確認することが基本。この作業を怠っていたことについて東京電力は「(水位が下がっている)使用済み燃料プールに水を入れる検討を優先した」と釈明した。

 一連の福島第一原発の事故では、作業の遅れにより爆発などが次々と連鎖。そのたびに周辺の放射線量が高まり、ますます作業が難しくなるという悪循環が続いている。

 十六日の火災では、地元の消防車四台に消防隊員十七人が乗り込んで現場へ向かい、正門まで到着。そこに、新たな白煙が上がり始めた。事情説明の会見をした東電福島支店の担当者は「3号機付近から出ているように見える」と語ったものの、それ以上の説明はなかった。

 「安全を確認できず、人を入れて状況を確認するのは難しい」ことが、コメントを避けた理由。繰り返しの質問に担当者が語気を強める場面もあった。しかし、枝野幸男官房長官は直後の会見で、現地から「格納容器の一部から白煙が出ている可能性が高い」という報告を受けていたことを明らかにした。

751チバQ:2011/03/16(水) 22:33:04
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110317k0000m040069000c.html
東日本大震災:放水に放射線の壁 ヘリ投入「命がけ」
 東京電力福島第1原発では16日も冷却に向けて作業が続いた。陸上自衛隊は同日夕から、新たにヘリコプターで3号機に海水を投下する予定だったが、周辺の放射線数値が高かったことから断念。17日に再び実施を検討する。警察庁も放水車による作業を準備している。地上からの放水と、ポンプ車による海水の炉心への注水活動は続けられているとみられるが、冷却作業の進展状況を東電は発表しておらず、不透明さを増している。東電は同原発の緊急炉心冷却装置(ECCS)を稼働させる電力を供給するため、東北電力からの新たな送電線を設置する作業に入った。

 原子炉冷却に向け、自衛隊にヘリ上空からの海水投下を指示したのは菅直人首相だ。しかし、この作戦は16日は見送られた。原発上空の放射線量が多く、強行すれば文字通り命をかけることになるからだった。統幕幹部は「命の保証がない。非常に危険な任務だ」と17日以降も放射線量を慎重に見極める姿勢を示す。

 防衛省によると、現場では放射性物質の拡散や高熱による上昇気流が予想される。ヘリでの海水投下に踏み切る場合は、数十メートル上空を通過しながら、機体につるしたバケットから原子炉に水をかける。ホバリング(空中停止)しながらピンポイントで原子炉格納容器を狙う案も検討されたが、原子炉に近づく時間が増え、危険を伴う。防衛省幹部は「ホバリングすればそれだけ汚染の危険は高くなる。通過しながら投下すれば(水が拡散して)冷却効果が薄くなる」とジレンマを語る。

 ◇首相「東日本つぶれる」
 「本当に最悪の事態になったら、東日本がつぶれる、ということも想定しなければならない。そういうことへの危機感が(東京電力に)非常に薄い」

 16日夜、首相官邸で笹森清内閣特別顧問(連合元会長)と福島第1原発について意見交換した菅首相はそう語ったうえで、「自分はものすごく原子力に詳しい」とも自負し、危機回避を主導する意気込みを示した。

 首相の指示を受け、陸自ヘリをいったん現地に向かわせた16日、統幕幹部は「自衛隊がトライする前に、一番危険な業務を米軍にお願いしますとは言えない」と語った。「今回は有事だ。最高司令官である首相の判断。『やれ』と言われればやるだけだ」と、隊員の命がかかった首相判断の重みを強調する。

 ◇防衛省「原発のノウハウない」
 それでも、もともと防衛省・自衛隊サイドには危険な任務の割に効果がハッキリしないことへの疑念もある。「我々に原発のノウハウはない。防護服は核攻撃された後でも活動できるようになっているが、(原子炉から放出される)高濃度の放射能には耐えられない」(自衛隊幹部)との慎重論がくすぶる。同省内の本音は「原発事故の対応は東電と原子力安全・保安院にやってもらうしかない」(幹部)というものだ。

 防衛省内には、「ノウハウを持っているとすれば米軍しかない」(同)と米軍への期待感もあった。しかし、空母ロナルド・レーガンなど艦船7隻以上を派遣して大震災被災者の救助・救援に協力している米側も、福島第1原発については放射線被害への警戒感を隠さない。15日には消火ポンプ車2台を東電に引き渡したが、地上からの給水活動には加わらず、海上の艦船は原発の風下にならないように配置を変えたりしている。【犬飼直幸、坂口裕彦】

752チバQ:2011/03/16(水) 22:34:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110316k0000m010158000c.html
東日本大地震:防衛省に「東電不信」
 東京電力福島第1原発の爆発事故の応急対策を巡り、自衛隊が東電の対応に不信感を募らせ一時撤退する事態に発展。政府内でも被災地への救援物資輸送で調整不足も露呈、支援活動でもぎくしゃくぶりが目立っている。【西田進一郎、坂口裕彦】

 「安全性が担保されていない。慎重に対応すべきだ」。14日夜、北沢俊美防衛相ら防衛省幹部の会議で折木良一統合幕僚長が指摘した。幹部の一人は会議後、「給水活動は危ないのでしばらくできない」と語った。

 きっかけは14日に起きた同原発2号機の爆発事故で給水作業中の隊員4人が負傷した事故。東電からは「安全だから」と言われて指示された活動だっただけに、安全性に対する東電などの判断に疑問が噴出した。防衛省は14日夜、現地に派遣した中央特殊武器防護隊150人など計180人を原発近くの政府などの拠点施設オフサイトセンターから60キロ離れた陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県郡山市)まで退避させた。午後にオフサイトセンター自体が約60キロ離れた福島県庁に移されたが、自衛隊が後退したのはその15時間前だった。

 中央特殊武器防護隊は核・生物・化学(NBC)攻撃を受けた際、有害物質を検知し、部隊を安全なところに誘導したり、汚染された隊員を除染するのが主な任務。今回行った民間人の除染は国民保護法に定められた活動だが、原発事故への対応は想定外だった。防衛省関係者は「原発関連のノウハウは防護隊は分からない。安全性や、どの現場に向かうかの判断は東電や原子力安全・保安院に従うしかない」と不満を漏らした。

 ◇物資輸送は「一元化」
 一方、救援物資輸送を巡っては、農水省などが物資を集め、防衛省などが物資を運ぶ計画だった。しかし、調整役の松本龍防災担当相は次々と起きる事態への対応に追われ「救援物資の仕切りはうまくいっていない」(政府関係者)ことが判明。防衛省からは「物資が来ずに困っている」との声が出ていた。

 このため、菅直人首相は15日の緊急災害対策本部会議で、救援物資の収集、運搬について「組織力、情報、移動(手段)を持つ自衛隊に中心を担ってもらう」と、防衛省への一元化を指示した。救援物資は都道府県がとりまとめ、自衛隊の駐屯地や基地に持ち込み、自衛隊が被災地の現地対策本部と調整し輸送する。北沢防衛相は15日、「避難箇所への食料・水の供給は態勢が整いつつあり、成果が上がっている」と記者団に強調した。

753とはずがたり:2011/03/16(水) 22:42:45

「レベル7」到達の恐れ=福島原発事故−米シンクタンク
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031600432&rel=y&g=soc

 【ワシントン時事】米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は15日、声明を出し、福島第1原発事故の状況が国際原子力事故評価尺度(INES)で2番目に深刻な「レベル6」に近く、最悪の「レベル7」に達する可能性もあるとの見方を示した。
 日本の経済産業省原子力安全・保安院は先に、今回の事故の暫定値を「レベル4」と発表していた。
 ISISは声明で、福島第1原発の1〜3号機で爆発があったことや、4号機の原子炉建屋で火災が起きたことを踏まえ、「この事故はもはや(局所的な影響を伴う)レベル4とはみなせない」と指摘。緊急措置と広範な放射能汚染対策で国際社会の支援が必要だと強調した。
 INESは、安全上の懸念がないレベル0から8段階で評価。1986年の旧ソ連のチェルノブイリの原発事故を「7」、1979年の米スリーマイル島原発事故を「5」としている。(2011/03/16-11:13)

754とはずがたり:2011/03/16(水) 22:43:45

安全性への疑問、40年前から=福島原発の原子炉−米紙
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031600180&rel=j&g=soc

 【ニューヨーク時事】福島第1原発などで使用されている原子炉について、米国の専門家が約40年前から設計上の脆弱(ぜいじゃく)性を指摘していたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が15日報じた。
 事故があったのは、「マーク1」と呼ばれる沸騰水型原子炉の一種で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が1960年代に開発した。
 同紙によると、米原子力委員会(現在の米原子力規制委員会の前身)の専門家は72年、マーク1の原子炉格納容器が小さいことを問題視。水素がたまって爆発した場合、格納容器が損傷しやすいとして「使用を停止すべきだ」と指摘した。格納容器は、冷却機能が失われて燃料棒の一部が溶け出す炉心溶融の状態になった際、放射能を封じる役割を担う。
 また、80年代半ばにも、米原子力規制委員会の専門家が事故の危険性が高いと主張した。
 マーク1は、現在世界で主流となっている加圧水型などよりも設備が小さく、建設費が安いことが利点とされた。同じ設計の原子炉32基が米国を中心に運転中。(2011/03/16-08:33)

755とはずがたり:2011/03/16(水) 23:13:02

福島県庁付近で400倍=放射線量、東京など低下―文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000205-jij-soci
時事通信 3月16日(水)21時17分配信

 文部科学省は16日、福島県内各地で測定した放射線量を発表した。福島第1原発から約60キロ北西にある福島県庁付近で同日午前、1時間当たり 18〜20マイクロシーベルトの放射線量を観測。通常の約400倍に相当し、24時間屋外にいた場合、2日間で一般の人が1年間に浴びていいとされる 1000マイクロシーベルトに達する計算になる。
 同省は「時間帯や風向きによって数値が変動する可能性があり、さらに調査の必要がある」としている。庁舎内は1.5マイクロシーベルトで、屋外の約8%だった。
 原発から約50キロの地点では13〜17マイクロシーベルト(最大で通常の344倍)、約30キロ地点は14〜18マイクロシーベルト(同350倍)。約20キロ地点は15日午後9時ごろの時点で、195〜330マイクロシーベルト(同6600倍)だった。
 また、同省は15日午後5時から16日午前9時までの全国の放射線量を発表。これまでに最大時の量が平常値を超えていた1都7県のうち、山梨、静岡が平常範囲に戻り、東京(0.361マイクロシーベルト)なども数値が低下した。
 一方で、今回初めてデータが集計された宮城(0.199マイクロシーベルト)、茨城(1.035マイクロシーベルト)のほか、山形(0.114マイクロシーベルト)、長野(0.107マイクロシーベルト)が新たに平常値を上回り、1都9県で通常より高い値を記録した。

756とはずがたり:2011/03/16(水) 23:13:59

4号機 17日にも地上放水へ
3月16日 22時7分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110316/k10014725571000.html

火災が起きた福島第一原子力発電所の4号機を冷却するため、警察庁は、政府の対策本部の要請を受けて、警視庁が保有する強力な放水車を使って、地上から放水する方針を固めました。早ければ17日の早朝にも放水が始まる見通しです。

福島第一原子力発電所の4号機は、15日から16日にかけて相次いで火災が発生し、核燃料を入れていた保管用のプールの温度が上がっていることが分かっています。この状態が続けば、燃料が溶けたり水素が発生したりするおそれがあるため、東京電力は、上空からヘリコプターで建物の屋根の損傷した部分からプールの中に水を入れることを検討しましたが、一度に運べる水の量が少ないことなどから、ヘリコプターを使うことは断念したということです。このため警察庁は、政府の対策本部の要請を受け、特殊な放水車を使って地上から放水し、4号機に水を入れる方法をとることにしたもので、放水車を保有する警視庁の機動隊に出動を指示しました。放水作業は、機動隊員が自衛隊から防護服を借りて行い、放射線量を計測しながら、安全な距離をとったうえで、強力な圧力で放水できる特殊な放水車を使って、核燃料が入っている保管用のプールに向けて放水するということです。自衛隊側との調整や使う水の準備などを終えたうえで、早ければ17日の早朝にも放水が開始される見通しです。

757とはずがたり:2011/03/16(水) 23:14:26

保安院 大損傷はないとの見方
3月16日 22時19分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110316/t10014725693000.html

経済産業省の原子力安全・保安院は、16日午後9時半すぎから開いた記者会見で、福島第一原子力発電所の正門付近の放射線の数値が午後に入って下がっていることから、3号機のプールに保管されている使用済み核燃料や、原子炉格納容器に大きな損傷はないのではないかという見方を示しました。

それによりますと、福島第一原子力発電所の正門付近では、16日午後0時30分、1時間当たり10.85ミリシーベルトを検出しましたが、その後は低下傾向にあり、午後4時20分には1時間当たり1.47ミリシーベルトにまで下がったということです。保安院は「仮に、3号機の使用済み核燃料を保管するプールの水が減って燃料棒が露出していたり、原子炉格納容器に損傷があれば、放射線の数値は高いままで、このような数値にはならないのではないか」と話しています。一方で、一時、放射線の数値が急激に上がり、1時間に10ミリシーベルトを超える数値になった原因は「今の時点では、よく分からない」としています。また、15日、16日と、2度の火災を起こした4号機については、衛星写真を分析した結果、これまでに分かっていた2つの穴以外にも、外壁が大きくはがれる被害が出ていることが新たに明らかになったということです。

758とはずがたり:2011/03/17(木) 12:20:14
官憲の手先として人間に向ける水用だった放水車も吃驚しているでしょうねぇ。。

「決死隊だ」放水作戦敢行の警視庁機動隊員ら原発へ 放射能漏れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000542-san-soci
産経新聞 3月17日(木)11時48分配信

 警視庁の幹部は「まさに決死隊だ」と声を振り絞った。17日に開始された福島第1原発への放水作戦。前日には放射線量が高いことを理由に、自衛隊がヘリコプターからの3号機への注水を断念したほど。建屋の穴から使用済み核燃料貯蔵プールに注水はできるのか。全国民が固唾をのんで見守った。

 「操縦は警察官にお願いできないか」。16日、東電側からの依頼に警察庁と警視庁の幹部に緊張が走った。当初は高圧放水車を東電側に提供するだけだったが、東電の社員では操縦は難しいという理由だった。

 原発の事態が緊迫化するなか、警視庁は急遽(きゅうきょ)、扱いに慣れた機動隊員を中心に十数人の部隊を編成し、福島に派遣した。ただ、作戦実行に向けて最も高い壁は隊員の安全確保。建屋からわずか50メートルと、ヘリよりも近づかなければならないのに安全は保てるのか。警察当局は「自衛隊でも東京電力でもどちらでもいい。とにかく一番いい防護服を」と要請したという。

 高圧放水車が1回にできる放水はわずか2分。放水と注水を繰り返す作業に無駄は許されない。東電の社員を交えた計画が綿密に立てられた。高圧放水車は東電側が事前に第1原発に運び込まれ、隊員らは20キロ圏外で待機し、出動の機会をうかがった。

 一方、東京・霞が関の警察庁では17日早朝から幹部らが登庁。警視庁でも警備部の幹部らが現場からの報告を待った。午前10時半前、自衛隊ヘリからの4回の海水投下作戦が終わった直後、機動隊員らが原発に向けて出発した。

759とはずがたり:2011/03/17(木) 12:28:17

燃料プールに水投下=放射性物質飛散防止−上空と地上から・福島第1原発
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011031700131

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)では17日、3、4号機の使用済み燃料プールの水が蒸発し、露出した燃料棒の損傷により大量の放射性物質の放出が懸念される状態が続いた。陸上自衛隊の大型ヘリコプター2機が同日午前、建屋上部を含め大破した3号機に対する水の投下を開始。警視庁の高圧放水車も3号機に放水することを決めた。準備が整い次第行う。
 水を投下したCH47型ヘリ2機は同日午前9時前、陸自霞目駐屯地(仙台市)から離陸。1回に投下できる水の量は最大約7.5トンで、同9時50分ごろから4回にわたり投下し、同10時すぎに最初の放水を終了した。
 UH60型ヘリ1機も放射線量モニタリングのため同駐屯地を離陸、現場の南約10キロの東電施設で同社社員を乗せ現場上空で計測を行った。これとは別にCH47型ヘリ1機も現場周辺で全般統制に当たった。
 地上からも、航空自衛隊の高性能消防車11両と燃料車2両が現場から約30キロの常磐道湯ノ岳パーキングエリア(同県いわき市)に集結。同日午後にも放水を行う。
 東電は冷却装置を復旧させるため、電源車や東北電力の送電線から電気を引き込む作業を行う方針。経済産業省原子力安全・保安院によると、17日午後にも同原発1、2号機への電力供給が回復する見込み。緊急炉心冷却装置(ECCS)の稼働が見込めるなど、原子炉への注水、冷却作業がやりやすくなるという。
 3号機では16日、原子炉脇にある使用済み燃料プールから水蒸気とみられる大量の白煙が上がり、4号機は再び原子炉建屋上部で火災が起きた。
 4号機は震災発生時に定期点検中で、原子炉機器の交換に伴い炉内の燃料棒を全てプールに移しており、特に水温が急上昇した。
 東電や保安院によると、プールは水が全部蒸発しても、核分裂反応が連鎖する「再臨界」に至らない設計となっているが、3号機は1号機に続いて原子炉の燃料棒損傷による水素爆発で建屋が大破し、4号機も一部天井を残し建屋がほぼ大破した状態。
 同原発周辺の放射線量は既に上昇しており、半径20キロ以内の住民には避難、20〜30キロ以内の住民には屋内退避の指示が継続中。(2011/03/17-12:19)

760とはずがたり:2011/03/17(木) 12:34:53

米、80キロ圏内から避難勧告=軍部隊も立ち入り禁止−福島原発
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031700062&j4

 【ワシントン時事】ルース駐日米大使は16日、声明を出し、福島第1原発の半径80キロ圏内に在住する米国民に対し、米原子力規制委員会(NRC)の指針に基づく「予防的措置」として避難を勧告、避難できない場合は屋内に退避するよう呼び掛けた。また、国防総省も、同圏内への米軍の立ち入りを禁止した。
 日本政府は15日、福島原発から20キロ以内の住民に避難、20〜30キロ以内の住民に屋内退避を指示。NRCも適切な措置との見解を公表していたが、独自の判断でこれを大幅に広げた形だ。80キロ圏内は福島県の猪苗代湖以東のほぼ全域に当たり、福島市、郡山市、いわき市などが含まれる。
 ヤツコNRC委員長は16日の下院エネルギー・商業委員会小委員会の公聴会で、福島第1原発の4号機に関し、「使用済み燃料プールに水がなく、放射線量が極めて高くなっている」と警告。3号機の燃料プールも損傷しているなどと分析し、日本の決定よりも広範囲の避難を勧告するに至ったと説明した。また、「非常に限定的なデータしかない」と断りつつ、現場の放射線量について、人体に極めて有害な濃度に達している恐れがあり、作業員が近づくのが困難になっているとの見方も示した。
 一方、国防総省は米軍の立ち入り禁止措置に関し、日本政府の要請があった場合、一部区域を適用外にすることも検討するとしている。被災地の救援活動での自衛隊との連携を想定したものとみられる。現時点では、日本政府から原発現場への米軍部隊の出動要請は受けていないという。(2011/03/17-11:48)

761とはずがたり:2011/03/17(木) 12:36:24

>保安院は、福島第1原発に通常7人いる、安全を監督する立場の保安検査官が17日までに、福島県庁に避難して一人もいないことを明らかにした。
居てもなんの役にも立ちそうにないけど真っ先に逃げ出した形になったとしたらちと情けないねぇ。。

<東日本大震災>送電一部回復へ…1、2号機に外部から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000036-mai-soci
毎日新聞 3月17日(木)10時45分配信

 経済産業省原子力安全・保安院は、17日午後にも東京電力福島第1原発1、2号機への外部からの送電が部分的に回復するとの見通しを明らかにした。これにより、緊急炉心冷却装置(ECCS)による各号機の炉内の冷却機能が復旧できる可能性があるという。3、4号機の使用済み核燃料プールの冷却には、警察車両による放水や自衛隊ヘリコプターによる空からの水の投下に加え、海水注入施設を仮設する準備も進めているという。

 一方で、5、6号機の原子炉内の水位も徐々に下がり、特に6号機では同日午前4時までの1日間で91センチ急減した。保安院は、核燃料の余熱による炉内温度や圧力の上昇を弁で逃がしており、「補給の注水が十分ではないのではないか。1〜4号機のようにならないように監視していきたい」と説明した。

 保安院は、福島第1原発に通常7人いる、安全を監督する立場の保安検査官が17日までに、福島県庁に避難して一人もいないことを明らかにした。【河内敏康、酒造唯】

762とはずがたり:2011/03/17(木) 15:11:43
陸自ヘリ、3号機に水投下…海水くみ上げ4回
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000267-yom-soci
読売新聞 3月17日(木)9時48分配信

 東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の3号機で、17日午前9時48分から、自衛隊の大型輸送ヘリが上空から海水を投下した。

 3号機は、使用済み核燃料を冷やすプールの水が不足しているとみられ、高濃度の放射線が漏れ出す可能性が高まっており、投下によって水位の回復を図る。警視庁の高圧放水車による放水も同日午後、実施される予定。東電は、3号機での投下、放水の効果を踏まえ、プール付近で火災が発生した4号機についても同様の処置が可能かどうか検討する。

 防衛省によると、海水を投下したのは、陸自の2機の大型輸送ヘリCH47。17日午前9時前、陸自の霞目(かすみのめ)駐屯地(仙台市)を離陸。9時48分、1機目が3号機上空を通過しながら、機体にぶら下げた容器(容量7・5トン)の底を開けて一気に海水を投下した。

 2機目も4分後に投下。その後、もう一度ずつ海水をくみ上げ、交互に計4回投下して作業を終了し、午前10時に現場上空を離れた。近くの運動施設で乗組員を除染したうえで、霞目駐屯地に戻る見通し。

 投下前の現場の放射線量は、高度約300メートルで毎時4・13ミリ・シーベルト、約100メートルでは毎時87・7ミリ・シーベルトだった。自衛隊は16日にも水の投下を試みたが、この時は高度30メートルで毎時約250ミリ・シーベルトという高い数値を示しており、実施を断念した。

 また、自衛隊は陸上からも放水するため、陸海空自衛隊が航空機事故の際などに使用する救難消防車約10台を原発近くに集結させている。この車両は高圧の放水が可能だという。

 一方、警察庁などによると、17日正午現在、警視庁第一機動隊の高圧放水車はすでに同原発に運び込まれ、作業に当たる機動隊員ら十数人は、同原発に向かっている。自衛隊のヘリからの投下と入れ替わる形で地上から放水する予定。当初、4号機に放水する予定だったが、東電の要請により、緊急性が高い3号機への放水を優先するという。

 高圧放水車は、3号機から約50メートル離れた場所で、海水を補充しながら、原子炉建屋の高さ30メートルの位置にあるプールに向けて水をまく。4トンを約1分間で放水する能力があるという。機動隊員らは車内でも放射線を浴びる危険性が高いため、自衛隊から借りた特殊な防護服を着用する。

最終更新:3月17日(木)9時55分

763二階席:2011/03/17(木) 15:38:57
いち早く、逃亡

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110316/dms1103161607020-n1.htm

(前半部分略)
一方、東京・日比谷の東電本社は15日、爆発2時間後に会見したが経営陣の姿はなし。現場から5キロ離れた「オフサイトセンター」で待機していた保安院の職員らは、爆発後、現場から約50キロ離れた福島県郡山市まで退避した。地域住民の避難指示は20キロで、住民よりも安全圏にいち早く逃げたことになる。

764とはずがたり:2011/03/17(木) 19:01:56

東電、本社と第一原発結ぶ光回線を誤切断 通信に支障
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201103170268.html
2011年3月17日13時12分

 東京電力が16日夕、福島第一原子力発電所と本社などを結ぶ光回線を誤って切断していたことが分かった。約8時間以上も電話やデータ通信に支障が出る状態になっていた。

 東電によると、16日午後5時20分ごろ、通話やデータ通信に使う回線が切断された。福島県富岡町での送電線の補修工事が原因だった。電話の専用回線が復旧したのは17日午前0時半ごろ、各種のデータ通信やテレビ会議に使う回線は同5時半だった。

 通常の電話回線は地震直後に使用できなくなっており、専用回線が不通になった間、第一原発は本社に対し、放射線量や炉圧の数値など重要なデータを口頭で伝えるしかなかったという。

765チバQ:2011/03/17(木) 19:53:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110317/CK2011031702000070.html?ref=rank
なぜ「無計画」停電 建物ごとのグループ分け 東電支店、把握できず
2011年3月17日

 県内で本格実施が始まって二日目の計画停電。十六日も川越市やさいたま市など、多くの地域で期間停電した。ただ、事前に東京電力が予告しているグループ分けで、実施地域に入っていても停電したりしなかったりで、現場の混乱は広がるばかり。なぜ計画停電は計画通りいかないのか。 (計画停電取材班)

 東京電力埼玉支店(さいたま市浦和区)によると、発電所から送られた電気は、県内に二百カ所以上ある地域供給用の変電所で電圧を落とし、各所に配電する。計画停電の五つのグループ分けは変電所単位という。

 変電所から家庭や事業所への電線は入り組んでおり、隣の建物でも別の変電所から電気が来てグループが違う場合もある。担当者は「自分の家は停電なのに、隣は電気がついていることもある」と説明する。

 東電がホームページで公表したグループ分けでは、同じ町内が複数のグループに入っている例が目立つ。だが、同支店も建物ごとのグループ分けは把握できていないという。

◆「オオカミ少年」
 停電が始まったグループ全域で停電が行われないことも、混乱に拍車を掛けている。

 十五日夜、東電から「午後七時二十分に停電する」と連絡を受けたさいたま市役所は、結局は見送りに。停電に備え警察官を主要交差点に配置した大宮署にも事前連絡があったが、停電はなかった。イトーヨーカドー浦和店では、停電に備えて客を外に出して閉店したが、停電が始まらないのでまもなく営業を再開。関係者には「まるでオオカミ少年」との恨み節も漏れた。

 東電によると、電力の需給バランスを見ながら、予定時間直前に送電を止める変電所を決めており、担当者は「極力、停電を少なくしようとしている結果」と説明している。

 だが、停電がないと分かっても、事業者はすぐに対応できない。例えば、JR東日本大宮支社によると、前日に東電が発表する停電の時間・場所に応じて毎日ダイヤ編成をしているといい、「停電がなくてもそれに応じてすぐに電車を動かすのは困難」としている。

◆閉じ込め続出
 東電によると、十六日は午前六時四十一分から同九時三十五分まで桶川、狭山、東松山など二十八市町村、同九時二十分から午後零時五十四分まで、川口、熊谷、秩父など十三市町、同零時三十三分から同三時三十七分までさいたま市西区やふじみ野など二十四市町村で、同三時二十一分から同六時三十一分までさいたま市の七区ほか三十四市町で実施した。

 県警は十五日夜の停電で、県内の約二百五十の交差点に約七百人を配置。日高市の信号が消えた県道交差点では出合い頭の衝突事故があったが、警察官はいなかったという。

 十六日午後の停電では、エレベーターが止まって閉じ込められる事故が続出。狭山市の十階建てマンションでは男女三人が、熊谷市の十一階建てマンションでは女性(55)が閉じ込められ、消防隊が救出した。

 社団法人「日本エレベーター協会」(東京都港区)は「ビルの管理者は、停電前にエレベーターを使用停止に」と話している。

766チバQ:2011/03/17(木) 20:22:56
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201103170439.html
経産相が緊急要請 産業界・国民に「精いっぱい節電を」2011年3月17日19時47分
 海江田万里経済産業相は17日、計画停電を実施している東京電力管内の電力需要が供給量に迫り、大規模停電が起きる恐れがあるとして、産業界や国民に「精いっぱいの節電」をお願いする緊急談話を発表した。

 これを受けて国土交通省は、ほぼ通常の運行に戻っている首都圏の鉄道各社に、同日午後6〜7時ごろのラッシュ時に運行本数を約1割減らすよう要請。小田急電鉄は午後5〜8時に、運行本数を通常時の5割程度に減らす方針を明らかにした。東芝や富士通、日本たばこ産業、花王、セブン&アイ・ホールディングスなど複数の大手企業も社員に早めの帰宅を促した。

 4日目となった東電のこの日の計画停電は午前7時に始まり、午後5時までに延べ1590万世帯が停電した。気温が低かったため、東電によると3350万キロワットの供給に対し、需要は午前中に3330万キロワットに達した。午後はさらに需要が伸び、午前中に停電した第1と第5グループは、午後になって再度停電の対象になった。1日に同じグループが2度停電したのは、今回の計画停電で初めて。午後10時までに延べ約1820万世帯が停電する見込みだ。

 一方、東北電力は17日、山形、新潟、青森、秋田各県の一部地域で同日予定していた計画停電を中止すると発表した。18日も同じ4県の一部地域で予定しているが、中止の見通しだ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110317-OYT1T00813.htm?from=navr
17日夜の大規模停電、回避の見通し…東電

 東京電力管内で17日夕以降、大規模停電が発生する可能性があるとした問題で、東電は同日夜、記者会見を開き、ピークとなる午後6時から午後7時までの電力需要が想定を下回ったと発表した。


 このまま節電と計画停電を続ければ、大規模停電は回避できるとの見通しを示した。

 17日に初めて同一グループで1日2回実施した計画停電と節電効果によるという。

 東電はエアコンを1度下げるだけで電気を10パーセントカットする効果あるとし、引き続き節電を呼びかけている。

(2011年3月17日20時04分 読売新聞)

767チバQ:2011/03/17(木) 20:27:27
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031720180100-n1.htm
夜にかけて大規模停電の恐れ 広く節電を呼びかけ 海江田氏
2011.3.17 20:16

首都圏で大規模な停電の恐れがあるとして、節電や鉄道各社への運行本数削減を呼び掛ける海江田経産相=17日午後、経産省
 海江田万里経済産業相は17日午後会見し、厳しい寒さのため、東京電力管内の電力需要が供給能力を上回りつつあるとして、同日夕方から夜にかけて「予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と述べ、広く節電を呼びかけた。国土交通省は鉄道会社に対して同日夕から夜にかけ、運行本数を削減するよう要請。力を訴えた。これを受け、JR東日本や首都圏の私鉄各社が順次、運行本数を削減したほか、多くの企業が社員の早期帰宅を促すなど、首都圏は大きく混乱した。

 電力需要が増えたのは、寒さで暖房の使用が増えたことが主因。17日の供給能力は最大3350万キロワットだが、需要は午前9〜10時に3330万キロワットとギリギリに迫った。午後5時は需要は2900万キロワットで推移し需要が高まる夜にかけて供給を上回る懸念が強まった。

 実際に上回ると、超過分の供給を停止するため「周波数低下防止装置(UFR)」が自動的に作動し、停電が起きる。UFRは都心を除く東京電力の管内にまんべんなく配置されており、どこで停電が起きるか予想できない。東電の試算では、需要が100万キロワット超過すれば、約33万世帯が停電するという。電力需要が供給を少し上回った程度では瞬時に首都圏が大停電に陥ることはないと説明している。

 東電は東日本大震災で被災した福島第1原発や火力発電所が稼働停止となり、供給力が大幅に低下。管内を5グループに分け、順番に電力供給を停止する「計画停電」を14日から開始。17日も朝から第1、第5の両グループの栃木、群馬、千葉、東京、神奈川、埼玉の1都5県で、午前と午後の1日2回の計画停電を初めて実施するなど対応をとった。それでも大規模停電の恐れが高まったことで、「電源喪失」の深刻さが改めて浮き彫りになった。

768チバQ:2011/03/17(木) 20:43:01
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110318k0000m020052000c.html
電力:需給ひっ迫 東電管内、企業は対応に追われ
 東日本大震災とそれに伴う福島第1原発の重大な事故による東京電力の電力供給能力の落ち込みは、管内の電力需給の厳しい逼迫(ひっぱく)につながり、鉄道ダイヤや企業活動に幅広い影響を及ぼしている。海江田万里経済産業相は17日の会見で「本日夕方から夜にかけて、予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と警告。鉄道各社が同日夜から運行を急きょ減便、デパートも閉店時間を切り上げるなど、対応に追われた。

 「このままの需要が続くと大変なことになる。節約を呼び掛けてください」。東電の担当者は17日午前の会見で悲鳴を上げた。同日の都心は寒さが強まり、最低気温は平年より3.3度低い1.8度まで低下。東日本大震災の影響で、東京電力の供給能力は地震前の64%に相当する3350万キロワットに限られ、暖房需要とともに電力消費は供給能力いっぱいまで膨らんだ。

 帰宅ラッシュの夕方にはさらに需要が膨らむ可能性が高まり、海江田経産相が緊急の記者会見で予測不能の大規模停電の可能性を警告すると、企業も一斉に反応。日産自動車は横浜市の本社社員に速やかな帰宅を指示、約2800人の本社社員のほとんどが同日夕方までに帰宅した。

 流通では、J・フロントリテイリングが大丸東京店、松坂屋銀座店、松坂屋上野店の3店舗で閉店時間を30分〜1時間半繰り上げ、午後5時半で閉店。同社は「電車の本数が大幅に減るうえ、突然の停電で顧客が混乱しないよう判断した」と説明した。一方、イトーヨーカ堂は、停電した場合に照明など自家発電に切り替え、従業員が買い物客を店外に誘導する態勢を整えた。

 こうした事態に、東電は午後5時過ぎの会見で「需要が供給を超えても、直ちに管内全域が停電するような事態はない」と説明するなど、逆にパニック防止に追われる場面もあった。需要が供給能力を上回ると、能力の不足分だけ電気を止めて需給を調整する仕組みがあり、管内全体が全面停電する「ブラックアウト」の事態は避けられるとしている。【宮崎泰宏、久田宏、小倉祥徳】

769チバQ:2011/03/17(木) 21:38:30
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031711380034-n1.htm
「決死隊だ」 放水作戦敢行の警視庁機動隊員ら原発へ
2011.3.17 11:37

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警視庁第1機動隊の高圧放水車(警視庁提供)
 警視庁の幹部は「まさに決死隊だ」と声を振り絞った。17日に開始された福島第1原発への放水作戦。前日には放射線量が高いことを理由に、自衛隊がヘリコプターからの3号機への注水を断念したほど。建屋の穴から使用済み核燃料貯蔵プールに注水はできるのか。全国民が固唾をのんで見守った。

 「操縦は警察官にお願いできないか」。16日、東電側からの依頼に警察庁と警視庁の幹部に緊張が走った。当初は高圧放水車を東電側に提供するだけだったが、東電の社員では操縦は難しいという理由だった。

 原発の事態が緊迫化するなか、警視庁は急遽(きゅうきょ)、扱いに慣れた機動隊員を中心に十数人の部隊を編成し、福島に派遣した。ただ、作戦実行に向けて最も高い壁は隊員の安全確保。建屋からわずか50メートルと、ヘリよりも近づかなければならないのに安全は保てるのか。警察当局は「自衛隊でも東京電力でもどちらでもいい。とにかく一番いい防護服を」と要請したという。

 高圧放水車が1回にできる放水はわずか2分。放水と注水を繰り返す作業に無駄は許されない。東電の社員を交えた計画が綿密に立てられた。高圧放水車は東電側が事前に第1原発に運び込まれ、隊員らは20キロ圏外で待機し、出動の機会をうかがった。

 一方、東京・霞が関の警察庁では17日早朝から幹部らが登庁。警視庁でも警備部の幹部らが現場からの報告を待った。午前10時半前、自衛隊ヘリからの4回の海水投下作戦が終わった直後、機動隊員らが原発に向けて出発した。

770チバQ:2011/03/17(木) 22:06:46
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110318k0000m040087000c.html
福島原発:綱渡りの放水作戦 被ばく基準、急きょ変更
 東京電力福島第1原発の冷却機能回復を目指し、枯渇の危機に直面している使用済み核燃料プールの官民挙げた冷却作戦が17日、繰り広げられた。周囲の放射線量が依然高い数値を示す中、午前には陸上自衛隊がヘリで上空から3号機に海水を投下、夕方から夜にかけては警視庁や自衛隊が地上から水を放った。しかし、警視庁の放水は功を奏さなかったほか、自衛隊のオペレーションも放射線量を十分抑制するまでの効果は疑問視されている。東電による外部電源回復作業も本格化したが、未知の冷却作業はノウハウも乏しく、綱渡りの作戦が続く。【犬飼直幸、坂口裕彦、八田浩輔】

 ◇首相、防衛相で政治決断
 「陸上からの放水によって、何とか危険な状態を緩和していきたい。昼に官邸に報告に行き、首相との緊密な連携について話をした」。北沢俊美防衛相は福島第1原発3号機に海水を投下する作戦を実施した後の17日午後、防衛省内の災害対策本部で、首相との連携を強調した。

 東日本大震災の発生後、同原発の状況が急速に悪化する中で自衛隊への期待が高まる一方、東電側から十分に情報が入ってこないことへの不信感が防衛省内に募っていた。14日に3号機で起きた爆発で給水作業中の隊員4人が負傷し、自衛隊はいったん同原発から退避。15日未明に政府と東電の統合連絡本部が東電本店に設置され、仕切り直す形で「命がけの作戦」が進む。

 連絡本部には細野豪志首相補佐官が事務局長として常駐し、防衛省内局と統合幕僚監部からも幹部が派遣された。首相官邸と防衛省が連携して情報を共有し、菅直人首相−北沢防衛相ラインのトップダウンで原発対応を指揮する態勢となった。被ばくの危険が伴う作戦に自衛隊側の不満もくすぶるが、北沢防衛相は17日午前の記者会見で「今日は限度と判断した。私と菅首相がたびたび話し合う中でそういう結論に達した」と説明した。

 17日のヘリからの海水投下は、任務に当たる自衛隊員個人の累積被ばく総量限度を通常時の50ミリシーベルトから100ミリシーベルトに倍増して実行された。16日もヘリがいったん現地に向かったが、放射線量が高いため見送っていた。17日も高い状況に変わりはなかったが、北沢防衛相は「首相と私の決断を統幕長が判断していただいた」と述べ、放射線量にかかわらず「実施ありき」の政治決断だったことを認めた。

 これには防衛省・自衛隊内から「これまで周知されたことがない数値だ」との戸惑いも聞こえた。被ばく総量限度は統合幕僚長指令に基づき、通常時は50ミリ、非常時は60ミリと定められている。この指令は今回のような原発対応を想定していないため、人事院規則にならって100ミリに急きょ引き上げたという。

 海水投下を実行した陸上自衛隊のトップ、火箱芳文幕僚長は17日の会見で「(当初は)60ミリということだった」と発言後、「失礼しました。(作戦は)100ミリシーベルトで設定して行った」と訂正。「設定基準を上げたと言っても、基本的にまだ明確に方針として示されたわけでもない」と自衛隊内の混乱も露呈した。

 防衛省はさらに自衛隊の高圧消防車5台を同原発に投入。17日午前の4回の海水投下は、3号機だけでなく、周辺にも散水され、警視庁機動隊の放水車や自衛隊の消防車が現場に近づくための「除染」の役割も担った。しかし、これによって原子炉の冷却がうまくいかなければ、さらなる危機的状況に発展しかねない。首相が「最後のとりで」と期待する自衛隊の幹部は「やれと言われればやるのが我々の仕事だ」と語った。

771チバQ:2011/03/17(木) 22:07:06
 一方、2号機の電源復旧作業は17日午前から、東電職員ら30人の手で始まった。被ばく人数を抑えるため、平時より少ない態勢だ。

 非常用電源が失われた1〜4号機のうち、唯一配電盤が水没しなかった2号機の電気系統回復が頼みの綱。作業では放射線量の比較的低い海側に変電盤を仮設し、建屋の各機器などと接続していった。担当者は「少ない工事量で復帰するよう計画している。(電源復旧の)実現性はかなり高い」と強調する。

 ただし、電源復旧は原子炉冷却のための入り口に過ぎない。まずは海水を送り込むポンプの作動試験をする必要があるが、16日夕には東京・内幸町の本店との連絡回線を切断するミスも起きた。7時間後の復旧までの間、水位計などのデータのやり取りは衛星携帯での通話でしのいだ。

 東電は2号機との間の回線が生きている1号機も、近く電源復旧が可能とみる。しかし、3、4号機は新たな外部電源をひく必要があり、復旧には時間がかかる見通し。また、使用済み核燃料プールの水温が上昇している5、6号機では、5号機の非常用電源が機能していない。6号機の電源を5号機につないでいるものの、東電は「この状態が長く続けば1〜4号機のように温度が上昇する」と焦燥感を募らせる。

 ◇本格注水へのつなぎ
 東京電力福島第1原発3号機に向けた17日の放水は、低下しているとみられる使用済み核燃料プールの水位を回復するほどの量は期待できず、むしろ外部電源復旧後の本格的な注水をにらんだ「つなぎ」の要素が濃い。

 この日、陸上自衛隊のヘリから4回にわたって投下された海水は、最大でも約30トン。だが、上空からの散水は拡散し、どの程度がプールに入ったのかは不明だ。地上から高圧消防車も活用されているが、放水で約1200立方メートル(1200トン)のプールを満たすことは相当難しいとみられる。

 3号機のプールでは16日以降、大量の水蒸気が立ち上るのが観察され、プールの水が沸騰しているとみられている。このままの状態が続くと、燃料棒のジルコニウム製の被覆管が劣化し、中の放射性物質が出やすくなるので、対策が急務になった。空と海からの放水は、政府と東電のひねり出した「窮余の策」だ。

 放水した水でプールの水位が回復できなくても、霧状の水滴が燃料棒にかかるだけで熱を奪って蒸発し、燃料棒を冷やす効果が期待できる。この仕組みは、真夏に市民が水をまいて涼を取る「打ち水」と基本的に同じだ。また、プールから立ちのぼった水蒸気に含まれた水滴も同様に燃料棒を冷やしていく。

 吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)は「被覆管が壊れないよう、とにかく水をかけ続けること以外、今はやるべきことはない」と話す。【須田桃子】

772チバQ:2011/03/17(木) 22:07:51
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110318k0000m040080000c.html
計画停電:大規模停電、薄氷の回避 鉄道各社が協力
 海江田万里経済産業相は17日、緊急会見し、同日夕から東京電力管内で「予測不能な大規模停電発生の恐れがある」ことを明らかにした。朝からの冷え込みで暖房利用が増えた上、帰宅ラッシュで列車本数の増える夕方以降、電力需要が供給を上回る見通しとなったため。この日は列車の間引き運転などで大規模停電は回避したが、需給逼迫(ひっぱく)のリスクに直面したことを受け、東電は計画停電強化の検討に入った。

 東電は同日午前7時から、地域ごとに五つに分けたグループへの電力供給を順番で止める計画停電を開始。寒さの影響で、午前9〜10時の平均需要は3330万キロワットと、供給能力の3350万キロワットの99.4%に迫り、14日からの計画停電で初めて、対象地域全1440万世帯の電気を止めた。午前中に停電した計599万世帯については夕方にも、同日2回目の停電を実施。停電世帯は延べ1820万世帯に達した。

 それでも午後6〜7時のピーク時、4000万キロワット超の需要が見込まれたことから、海江田氏は会見で、大規模停電の可能性に言及しながら「電力消費を自粛してほしい」と呼びかけた。これを受け、鉄道各社が17日夕の帰宅ラッシュ時、列車の運行本数を減らすなど、大口需要者らによる節電の動きが広がり、「夕方の需要を、供給より少ない3050万キロワットに抑えられた」(東電の藤本孝副社長)。

 だが、東電は18日も、夕方の需要が4000万キロワットと、供給能力(3400万キロワット)を上回ると予想している。藤本副社長は17日の会見で、▽停電時間(現行最大3時間)の延長▽夕方の需要ピーク時の同時停電グループ数を、現在の2組から3組に増やす−−などの計画停電強化策を検討する意向を示した。

 東電によると、電力需要が供給能力を上回った場合、一定地域ごとに停電させることで対応する。藤本副社長は「(東電管内が一度に)全部停電することは絶対にない」と語った。【増田博樹、宮崎泰宏、石原聖】

773とはずがたり:2011/03/17(木) 23:34:37

東電社員、警察官、自衛隊員…原発事故で被曝した人
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110314/dst11031423440139-n1.htm
2011.3.14 23:43

 東京電力の福島第1、第2原発事故でこれまでに被曝した人は次の通り。(発表内容に重複がある可能性があり、被曝の定義は発表者の判断による)

 【政府災害対策本部発表】

 ▽東電社員9人と協力会社8人の計17人が顔面に放射性物質が付着

 ▽蒸気を外部に放出する作業をしていた作業員1人が被曝

 ▽警察官2人が被曝したが、除染完了。ほかに被曝した消防官は確認中

 ▽双葉厚生病院から避難していた3人が被曝

 ▽バスで避難していた9人が被曝

 【東京電力発表】

 ▽水素爆発で作業中にけがをした男性社員ら6人が被曝。うち5人は除染済み

 【文部科学省発表】

 ▽水素爆発で作業中にけがをした男性自衛隊員が被曝

 【新潟県発表】

 ▽原発周辺の放射線を調べるため福島県に派遣した職員2人が微量の被曝

774荷主研究者:2011/03/17(木) 23:42:27

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110316301.htm
2011年3月16日03時10分 北國新聞
大津波に耐えられるか 志賀原発

 東京電力福島第1原発で放射能漏れ事故が続き、「志賀原発は大丈夫か」と地元関係者の間で不安が広がっている。福島と志賀はどう違うのか。同様の事故は志賀原発で起きないのか。検証すると、志賀原発は10メートルの津波が来ても福島の二の舞にはなりにくい立地のようだ。

 福島第1原発の事故をもたらした最大の原因は、地震に伴う津波だ。

 福島第1原発に近い相馬市で観測された最大の津波は7・3メートル。仙台新港では最大の10メートルの津波が起きた。これに対し、福島第1原発では最大で5メートル程度の津波しか想定していなかった。

 実は志賀原発が想定している最大の津波も5メートル程度と、福島と同じだ。だが、志賀と福島では原発が立地する場所の標高が違う。福島第1原発の標高は不明だが、映像などをみる限り、さほど高い位置に立っていない。

 一方、志賀原発は、一番低い位置にあるタービン建屋でも海抜11メートルの高さにあり、原子炉建屋は21メートルの高さにある。仮に、東日本大震災並みの大津波が来ても、福島のような大きな被害が出る可能性は小さいとみていいのだろうか。

 実際、宮城県の女川原発は、立地地域が津波で壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、原発が高台に立地しており、大事故につながる被害は出なかったとされる。

 もちろん、波が陸地にぶつかった後どんな動きをするかにもよるので、いくら高台にあっても「絶対、大丈夫」とは言い切れない。

 福島第1原発の6基は、運転開始から31〜40年経ち、いわば「高齢化」した原発だ。最も古い1号機は開始から40年、人間で言えば「初老」だ。

 これに対し、志賀原発は1号機が17年、2号機が5年と比較的新しい。

 原発の「寿命」に国の規定はないが、各事業者は30〜40年の運転を想定しており、40年を超える場合、国の指針による保守管理方法の変更が必要。福島第1の1号機は2月に10年間の運転延長が認められたばかり。福井の敦賀1号機、美浜1号機に続き3基目だった。

 原発は長く運転すると、圧力容器の材質がもろくなったりするため、温度管理や検査を充実させる。人間でも初老になれば体にガタが来て健康管理が必要。その点、志賀原発は2基とも成人すらしておらず、「元気そのもの」のはずなのだ。

 福島第1原発の製造メーカーは、1号機が米ゼネラル・エレクトリック(GE)、2、6号機が東芝とGE、3、5号機が東芝、4号機は日立だ。

 志賀原発は1、2号機とも日立だが、15日には、志賀と同じ日立製の4号機が定期検査中にもかかわらず、水素爆発を起こしたのが気掛かりだ。

 一方、原子炉の型は、福島の全6基と、志賀1号機が同じ「沸騰水型軽水炉(BWR)」というタイプ。原子炉内に導いた冷却水を沸騰させた蒸気でタービンを回転させて発電する仕組みとなっている。志賀2号機は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)だ。

 改良型の大きな特徴は、これまで以上に耐震性が高いこと。再循環ポンプを原子炉圧力容器内に入れ、原子炉建屋と一体の原子炉格納容器を採用したことから、地震に強い構造という。

 志賀原発、福島第1原発の耐震性の評価をみると、想定する地震による最大の揺れ(基準地震動)は、ともに600ガルと同じ。数字上は同じレベルの揺れを考慮していると言える。

 一般的に、2つのプレートの境界があり、プレートの動きによる地震が多い太平洋側の方が、日本海側より大きな地震が起きやすいとされる。

 だが、志賀原発は2007年3月の能登半島地震で、一部が想定の2倍近くを上回る揺れを観測。新たな指針に基づく耐震安全性評価で、基準地震動を490ガルから600ガルに引き上げた経緯がある。

 想定外の揺れを記録した東日本大震災と、想定外の事態が起き続ける福島第1原発の事故により、国内外で原発に対する信頼が大きく揺らいでいる。志賀原発は本当に大丈夫なのか、北電も地元も、もう一度検証する必要がありそうだ。

775とはずがたり:2011/03/18(金) 00:26:43

地上からの放水、建屋内に=効果「まだ評価できず」―自衛隊30トン・福島第1原発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000002-jij-soci
時事通信 3月18日(金)0時11分配信

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故で、自衛隊は17日午後7時半すぎ、使用済み核燃料プールの水が蒸発している3号機建屋に向け、高性能消防車で地上から放水した。防衛省によると、消防車は5台で約30分間に計30トンを放水。水は建屋内に届いたが、経済産業省原子力安全・保安院は効果について「まだ評価できる段階ではない」としている。
 防衛省は、ヘリによる水の投下と地上放水について、18日も同様の態勢を取っており、東京電力などから示される17日中の効果を見て、18日以降の放水方法を決める。
 一方、警察庁によると、警視庁の高圧放水車は同7時ごろから放水。約5分後、放射線量を示す線量計の警告アラームが鳴ったため、中断した。
 タンクの残量はなく、4トン以上を放水しており、警察庁は「建物に届いた」と説明。作業した機動隊員3人の体調に大きな異常はなかった。高圧放水車は水平方向に放水する設計のため、燃料プールへの注水に適さないと判断し、18日以降の放水を打ち切る。ただ、東電が「使用したい」と要請したため、同原発に置いたままにする。
 燃料プールの冷却機能が停止し、核燃料棒の破損や放射性物質の放出が懸念されている3号機には17日午前、陸自CH47型ヘリ2機が4回にわたり水を投下した。敷地内の放射線量に大きな変化はみられないものの、東電は「建屋から水蒸気が立ち上がり、放水による冷却効果はあった」と評価している。第1原発では、4号機もプールの水が蒸発しているが、満水ではないものの燃料集合体が水面下にあることが確認された。これに対し、3号機は水位の低下が推測されたため、優先して放水された。一方、東電は同原発の冷却機能回復につながる外部電源の復旧作業を継続。2号機を優先して作業しており、電力が供給されるのは早くて18日になる見通しとしている。

776とはずがたり:2011/03/18(金) 00:27:07

東電が東通原発の建設を中断 電源開発の大間原発も
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031718490071-n1.htm
2011.3.17 18:48

 東京電力は17日、福島第1原発の事故を受け、青森県東通村の東通原発1号機の建設を中断すると明らかにした。

 電源開発は、大間原発(同県大間町)の建設を当面中止。東電などが出資する「リサイクル燃料貯蔵」も、使用済み核燃料中間貯蔵施設(同県むつ市)の建設を当面中止する。

 いずれも担当者が17日、青森県庁を訪れ、県に報告した。

 東電の佐久間三喜夫青森事務所長は、福島第1原発事故に会社を挙げて対処していると説明。「状況を鑑み、4月からの本格工事を見合わせる。再開時期は言える状況にない」とした。

 東通原発1号機は1月末に着工したばかり。国内最大級の出力138万5千キロワットで、平成29年3月の運転開始を目指している。

777とはずがたり:2011/03/18(金) 02:56:32

復旧見通し、未明に修正=放水は「効果あった」−福島原発で東電幹部ら
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031701260

 「電源は18日にも復旧する」。17日午後に東京都千代田区の東京電力本社で開かれた記者会見。同社幹部らは、失われた福島第1原発の電源復旧に自信を見せていたが、18日未明に開いた記者会見では同日中の復旧は困難と見通しを修正。「可能な限り作業を進める」と弁解した。
 東電は17日午後の会見では、東北電力の送電線から電気を引き込む作業を開始しており、18日未明までに海水をくみ上げるポンプなどの手前までの接続を完了した上で、各設備につなぐ方針と説明した。電気設備の損傷が少なく、建屋の状態が良い2号機から復旧させ、原子炉への注水作業を優先させるとしていた。
 しかしその後になって、がれき撤去などの作業が思うように進んでいないことが判明。18日未明の会見では、同日中の電源復旧は難しいとの見通しを示した。
 一方、17日午前に行われた自衛隊ヘリによる空からの放水については「一定の効果があったと思う」と評価。放水後に使用済み燃料プール付近から水蒸気が立ち上るのを確認したといい、「冷却効果がある行為だったと思う。今後も実施したい」と述べた。
 自衛隊の高性能消防車による地上からの放水についても「一定の効果があった」とした。(2011/03/18-01:44)

778とはずがたり:2011/03/18(金) 09:31:54

福島第一原発の電源復旧、19日以降に 作業ずれ込む
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201103170513.html
2011年3月18日1時22分

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東京電力福島第一原発で、18日に見込まれていた電源の復旧が19日以降にずれ込みそうだ。原発の運転には大量の水をポンプで循環させ、核燃料から出る熱を冷やす必要がある。地震で送電が止まり、非常用電源も動かなかった。通電すれば、水の循環や給水が可能になれば危機的な状況に光がさすだけに、東電はこの作業に望みを託す。

 復旧に向けた作業は17日早朝に始まった。東電によると、原発の敷地内で約320人の作業員が参加した。

 福島県内に電気を供給している東北電力の送電線を補修して電気を引き込むが、少なくとも10〜15時間ほどかかる。放水が始まった3、4号機より先に2号機で始める。

 送電が再開できれば、事故時などに原子炉を冷却する緊急炉心冷却システム(ECCS)を動かすポンプを起動できる可能性もある。ECCSが動けば、原子炉の下部にある巨大プール、圧力抑制室の大量の水を原子炉格納容器や圧力容器に送り込める。

 さらに、圧力容器や使用済み核燃料のプールにも水を循環させ、核燃料からしばらく出続ける余熱を冷やす。プールの温度が上昇し、燃料が露出して破損するなどの事態の拡大を防ぐ。

 ただ、地震や津波、その後の火災や爆発の影響で、ポンプや変圧器などの設備が壊れている可能性もある。設備が壊れていれば、送電しても作動しない。正常に作動するか逐一確かめながらの作業となる。

779とはずがたり:2011/03/18(金) 09:43:19

東電、ガスタービン発電を複数新設へ…供給強化
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110318-OYT1T00043.htm?from=main5

 東京電力は17日、不足している電力供給を補うため、火力発電の増強を行う方針を明らかにした。

 ガスタービン発電設備を複数新設する。運転中の火力発電所の稼働率も引き上げ、電力卸売り事業者(IPP)からの電力買い取りも強化する。

 ガスタービン発電の出力は1基あたり30万キロ・ワット規模で、10万世帯分の電力を賄える。東電は、「電力需要が急増する今夏までには用意する」構えだ。

 地震後停止している東扇島(川崎市)、鹿島(茨城県神栖市)の復旧を急ぎ、電力供給力を4月上旬までに17日時点より約15%引き上げる。さらに、老朽化などで休止している火力発電所も再稼働させる方向だ。

 一方、一部停止中の原子炉が残る柏崎刈羽原発(新潟県)の全面稼働については、「国民感情から難しい」として、当面行わない方針だ。
(2011年3月18日00時32分 読売新聞)

780とはずがたり:2011/03/18(金) 09:56:46

韓国、自国民に80キロ外退避勧告 米英に追随
http://www.asahi.com/international/update/0317/TKY201103170462.html
2011年3月18日0時37分

 福島第一原発の事故に関連して、韓国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコの各国政府も17日までに、米国と同様に同原発から半径80キロの域外に退避するよう自国民へ勧告した。

     ◇

 【ソウル=牧野愛博】韓国外交通商省は17日午後、日本に滞在している韓国人に向け、福島第一原子力発電所の半径80キロ圏外への退避を勧告した。同省によれば、福島県には約2100人、隣接する宮城県に約4400人の在日韓国人が住んでいる。

 同省は13日付で、東京都や東北部などに旅行警報を発令。福島第一原発の半径30キロ以内については4段階ある警報のうち、上から2番目の「旅行制限」としていた。

 金星煥(キム・ソンファン)外相は17日の記者会見で、米英両国が自国民に80キロ圏外への退避を勧告したことに触れ、「我々もこれを準用している」と指摘した。一方で「日本政府の発表を信じている」とも語った。同省関係者は米英の基準に従った理由について「米国の政策や韓日の報道ぶりなどから総合的に判断した」と説明した。

 一方、インターネットの掲示板には、日本から韓国へ放射性物質が拡散すると指摘する書き込みが相次いでいる。李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日、「放射能を心配する必要はない。流言飛語は防がなければならない」と訴えた。

781とはずがたり:2011/03/18(金) 21:40:29
結構高いね・・。この150μSvの場所は昨日は170μSv出たとか。。

放射線量、福島県内で高レベル続く
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180413.html
2011年3月18日21時9分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180414.jpg
地図:各地で観測された放射線量拡大各地で観測された放射線量

 福島第一原発事故の影響で上がった放射線量は、福島県内では18日も通常より高い値が続いた。特に原発の北西30キロ付近では、1時間あたり150マイクロシーベルトという高い値が計測された。専門家は、一時的に上がっている可能性もあるが、注意深く経過を見守る必要があると指摘している。一方で全国的には下がる傾向だった。

 原発から北西に約30キロ離れた浪江町の計測値では18日午後1時32分に毎時150マイクロシーベルトを計測した。この地点付近は16日午前11時半は80マイクロシーベルトだったが、17日午後2時に170マイクロシーベルトに上がり、高レベルが続いている。

 毎時150マイクロシーベルトは、その場に7時間いれば、一般の人の年間放射線被曝(ひばく)限度量である1ミリシーベルト(1ミリは1千マイクロ)を超える値だ。

 このほか、福島県内では18日午後6時現在、1時間あたりの観測値として飯舘(いいたて)村で20.90マイクロシーベルト、福島市で11.10マイクロシーベルト、南相馬市で7.29マイクロシーベルトを記録した。

 また文部科学省が各都道府県の定点で観測した値(同日午前0時〜午前9時)によると、茨城、栃木、群馬、埼玉の4県で、平常時の上限を超える値が観測された。福島県と宮城県からは、データが届かなかった。

 福島県内で高い値が続く理由について、財団法人・日本分析センター(千葉市)の池内嘉宏理事は「ヨウ素やセシウムなどの放射性物質が大気とともに流れて、計測地点を通過した時点で高値になったのではないか。福島市などは、地面に降りた放射性物質から放射線が検出されている可能性がある」と話す。

782とはずがたり:2011/03/18(金) 22:29:56

保安院 外部電源使用には時間
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110318/k10014767741000.html
3月18日 19時30分

震災で被害を受けた福島第一原子力発電所の外部電源の復旧作業について、18日、原子力安全・保安院が説明し、1号機と2号機に外部電源を引き込む作業は、19日に終わるものの本格的に外部電源が使えるようになるにはさらに時間がかかるという見通しを示しました。

福島第一原発では、地震による停電に加え、津波で非常用の発電機も故障して電気が使えなくなり、1号機から3号機で原子炉などが冷やせずに深刻な事態に陥っています。現在、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能を回復するため、外部電源を復旧させる工事が行われています。これについて、原子力安全・保安院は、18日夕方の記者会見で、1号機と2号機に外部電源を引き込む作業が終わるのは、19日になる見通しで、3号機と4号機については20日に完了する予定だということです。しかし、その後は被害を受けた施設の機器に電気を通しても問題がないかなどの点検が必要で、本格的に外部電源が使えるようになるには、さらに時間がかかるという見通しを示しました。

783とはずがたり:2011/03/18(金) 22:38:08
早速計測するなんてよっぽど大本営発表を信じていないんだな。。

IAEAチーム、都内で放射線量を計測 天野事務局長「不安払拭」を強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000686-san-soci
産経新聞 3月18日(金)21時58分配信

 国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)の天野之弥事務局長は18日夜、都内の日本記者クラブで記者会見を行い、東京電力福島第1原発の事故に関し、同機関の放射線計測の専門家チームが同日中に東京都内で放射線計測を開始することを明らかにした。

 IAEAの専門家4人は同日、天野氏とともに来日した。天野氏は「今夜にもただちに計測を始めたい。東京の放射線量は日本側の計測でも人体に有害ではないが、IAEAが計測することが役に立つ」と指摘。都内での計測の目的は日本国民や在日外国人の不安払拭にあることを強調した。

 専門家チームは近く福島第1原発にも向かう。これとは別にIAEAの東京事務所に連絡要員を1人置き、日本政府との情報共有の円滑化を進めるという。

 天野氏は日本政府が第1原発から20キロ以内の住民に避難指示、20〜30キロ以内で屋内退避の指示を出していることについて「IAEAの基準に則っている」と述べ、適切との考えを示した。一方で「今回の事故は深刻な事故だ」と指摘。他国の原発政策に与える影響についても「間違いなく出る」と語った。事故の原因に関しては明言を避け、「今は事故の検証よりも安全の回復が何よりも優先されなければならない」と強調した。

 IAEAについては事故対応への遅れも指摘されているが、天野氏は「原子力の安全の問題は基本的に各国の責任であり、IAEAが強制力を持って何かをする権利はない」と語った。「IAEAの役割は確認された日本政府の情報を各国に配ることや技術支援にある」とも述べた。

 天野氏は原発事故の情報収集などのために18日昼に急遽来日し、菅直人首相らと会談した。19日に帰路に就き、21日にIAEA特別理事会を開催して今後の対応を協議する。

784とはずがたり:2011/03/18(金) 22:38:20

<福島第1原発>国内最悪「レベル5」…1〜3号機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000102-mai-soci
毎日新聞 3月18日(金)19時4分配信

<福島第1原発>国内最悪「レベル5」…1〜3号機
福島第1原発。奥から1号機=2011年3月16日(東京電力提供のビデオから)
 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日、原子力施設事故の国際評価尺度(INES)で1〜3号機について、国内では最悪の5とする暫定評価の結果を発表した。5は79年の米スリーマイル島原発事故と同じレベル。

 INESは、国際原子力機関(IAEA)が定めた世界共通の尺度で、0〜7までの8段階で評価する。今回の暫定評価の理由として、燃料棒が3%以上損傷していることや、外部に放射性物質を放出していることを挙げた。第1原発4号機と第2原発1、2、4号機はレベル3とした。史上最悪の原発事故と言われるチェルノブイリ事故(旧ソ連)はレベル7。国内では99年のJCOウラン燃料加工施設臨界事故がレベル4で最悪だったほか、福島第1原発1号機の事故について今月12日、保安院が「レベル4程度と推定される」と評価していた。

 また、政府と東電は18日、地震と津波で失われた、原子炉などを冷却するための外部電源の復旧に向けた電源ケーブルの敷設に着手。東電によると、1、2号機は19日朝、3、4号機は早ければ同日中に作業が完了する見通し。3号機にも自衛隊が高圧消防車で地上からの放水作業を実施したほか、東京消防庁も放水準備に入るなど、急務となっている冷却作業に各機関が参加した。17日に続けて準備していた陸自ヘリによる上空からの海水投下は18日は見送られた。

 一方、東電の小森明生常務は18日夜、福島県災害対策本部で会見し、「わが国が経験したことのない地震と津波に見舞われたとはいえ、このようなことになったのは痛恨の極み。国の指導のもと、県民の安全確保を最優先に取り組みます」と述べ、地元で初めて謝罪した。【河内敏康、関東晋慈、江口一、伊澤拓也、合田月美】


最終更新:3月18日(金)21時18分

福島原発:1〜3号機は比較的安定も4号機懸念…IAEA
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110318k0000e040011000c.html?inb=yt

 【ベルリン小谷守彦】福島第1原発事故で国際原子力機関(IAEA)のグラハム・アンドリュー科学技術担当補佐官は17日、記者会見し、「現在、1、2、3号機は比較的安定しているようだ」と語り、事態改善に期待をにじませた。

 ただし、事故の全体評価として使ってきた「極めて深刻」の表現は変えず、「また事態が悪化することもあり得る」とも警告した。

 4号機については、14日から使用済み核燃料プールの温度計が機能不全に陥っていることを挙げ、「重大な安全上の懸念が残っている」とした。

毎日新聞 2011年3月18日 9時44分(最終更新 3月18日 10時41分)

785建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/03/18(金) 23:03:48
さて、このチャンネル桜とやらはこれからどうすんのかねwww

石川迪夫 捏造だらけのNHK 「原発解体」 チャンネル桜 H22.3.24
http://www.nicozon.net/watch/sm10150892
月刊『WiLL』4月号の記事「間違いだらけのNHKスペシャル 『原発解体』」
において指摘したように、NHKは「廃炉解体」に ついて報じた中で52箇所もの
誤りを犯し、悪質なナレーションや詐欺映像で原子力発電への恐怖を煽り立てた
虚偽報道を行った事についてお聞きするとともに、原子力関係者からの抗議に対し
ても真摯な対応を見せないNHKの報道姿勢についても取り上げていきます。

786建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/03/18(金) 23:32:10
放射線防護学の専門家で札幌医科大学教授:高田純教授の説明内容を要約しました。

「福島原発の行方」:3月15日チャンネル桜:夜放送
http://www.youtube.com/watch?v=B5KeT0JBq-w

【説明内容要約】

●結論的には、高田教授の意見では、「心配する事はない」と述べています。
●M9.0は世界中の核弾頭が爆発したようなエネルギー放出。にもかかわらず東北おなが原発はこれに耐えた。福島原発は故障したが、日本の耐震技術は最高で、これがソ連製であればチェルノブイリと同じ事が起こった。
●中越沖地震というのがあった。史上最大の地震波に襲われたが、原子炉は無傷で残った。
●今回の原発故障原因は未だ判らないが、原子炉は地震発生と共に自動停止したが、これは日本が開発した技術です。p波とS波があるが、p波が先に来るが、これを感知すると自動的に停止する。地震発生後0,6〜0,7秒で停止する。
●原子炉が破壊しなかったのは今回もその技術を証明した。海外も注目している。

福島原発の件は福島県民、東京都民にどれだけの影響があるか国民も注目している。TVで”被爆者”と云っているが何の意味もない。「線量」で考えるべきです。

表:線量6段階区分と放射線量被曝リスク

線量レベル・ リスク・ 線量(シーベルト)

A ・致死 ・4以上
B ・急性放射線障害・ 1以上
C・ 胎児に影響・ 1/10以上
D ・やや安全・1/100以上
E・ 安全・核災害の影響を無視できる・1/1000以下
F・核災害の影響を無視できる・1/100000以下

(東京電力がHP上で開示している)。

●ABCは危険、DEFは安全。
●福島県の人が1年間10km〜20kmで避難生活をすると、0,8マイクロシーベルト、これはレベルEとなる。「福島県民は安心して欲しい」。CT検査とかレントゲン検査はレベルD。
●1964 年(東京オリンピックの年)から1980年代まで、中国は楼蘭でメガトン級の核実験を繰り返した。それによる黄砂でセシューム137とストロンチューム 90が団塊世代の骨格に取り込まれている。これによる被ばく線量はレベルDで今回の福島県のレベルはE、これからすると中国の黄砂の方が怖い事になる。

●放射性ヨウ素は甲状腺にたまるが、これを防護するには1日30グラムの乾燥昆布を食べればいい。安定ヨウ素剤は備蓄されている。
● 一番最悪として核容器が破損する事が考えられるが、破壊しても25年前のチェルノブイリ型事故にはならない。理由はソ連型は黒鉛炉と日本型は軽水炉の違い。チェルノブイリは黒鉛火災を起こし1週間以上燃え外部に噴出したことによる。さらに、原子炉の中で核爆発が起こる事もない。何故起こらないか?広島型U235の濃縮度は90%以上、福島型U235の濃縮度は4〜5%なので絶対に爆発しない。この2つの理由でチェルノブイリ事故のようにはならない。ちなみにチェルノブイリ事故では(近隣住民は?)死亡していないが、甲状腺がんはあった。
●軽水炉の事故にはアメリカ3マイル島事故があり住民は避難したが、パニックになり避難しただけで、子供に甲状腺がんは発生していない。

●石油はなくなるし、核は21世紀の重要なエネルギー源であり落ち着いて見考えて欲しい。福島原発は必ず復旧するだろう。日本の耐震技術は素晴らしい、日本人として絶賛したい。

● 今回の災害でいたずらに不安感をあおっているのがいるけしからん者がいる。不安をあおっている人ほど社会主義者が多い。立場は反核平和、反原子力が多く、ソ連・中国が好き。しかし、中国の楼蘭核爆発被害は、ず〜と容認してきた。この人達ほど今回はエキセントリックにいっており、簡単には信用できない。

787チバQ:2011/03/19(土) 00:29:15
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000m040125000c.html
福島第1原発:「冷却」「電源復旧」懸命に…事故1週間
 東日本大震災の発生から18日で1週間。東京電力福島第1原子力発電所では炉心過熱と燃料棒の一部溶融、原子炉建屋(たてや)の爆発、高レベル放射性物質の放出、使用済み核燃料プールの沸騰などが同時多発的に発生。「世界一安全」をうたう日本の原発のもろさが露呈した。現場では、重要施設の冷却作業と命綱の電源復活に向けて、作業員らが高い放射線量にさらされながら緊迫した作業を続けている。【西川拓】


福島第1原発1〜4号機の事故と現状 ◇津波で電源喪失
 11日午後2時46分、三陸沖で発生したマグニチュード(M)9.0の巨大地震が福島第1原発を襲った。地元の福島県大熊町は震度6弱。6基の原子炉のうち、運転中だった1〜3号機は直ちに自動停止した。

 関係者がほっとしたのもつかの間、非常用発電機が使えないことが分かった(現在1基は稼働中)。発電機の過熱を防ぐ冷却ポンプが津波で使用不能になったためだ。

 原発は一つのトラブルがあっても、別の仕組みで補い、高レベル放射性物質が外部に漏れる最悪の事態を回避する「多重防護」の考え方で設計されている。だが今回は、停電を補うはずの非常用電源が機能しなかった。電源喪失で、原子炉や使用済み核燃料プールの冷却が不十分になり、事故の連鎖を招いた。東電の小森明生常務(原発担当)は「10メートル以上の津波は想定していなかった」と釈明する。

 ◇同時多発事故
 1号機は12日の水素爆発で原子炉建屋の上部外壁が吹き飛んだ。炉内の温度が上がって冷却水が蒸発。露出した高温の燃料棒と水が反応して発生した水素が建屋内にたまったのが原因と考えられる。

 13日には3号機で炉内の燃料棒(長さ約4メートル)が最大2メートル露出したことが判明、翌14日に原子炉建屋上部で水素爆発が起きた。15日には2号機の格納容器の一部「圧力抑制プール」で爆発が起きた。

 ◇停止中原子炉も
 事故は、運転していなかった4号機にも及んだ。15日、使用済み核燃料プールで水素爆発と火災が起きた。経済産業省原子力安全・保安院によると、プール内の核燃料から出る熱で水温が上がり、蒸発が進んで燃料棒が露出、水素爆発を招いたとみられる。

 現在、トラブルがない5、6号機でもプールの水温が徐々に上がっている。原子炉内の核燃料は頑丈な格納容器に守られているが、プールはそれがない分、危険度が増す。当初「原発から半径2キロ」だった避難指示は、事態悪化に伴い3キロ、10キロ、20キロと広がった。

 ◇陸と空から放水
 政府と東電による対策統合本部は、3号機の核燃料プールの冷却に向け、陸と空から放水を継続。並行して、約20人が電源確保の作業も進めている。放射線量が高いため、作業員は顔面をすべて覆うマスクや特殊な防護服を着用。線量計で累積被ばく量を計測しながら、交代で時間との闘いを続けている。

 ◇原子炉◇
 核分裂反応を起こしてエネルギーを発生させる装置。商用原発では、この熱で水を沸かして発生した水蒸気でタービンを回し発電する。原子炉は(1)核物質のウランを焼き固めたペレット(2)ペレットを密封するための被覆管(3)鋼鉄製の厚さ約16センチの圧力容器(4)それを収納する原子炉格納容器(5)厚さ1メートル以上のコンクリート製の原子炉建屋で5重に守られている。

 ◇水素爆発◇
 燃料棒の被覆管に使われるジルコニウムは、1100度を超えると反応性が高まる。原子炉内で過熱したジルコニウムが水と反応して水素が発生。空間の体積の14%を超えると、空気中の酸素と反応し爆発する性質がある。1、3号機で起きた水素爆発は、炉内で発生した水素が配管などを通じて原子炉格納容器の外に漏れだし、原子炉建屋内にたまって爆発したとみられる。

 ◇使用済み核燃料プール◇
 原子炉で使った燃料棒を、使用後の一定期間貯蔵する施設。原子炉建屋内の、原子炉格納容器の上部付近にある。原子炉から運び出された燃料棒は高熱のため、水で満たしたプールの中で、3〜5年保管して冷やす。その後は再処理して核燃料として再利用する。

 ◇炉心溶融◇
 原子炉内の温度や圧力が上がりすぎ、冷却水が失われて燃料棒が露出した結果、溶けて破損する状態。炉心すべてが溶融する「メルトダウン」は、溶け落ちた高温の燃料が原子炉圧力容器の底を破って外側の格納容器内に落下すれば、水などに触れて大爆発を起こし、圧力容器や原子炉格納容器を破壊、放射性物質をまき散らす危険がある。

788とはずがたり:2011/03/19(土) 09:40:48

4号機プールの核燃料、発熱突出 まだ使用途中の燃料も
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180577.html
2011年3月18日23時31分

図:福島第一原発 損傷状況の推移拡大福島第一原発 損傷状況の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180628.jpg

 東京電力は18日、福島第一原発1〜6号機(福島県)の使用済み核燃料貯蔵プールの保管状況を公表した。全基のプールにある核燃料集合体は計4546本。建屋で火災が起きた4号機のプールにある核燃料の発熱量がとくに大きいことが明らかになった。プールに水を補給する冷却システムが働かず、燃料の熱で水が蒸発し、過熱した燃料が損傷する恐れがある。

 六つの原子炉がある福島第一原発のうち、4号機のプールの発熱量はとくに大きい。使用済み燃料783本のほか、まだ使い終えていない燃料548本が保管されている。機器の交換のため炉内から取り出されていた。使い終えていない燃料の方が使用済み燃料より熱が大きいことも発熱量の大きさに影響している。

 4号機のプールでの発熱量は毎時約200万キロカロリー。約1400立方メートル入る貯蔵プールの水の温度を、単純に計算すると1時間あたり約2度上げることになる。

 地震で機能しなくなった冷却装置が再び動けば、水温をセ氏40度以下に保つことができる。11日の地震による津波で冷却装置が動かなくなり、この状態では燃料棒からの熱で水が沸騰し始めるまで1日強。完全に干上がるには、さらに10日程度かかる計算だ。

 17日に東電社員がヘリコプターで確認したところ、4号機のプールに水らしいものが見えたという。

 これ以外の原子炉に設けられたプールでは、使用済み核燃料は、もっと発熱量が小さい。発熱量はプールの容積と燃料の本数などで決まる。

 放水車やヘリによる放水・冷却作戦が続いている3号機のプールにある燃料は容量の半分近くで、4号機より少ない。このため発熱量は10分の1ほどだ。しかし16日に、損傷した3号機の原子炉建屋から白煙が出ており、プールの状態は確認できていない。

 2番目に発熱量が大きい5号機では、燃料の本数は許容量の3分の2ほどを占めているが、発熱量は4号機の3分の1ほど。1〜4号機と違い、水を循環させるポンプが作動しているため、18日午後2時の水温が66.3度にとどまっている。しかし、今回の震災による停電で冷却装置は動いていない。

789とはずがたり:2011/03/19(土) 09:46:21

原発冷却作戦、東京消防庁の精鋭も参加 未明に放水実施
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180510.html
2011年3月19日1時5分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180238.jpg
写真:福島第一原発に派遣された屈折放水塔車=東京消防庁提供拡大福島第一原発に派遣された屈折放水塔車=東京消防庁提供

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180237.jpg
写真:福島第一原発に派遣された大型化学車=東京消防庁提供拡大福島第一原発に派遣された大型化学車=東京消防庁提供

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180235.jpg
写真:福島第一原発に派遣された東京消防庁の特殊災害対策車=同庁提供拡大福島第一原発に派遣された東京消防庁の特殊災害対策車=同庁提供

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103180517.jpg
図:福島第一原発への放水作戦拡大福島第一原発への放水作戦

 東日本大震災で損傷した東京電力福島第一原子力発電所の3号機への放水・冷却作戦は18日、自衛隊に加えて東京消防庁の専門部隊も参加した。同部隊は翌19日未明、約30分間放水。同日正午から再開する予定だ。一方、大阪市消防局も現地への出動を決め、政府は現地に調整本部を立ち上げて作業を本格化させる構えだ。

 東京消防庁の参加は、菅直人首相が17日、東京都の石原慎太郎知事に要請して実現した。災害救助のスペシャリストである消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)を中心とする139人と作業車両30台を派遣。放射線量を測定できる特殊災害対策車や大型化学車、40メートル級のはしご車なども含まれる。

 18日、第一原発での放水作業が始まったのは午後1時55分。午前中は東電が電源復旧作業を進めたため、午後の開始となった。

 対象は水素爆発を起こして損傷がひどく、大量の放射線漏れが心配される3号機。まず、陸海空3自衛隊の消防車6台が骨組みだけとなった建屋内に向けて次々と放水した。使用済み核燃料が入ったプールに水を注ぎ、冷却するのが目的だ。続いて、東電関連会社の社員が操作する米軍の消防車1台も放水。17日は自衛隊の5台で計30トンの放水だったが、18日は6台が40トン、米軍の消防車両2トンの計42トンを放った。

 18日に現地入りした東京消防庁も、車両5台と隊員13人が「スーパーポンパー」と呼ばれる送水車で海水をくみ上げ、ホースで水を送り、最大で22メートルの高さから毎分3.8トンの放水が可能な屈折放水塔車で3号機に放水する作戦の準備にかかった。

 だが、現場は被災してがれきが多く、ホースの設営作業などが難航。現地で長く作業をすると放射線量が上限を超えてしまうため、夜になって隊員を交代したうえで、改めて作業を続け、19日午前0時半、3号機に向けて放水を開始した。

 ハイパーレスキューは1995年の阪神大震災を受け、翌96年12月に設けられた精鋭部隊。だが、被曝(ひばく)の危険が伴う現場への派遣にはなれていない。派遣隊の総隊長を務める佐藤康雄・警防部長は18日、「隊員の安全管理を図りつつ、できるだけ任務を全うしたい」とコメントした。

 18日夜には、片山善博総務相が平松邦夫・大阪市長に援助隊の派遣を要請。同市消防局の特殊車両部隊が出動する見通しとなった。菅内閣は同日、拡大した作業部隊の連携をはかるため、「現地調整所」を第一原発から約35キロ南の常磐道・四倉パーキングエリアに設置すると決めた。全体の指揮は自衛隊が担う。作業の長期化も視野に入れ、100人規模の宿泊施設の確保も検討している。

 防衛省は19日朝、陸上自衛隊のCH47ヘリコプターを飛ばし、特殊な機材で原発の施設内部の温度を計測する方針だ。

 一方、原発の冷却装置を動かすための電源の復旧作業は19日午前には1、2号機への送電線の引き込みが終わる見通しで、3、4号機も同日中の接続を目指す。

    ◇

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、1〜3号機が国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当するとの暫定評価を発表した。米スリーマイル島事故と並ぶ評価。炉心に重大な損傷があり、原発外に放射性物質が放出されていることを踏まえた。4号機は「レベル3」に相当とした。

 東電の清水正孝社長はレベル5について「自然の脅威に伴うものとはいえ、痛恨の極み。事態の収束に全力を挙げたい」との談話を発表した。

790チバQ:2011/03/19(土) 09:51:00
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110319ddm002040014000c.html
東日本大震災:原発一色の官邸、生活支援後手に 東電任せ事態悪化、最後は自衛隊
 <検証>

 東日本大震災発生から1週間。菅直人首相は官邸に泊まり込んで「戦後最大の危機」の陣頭指揮を執った。18日の記者会見では東京電力福島第1原発の危機を乗り切る「決死の覚悟」を強調した。だが、官邸が24時間態勢で原発対応に追われる中で、実態がなかなかつかめなかった被災者支援が後手に回る事態へと陥った。

 首相退陣論も広がる中で明けた11日朝、首相の外国人献金問題が発覚。政権の致命傷につながりかねない政治的危機は間もなく発生した大震災でいったん棚上げになったが、国全体が原発事故の大惨事に見舞われた。

 「逃げるな!」

 首相が怒りを爆発させたのは翌12日午後。同原発1号機の水素爆発から1時間以上たって東電から通報が届き、首相は電話越しに東電幹部を怒鳴りつけた。「こんなことをやっていたら会社がつぶれるぞ」と責任の共有を求めたが、その後の対応は「専門家の東電に任せる」(首相周辺)という判断をした。

 だが、事態は好転するどころか、水素爆発は3号機でも発生し、惨事の連鎖が始まる。同原発からの「全員退去」を打診してきた東電に首相が乗り込み、統合連絡本部を設置し「日本と東電の運命は一体」(政府筋)の態勢を構築したのは発生から4日たった15日。与野党から「対応が遅すぎる」との批判が上がった。

 首相は16日、面会した笹森清内閣特別顧問に「福島原発が最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」と語り、首相として原子力事故と戦う巡り合わせへの思いがしばしば「歴史的使命」という言葉となって首相の口をついた。

 しかし、思いだけでは組織は動かない。首相が局面の打開を託したのは北沢俊美防衛相だった。

 北沢氏が首相からの電話で呼び出されたのは16日午前、防衛省での記者会見中。大量の物資輸送作戦に加え、爆発事故が相次ぐ中、3号機の沸騰状態の使用済み核燃料プールの冷却化に自衛隊が上空から散水する作戦が検討された。

 「やらせてください」。17日、防衛省作戦センター・中央指揮所にいた折木良一統合幕僚長が北沢氏に電話で伝え、間もなくしてCH47Jチヌーク2機が史上初の「原発冷却作戦」へと飛び立った。放射性物質との戦いという危険な任務だったが、「危険を顧みずというのが我々のスピリットだ」と自衛隊幹部は決意をにじませた。

 だが、18日、東京消防庁や東電との統合作戦を率いるに至って自衛隊には不満も漏れた。自衛隊は作戦の指揮拠点となる「最終調整所」を現地に設けることを決定。しかし、具体的な協力態勢は定まらず、自衛隊に明確な「指揮権」はないままだ。統幕幹部は「最後は自衛隊が泥をかぶれということか」と憤った。

 原発事故対処に振り回される政府の危機管理に懸念を持った民主党は手薄となった被災者支援へと動いた。

 「枝野(幸男官房長官)さん、疲れているね」。17日の政府・民主党連絡会議で輿石東参院議員会長は話しかけた。原発と被災者支援の2正面作戦が官邸の能力の限界を超えているとの危惧があり、「秘策」を披露した。

 「仙谷由人代表代行を官房副長官にしてはどうか」。官邸も提案を受け入れ「首相は原発、仙谷さんは被災者支援に特化する」と役割分担した。この官邸増強策を政府関係者は「官房長官2人体制だ」と漏らした。

 対応が遅れた背景には府省間の調整不足も目立ち、民主党政権が掲げる政治主導の機能不全も指摘された。枝野氏は18日、大震災発生後初めて各府省の事務次官を集め、連携して被災者支援に取り組むよう指示した。【須藤孝、犬飼直幸、坂口裕彦、吉永康朗】

791チバQ:2011/03/19(土) 11:24:47
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001103180001
原発避難 不便忍ぶ/受け入れ余力偏る
2011年03月18日

 東日本大震災は18日、発生から1週間を迎える。県警によると、17日午後1時現在、県内の死者数は546人、行方不明者は3491人にのぼっている。福島第一原発の事故の影響で、浜通りから中通りに避難する人が急増しているが、救援物資が届き始めた郡山市など一部の避難所では、受け入れ態勢が整いつつある。


 郡山市内には、県立高校など県開設を含めて約200カ所の避難所がある。市によると、地震直後は市民を中心に1万数千人が避難していたが、断水が徐々に解消するにつれて自宅に戻る人が増え、現在は8千人程度とみられる。原発事故の影響で13日ごろからは浜通り地区から市内に避難する人たちが急増しているが、現時点では受け入れに余裕があるという。
 市内の避難所には全国各地の自治体や企業、個人から連日、救援物資が届いている。暖房用の燃料不足はどの避難所も深刻だが、18日には愛知県岡崎市から灯油3600リットル、同県豊田市からは飲料水、鳥取市からはマスクや紙おむつが届く予定という。
 一方で、避難者の偏りもありそうだ。浜通りからの避難者が集まり、担当者が「もう限界」と話す避難所もある。
 郡山市の安積高校には約300人が滞在。教頭によると、富岡町からの避難が最も多い。避難所になっている体育館は雨漏りし、食料の確保も不安定で16日は食料が届かなかった。教頭は「学校本来の業務はまひしている。長期化することを考えると、各地の学校はこれ以上の受け入れは不可能では」と話す。
 県農業総合センター(同市)には双葉郡の人を中心に約150人が二つの会議室に分かれて過ごす。ほぼ満室だが、展示室や廊下は暖房できず避難所に使えない。震災直後から受け入れを始め、7割はずっと滞在している一方、3割は入れ替わっているという。担当者は「親戚を頼れる余力がある人とそうでない人に二極化している」。
 郡山北工業高校は、14日に約120人だった避難者が17日に、ほぼ3倍の約340人になった。現在は新たな受け入れをしていない。
 県南地方振興局によると、県南の9市町村に浜通りなどから避難してきた人は17日現在、約1500人。受け入れは徐々に厳しくなっている。
 西郷村文化センターでは15日から、福島第一原発の半径30キロ圏内からの受け入れを始めた。すでに100人が避難し満員だという。
 同村役場によると、村内では他に2カ所の施設で浜通りからの避難者約830人を受け入れているが、これ以上避難所を増やすのは難しいと話す。担当者は「今は避難者を受け入れる立場だが、原発が今の状況では、今度は自分たちが避難することも考えないといけないかもしれない」と不安を漏らした。
 一方、鮫川村で200人、白河市で90人、矢祭町で50人、棚倉町で40人、矢吹町と泉崎村でそれぞれ20人ほどがまだ受け入れ可能だという。
 福島市では避難者が減少傾向の避難所が目立つ。一時2500人近い避難者が詰めかけた同市最大の「あづま総合体育館」では、17日までに約400人が知人らとともに県外へと移動した。事務所によると、南相馬市と浪江町からの避難者が大部分。ただし現在も体育館、会議室、通路などがいっぱいで、新たな受け入れはできないという。
 福島、福島北、福島工など市内の6高校も避難者の出入りはあるが、減少傾向だ。市内では断水が続いており、福島北高の田中賢司教頭は「トイレはプールの水を使ってしのいでいるが、暖房用の灯油が間もなくなくなる。長期化すると避難者の健康問題は必至だ」と話す。
 23カ所の避難所がある二本松市には、浪江町から大型バスなどで約800人が避難した。市の東和支所の2階に町の災害対策本部機能を仮設置した。県男女共生センターには一時、双葉厚生病院の入院患者約50人が避難したが、全員が他の施設に移動。現在、同センターはスクリーニングの箇所となっているという。

792とはずがたり:2011/03/19(土) 17:27:43

「立ち去るわけにはいかない」東電社員、放射線との闘い
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170563.html
2011年3月18日5時33分

 四つの原子炉が重大なトラブルに見舞われ、制御不能に陥った福島第一原子力発電所。最悪の事態だけは避けねば――。自衛隊などの放水活動が始まる中、原発内でも多くの人が過酷な状況下で闘い続けてきた。「もっと早く国ぐるみで取り組めなかったのか」「生きて帰って」。家族にもつらい時間が過ぎていく。

 福島第一原発が制御困難に陥った15日、東電は現場での作業に直接かかわらない社員らを施設外に退避させた。

 「もう会えないと思った。でも自分だけが立ち去るわけにはいかないと思った」。地震発生直後から作業にあたっていた東京電力社員は、家族に繰り返し言ったという。

 家族の説明によると、この社員は地震発生時に原発の中にいた。激しい揺れに襲われた直後、高い津波に襲われ、施設内の燃料や機材が失われたという。「自然は怖い。地震と津波が重なるなんて」と振り返ったという。

 ポンプ設備や最後の頼みの綱である緊急炉心冷却システム(ECCS)を起動しなければと、社員の自家用車のバッテリーや屋台の小型発電機までかき集めた。それでもシステムは回復しなかった。「外からの電力が断たれたのが一番悔しい」とも言った。

 現場では数百人の社員や作業員が交代で作業にあたった。だが、余震が襲うたび、せっかく修理したところが再び壊れていったという。

 余震で眠れず、備蓄のクッキーやレトルトの五目ごはんはのどを通らない。精神的に追いつめられた。

 放射線をどれだけ浴びたのか。このまま爆発するのか。多くの人たちに放射線を浴びせる事態を招くのか。

 東電の記者会見では、歯切れの悪い問答が繰り返されていた。それを知った社員は「中のことを、外の人は知らないんだ」と思った。「会社には、もうあきらめられているのか」とも。だが同時に「避難している住民が戻ってこられるようになるまで、ここを出てはいけない」と思っていたという。

 この社員から現場の惨状を聞かされた家族は驚いた。地震が起きるまで、「世界最高の技術だから安全だ」という社員の言葉を家族は信じてきた。事故の際の被曝(ひばく)対策もできていると思っていた。

 家族の一人はいう。「政府や東電は、現場で体を張る連中を見殺しにするのですか。今まで信頼してきただけに、腹立たしいのです」

    ◇

 第一原発そばの社宅に住んでいた東電社員の妻は、作業に携わる夫の身を案ずる。

 11日午後、激しい揺れに襲われた。タンスが倒れ、めちゃくちゃになった自室から、原発で働く夫に何度も電話をかけた。つながったのは深夜。「無事だ」。生きていることだけは分かった。その後、連絡は途絶えた。

 4日後、避難した妻に短い携帯メールが届いた。

 「飲み水が足りない。体調も悪くなってきた」

 こんな状況の中で、日本全体に影響する重大な仕事ができるのだろうか。夫の家族の一人は心配する。「東電社員は一番責任ある立場だから、何も言えないのかもしれない。けれど家族としては、すぐにでも何とかしてほしい」。涙がこぼれた。

 彼はまだ原発にいる。自衛隊の放水作業は始まったけれど、家族は胸がつまるようでテレビの画面を直視できない。(大谷聡、鈴木彩子、石田博士)

793とはずがたり:2011/03/19(土) 17:31:01

福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150475.html
2011年3月15日23時39分

 厚生労働省と経済産業省は15日、東京電力福島第一原発で緊急作業にあたる作業員の被曝(ひばく)線量の上限を、現在の計100ミリシーベルトから同250ミリシーベルトに引き上げた。1人当たりができる作業時間を長くすることで作業効率を上げる狙いだ。

 1990年に国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた国際基準では、重大事故時の緊急作業での被曝線量の上限を計500ミリシーベルトとしている。厚労省によると、「250ミリシーベルト以下では白血球数の減少などの臨床症状が出ない」という専門家の知見を踏まえたという。厚労省は「やむを得ない非常事態に限った措置」としている。

 復旧にあたる作業員は計測器を持ち、放射線量をモニターしながら作業している。福島第一原発の作業員は今後、1回きりの作業でも断続的な作業の場合でも、被曝線量が合わせて250ミリシーベルトに達した時点で、作業には一切、従事できなくなる。

 14日午後、官邸の要請を受け厚労省と経産省が検討。文部科学省の放射線審議会に諮問し、妥当との答申を受けた。経産省が原子炉等規制法に基づく新たな告示を定め、厚労省は労働安全衛生法の電離放射線障害予防規則を省令で改正した。


福島第一原発の作業員、100ミリシーベルト超え始める
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103180636.html
2011年3月19日2時30分

 福島第一原発で復旧作業に当たっている作業員の被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルトを超え始めた。東京電力が19日未明、会見で明らかにした。

 福島第一原発には、18日朝の段階で東電や協力企業の作業員ら279人がいる。体につけた線量計が80ミリシーベルトになるとアラームが鳴り、作業を中断していたが、「100ミリシーベルト近くになる作業員が増えてしまい、一部で超えるケースが出始めた」という。

 厚生労働省と経済産業省は15日、福島第一原発で緊急作業にあたる作業員の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げている。

794とはずがたり:2011/03/19(土) 17:31:35

農産品3〜4品目から暫定規制値超える放射線量検出
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103190257.html
2011年3月19日15時11分

 大塚耕平厚生労働副大臣は19日午後、暫定規制値を超える放射線量がホウレンソウなど3〜4品目の農産品から検出されたことを明らかにした。首相官邸で記者団に語った。暫定規制値は今回の事故を踏まえて政府が食品衛生法に基づき設けた、放射性物質で汚染された食品の出荷や販売を規制する基準。同日夕に枝野幸男官房長官が記者会見して詳細を説明する。

795とはずがたり:2011/03/19(土) 17:37:57

北沢防衛相の会見だと1〜4号機の表面温度はいずれも摂氏100度以下だそうです。

福島原発 自衛隊ヘリが上空から原発温度を測定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000504-san-soci
産経新聞 3月19日(土)9時4分配信

 防衛省は19日早朝、陸上自衛隊の大型輸送ヘリCH47、1機を東京電力福島第1原発に派遣し、上空から赤外線を利用して原子炉や使用済み燃料貯蔵プールの温度を測った。

 測定は第1原発のうち、3号機、4号機、2号機、1号機の優先順位で行った。各号機の過熱度合いを調べ、政府による今後の対策の判断材料とする狙いがある。ヘリによる冷却水投下や地上からの放水の効果の評価にもつなげる。

 温度測定にあたったヘリは午前4時45分に陸自霞目駐屯地(仙台市)を離陸。第1原発から約20キロ離れた福島県楢葉町のサッカー競技場「Jビレッジ」で防衛省技術研究本部職員とサーモグラフィー(体表面温度測定装置)を乗せ、6時50分ごろに測定を完了したという。

 また、水素爆発などによる原子炉建屋や原子炉の被害の実態を分析するため、上空からの写真撮影も行った。

796チバQ:2011/03/19(土) 18:36:57
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110318/tky11031822260004-n1.htm
【計画停電】
不公平?「娯楽施設がなぜ」「高級住宅地の方が消費電力多い」
2011.3.18 22:23 (1/2ページ)
 多摩地区を中心に東京都内でも実施される計画停電地域が増えている。一方、中心部や繁華街ではこうこうと照明がついているビルや店舗もある。通勤電車が削減されて苦労するサラリーマンや、停電時には生活手段が止まる住民からは「被災者には協力する」としながらも、停電の方法や対象地域の区割りの不公平さに不満の声も漏れてくる。

 東京電力東京支店によると、都内で18日現在、計画停電の対象となっているのは多摩全地域と荒川、足立、板橋、練馬の4区のみ。理由について同店は「送電系統や技術的なこと、社会的影響などを考えて総合的に判断した」と説明するにとどまる。

 通勤電車はJR山手線、京浜東北線などはほぼ平常運転なのに対し、西武鉄道や東武鉄道は4〜5割程度だ。両社とも「計画停電の対象地域が沿線に多いうえ、東京電力からの電気が供給が十分でないため」という。

 繁華街でも営業時間を短縮したり、看板の照明を落とすなど自粛の動きは広まっているが、派手なネオンをつけたままの店もある。

 池袋駅(豊島区)を毎日利用するという会社員、佐藤英裕さん(38)は「電車が遅れて仕事に支障がでているのに、パチンコ店やアミューズメント施設が営業を続けているのは納得できない。電車以外でも電気使用を削減できるはず」と指摘する。

 JR有楽町駅前(千代田区)の駅前広場にいた練馬区の中学2年、金沙羅さん(14)は「地元の人がよく知っている店や習い事教室などはもっと節電してもよさそう。今の時期無理に点灯する必要はないのでは」。

 停電対象の区域分けにも不満が出ている。

 板橋区の福祉施設職員(38)は「(世田谷区などにある)高級住宅街の家ほど消費電力が多いのではないか。同じ都民としてどの区の人も平等に停電に協力すべきだ」。足立区内に勤める男性(46)も「(埼玉県草加市の)自宅が17日は2回、18日は夜に停電だ。連日だとさすがに疲れる。隣町は対象から外れており、1日交代にならないか」と注文した。

 品川区の会社社長の男性(52)は「どこのマンションの廊下も一晩中明かりがついている。最小限に絞るなどできることはたくさんある。政府や東京電力は具体策を呼び掛けてほしい」と現行の方法に不満を漏らした。

 一方、目黒区の会社社長、伊賀則夫さん(65)は「千代田、中央区を停電させてはいけない。国会議事堂、霞が関、日銀などがある日本の中枢だ。国内有数の繁華街もあり、ここが停電したら日本全体が真っ暗なイメージになる。希望の明かりはつけていてほしい」。

 板橋区では、19日は1日2回の停電の可能性もある。同区の主婦、但野イツ子さん(71)は「1人暮らしなので夜の停電は怖い。でも被災地の状況を考えると、私たちができるのは停電に協力することくらい。なるべく部屋の暖房を消して厚着をしているから大丈夫ですよ」と気丈に話していた。

797チバQ:2011/03/19(土) 18:51:32
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110318/plt1103181523002-n1.htm
計画停電の公平な方法は?米では地域・時間帯非公表 日本でも受け入れられるか2011.03.18
.連載:2011「日本」の解き方
 週明け14日の首都圏サラリーマンは大変だった。被災地に比べればたいしたことではないもの、東京電力が東北地方の超巨大地震で電力不足を補うため、計画停電(輪番停電)を実施すると前日に発表した。これは4月末までであり、一時的なものとされる。

 東京電力が発表した計画停電は、関東近県1都8県を5つのグループに分け、午前6時20分〜午後10時までの間に順番に3時間程度実施するものだ。東京電力始まって以来の話だ。

 そのため、公共交通機関は運休になったり、運行間隔を開けたりした。それでサラリーマンが大ラッシュの中で通勤する苦労を被ったのだ。

 その不満は、計画停電の発表が前日の夜と遅かったことだ。しかも、計画停電の地域が東京電力の記者会見と発表分で異なっていたことが混乱に拍車をかけた。

 しかも、実際には14日の計画停電は全面的でなく一部だけ実施された。その理由は、公共交通機関などの運休によって電力需要が減ったためだというが、国民は釈然としてない。

 その背景に、日本で停電はないというのが常識になっていて、停電を受け入れがたいという感情がある。だから、電力を十分に供給できない電力会社に対する批判が先に出てしまう。しかし、海外で生活していれば、予告なしで停電はよくあることがわかる。

 2001年にカリフォルニアで計画停電があったが、その方法は日本人には信じがたい方法だ。犯罪準備ができないように事前に停電する地域・時間帯は一切公表されないのだ。

 放っておけば、停電が1日のある時間である地域において大規模的に起きる可能性が高い場合、大規模な停電よりどこかの一部の地域で時間を限定して停電が起こる方がいいという判断だ。

 このため、「計画停電」というのはあまりいい日本語訳ではなく、英語では「rolling blackout」といい、停電が順番に回ってくるという意味合いだ。

 あるときに大規模の停電になるなら、一部の地域だけ停電になったほうがいい。その場合の一部の地域は運で決まるというのを日本人は受け入れられるだろうか。どの地域がそうなるかは運で決めるというのは、ある意味で公平というわけだ。停電が珍しくない海外ならではの話だ。

 日本人は、そうした計画停電をする代わりに、みんなで協力して電力消費を少なくすればいいと思うだろう。それも一つの方法だ。しかし、それでも対応できない場合に、海外のように、地域・時間帯を事前に示さない計画停電が受け入れられるか。それとも、犯罪の懸念はあるものの、今回の東京電力のように地域・時間帯を事前に示して行うのがいいのか。この際じっくり議論しよう。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

798チバQ:2011/03/19(土) 18:57:10
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/26993.html
ルポ・南条SAに東北車両 「放射能怖い」と続々

(2011年3月19日午前10時10分)
.

東日本大震災で被災し、家族や愛犬と神戸へ避難する途中、北陸自動車道のサービスエリアで休憩する福島県南相馬市の男性=18日、福井県南条SA


 福島、いわき、会津、仙台…。18日正午すぎ、北陸自動車道上り線の福井県南条サービスエリア(SA)には、東北地方のナンバーの乗用車が何台も止まっていた。東日本大震災による福島第1原発事故が深刻さを増す中、「放射能が怖い」と避難を決めた家族連れの車だ。多くは親戚などを頼っての逃避行だが、中には行くあてもなく「なるべく遠くへ…」と車を走らせる家族もいた。(藤田尚久記者)

 福島県南相馬市の佐藤有司さん(50)は母(77)と愛犬を連れ、乗用車で親戚のいる神戸市に向かう途中だった。地震発生後、福島第1原発から二十数キロ離れた自宅で待機していたが、外には出られず食料も不足していたという。

 17日昼に市から10リットルのガソリンの配給を受け、当面の食料を積み込んですぐに家を飛び出した。母は「ほかの土地に行きたくない」と拒んだが、説得した。その夜のうちに新潟県に入り、車内で寝た。

 「福島では寝ていても大きな余震が続いていた。昨日は車の中だったけどよく寝られた」と被災地を離れてホッとした様子。地震発生以降、パニック状態になっていた母を「少しは落ち着くだろう」と見やった。車は長距離を走ったせいで、ほこりや砂まみれになっていた。

 小野啓治さん(41)は妻と小学生の子ども2人を連れ、16日に福島県いわき市を出た。自宅は地震の被害は小さく、福島原発から約50キロ離れているが「子どもたちの健康が心配」と実家のある兵庫県を目指していた。

 原発事故について「正しく事故状況を発表しているとは思うが、もっとよい対処の仕方があるのではないか」と話した。今後については原発の状況次第で「いつ帰れるのか分からない」と話し、SAを後にした。

 福島県以外の避難者もいた。妻と2人の高校生の家族4人で避難した篠塚孝夫さん(52)は、子どもたちのことを第一に考え山形県小国町を出発、福岡県の親戚の元へ向かっていた。「風向きなどでいつ放射線が飛んでくるか分からない」と目に見えない恐怖に深刻な表情を見せていた。

 また「国は正しい情報を流しているのか。漏れている放射能の数値など、もっと詳しく正確な情報を出してほしい」と注文をつけた。原発の安全が確認できるまでは福岡にとどまる予定だという。

 このほか、地震発生翌日の12日から避難を続けている福島県内のある家族は、公共施設や車の中で寝泊まりして18日に県内に入った。この1週間で1回しか風呂に入っておらず、見るからに疲れた表情。家族の一人は「行き先は決まっていない。路頭に迷っているのと同じ」と話し、西へと車を走らせた。

799名無しさん:2011/03/19(土) 22:31:45
■非破壊検査㈱は高度ブラック OJTなし 創業者は競馬で遊んでる 社長はジュニア■■
http://db.netkeiba.com/owner/result/o_0kenVTTEFUM/
創業者が天下り社員や銀行屋のボンボン社員に「おじい様はお元気でいらっしゃいますか」などと頭を下げている。やめたほうがいい。非破壊検査㈱という会社、
よく調べた方が良いのではないですか。とくに研究所の
「篠田邦彦」という男のM-SKIP法 マルチスキップ法、原子力発電所の超音波検査法がインチキ。関電原子力部は注意した方がいい。改ざん。J A X A
■■■■■■■■■■
篠田「会社のパソコンを使って、真昼間から水商売の女とYahooメールで会話して遊んでいた管理職」
篠田:「僕みたいに信用があると許されるわけさ」

■■■■■■■■■■原子力 事故
このような人間が幹部候補で、役員は電力の天下り、仲田、小野、その他。馬鹿な低学歴集団。このような阿呆を放置する会社があるでしょうか?非破壊検査株です。
篠原尚吾 AE アコースティック 電気事業連合会 電事連 強め板下 強め板 原子力 関西電力 九州電力 東京電力 非破壊検査協会 城下悟江淵高弘 徳島大学 
非破壊 散乱●空中超音波 空気結合 2ちゃんねる2ch NDI NDT マルチスキップ Bスコープ 非破壊検査協会 安全工学研究所 山邉正太 山邊正太
M-SKIP HOTEL M-skip shinoda@hihakaikensa.co.jp 非破壊検査を見るたびに笑います TEL 0798-77-4063 080-6159-2505
西宮市上田東町6−14 なぜこの男が研究所グループ長?

800とはずがたり:2011/03/20(日) 00:25:18

1〜3号機、炉心は冷却状態…東電会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000666-yom-soci
読売新聞 3月19日(土)19時42分配信

 東京電力は19日午後7時頃から広報担当者が記者会見し、「福島第一原発1号機から3号機については炉心を冷却するための海水の注入が続いている」として、炉心が冷却された状態であるとの見方を示した。

 また、復旧に当たっている作業員のうち、6人が100ミリ・シーベルトを超える放射線量を浴びたことも明らかにした。

 厚労省が定める作業員の緊急作業時の被曝(ひばく)限度量は、これまで100ミリ・シーベルトだったが、今回の事故に限り、250ミリ・シーベルトに引き上げられており、限度の中に収まっている。

 このほか、農産物から規制値を超える放射線量が検出されたことについて「心よりおわび申し上げる。今後お客様から損害賠償などの申し出があれば、国とも相談しながらしっかり準備を進めていきたい」とも語った。

最終更新:3月19日(土)19時42分

読売新聞

801とはずがたり:2011/03/20(日) 00:32:44

放射線量、茨城・栃木・群馬で平常時より高い値
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103190452.html
2011年3月19日23時53分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103190453.jpg
図:各地の放射線量拡大各地の放射線量

 文部科学省は19日、各都道府県の定点で観測した大気中の放射線量を発表した。

 同日午前0時から午後5時までの間に茨城、栃木、群馬の3県で、平常時より高い値が観測された。18日まで過去の上限値を超える値が出ていた埼玉県では、平常時の値の範囲内に戻った。東日本大震災による被害を受けている宮城県と福島県からは、引き続きデータが届いていない。

 車で移動しながら実施した放射線量計測では、福島第一原発から約30キロ離れた同県浪江町の北西部で19日午前10時20分、毎時136マイクロシーベルトが測定された。その場に7時間あまりいれば、一般人の年間放射線被曝(ひばく)限度量の1ミリシーベルト(1千マイクロシーベルト)を超えるレベルだ。この地点は18日も150マイクロシーベルトが測定された。

福島や茨城、通常より高い放射線量 値は前日とほぼ同じ
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103190130.html?ref=recc
2011年3月19日10時49分

図:ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/TKY201103190181.jpg

 東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県や茨城県など周辺の自治体では、19日午前も、通常より高い放射線量の値が続いている。地表に落ちた放射性物質が、放射線を出し続けているためとみられる。値はほぼ前日と変わらず、今後も推移を見守る必要がある。

 福島県内の1時間あたりの観測値は午前9時現在、飯舘村で19.40マイクロシーベルト、福島市で9.80マイクロシーベルト、南相馬市で2.99マイクロシーベルトを記録した。

 福島に隣接する北関東の値は、茨城県北茨城市が0.956マイクロシーベルト、栃木県那須町が0.91マイクロシーベルトなど。付近の平常時の上限値である毎時0.05〜0.06マイクロシーベルトを上回るが、前日までに比べ下がる傾向にある。

 一般の人の年間被曝(ひばく)限度量は年間1千マイクロシーベルトで、飯舘村に2日間以上いると、この値を超えかねない。しかし、すぐ健康に被害は出ないとされる。

802とはずがたり:2011/03/20(日) 00:35:34
東京消防庁の記者会見中。
既に出動を想定して色々訓練等していたらしい。
流石首都を護る東京消防庁である。

803とはずがたり:2011/03/20(日) 00:37:39

1、2号機に送電線接続…20日から通電作業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000630-yom-soci
読売新聞 3月19日(土)18時29分配信

 東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所で、冷却機能が喪失した1、2号機の配電盤兼変圧器に外部からの送電線を引き込んで接続する作業が完了した。

 20日朝から2号機内部の機器を点検し、その後、緊急炉心冷却装置(ECCS)などの系統につながる大容量のポンプを動かし、原子炉や使用済み核燃料貯蔵プールなどを効果的に冷やす冷却システムが稼働するかを確認する。

 同原発では、地震によって停電したほか、ECCSなどを作動させる非常用ディーゼル発電機も津波の影響などで破損した。

最終更新:3月19日(土)18時29分

804チバQ:2011/03/20(日) 00:52:20
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110320k0000m040089000c.html
福島第1原発:生コン圧送機活用、企業が政府に申し出

原発事故の支援を申し出た中央建設が所有する生コン圧送機=三重県四日市市で 政府は19日、東京電力福島第1原発の使用済み核燃料プールを冷却するため、高さ58メートルから放水できる生コン圧送機を活用することを決めた。圧送機は同日、横浜市の倉庫から現地へ出発した。公明党が18日、圧送機を所有するドイツのプッツマイスター社から「放水に使える」との連絡を受け、首相官邸に報告。政府は19日に使用を決めた。

 また、三重県四日市市の建設会社「中央建設」も、自社で所有するプ社製の生コン圧送機の使用を政府に申し出た。岐阜県恵那市岩村町の建設会社「丸河商事」も19日夜、大手ゼネコン・大林組の要請で、高さ52メートルから生コンを送り込める自社所有の圧送機を送り出した。【井上章、加藤新市、山盛均】

805チバQ:2011/03/20(日) 00:59:42
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110320k0000m040089000c.html
福島第1原発:生コン圧送機活用、企業が政府に申し出

原発事故の支援を申し出た中央建設が所有する生コン圧送機=三重県四日市市で 政府は19日、東京電力福島第1原発の使用済み核燃料プールを冷却するため、高さ58メートルから放水できる生コン圧送機を活用することを決めた。圧送機は同日、横浜市の倉庫から現地へ出発した。公明党が18日、圧送機を所有するドイツのプッツマイスター社から「放水に使える」との連絡を受け、首相官邸に報告。政府は19日に使用を決めた。

 また、三重県四日市市の建設会社「中央建設」も、自社で所有するプ社製の生コン圧送機の使用を政府に申し出た。岐阜県恵那市岩村町の建設会社「丸河商事」も19日夜、大手ゼネコン・大林組の要請で、高さ52メートルから生コンを送り込める自社所有の圧送機を送り出した。【井上章、加藤新市、山盛均】

806チバQ:2011/03/20(日) 10:20:48
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032090070350.html?ref=rank
「救世主に」接近2メートル 涙の消防隊員「家族に感謝」
2011年3月20日 07時03分

東京電力福島第一原発3号機への放水について記者会見する東京消防庁の佐藤康雄警防部長(右)と第六方面消防救助機動部隊の冨岡豊彦総括隊長=19日午後10時55分、東京・大手町の東京消防庁で


 「日本の救世主になってください」。危険な現場に向かうことを告げる夫に、妻はこう返した。東京電力福島第一原発3号機への放水作業。被ばくの危険にさらされながらの任務を終え、無事帰還した東京消防庁のハイパーレスキュー(HR)の隊員が十九日夜、同庁で記者会見し、命懸けの活動を振り返り、心配を掛けた家族への思いを語った。

 大変だったことは何か。そう問われた第六方面消防救助機動部隊の冨岡豊彦総括隊長(54)はしばし絶句。ほおを震わせ、見る間に目に涙が浮かんでくる。言葉を振り絞るように「隊員は士気が高かった。残された家族にはお礼とおわびを申し上げたい」と、困難な任務を支えた隊員と家族への感謝を述べた。

 隊員は十七日午後十一時半、車両やホースの設置のため、四十人で原発敷地内に突入。毎分三トンの放水を続けた屈折放水塔車を3号機まで二メートルの至近距離まで接近させた。

 海水を送る「スーパーポンパー」のある岸までホースの全長は八百メートルに達した。

 直径十五センチのホースは、一本の長さが五十メートル。重さは百キロにもなる。隊員は、がれきに足を取られながら、手作業で七本をつないだ。現場の放射線量は最大六十ミリシーベルト。被ばくの危険の中、なかなか作業は進まない。事前訓練では八分で終えた作業に、四倍近い三十分もかかった。

 当初は、海側から放水する予定だったが、現場は津波でがれきや流木が散乱していた。このため海側からは、屈折放水塔車の設置や車両通行は難しいと判断。陸側からに切り替え、戦略を見直して再チャレンジした。

 沈着冷静な戦略の背景には、地震発生翌日から、都内の河川敷で続けてきた訓練があった。出動命令が来た時に備え、放水方法を検討してきたという。

 会見した第一陣の総隊長を務めた佐藤康雄警防部長は放射能という「目に見えない敵と戦う」ことが大変だったと振り返る。「ガラ場の中で、隊員総出で一生懸命に(ホースを)延ばしました」

 冨岡総括隊長は「このメンバーであればクリアできると思っていた」と仲間への信頼を語った。

 出動命令が出た時、高山幸夫・第八方面消防救助機動部隊総括隊長は、勤務中だった。妻に「帰ってくるから安心しろ」とメールを送ると、「信じています」と返ってきたという。佐藤部長の妻は、夫のメールに「日本の救世主になってください」と返した。

 最後に今何をしたいか問われた高山総括隊長と、佐藤部長は「今はゆっくり眠りたい」と口をそろえた。

(東京新聞)


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