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電力・発電・原子力スレ

5653とはずがたり:2019/10/27(日) 20:42:53
関電の力が削がれることで原発推進力がどの程度削がれるかが注目だな〜♪

関電幹部、福井県幹部、高浜町も…元助役の金品提供、底知れぬ広がり
毎日新聞2019年10月25日 19時26分(最終更新 10月25日 21時37分)
https://mainichi.jp/articles/20191025/k00/00m/020/284000c

 関西電力幹部の金品受領問題で、送り主だった福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)による金品提供が、社内調査で示された期間・対象を超えて広がっている。京都支店(現支社)で新たに1990年代初め、就任したばかりの幹部に現金を手渡していたことが判明。贈答行為は関電だけにとどまらず、直接の利害関係が生じうる福井県幹部に対しても確認され、県や高浜町、町に職員を出向させていた経済産業省も調査を迫られた。問題発覚から1カ月。森山氏による「ばらまき」は底知れぬ様相を見せる。

京都支店 歴代副支店長は「森山氏専任の対応担当」
 「手土産みたいなもの。突き返すわけにはいかなかった」。2000年代初め、関電の京都支店長だったOBの元を訪れた森山氏が手にしていたのは、数種類の生地。1枚1万5000円ほどもするワイシャツ用のものだった。このOBは受け取った上で、相応の返礼をしたという。

 森山氏は90年代初めに京都市内に移住し、支店通いを始めた。支店幹部の就任に際し、札束入りの袋を持参したのはちょうどその頃。転居のあいさつに来た森山氏を知る当時の支店幹部は、「唯一の趣味がコーヒー」と聞かされ一緒に市内の喫茶店に出かけたといい、「普通のおじいさんだった」と印象を振り返る。

 しかし、気にくわないことがあると、「原発を建てた時に助けてやった。発電所を引き揚げて持って帰れ」などと声を荒らげる人物に、支店は神経をとがらせた。歴代副支店長を専任の対応担当にしたのもその表れ。社員が同行した温泉旅行など支店から特別扱いも受ける中、歳暮中元や就任祝いなど支店幹部への「贈り物」も近年まで続いた。

 森山氏を知る関電OBは贈答行為について、「自分の威光を誇示するためだったのでは」と推し量る。一方で、支店は送電網の移設や社宅改修工事の発注に関わり、一部は森山氏が顧問を務めた「吉田開発」(高浜町)が請け負っていた。

 小判に高額スーツの仕立券、金貨を潜ませた菓子袋……。世間を騒然とさせた10月2日の関電の発表で、幹部20人が受領した金品は06〜18年に総額3億2000万円相当と説明された。だがその後すぐ、これらとは別に、電気を供給する「送配電カンパニー」で00年以降、電力システム技術センターの所長ら3人が計250万円相当の金品を受領していたことが明らかに。大飯原発(福井県おおい町)では80、90年代に勤務していた幹部2人が10万〜20万円の商品券などを受け取っていたことも判明した。

 森山氏は福井県幹部にも贈答を繰り返していた。「一番は桐(きり)箱に入った利尻昆布。上等だった」。ある元幹部は在任中に届いた品を覚えている。歳暮中元の一つだったが、返礼には神経を使った。複数の元幹部が「森山氏との関係をこじらせると大変と聞かされていた」と口をそろえる。

 毎日新聞が取材した元県幹部25人の中だけでも9人が、森山氏から中元や歳暮などを受け取ったと認めた。森山氏は71年から50年近く、県の人権行政に意見する客員の研究員を務めており、提供対象は福祉や地域振興を担当する部長級が中心。贈答品に現金や商品券は確認できておらず、いずれの幹部も「常識的な儀礼の範囲内」との認識だ。

 だが、吉田開発は県発注の工事も多数請け負ってきた。実態調査を決めた杉本達治知事は「公共事業の不正の有無も調査の大きな課題」と話す。森山氏が助役を辞めて20年以上後の08年に就任した野瀬豊・高浜町長も歳暮中元として数の子などを受け取ったと認め、町としての調査方針を示している。【堀智行、高橋祐貴、大森治幸、近藤諭】


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