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電力・発電・原子力スレ

266とはずがたり:2007/12/19(水) 19:07:31
風車過回転は手順不備
ウィンドファーム,制御チップないまま“運転”
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20071216-OYT8T00052.htm

  六ヶ所村尾駮の風力発電施設「むつ小川原ウィンドファーム」で今年8月、発電機1基が制御不能となった問題で、事業者の「エコ・パワー」(本社・東京)は14日、調査報告書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。同社のマニュアル不備で、運転できない発電機を、運転可能にしたことが原因としている。

 トラブルがあったのは、同施設の14号機(羽根を含む高さ約100メートル)。今年2月に落雷で故障し、運転を中止していたが、8月22日から2日間、過回転状態に陥った。

 報告書などによると、14号機は、3枚ある羽根の先端の、空気抵抗で回転を抑制する「ブレードチップ」(長さ約4・5メートル、幅約0・4メートル)が落雷で破損。8月21日までに、同チップは3枚すべての羽根から取り外されていた。同社は翌22日、発電機の修理作業を実施。作業を終えた担当者が、マニュアルに従って操作スイッチを「ストップ」から「ニュートラル」に切り替えたところ、ブレーキが解除された可能性があり、14号機が運転可能状態になったという。

 同チップが取り外されていた14号機は制御できないまま過回転が続き、最速で定格回転数(1分間17・2回転)の約2・5倍の44回転の速さで回転した。

 再発防止策として同社は、修理作業後もすべての確認まで操作スイッチを、ブレーキがかかった状態の「ストップ」に保つようマニュアルを改善。停止中の発電機は、複数の方法で回転を防ぐようルール化した。

 同社は、「住民、関係の皆様にご迷惑とご心配をおかけした。深くおわびします」とコメントしている。
(2007年12月16日 読売新聞)


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