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電力・発電・原子力スレ

2287とはずがたり:2014/06/02(月) 13:54:55
>特に委員で唯一、地震学者の島崎氏は「事実上、安全判断の全責任を負わされていた」と地方電力の幹部も同情する。

規制委・島崎委員長代理退任へ 再稼働追い風、改革は不透明- 産経新聞(2014年6月2日07時59分)
http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_sk220140602060

 原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理ら2人を交代させる政府の人事案が示された。「原発に過剰な安全を求めている」と島崎氏の交代を求めてきた政財界には歓迎ムードが漂い、市場でも「再稼働へ向けて安全審査が進む」との見方が広がり始めた。ただ規制委の改革を進めるには、政府のかじ取りが不可欠だ。

 「やや独善的だった」

 自民党の滝波宏文参院議員(福井県選出)は、規制委の安全審査を批判する。審査会合では、島崎氏が次々にハードルを上げ「電力各社の反論には聞く耳を持たない」(関係者)という場面が目立った。

 ◆重箱の隅つつく

 電力各社は「基準地震動」(想定する最大限の揺れ)を大きく見直すよう迫られた結果、追加工事を余儀なくされ、再稼働の見通しが立たなくなっている。

 五月雨式に問題点を突きつける島崎氏に対し、大手電力幹部は「後出しじゃんけん」と反発した。近畿大原子力研究所の伊藤哲夫所長も「重箱の隅をつついている。再稼働させないための時間稼ぎとみられても仕方がない」と批判する。

 ただ、専門分野の異なる各委員は単独で最終判断を強いられる。特に委員で唯一、地震学者の島崎氏は「事実上、安全判断の全責任を負わされていた」と地方電力の幹部も同情する。

 島崎氏は「脱原発派」からも一目置かれていただけに、事実上の“更迭”には反発も予想される。政権内からは「人事刷新を契機に、本来の『合議制』を徹底すべきだ」との声もあがっている。

 ◆国の指針不可欠

 島崎氏の後任には、東北大の石渡(いしわたり)明教授が就く。岩石の研究が長く、原子力業界との関わりは少ないことから、経済産業省幹部は「どれくらいやってくれる人かはアンノウン(未知数)」と打ち明ける。

 もう一人の新委員となる東大大学院の田中知(さとる)教授は、経産省審議会の原子力部会長を務めるなど原発推進を担ってきた。政府関係者は「再稼働に追い風が吹く」と期待する。

 ただ、田中氏は業界団体の日本原子力産業協会で役員を務めた経験もあり、中立性を疑問視する声もある。

 電力業界関係者は「しばらくは新委員も慎重にならざるを得ない」と分析する。

 BNPパリバ証券の中空麻奈チーフクレジットアナリストは「(原子力の)専門家でも再稼働へくみするばかりの発言はしにくい。国が合格の指針を示す必要がある」と指摘した。


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