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電力・発電・原子力スレ

1とはずがたり:2004/04/07(水) 04:36
原子力発電は根本的な欠陥を持つのではないかという疑念を晴らせないで居る。
太陽光・風力など自然エネルギー活用型社会への移行を目指すスレ

http://www.fepc.or.jp/index-f.html
電気事業連合会
http://www.fepc.or.jp/menu/link.html
同会リンク

http://eneken.ieej.or.jp/index.html
日本エネルギー経済研究所

2065とはずがたり:2014/04/04(金) 14:50:45

「見放されたのか」…規制委炎上で批判・叱責、顔真っ赤にする関電幹部
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140403569.html
産経新聞2014年4月4日(金)08:07

 関西電力が瀬戸際に追い込まれている。大飯、高浜原子力発電所(福井県)の安全審査が進まず、八木誠社長が、原発が稼働しない前提で今夏の電力需給対策を取る方針を表明する事態にまで追い込まれたのだ。原子力規制委員会に提出したデータが認められないばかりか、審査会合では批判が集中し、審査合格はほど遠い状況で優先原発にも落選。エネルギーの担当記者として安全審査の取材を通し、審査会合で“負け続ける”関電の苦しい今に密着した。(経済部 板東和正)

 ■批判ばかりの会合

 「再稼働がない前提で需給計画を立てることになる」
 3月26日に関西電力本社(大阪市北区)で開かれた定例会見。八木社長は沈痛な面持ちで「優先審査に入らなかったことは事実で(夏の再稼働は)現実的には大変厳しい」とした上で、原発の稼働分なしで需給計画を立てる方針を述べた。昨年10月に担当記者に就任以来、これほど関電が追い詰められた光景を目にしたのは初めてだった。

 関電が、初となる「原発ゼロの夏」を覚悟せざるえない状況に陥った要因は、審査会合の致命的な遅れにある。

 東京・六本木のビルに入る規制委で3月5日に開催された大飯原発の審査会合。テーマは大飯原発で想定される基準地震動(最大の地震の揺れ)についてだった。基準地震動は安全審査の合格の鍵を握るが、関電側が提示したデータに島崎邦彦委員長代理らが猛烈とかみついた。

 「何のために調査されたのか分からない」
 「残念ながら不十分」
 「危険なデータだ」
 1時間あまりにわたって規制委から叱責(しっせき)、批判が相次ぎ、評価する委員はほとんどいなかった。

 「(基準地震動の数値を出すために)ここまでデータ分析を行った事例は日本ではないのですが…」。説明に立った関電の大石富彦・土木建築室長は怒りを抑えているのか、顔を真っ赤にしてこう語り、頭を抱えるしかなかった。

 同じ日に行われた九州電力の審査会合は、批判もなく穏やかに進行。それだけに審査会合を見守っていた関電社員から「完敗だ」という声さえ漏れた。

 この2週間前、規制委の田中俊一委員長は、安全審査を優先的に進める原発を選ぶ「審査書案」を3月中に発表すると表明。審査書案から外れた原発は審査が滞るとされており、夏までの再稼働を目指す関電は何としてしても選出されたかった。しかし、審査書案の作成に必要不可欠な項目である基準地震動のデータが、規制委から「門前払い」をうけてしまった。

2066とはずがたり:2014/04/04(金) 14:51:07
>>2065-2066
 ■あっという間の「敗北決定」

 叱責や批判を浴びた関電は3月12日、改めて審査会合に臨んだ。審査書案に合格する原発が翌13日に発表されると予想されていただけに、関電は「何とか12日に基準地震動の課題をクリアしたい」(関係者)とリベンジを誓っていたが、結果はあっけなく訪れた。
 「時間がきましたので…」
 会合の開始後わずか約30分後、肝心の基準地震動の話し合いの真っ最中に、島崎委員長代理が早々に終了を宣言。規制委の小林勝・安全規制管理官が関電のデータに再解析を求めただけで、結論はまた翌週に持ち越された。

 同じ日に行われた九電や四国電力の会合は1時間前後あっただけに、関電の社員は「結論が出ていないのに異常に短い。規制委に見放されたのか」と肩を落とした。

 結局、規制委は13日、九電の川内1、2号機(鹿児島県)のみの審査書案の作成に入り、関電は取り残された。昨年7月に大飯、高浜原発の安全審査を申請して以来、関電は規制委が主張する両原発周辺の3つの活断層が連動して大地震を引き起こす可能性を否定するなど、規制委の見解に反論を続けた。その底流にあったのは、原発に関しては技術も知見も規制委を上回るという過信であり、そうした姿勢が規制委の反感を招き、落選したとみる関係者は多い。

 ■訪れる悪夢のシナリオ

 「審査書案に入れるか入れないかは、今の電力会社にとって天国と地獄くらい差がある」。審査書案に漏れた電力会社の社員は口をそろえる。
 関電は優先原発に選ばれなかったことで今後の審査が後回しになり、関西にとって初となる夏の「原発ゼロ」に陥る可能性が高まった。今夏は安定供給に必要な予備率3%を確保するために、計画停電に踏み切る恐れも否定できない。

 また、他の電力会社から高額で電力を購入することになり、平成26年3月期まで3期連続赤字となる見込みの収支も改善が難しくなった。4期連続赤字や電気料金の再値上げという「悪夢のシナリオ」も予想される。

 一方、審査書案の作成に入る九電は、過去の利益を蓄積した利益剰余金(単体ベース)が3月末でゼロになる見通しだったが、夏に川内原発の再稼働が見込めたことで収益改善の一歩を踏み出せた。

 電力需給や経営など電力会社の今後を左右する安全審査。規制委の田中委員長は、他原発を追加で審査書案に入れる可能性に含みを残しているが、基準地震動の議論が長引いている関電は難しそうだ。1日でも早く審査を終えるため、関電は規制委が何をデータに求めているのか検証する必要がありそうだ。


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