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電力・発電・原子力スレ

2029とはずがたり:2014/03/12(水) 19:13:15
>>2028-2029
 指示を受けて掘った地点ではない場所へのいちゃもんに、関電も「どこかで何かが動いているかもしれないという話は、議題から外れている」と反撃を試みた。だが、▲会合を仕切る規制委の島崎邦彦委員長代理の、「確認できれば安心なので、ボーリングの実施を」との声にあえなく沈黙する。

 規制委は、試掘溝を長さ70メートルでなく、300メートルで掘るように求めていた。関電関係者は「言うことを聞いていたら、敷地内すべてを掘り返せということになる。穴ぼこだらけにしろということか」とあきれる。

 7月末、3回目の現地調査が行われた。これを受け開かれた、8月下旬の評価会合。長期化の割に白熱した議論展開が少なかった会合で、唯一といえる見せ場が訪れた。●渡辺氏が、今回の調査対象外である周辺海域の活断層の問題性も指摘。議題をさらに広げようとの試みに、当初から渡辺氏と対立していた京大の岡田氏がついにキレた。

 ■「科学者ならデータを示さないと。現地調査から時間があったのだから、データを示さないと議論にならない」。岡田氏の怒りは収まらない。●大飯の調査の発端は、渡辺氏らが発表した学術論文とし、■「根拠が示されず、データの誤読や曲解も含まれる。土地勘のない人が拙速に評価するのは問題だ」と酷評。●渡辺氏は「学会で議論したい」と応じ、■岡田氏は「望むところだ」とけんか腰に返した。

 議論の進め方に関しても、■岡田氏は「すべての調査団メンバーが同一の考え方というのはありうるのか。結論を決めないとエンドレスだ」と、議論の当事者以外が感じていたことを率直に投げた。

 功を奏したのかどうか、9月の評価会合でようやく「活断層ではない」との総括が出される。●元から渡辺氏は「反原発の意向がある」(関係者)とされ、岡田氏は当初から断層調査に批判的だった。■●2人の対立が最後に爆発したことが、議論を終結に導いたといえそうだ。

 この間、関電が7月に申請していた大飯原発での安全審査申請は、審査がストップ。昼夜の突貫工事で敷地内に掘った巨大試掘溝の工事費は、関電もち。数十億円ともいわれる。“穴”は、再び埋め戻す工事も必要だ。多くの労力と金を費やした断層調査。規制委も関電も、そこから得たものは少ない。(内山智彦)


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