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電力・発電・原子力スレ

1847とはずがたり:2013/10/19(土) 00:12:33

小泉元首相のよくある錯覚 - 池田 信夫
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131018-00010000-agora-pol
アゴラ 10月18日(金)11時3分配信

なぜか今ごろ小泉元首相が「原発ゼロ」をあちこちで提唱し、自民党の執行部はあわてているようだ。第1次安倍内閣の生みの親だから、いまだに影響力があるのだろう。よほど重大な新情報でもあるのかと思って彼の講演記録を読んでみると、拍子抜けするほど新味がない。

『先日、エネルギーの地産地消が進むドイツやフィンランドの「オンカロ」という最終処分場を視察した。最終処分場は四百メートルの固い岩盤をくりぬいた地下に埋める。それでも原発四基のうち二基分しか容量がない。そもそも今、ごみを埋めても十万年後まで人類がきちんと管理できるのか。』

このオンカロ見学が彼の「転向」のきっかけだったようだが、これはよくある錯覚だ。「10万年後も大丈夫か」と言われると大変な話のようだが、10万年は永遠より短い。プルトニウムより強い水銀や砒素の経口毒性は永遠に続くが、大気や海水中に薄めて放出されている。地層処分の安全性は技術的には解決ずみで、もっぱら国民感情や政治の問題だ。

『原発を立地してもいいという自治体のためにどれだけの税金を使ってきたか。汚染水対策も廃炉も税金を使わなきゃできない。事故の賠償にこれからどれぐらいかかるのか。原発のコストほど高いものはない。』

これもよくある錯覚だ。福島事故は、民主党政権の対応がまずかったために、本来の100倍以上のコストがかかっているが、それでも賠償費用より原発停止の機会費用9兆円のほうが大きい。すでに起こった事故の被害はサンクコストなので、これから原発を建設するときのリスク評価には関係ない。

今後の原発事故のリスクは、確率で割り引く必要がある。かりに原発事故のコストを10兆円とし、同じ規模の地震が今後1000年に1度起こるとすると、そのリスクは10兆円÷1000=100億円/年。これを原発の年間発電量(250TWh=2500億kWh)で割ると、0.04円/kWh。100年に1度としても0.4円で、7〜10円/kWhといわれる原子力のコストの誤差の範囲内だ。

もちろん小泉氏のいうように「再生可能エネルギーを資源にした循環型社会」ができれば理想だが、今のところそのコストは原子力の10倍近く、夜間や風のないときは使えない。蓄電技術の効率が今の100倍以上に上がらないと、とても原発の代わりにはならない。技術進歩の可能性はあるが、今の高価な技術に補助金を出すより研究開発を補助すべきだ。

全体として小泉氏の話は、反原発派が事故の直後に騒いだ初歩的な間違いで、彼の発言でなければ今どき話題にもならない。下らない思いつきで、晩節を汚さないでほしいものだ。

(池田 信夫)

1848とはずがたり:2013/10/19(土) 00:13:21

<インドネシア>ジャワ発電所 総事業費が大幅に増加へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131018-00000079-mai-int
毎日新聞 10月18日(金)19時56分配信

 【ジャカルタ佐藤賢二郎】インドネシアで日本が官民一体で進める中部ジャワ石炭火力発電所計画が地元住民の反対で遅れている問題で、総事業費が当初予算から大幅に増加する見通しであることが18日までにわかった。事業会社に出資する現地企業社長が地元メディアに語った。

 地元石炭大手アダロ・エナジーのボイ・トヒル社長は「計画の延期が投資額の増大につながることは明らかだ」と述べ、追加費用は10億ドル(約980億円)に上るとの見通しを示した。建設費や物資の運搬、請負契約を結んだ企業への支払いに充てられるという。

 中ジャワ州バタン県に総出力200万キロワットの発電所を建設するこのプロジェクトの当初の総事業費は40億ドル(約3900億円)で、日本のJパワー(電源開発)と伊藤忠商事が出資している。

 当初は2012年に着工する予定だったが、環境破壊などを懸念する地主の反対で用地収用が難航。現在も交渉が続いており、ユドヨノ大統領は今月、用地確保が前提条件である事業資金の調達期限の再延長を認める大統領令に署名し、来年10月まで期限が延長された。

 16年の予定だった稼働開始は最短でも18年まで遅れる見通し。将来の電力供給への影響を懸念するインドネシア政府は不足分を補うため、用地収用が終わったジャワ島の2カ所の石炭火力発電所建設を前倒しして進める方針を明らかにしている。

1849とはずがたり:2013/10/21(月) 12:10:22

1万倍とか見た後だと大したこと無いように思えるね。。

あふれた雨水に放射性物質、基準の70倍も 福島第一
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201310210019.html?fr=rk
朝日新聞2013年10月21日(月)10:08

 【小池竜太】東京電力福島第一原発の汚染水をためたタンク群を囲む堰(せき)の内側にたまった雨水があふれた問題で、東電は21日、あふれたのは11カ所のタンクの区画で、うち6カ所で暫定の排出基準値を超える放射性物質が雨水に含まれていたと発表した。最も高い場所では基準の約70倍の放射性物質が含まれていた。放射性物質は排水溝を通じて外海に流れた可能性が否定できないという。

 東電は海洋への影響を調べる。16日の台風26号時に引き続き、今回も放射性物質の測定など事前に示していた雨水の排水手順を守れなかった。東電によると、基準値を超えたのはいずれもストロンチウム90で、堰内からあふれた雨水などを測ったところ、最も高い区画では、基準値の71倍にあたる1リットルあたり710ベクレルが検出された。汚染水漏れや爆発事故で地表に落ちた放射性物質が雨水と混ざっている可能性がある。

 一方、セシウム134はあふれた11カ所すべてで検出限界値未満、セシウム137は1カ所で12ベクレルが検出されたが、暫定基準値(25ベクレル)を下回っていた。

7カ所で放射能排出基準超=汚染水タンク群せきの流出水―福島第1・東電
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-131021X515.html
時事通信2013年10月21日(月)09:16

 東京電力福島第1原発で、放射能汚染水が貯蔵されているタンク群12カ所を囲むせき内の水があふれるなどして外部に流出した問題で、東電は21日未明、含まれる放射性物質濃度を測定した結果を公表した。うち7カ所では、東電が定めたせきの水の暫定排出基準値を超えるストロンチウム90が検出された。海に流出した可能性も否定できないという。

 放射性物質濃度の測定はいずれも、大雨でせき内の水があふれるなどした後に実施されており、実際に流出した水よりも濃度が薄まっている可能性がある。ほかの5カ所のせきの水についても、流出した時点で濃度が基準値以内だったかは不明だ。

 暫定排出基準では、せきの水を外部に排水するにはストロンチウム90が1リットル当たり10ベクレル未満などの濃度条件を満たすことが必要。東電によると、12カ所中7カ所で同10ベクレル以上が検出され、最も高かったのは同710ベクレルだった。

1850とはずがたり:2013/10/22(火) 00:16:48

井戸から40万ベクレル 福島第一原発、前日比1万倍
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201310180001.html
朝日新聞2013年10月18日(金)03:08

 東京電力福島第一原発で8月に発覚した高濃度汚染水が300トンがタンクから漏れた事故で、東電は18日、そのタンクから10〜20メートル北に掘った観測井戸で、17日に採取した水から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す物質が1リットルあたり40万ベクレル検出されたと発表した。前日の16日午前の採取では同61ベクレルで、1万倍近くに急上昇しており、これまでで最高という。

 東電によると、同40万ベクレルが検出されたのは、汚染水漏れの広がりを調べるために掘った観測井戸。漏れたタンクに入っていた汚染水の濃度は同2億ベクレル。今回検出された値について東電は「300トン漏れた汚染水の放射性物質がたどり着いた可能性はある」としつつ、「詳細は分析を続けて判断したい」と説明している。

 タンク周辺では1日4回の見回りを続けているが、新たな漏れの兆候は確認されていないという。

1851とはずがたり:2013/10/22(火) 20:15:27
汚染水、湾外流出否定せず=放射能は「基準値以下」―茂木経産相
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-131022X699.html?fr=rk
時事通信2013年10月22日(火)12:59

 茂木敏充経済産業相は22日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れについて、「水は当然行き来する。湾外、湾内の入れ替わりはある」と述べ、港湾外に流出している可能性を否定しなかった。ただ、福島近海、外洋で行った放射能のモニタリング結果は「基準値以下か測定できない値だ」と強調した。

 日本維新の会の松野頼久氏が「汚染水は湾外に漏れているのか」とただしたのに対し答えた。経産相は「湾内と外洋の水は混ざる。そして希釈もされる」と述べ、汚染水が湾外に出ても海水によって希釈され、高濃度のまま外洋に出るわけではないとの認識を示した。

汚染水「完全にブロック」→「ブロック」 安倍首相修正
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/TKY201310220004.html
朝日新聞2013年10月22日(火)07:31

 東京電力福島第一原発の汚染水漏れをめぐり、安倍晋三首相は21日の衆院予算委員会で「全体として状況はコントロールされている。汚染水の影響はブロックされていると考えている」と答弁した。東京五輪招致演説で「完全にブロックされている」と明言し、「国際公約」とも受け止められた発言から「完全に」がなくなり、「コントロール」発言には「全体として」との前置きもついた。

 自民党の塩崎恭久氏への答弁。首相演説後も汚染水漏れが止まらず、もとの発言のままでは世論の理解も得られないとみて、発言を修正した。

 同委では、民主党の玉木雄一郎氏が首相演説について「ある新聞社の世論調査では約8割が(首相発言を)『そうは思わない』と回答している。多くの国民が疑問を持っている」と指摘。首相は「大変残念だ。もっとしっかり正確な情報を発信していきたい」と述べた。19日の福島県視察にも触れ、「魚等々でモニタリングをして問題なかった、とテレビを通じて全国に発信しておきたい」と訴えた。

 玉木氏は続けて「ブロックされているのは汚染水の影響であって、汚染水そのものではない」と述べ、汚染水が外洋に流出していることが問題だと追及したが、茂木敏充経済産業相は「全体の状況はコントロールされている。汚染水の影響はブロックされている。一定のエリアにとどまっている」と首相答弁をなぞるにとどめた。

1852とはずがたり:2013/10/23(水) 00:16:51

中部電、年収2割削減へ 料金値上げで、労組に提示
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/NGY201310220005.html
朝日新聞2013年10月22日(火)13:24

 【大内奏】中部電力は22日、来年4月に予定している電気料金の値上げに合わせて、月給を5%、来夏のボーナスを5割減らすと労働組合に提案した。年収の2割の削減を目指す。

 2013年3月期の有価証券報告書によると、中部電の平均年収は約801万円で、他の電力会社よりも高い。削減の対象は、ここから基準外賃金を除いた部分で、2割減らすと590万〜630万円程度となる見込みだ。

1853とはずがたり:2013/10/23(水) 10:54:31

関西電力:中間決算を黒字修正 猛暑で冷房需要増
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20131017k0000m020090000c.html
毎日新聞2013年10月16日(水)20:39

 関西電力は16日、2013年9月中間連結決算の業績予想を上方修正し、経常損益は400億円の赤字予想から310億円の黒字に、最終(当期)損益は320億円の赤字予想から150億円の黒字に転換すると発表した。中間決算としては2年ぶりの黒字。猛暑で冷房需要が増えた。設備の修繕を先延ばしするなどの経費削減も寄与した。

 売上高は、前回予想から300億円増の1兆6100億円の見込み。30日に八木誠社長が記者会見して発表する。

 経費は設備の修繕を延期したり、他社への調査費を見直すなどで、前回予想から420億円減らせる見通し。電気料金の単価が高い家庭向けなどで販売電力量が増加したことも、230億円の収益押し上げ要因となった。

 今春の電気料金値上げによって、収益性が改善した。また、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の稼動で燃料費が抑えられたことも大きい。大飯2基は9月に定期検査のため停止して再稼働のめどが立っておらず、上期に行わなかった設備の修繕の大半は10月以降に必要となる。下期の収益見通しは不透明で、関電は14年3月期の通期業績予想を引き続き「未定」とした。

 記者会見した高山功一経理室専任部長は「原発が年度内に再稼働しないと、通期の黒字化は非常に厳しい」との見通しを示した。【鈴木一也】

関西電力、2年ぶり黒字転換=中間純利益150億円に上方修正
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131016X870.html
時事通信2013年10月16日(水)18:12

 関西電力は16日、2013年9月中間の連結純損益見通しを150億円の黒字(従来予想は320億円の赤字)に上方修正したと発表した。前年同期は1167億円の赤字だった。猛暑で家庭や企業の冷房用電力需要が伸びたのが主因。修繕費などを下期に先送りしたことも業績好転に寄与した。中間業績が黒字化するのは2年ぶり。

 通期業績予想は、原発再稼働が不透明なため未定とした。関電は「黒字になった要因は一時的で、先送りした経費は多くが下期に必要となる。原発再稼働も見通せず、収支は依然厳しい」と話している。

1854とはずがたり:2013/10/23(水) 10:55:35

>夏の猛暑が6〜8月の冷房需要を押し上げたが、9月は気温が低めに推移したため、上期全体では微減となった。
九月そんなに寒かったっけ?

発電じゃなくて発受電って何だ?

発受電、上期0.7%減=9月低温で需要減−電事連
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013101100444&rel=m&g=eco

 電気事業連合会(電事連)は11日、電力10社の2013年度上期(4〜9月)の発受電電力量(速報値)が4521億5661万キロワット時となり、前年同期比で0.7%減少したと発表した。夏の猛暑が6〜8月の冷房需要を押し上げたが、9月は気温が低めに推移したため、上期全体では微減となった。
 停止中の原発の代替として、火力発電をフル稼働させたことで、石炭の消費量は2889万8948トンと、上期として最大を記録した。
 一方、9月の発受電電力量(速報値)は733億6678万キロワット時と、前年同月比で4.1%減少した。マイナスは4カ月ぶり。(2013/10/11-12:30)

1855とはずがたり:2013/10/26(土) 09:32:35

韓国の記者団、日本の原発汚染度を現地調査=検出された放射性物質の値は?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78062
配信日時:2013年10月18日 22時20分

18日、中国中央テレビの報道によると、福島第1原発の汚染水流出問題への憂慮から、韓国政府は記者団を組織し、日本の原発汚染度について取材を行った。

2013年10月18日、中国中央テレビは、福島第1原発の汚染水流出問題への憂慮から、韓国政府が先ごろ記者団を組織し、日本の原発汚染度について現地取材を行ったと伝えた。

韓国テレビ局KBSの記者が、日本の大学の研究員とともに放射性物質の実地検査を行った。東京湾内の7カ所の海底から泥のサンプルを採取し検査したところ、すべてのサンプルから1キロ当たり100ベクレルを超える放射性物質が検出された。これは、国際法で定められている原子力発電所の排水基準値「90ベクレル以下」を上回る数値である。

さらに、福島第1原発から700メートルの地域の土壌サンプルからは1キロ当たり4万ベクレルの放射性物質が検出され、100キロ以上離れた仙台港のサンプルからも1キロ当たり2000ベクレルが検出された。いずれも韓国の基準を大幅に上回る結果だった。

日本の安倍晋三首相は9月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で五輪招致の応援演説をした際、福島の汚染水の影響は0.3平方キロメートル以内にコントロールされていると発言した。しかし、韓国の記者の調査では、原発の汚染レベルは日本政府の発表をはるかに超えている。(翻訳・編集/北田)

1860とはずがたり:2013/10/27(日) 10:03:28

東電、除染費用支払い拒否 74億円、国は黙認
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201310260420.html
朝日新聞2013年10月27日(日)05:40

 【関根慎一、多田敏男】東京電力が除染事業の大半の項目について費用の支払いに応じない考えを2月時点で国に明確に伝えていたことが、朝日新聞が環境省への情報公開請求で得た文書でわかった。国はこれを公表せず、支払い拒否を黙認している。

 国が除染費用を立て替えた後、東電に請求するのが「放射性物質汚染対処特別措置法」の規定だ。環境省は現在までに計404億円を請求したが、東電が支払ったのは67億円。国や東電は「内容の確認に時間がかかっている」とし、手続き上の問題と説明してきた。

 ところが、東電は2月21日付で環境省に送った文書で、昨年11月の第1回請求分の大半について「支払いが困難であるとの結論に至った」と拒否。環境省が説明を求めると、2月27日付の回答文書で、第2回請求分をあわせた149億円(118項目)のうち、74億円(95項目)について個別に支払わない理由を列挙した。さらに、賠償交渉を仲介する「原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)」に委ねることを検討するよう提案した。

1861とはずがたり:2013/10/27(日) 10:04:29

中間貯蔵施設:国費負担を検討…福島復興の加速図る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20131026k0000m010145000c.html
毎日新聞2013年10月26日(土)00:43

 東京電力福島第1原発事故の除染に伴う廃棄物などを保管する中間貯蔵施設について、政府・与党が、整備費1兆〜2兆円を国費で負担する検討を始めたことが分かった。福島復興を加速させる目的。電気料金に上乗せされている電源開発促進税などエネルギー関係財源を念頭に置いており、年末の来年度予算編成に向けて議論を進める。

 同施設は、除染で出る土や、放射性物質を含む廃棄物を一時的に保管するもの。2015年からの使用を目指し、福島県内の候補地でボーリング調査などを進めている。除染土の置き場が足りないことが除染の遅れにつながっており、同施設が完成して除染が進めば、復興や住民帰還が早まると期待されている。

 現行の枠組みでは、同施設の費用は国がいったん立て替え、最終的に東電が支払うことになっている。しかし、損害賠償費用の膨張などで東電は経営基盤の悪化が予想される。中間貯蔵については政府が責任を負うことで、対策を加速させる考えだ。電促税などのエネルギー財源で手当てする方向だが、電気料金の上昇要因になるため、調整が難航する可能性もある。除染そのものにかかる費用は引き続き東電に支払いを求める方向だ。【松尾良、清水憲司、大久保渉】

1862とはずがたり:2013/10/27(日) 10:05:38

首相主導で縦割り排除 用地取得短縮 除染なお課題山積
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20131020054.html
産経新聞2013年10月20日(日)08:02

 安倍晋三首相が19日、東日本大震災の復興加速に向けて発表した用地取得手続きの大幅な期間短縮を講ずる特別措置は、省庁の縦割り行政で遅々として進まなかった対応を首相が自ら主導してまとめた成果だ。ただ、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除染という大きな課題が立ちはだかっている。

 「いわば“被災地スペシャル”だ」

 首相は福島県南相馬市で記者団にこう訴えた。今年1月、宮城県亘理町の仮設住宅で住民に「被災者の思いの上に復興をしていく。行政を変えていく」と約束した首相としては、復興加速は大きな宿題だった。

 復興庁や環境省、国土交通省など関係省庁はそれまで、所管以外の課題に取り組もうとせず、結果的に事業そのものが進まない事態を招いていた。そこで首相は根本匠復興相を司令塔に、各省の局長級を集めたタスクフォースを設置。根本氏が各省局長に直接指示する体制を整えた。

 今回の措置はタスクフォースが生み出し、復興庁幹部は「各省が一歩踏み込んで検討した」と振り返る。

 一方で、汚染された土壌や廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の建設メドが立っておらず、除染作業は思うように進まない。

 民主党政権が決めた除染の長期目標「年間被曝(ひばく)線量1ミリシーベルト以下」に対し、政府内から「科学的な根拠がなく本当に必要な除染作業に集中できない」との声も上がる。

 安倍政権はこうした問題を解決して被災者が帰還できるよう、今後も行政の縦割りを排除して農業振興や街づくりなどと一体的な除染実施に取り組む方針だ。(坂本一之、豊田真由美)

1863とはずがたり:2013/10/29(火) 03:23:31

福島第1原発:排水溝3地点から過去最高値の汚染水
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131025k0000e040194000c.html
毎日新聞2013年10月25日(金)13:03

 東京電力は25日、福島第1原発の外洋につながる排水溝の3地点で採取した水から、1リットル当たり2500〜2900ベクレルの放射性物質を計測したと発表した。数値はいずれも過去最高。外洋との間に土のうなどの仕切りはなく、外洋に流出しているとみられる。

 3地点は8月に300トンの汚染水漏れが判明したタンク群の近くで、24日に採取。最も海に近い採取地点は排水溝出口から150メートルで、1リットル当たりの数値は海に近い方から▽2500ベクレル(過去最高1900ベクレル)▽2900ベクレル(同2000ベクレル)▽2500ベクレル(同2300ベクレル)。東電は「降り続いている雨の影響で、放射性物質を含む水が排水溝に流れ込んだ可能性が高い」と説明している。【高橋隆輔】

福島第1原発、全ベータ放射能さらに上昇--排水溝で過去最高の14万ベクレル
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_870297.html
マイナビニュース2013年10月24日(木)15:22

東京電力は24日、福島第1原子力発電所で、8月に高濃度汚染水300トンが漏れた貯留タンク近くの排水溝B-2で23日に採取した水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり14万ベクレル検出されたと発表した。この数値は、過去最高値だった22日採取分の5万9,000ベクレルの約2.5倍に当たる。

また、排水溝B-1(B-2の上流)で23日に採取した水からも、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万5,000ベクレル検出された。同地点での過去最高値だった10月1日採取分の2,200ベクレルを大きく上回った。

同社は、全ベータ放射能が上昇した原因について、「降雨により排水溝周辺の汚れが排水溝に流入したことによるもの」と説明。なお、そのほかの分析結果については、前回と比較して大きな変動はなかったという。

1864とはずがたり:2013/10/29(火) 07:48:23

福島第1原発、全ベータ放射能さらに上昇--排水溝で過去最高の14万ベクレル
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_870297.html
マイナビニュース2013年10月24日(木)15:22

東京電力は24日、福島第1原子力発電所で、8月に高濃度汚染水300トンが漏れた貯留タンク近くの排水溝B-2で23日に採取した水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり14万ベクレル検出されたと発表した。この数値は、過去最高値だった22日採取分の5万9,000ベクレルの約2.5倍に当たる。

また、排水溝B-1(B-2の上流)で23日に採取した水からも、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万5,000ベクレル検出された。同地点での過去最高値だった10月1日採取分の2,200ベクレルを大きく上回った。

同社は、全ベータ放射能が上昇した原因について、「降雨により排水溝周辺の汚れが排水溝に流入したことによるもの」と説明。なお、そのほかの分析結果については、前回と比較して大きな変動はなかったという。

1865とはずがたり:2013/10/29(火) 07:49:07

福島第1、汚染水タンク囲む11カ所の堰で水が流出--基準の71倍のストロンチウムも
http://news.mynavi.jp/news/2013/10/21/146/index.html
御木本千春  [2013/10/21]

東京電力は20日、大雨の影響により、福島第1原子力発電所の汚染水貯留タンクを囲む堰11カ所で水が溢れ、堰外へ流出したと発表した。このうち6カ所の堰の水から、原子力規制委員会が認めた暫定排出基準値を超える放射性ストロンチウムが検出された。

同社は、先日の台風26号の影響で各堰内に水が溜まったため、台風明け以降、水の移送作業を開始し、21日からは台風27号に備えてポンプの大幅増強などを予定していた。しかし、20日午後2時頃から予想を上回る降雨があり、現状の移送能力を上回ったため、堰から水が溢れたという。

今回水が溢れたエリアは、H2南、H2北、G3東、G6南、G6北、E、H8北、H8南、H4、H4東、H3の11カ所。各堰内に残った水を検査したところ、6カ所の堰の水から、原子力規制委員会の暫定排出基準1リットル当たり10ベクレルを上回るストロンチウム90が検出され、中でもH2南で採取した水からは、基準の71倍となる1リットル当たり710ベクレルのストロンチウム90が検出された。

1866とはずがたり:2013/10/29(火) 08:30:48

環境省、福島除染計画を突然の白紙撤回〜汚染廃棄物焼却で放射性ガス排出の懸念
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_20131028_36131
- Business Journal(2013年10月28日18時00分)

 「不倫問題で経済産業省から飛ばされたあの西山英彦元官房審議官が、出向先の環境省で辞表を叩きつけたらしい。なんでも、除染事業の破たんを見抜いたのに相手にされず、抗議の辞職だったそうだ」

 中央官庁がひしめく東京・霞が関界隈で、そんな話がささやかれるようになったのは、この秋になってからのことだ。

 西山元審議官といえば、2年前の福島第1原子力発電所事故を受けて、経産省原子力安全・保安院(当時)の広報マンとして、連日テレビカメラの前に立っていた。ニュース等でよく顔を知られた人物が、さらにその名を広く知らしめたのが、2011年6月に「週刊新潮」(新潮社)が報じた不倫スキャンダルだった。

 「事故発生後の3月から6月にかけて、執務中に自身の審議官室で、30代の女性職員と不適切な行為に及んだとして、停職1カ月の懲戒処分を食らいました。官房付になり、これで世間的には姿を消した。ところが、彼はやがて環境省に出向し、福島除染推進チーム次長という除染の現場責任者となって、第二の人生を歩み始めていたんです」(環境省クラブ記者)

 そんな西山氏が、今年6月いっぱいで辞表を提出し、50代半ばで官僚人生を終えていた。その真相を探ると、「抗議の辞職」もうなずける、おぞましい環境省の「除染放棄」の実態が浮かび上がってきたのだ。

●密かに除染計画「白紙」を画策した環境省主流派
 いったい、環境省で何が起きていたのか。前出の記者は、次のように語る。

 「環境省は、東京電力福島第1原発の周辺11自治体に対し、国の責任で『来年3月』までに除染を終了するというロードマップ(工程表)を決め、ホームページにも掲載してきました。ところが、実際にスタートできているのは、楢葉町など4つの自治体だけで、残りの浪江町など7自治体は除染作業の計画すら立たない状態。やる気のない環境省のせいですが、石原伸晃環境相をはじめ環境省の上層部はなんと、ロードマップの練り直しではなく、除染終了のめどを『白紙』にすると密かに決めてしまったんです。これは事実上、除染計画の破たんを意味します。そんなことを一方的に決められ、西山さんは怒りを募らせていました」

 5月末、西山氏は環境問題に関する専門紙のインタビューに応じていた。その中で西山氏は、国による除染は「12年度までに田村市、楢葉町、川内村、飯舘村で開始しています。今年度中には他の7市町村も含めて、できるだけ進めたいと思っています」とロードマップの厳守を表明していたのだ。

 ところが、西山氏のこうした声は封じられた。西山氏辞職後、まるで足かせでも外れたかのように、石原氏は次のような不心得な発言を平気でしている。

 「それは、福島市で開いた8月11日の会合でのことです。汚染された土壌を運び込む中間貯蔵施設の用地確保が進まない現状に触れて、『福島県をはじめとする皆さま方が、自ら行動するという認識を持っていただくことが重要』と県民に責任転嫁する発言をしました。傍聴した報道陣から会議後に真意を問われても、『地方自治の趣旨はなんなのかと再認識してほしい』と繰り返し、国の責任を放棄してしまった。西山氏のコメントから180度転換しています」(福島の地元メディア記者)

1867とはずがたり:2013/10/29(火) 08:31:48
>>1866-1867
 結局、ロードマップの「白紙」決定は9月10日、環境省によって正式に公表された。実は、この発表にも裏がある。大手紙の官邸担当記者は次のように語る。

 「環境省は、この夏いつでも発表できる段階にあったようだ。でも、9月7日の2020年オリンピックの開催国決定を控えた緊迫したタイミングだったから、除染の立ち遅れが世界中に知られたらまずいというので、菅義偉官房長官が自ら環境省に指示を出して、環境省はやすやすと『白紙』の発表を先送りした。実に卑怯なやり方だった」

●除染技術開発の放棄に反発した西山氏
 辞職の背景事情を知る側近の話によると、西山氏は、今回、除染計画の破たんの誘因とされる中間貯蔵施設建設問題に終始クビをひねっていたという。

 破たんの原因といえば、環境省は常々「汚染残土を運び込む場所がないから、除染が一向に進まない」という立場を崩さなかった。しかし、西山氏は、高度の除染技術によって汚染残土そのものを減らす「減容化技術」の開発に目を向けていた。

 「減容化」とは、汚染土壌から放射性物質を取り除く分離技術を駆使し、捨てる土壌を減らすこと。過去には、10パーセントにまで汚染土壌量を減らし、きれいになった90パーセントの土を大地に返す試験結果も出ていた。こうした技術があるからこそ、いつ用地が確保できるかもわからない中間貯蔵施設構想だけに頼る環境省主流派に疑問を持ち続けたというわけだ。

 実際、西山氏は前出の環境問題に関する専門紙のインタビューにおいて、こんなやりとりをしている。

--除染の加速のためには、新技術の利用拡大も欠かせません。

西山氏 11年度は22件の実証事業、12年度は15件の実証事業に取り組んできました。今年度も6月中には事業者を決定する予定です。多岐にわたる企業の英知を活用し、福島県内で優秀な技術を持った企業も採択されています。今年度からは技術実証事業だけでなく、民間で開発された新技術を幅広く活用して除染を加速させたいと考え、近く、『除染技術ポータルサイト』を立ち上げる予定です。

 除染技術に希望を託す西山氏。ところが、石原氏ら環境省主流派は、ハシゴを外す行為に及んだ。なんと、汚染土壌はそのまま中間貯蔵施設に持ち込み、減らしたければ可燃物のがれきだけは焼却してよい、という極めて原始的なこの処理方針を環境省のホームページで表明し、高度の減容化技術の開発を推進しようとした西山氏の声を封じたのだ。除染技術に詳しいジャーナリストは、次のように大気汚染の危険性を指摘する。

 「広域がれき処理が検討されたとき、各地で汚染廃棄物を燃やすことによる弊害が再三にわたり各自治体やメディア等で取り上げられていたが、今度は福島で堂々と放射性物質を燃やそうとしている。焼却炉技術はまだ不十分な段階。ろ過用のフィルターがセシウムを取り過ぎると、フィルター付近の線量が何十万ベクレルにも達して、処理が極めて危険になるので、“取り過ぎない”焼却炉を投入するはず。そうなると、放射性物質を含んだ排気ガスが放出され続け、福島の大気は汚染されてしまう」

 西山氏は退職間際、環境省の会議室の一角を板で囲い、即席の個室をあてがわれていた。「それはまるで、座敷牢に閉じ込め、西山さんの声を抹殺するに等しい扱いでした」と前出の環境省クラブ記者は同情する。

 除染事業の破たんは、何事もなかったかのように、見過ごされてしまうのだろうか。
(文=編集部)

1868とはずがたり:2013/10/30(水) 14:21:23

原発輸出、合意を歓迎=日トルコ首脳―安倍氏「安全は日本の責務」
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-131030X968.html
時事通信2013年10月30日(水)06:59

 【イスタンブール時事】安倍晋三首相は29日夜(日本時間30日未明)、イスタンブールでトルコのエルドアン首相と会談した。両首脳は同国の原発建設受注をめぐり、三菱重工業などの日仏企業連合とトルコ政府との実質合意を歓迎。安倍首相はこの後の記者会見で、原発を輸出する相手国での人材育成などを通じ、原発の安全確保を目指す考えを表明した。

 会見で安倍首相は「東京電力福島第1原発事故の教訓を世界と共有することで原子力安全の向上を図っていくことはわが国の責務だ」と強調。エルドアン首相は日本の高い技術力を評価し、「原発が必要と信じている以上、これを進めたい」と語った。日本との経済連携協定(EPA)の速やかな交渉入りを目指す考えも示した。

 日本の原発輸出が実現するのは福島原発事故以降初めて。実質合意したのは、トルコが黒海沿岸シノップで進める原発4基(出力合計440万キロワット規模)の建設計画。29日に商業契約の交渉を終了した。トルコ国会の承認を経て正式に締結、2023年の運転開始を目指す。

1869とはずがたり:2013/10/30(水) 14:22:11

トルコ原発建設で実質合意=三菱重工など日仏企業連合
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-131030X967.html
時事通信2013年10月30日(水)05:01

 【イスタンブール時事】トルコの黒海沿岸シノップに原発4基を建設する計画をめぐり、日本・フランスの企業連合とトルコ政府は29日、商業契約の交渉を終了し、実質的に合意した。今後、トルコ国会の承認を経て正式に契約を締結する。

 安倍晋三首相はトルコのエルドアン首相との29日の首脳会談で、実質合意を歓迎した。原発建設には日本から三菱重工業、伊藤忠商事が参加。両首脳は5月の会談で原子力協定を締結し、日仏企業連合が排他的交渉権を獲得していた。

1870とはずがたり:2013/10/30(水) 14:57:33

そもそもこれまで散々寄付貰っといて更に図々しい気がするが,こういうのを含めて原発のコストに参入しないとあかんよね。

電力寄付打ち切り:青森の25市町村、県に肩代わり要請
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131029k0000m040128000c.html
毎日新聞2013年10月28日(月)22:07

 原子力関連施設の受け入れに伴い、電力業界が青森県の自治体のうち青森市など25市町村に続けていた寄付が今年度で打ち切られることになり、同県の市・町村会が28日、県に財政支援を求める要請書を三村申吾知事に手渡した。打ち切りは東京電力福島第1原発事故による各社の経営悪化が要因だが、県への肩代わり要請の背景には「電力マネー」依存が続く自治体の現状がある。

 寄付は電力10社で作る電気事業連合会と日本原燃が1994年度から行い、祭りや花火大会などの地域振興事業に充てられてきた。青森県が核燃料サイクル施設を受け入れる「見返り」として創設され、20年間の累計額は約130億円。県の公益財団法人「むつ小川原地域・産業振興財団」が分配し、5年ごとに更新。今年度が最終年度だった。震災後の2011、12年度の寄付額は各13億7000万円で、今年度は8億7200万円の計画。

 28日は県内10市の市長会の鹿内博会長(青森市長)と、県内30町村で作る町村会の舘岡一郎会長(板柳町長)が三村知事を訪れ、「新たな支援制度を」と要請した。知事は「『全県振興』は必要と認識している。重く受け止めるが、財政を勘案し総合判断したい」と応じるにとどめた。

 同県内の六ケ所村など15市町村には電源3法による国の交付制度があるが、対象外となる25市町村に電力業界が「配慮」を示すために寄付が行われてきた。県幹部は支援要請に対し「財政が苦しい。県民の理解が得られるのか……」と苦慮する。

 地方財政から見た原発立地問題に詳しい福島大の清水修二教授(財政学)は「『打ち切りは困る』という市町村の財政構造自体がゆがんでおり問題。そういう制度を進めてきた県が負担を求められるのは自業自得と言わざるを得ない」と指摘。福井県立大の井上武史講師は「青森には(原発だけではなく)核燃サイクル施設という特別な事情がある。激変緩和措置が必要だ」と話している。【酒造唯、吉田勝】

 【ことば】電源3法交付金

 原発などの発電所の設置や稼働を促進するため、1974年に制定された電源開発促進税法、特別会計法、発電用施設周辺地域整備法に基づき、国が自治体に支給する交付金。電気料金に上乗せした税金が財源で、青森県内の自治体には水力、火力に伴うものも含め2012年度まで累計2519億円が支給されている。多くを占める原子力分の対象は立地自治体と隣接自治体に加え、隣接自治体に接する自治体が対象。青森県内では全40市町村のうち15市町村と県が対象。

1871とはずがたり:2013/10/31(木) 20:53:46

解り易い♪

ウラン燃料はあと37cmで流出するところだった!?
なぜ、福島原発“5重の壁”は簡単に壊れ放射性物質が放出した?
http://biz-journal.jp/2012/09/post_649.html
【この記事のキーワード】原発 , 放射能 2012.09.07

 こんにちは。江端智一です。

 今回は、3.11の大震災から始まった、福島原子力発電所(以下、福島原発という)の事故について、津波の到来から原子炉建屋の爆発に至る経緯を、「一体、何が起こっていたのか?」という観点からレビューしてみたいと思います。

 きっかけは、私の嫁さんの「今回の事故が、まったく理解できない」という一言でした。

 この事故に関しては、原発事故調査委員会の調査報告書や、その他のメディア、書籍で多くの情報が開示されています。多すぎるくらいです。

 これらの内容は難しく、エンジニアである私でも理解するのは大変でした。また、この事故の内容を他人に語ることは、さらに難しかったです。…
 電力会社や政府が国民に対して事故の説明責任があるのと同様に、私たち大人は、どんなにしんどくても面倒でも、この事故を自分の頭で理解して、子供に語り継ぐ責任があると思うのです。

 今回のコラムでは、前述した通り、「誰々の何が悪い?」という責任論については触れることはしませんし、また、原発存続の要否や、今後の対応などもついても一切言及しません。また、ページの関係上、原子炉建屋の爆発による放射能汚染の被害については割愛します。

1.そもそも原子力とは何か?

 原子力とはエネルギーの一種です。ここでは「核分裂反応」によるエネルギーのみに言及します。そのエネルギーはどうやってつくり出されているかというと、「怒り狂った兵士による銃撃戦」とイメージすればわかりやすいかと思います。

 ここでの「兵士」とは、ウランなどの原子力エネルギーの燃料のことであり、「銃撃戦」とは、その燃料が中性子を放出している状態を指すこととします。また、この中性子を「弾丸」と表現するものとして、以下「核分裂反応によるエネルギーの作り方」の説明を試みてみます。

 核分裂反応の仕組みは、ざっくりと、以下の通りです。

【Step.1】兵士が、最初の1発の弾を別の兵士に当てる
  ↓
【Step.2】その弾に当たった兵士が怒る(この怒りがエネルギーとなる)
  ↓
【Step.3】怒った兵士は、2発以上の弾丸を無差別に撃つ
  ↓
【Step.4】その弾に当たった兵士も怒り、同じように2発以上の弾丸を無差別に撃つ

 こうなると、兵士が2発の弾丸を発射すれば、怒る兵士の数が1→2→4→8→……と増えていくのがわかりますよね。

 この「怒り」の連鎖をほったらかしにしたものが「原子爆弾」です。あっという間に、兵士の怒りが連鎖して、一つの都市を一瞬にして灰にするほどのエネルギーになります。原子爆弾は、この兵士たちを「怒り心頭」の状態にさせればよく、原理的にはそんなに難しくありません。

 兵士たちをぎゅうぎゅう詰めの部屋に集め、その部屋の全方向(屋根、床、すべての壁)からTNT火薬等を同時に爆発させて、彼らを押し潰してやれば足ります。

 一方、原子力発電も、兵士たちを「怒らせる」ところまでは同じなのですが、ポイントは、2発以上ではなく1発だけ撃たせる、というところにあります。つまり、「怒り狂った兵士による銃撃戦」が、戦線拡大しないようにコントロールするのです。

1872とはずがたり:2013/10/31(木) 20:53:58

 どうやってしているかというと、兵士たちを全員プールの中に叩き込んで、銃撃戦をさせるのです。プールの中では、弾の速度は格段に遅くなります。また、兵士たちも水の中で、少々頭が冷えて、あまり弾を撃ちまくることもなくなります。

 しかし、決して「停戦」はさせず、銃撃戦を適度な規模に維持したまま続けさせて、兵士の数を1→1→1→1→……と、適度に怒らせ続ける――これが原子力発電における、核分裂反応です。

2.原子力発電所の事故を防ぐ「5重の壁」とは何か?

 さて、今回の資料収集の段階で、沸騰水型軽水炉(BWR)の「5重の壁」という、放射性物質を管理するための設計思想について読みました。(略)
 もう一度、「5重の壁」という内容を、読み直してみました。

(1)第一の壁:燃料ペレット
 原子力発電の燃料であるウランを陶器(セラミック)で固めた、角砂糖サイズの固形燃料です。このセラミックは2800度まで融けませんので、ウランが高温になっても融け出すことがありません。

(2)第二の壁:燃料被覆管
 1200度の温度でも融けない金属でつくられた、燃料ペレットを一列に入れる管です。

(3)第三の壁:原子炉圧力容器
 内部が90気圧になるまで爆発しない、世界最強レベルの圧力鍋です(ちなみに、通常の圧力鍋は2気圧です)。この鍋の中で兵士たちを闘わせます。また、兵士が暴走した時でも、放射能が外部に漏洩することを防ぎます。

(4)第四の壁:原子炉格納容器
 原子炉圧力容器を収納するロッカーのようなものですが、4気圧まで耐えられる構造になっており、これも放射能の漏洩を防ぐことを目的としています。

(5)第五の壁:原子炉建屋
 厚さ2メートルの鉄筋コンクリートの巨大な箱です。これも放射能の漏洩を防ぐことを目的としています。

 ちょうどいい。今回のコラムでは、この「5重の壁」と対応づけながら、福島原発の事故を振り返ってみようと思います。

3. なぜ、軽水炉型の原子力発電所が安全と言われ続けてきたか?

 福島原発を含めて、日本の原発は「軽水炉」型です。世界中の原子力技術者が「軽水炉は安全」と主張し続けていたことには理由があります。核分裂反応の増加が、分裂反応自身を抑えてしまう、という「ネガティブフィードバック」制御であるからです。

【Step.1】何らかの原因で核分裂反応が増加し、出力が増加する。
  ↓
【Step.2】水の温度が上昇して、水の密度が減少する。
  ↓
【Step.3】水の密度が減少すると、中性子の速度が上がる。
  ↓
【Step.4】中性子の速度が上がると、核分裂反応が抑制される。

 つまり、兵士がすごく怒りだすと、水の中で弾が出にくくなるので、兵士の怒りが次第に収まってくる。逆に、兵士がおとなしくなってしまうと、弾が当たりやすくなって、再び兵士が怒りだす、というわけです。「軽水炉はその仕組み上、制御できなくなる状態(暴走)にならない」ということになっているのです。

 兵士を水の中に叩き込んでおくだけで、適度な規模の銃撃戦を続けさせられる。これは、制御する側も、比較的楽チンに制御が可能であり、これが、軽水炉型の原発が安全と言われる根拠にもなってきました。

1873とはずがたり:2013/10/31(木) 20:54:34

4. なぜ、日本には、こんなに原発がいっぱいあるのか?

 計画中、建設中、廃止を含めると全部で73基程度あるようです(動くものは54基)。

 CO2を放出しないとか(放射性廃棄物は排出しますが)、いろいろ理由があるとは思います。でも、私はやっぱり、燃料のモビリティ(移動性)が大きい理由であると考えています。10トントラック2台分のウランで、100kWの電気が1年分つくれるのです。これを、火力発電でやると、20万トンタンカー7台分の石油が必要になります(約7万倍)。

 運送コスト、燃料の保有場所の確保、発電所の規模などを考えると、原子力発電は、確かに運用(制御)しやすいという面があります。

 また、石油の備蓄確保は、日本国にとっては最大の命題でもあります。日本では採取できませんから。しかし、原子力発電の燃料になるそのウランにしても、日本ではほとんど採取できない点では同じです。日本は、エネルギー資源においては絶望的に不利な国なのです。

 ですから、日本国政府は、燃料を使うと燃料が増えるという魔法のエネルギー増殖手段、それは「ポケットを叩くとビスケットが2つ」になるような、夢のポケット……でなくて、エネルギー無限増殖手段に血道を上げてきたのです。
 これが、あの「高速増殖炉もんじゅ」です。(残念ですが、今回は「高速増殖炉」については割愛します)

5. 福島原発の事故って、結局どういうことなのか?

 今回の地震において、福島原発を含め、日本の原発は、核分裂という反応を完璧に止めることに成功しています。つまり、兵士たちの銃撃戦を完全に封鎖し、完全な停戦を実現したのです。

 具体的には、弾丸を吸収する棒「制御棒」(燃料棒)をプールの底からニューっと持ち上げて、発射された弾丸を全部吸い取ってしまうのです。これを「スクラム」といいます。

 さらには、プールの中に、弾丸の速度を遅くする水溶液を流し込むことでも、停戦、すなわち核分裂反応を停止することができます。

 3.11の震災においては、日本の原発はこの「スクラム」が自動的に起動し、核分裂反応の完全な停止を実現したのです。これは、地震大国日本における、原子力発電制御の完全勝利となるはずでした。

 でも、そうならなかったのです。

 自動スクラムによって、兵士たちは、お互いに銃撃戦をやめましたが、それでも「怒り」が収まっているわけではありません。彼らは、プールの水を一瞬にして250度の高温水蒸気にするほどの熱量を持っているのです。停戦が実現したとしても、兵士たちは、いきなり冷静になることはできません。

 まだ怒り続け、相当の熱量を発しています。炉の中の火は鎮火したけど、その中には、まだ熱量を持った4万〜5万本の燃料棒(約100トン)は残っているのです。

 その熱量たるや、常に、プール1杯の水を1時間で完全に蒸発させてしまうような、すさまじい熱(崩壊熱)です。この熱がいきなり消えるわけがありませんので、スクラム後も、蒸発に負けないような大量の水で、常にプールの水を強制的に注入し続け、力ずくで兵士たちを冷やし続ける必要があるのです。

 しかし、それができなかった。

―― そして、福島原発の惨劇は、ここから2つの台本のシナリオで同時に進行します。

第1のシナリオ :「2800度のウラン燃料の驀進(ばくしん)」

 すべてのバッテリー、発電機等の電源が津波によって浸水または水没することによって全電源が消失。プールに水を入れる手段が途絶えました。その結果、プールの水は、わずか1時間で全部蒸発してしまいました。空焚きです。

1874とはずがたり:2013/10/31(木) 20:55:33
>>1871-1874
 空焚きになった兵士(ウラン燃料)の温度は、250度からペレットの融点2800度に上昇し、ウラン燃料自体が自分の熱で融け始め(炉心溶融)、原子炉の中に落ちていきます(メルトダウン)。この段階で、第1の壁、第2の壁は破れました。

 太陽表面温度(6000度)の半分の温度のウラン燃料の驀進(ばくしん)を留める物質は、この地球上にはほとんど存在しません。溶融した燃料棒は、厚さ20cmを誇る耐熱超合金の原子炉を、軽くぶち抜きます。これで第3の壁も破れました。

 こうして、外界と接することがないはずの原子炉圧力容器に穴が開きます。そして、この穴から、大量の超高温のウラン燃料が流れ出します。原子炉を格納しているだけのロッカーにすぎない原子炉格納容器なんぞ、本来2800度のウラン燃料の敵ではないのですが、燃料が落ちたところが、たまたま2.6メートルのコンクリートの塊で、あと37cmのところでぎりぎり止りました。

 こうして2800度のウラン燃料の驀進を止めることに成功したものの、「原子炉圧力容器や原子炉格納容器の構造的に弱い部分が、高温や設計を超える圧力により一部損傷、格納容器は破損(東京電力お客様相談メール担当の方からのご回答)」し、第4の壁もすでに破れて、容器内の気体は、原子炉建屋に流出している状態にありました。


図2:「5つの壁」全てが破れた原子力発電所
第2のシナリオ: 「水素爆発」

 2800度とは、広島原爆爆発1秒後と同程度の温度です。具体的には、フライパンが溶けて、蒸発して、消えてなくなる程の温度です。この超高温によって、ウラン燃料の中に封じ込まれていたヨウ素、セシウムなどの放射性物質が水蒸気とともに放出され、原子炉格納容器内にタップリ充満している状態でした。

 加えて、メルトダウンを開始した燃料被覆管の材料(ジルコニウム合金)は、プールの水と反応して大量の水素を発生させていました。1号機の水素発生量は770kgと推定されています。

 ちなみに、私は大学生の頃、下宿で食塩水を電気分解して発生した水素を爆発させてみたことがあります。たったコップ1/3(100cc)ほどの水素の爆発が、私の部屋の中を無茶苦茶にしてしまいました(江端さんのひとりごと「やさしい水素爆弾の作り方」<http://www.kobore.net/tex/alone93/node23.html>)。あの程度の水素ですら、水素の爆発の威力は半端ではありませんでした。

 これらの気体は、原子炉格納容器の破損部から、原子炉建屋に流出します。

 私の部屋を破壊したコップの水素の実に8億6000倍もの水素と、人類史上例のない最悪最凶の放射性物質を含む毒ガスから構成される、 高さ48メートル(奈良の大仏さまの3倍)の巨大な建造物からなる「水素爆弾」(◯化学反応、×核融合)の完成です。

 水素は、鉄板の上に釘が落ちる程度の火花で引火します。建屋に穴を開けることなど不可能な状態でした。

 そして、運命の3月12日15時36分、最後の砦とされていた第5の壁、原子力建屋が、水素によって大爆発を起こします。私は、その風景のビデオを何度も見ましたが、紙細工の模型の建屋が吹き飛ばされるような、現実感に欠ける光景でした。

 ここに2つの台本が一つとなり、水素爆発によって、放射性物質が日本中に散布され、日本の一地域を人の住めない「死の街」に変えてしまう、悪魔のシナリオがスタートすることになります。

 この後、3月14日11時1分に3号機も爆発。そして、2号機、4号機も爆発、火災。プールの水が蒸発して、使用済み燃料までもが水素を発生させ、または、水素が別の建屋に流入していたためでした。

6. まとめ

 (1)福島原発を含め、日本の原発は、予定通り自動スクラムによって、完璧な核分裂反応の停止を実現しました。この事実をもって、原子炉は安全に停止した、と言うこともできるかと思います。

 (2)しかし、その後の全電源喪失によって、プールの水はすべて蒸発、冷却手段を失った燃料は2800度まで上昇して、自ら融け始め、原子力発電の「5重の壁」と呼ばれるもののすべてを、軽々と破壊しました。

 (3)原子力建屋に充満した水素の大爆発により、漏れ出た放射性物質は日本中にバラまかれて、日本の一部の地域を死の街とさせるに至りました。

(後略)

1875とはずがたり:2013/11/02(土) 17:22:46

原発めぐり「現役官僚」が告発本 官庁では犯人捜しも
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201311020009.html
朝日新聞2013年11月2日(土)13:15

 【守真弓】「現役キャリア官僚」が小説の形で書いた告発本、「原発ホワイトアウト」(講談社)が話題を呼んでいる。電力会社、政治家、省庁の癒着を描いた内容に、菅直人元首相もブログで「私の知ることと共通する点が多い」と反応。発売1カ月で6万5千部と、新人の作品としては異例の売れ行きになっている。

 作者の名前は「若杉冽」。偽名だ。公開しているプロフィルは、東大法学部卒で「現在、霞が関の省庁に勤務」するキャリア官僚ということだけ。執筆を知っているのも、家族だけだ。このほど朝日新聞の取材に応じた。

 本の中では、電力会社が政治献金や選挙支援によって政治家を操ったり、世論を誘導したりする構図が描かれている。小説という形になっているが、モデルがほぼ特定できる登場人物もいる。若杉さんによると、「直接見聞きしたことと、間接的に聞いたことが半々」という。

 執筆のきっかけは、昨年末の政権交代。安倍政権になり、「政府、業界、政治が再稼働に向けてひたすら走っていこうとしているのは国民をバカにしている」と感じ、若杉さんから講談社側にアプローチした。小説を書いたことはなかったが、直前に読んでいた村上春樹さんの「1Q84」を参考に、2カ月ほどで一気に書き上げた。

 すでに所属する官庁では犯人捜しも始まっているというが、名乗り出るつもりはない。「カミングアウトしてしまえば、そこで終わり。できるだけ長く省内にいて、発信し続けようと思っています」

1876とはずがたり:2013/11/13(水) 13:12:51
IEAは原子力関連の回し者かも知れないけど,個人的には原発も限定的ながら有効活用しても良い様に思う。浜岡に関しては懐疑的であるけど。。

IEA:日本の電力価格、将来は米国の約2倍 競争力失う
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20131113k0000m020084000c.html
毎日新聞2013年11月12日(火)21:04

 【ロンドン坂井隆之】国際エネルギー機関(IEA)は12日、2035年までの国際的なエネルギー情勢について分析する「世界エネルギー展望2013」を発表した。新興国の使用量の増加で、原油価格は現在の1バレル=110ドル程度から128ドルまで上昇すると予測。日本は米国に比べ、電力価格が約2倍に高止まりする結果、鉄鋼や化学などエネルギー集約型産業で輸出の世界シェアの約4割を失うとの厳しい見通しを示した。

 現在、日本が輸入する天然ガスの価格は、シェールガスの国内開発が進む米国の約5倍になっており、これを反映して電力価格の差はほぼ3倍に広がっている。IEAは、米国からの安価な天然ガス輸入などによって電力価格差は縮小に向かうものの、35年時点でなお2倍の差が残ると分析した。また、再生可能エネルギー支援のコストを料金に上乗せしている欧州でも、電力価格は米国の2倍となると予測。この結果、エネルギー集約産業の輸出シェアは日本(現在7%)が約4割、欧州(同36%)が約3割それぞれ低下し、米国と新興国に移行していくとした。

 世界のエネルギー需給見通しでは、中国が30年に米国を抜いて世界最大の石油消費国となるなど、新興国のエネルギー使用量が世界の需要を約3割押し上げる。再生可能エネルギーによる世界の発電量は世界全体の30%を超えるまで増加するものの、化石燃料の需要も増え続ける結果、エネルギー使用に伴う二酸化炭素排出量は35年までに20%増加。世界の平均気温が3.6度上昇する深刻な温暖化を迎えるとの見方を示した。

 これらを受け、IEAは日欧に対して▽省エネルギーの推進▽天然ガスの購入先や期間を固定する現在の契約方式を改め、調達先を多様化▽再生可能エネルギー、原子力を含めた自国のエネルギー源開発促進−−を提言。再生エネルギーへの政府補助は電気料金の負担を過度に増やさないよう慎重に検討することも求めた。また、「経済成長を損なわずにCO2排出量増加に歯止めをかけることは可能」とした上で、新興国などに対して▽石炭火力発電の制限▽原油・天然ガス田で放出されるメタンガスの最小化▽ガソリン購入補助金などの見直し−−などの実行を要求した。

1877とはずがたり:2013/11/13(水) 13:16:16
電力システム改革法が成立=地域独占、60年ぶり見直し
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-131113X139.html
時事通信2013年11月13日(水)10:48

 発送電分離や電力小売りの全面自由化など電力システム改革のスケジュールを定めた改正電気事業法が13日午前の参院本会議で、自民、公明、民主などの賛成多数で可決、成立した。一つの電力会社が地域の電力市場をほぼ独占する現在の体制が確立して以来、約60年ぶりの抜本的な制度見直しとなる。 

電力改革法が成立、大手独占の市場に競争促す
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131113520.html
産経新聞2013年11月13日(水)11:25

 電力の小売り全面自由化などからなる「電力システム改革」の実施時期を明記した改正電気事業法が13日午前の参院本会議で自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決、成立した。

 3段階で進める電力システム改革の第1弾で、電力大手の独占状態が続いた電力市場に競争を促し、電気料金の引き下げやサービス多様化につなげるのが狙い。…

 改正法は、2015年をめどに電力需給を全国規模で調整する「広域系統運用機関」の設立が柱。同機関は、全国各地の需給計画や電力供給網の整備計画をとりまとめるほか、震災などの緊急時には電力会社が最適な需給調整を行えるようにするなど強い権限を持たせる。

 付則には、16年をめどに電力小売りの全面自由化、18〜20年をめどに電力大手の発電と送配電部門を別会社にする「発送電分離」の実施を目指すと明記した。14年と15年の通常国会に、それぞれ必要な電気事業法改正案を提出する。

1878とはずがたり:2013/11/13(水) 22:26:52
行政ファイル:日光市などでシカとイノシシから基準値超セシウム /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130824ddlk09040295000c.html
毎日新聞 2013年08月24日 地方版

 県は22、23の両日、日光市で6月30日に捕獲したシカから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表。塩谷町で捕獲されたシカからも検出された。また、大田原市で7月2日に捕獲したイノシシからは280ベクレルの放射性セシウムを検出。日光市や宇都宮市、市貝町で捕獲されたイノシシからも基準値を上回る放射性セシウムが検出された。県内のシカとイノシシについては国から出荷制限が出ており、県は自家消費も控えるよう呼びかけている。

1879とはずがたり:2013/11/13(水) 22:32:50
>農家は自主的に表土はぎや反転耕をしてセシウム抑制対策をしていた
これくらいでは効果無いのか?

東日本大震災:トウガラシから基準超セシウム--浪江の避難区域 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130906ddlk07040065000c.html
毎日新聞 2013年09月06日 地方版

 県は5日、浪江町の避難指示解除準備区域の畑で栽培された露地トウガラシのモニタリング検査で、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える同130ベクレルの放射性セシウムを検出し、同町全域にトウガラシの出荷自粛要請をしたと発表した。

 県園芸課によると、同区域は帰還や宿泊はできないものの営農は再開でき、この農家は畑4・5アールに原発事故後初めて作付けした。出荷の事前確認検査で、流通はしていない。キュウリやトマトなども栽培しているが、全量廃棄するという。農家は自主的に表土はぎや反転耕をしてセシウム抑制対策をしていたといい、県が原因を調べる。【深津誠】

1880とはずがたり:2013/11/13(水) 22:35:37
>>593
大間原発の電気ではなくて北海道の自然エネルギー由来の電力を本州に送るために津軽海峡の向こう側まで延伸敷設しようヽ(´ー`)/

1886とはずがたり:2013/11/13(水) 23:40:25
2月頃の記事
結局石炭火力発電はどうなったんだ?

【第210回】 2013年2月7日
週刊ダイヤモンド編集部
石炭火力に立ちふさがる環境省
東電再生と電力再編に大きな壁
http://diamond.jp/articles/-/31647

石炭火力発電をめぐり、経済産業省と環境省が水面下で激しい応酬を繰り広げている。原子力発電に次いで低コストの石炭火力を推し進めたい経産省と、二酸化炭素の排出の観点から反対姿勢を貫く環境省。議論の硬直は、火力再編を目指す東京電力の再生計画を揺るがし、ひいては電力業界の改革にも影響を及ぼしている。

?1月14日朝に開かれた閣議の会見で、石原伸晃環境相が数十人の記者を前にとうとうと語りかけた。
「石炭火力はコストが低いことも承知している。しかし、わが省のレーゾンデートル(存在意義)たるCO2(二酸化炭素)の削減には非常にネガティブな装置です」

?思わぬ踏み込んだ発言にあわてたのが、石炭火力発電所の新設の是非をめぐって環境省と対立する経済産業省の担当者ら。すぐさま会見の議事録を入手し、情報収集に走った。

?石原氏の環境相就任後の初登庁の際、環境省幹部らが最初にレクチャーしたのが、石炭火力をめぐる経産省との議論だったという。

?福島第1原子力発電所の事故後、日本中の原発が停止する中、火力発電所は老朽設備を含めてフル稼働している。代わりに石油やLNG(液化天然ガス)の燃料費が巨額に跳ね上がり、2012年度は10年度比で3.2兆円増となる見込みだ。現在、各電力会社の電気料金値上げの元凶になっている。

?政府試算によると、燃料単価では石油が1キロワット時当たり17円なのに対し、LNGが11円で、石炭は4円にとどまる。「コストの安さ」でにわかに石炭火力の必要性を主張する声が上がり始めたのだ。

?特に、石炭火力の是非が死活問題になるのは、東京電力だ。昨年4月の値上げ前には世間から集中砲火を浴びた上、今年4月を見込んでいた柏崎刈羽原発の再稼働も完全に不可能となり、再値上げを検討する事態となっている。

?このため、昨年7月策定の総合特別事業計画では石炭火力の増強を明記し、11月には、石炭火力を念頭に、260万キロワットの火力発電入札を発表するなど着々と準備を進めてきた。

?そして、入札の受け付け開始が2月に迫ったタイミングでの石原氏の発言。「これは環境省の意思表示だ」(東電火力部幹部)と衝撃は大きい。新設ができなければ「年間1000億〜2000億円規模の追加コスト」(同)が必要になるため、難航する再生計画の見直し作業が窮地に陥りそうだ。

?また、この入札には、別のもくろみもある。東電の再生を担う国の原子力損害賠償支援機構は、火力発電入札を「電力改革」の先鞭にしたい考え。資金不足にあえぐ東電に加えて、鉄鋼、化学メーカーや商社などが出資する特定目的会社を組織することで、東電からの火力発電の切り離しと、発電への新規参入を同時に進める狙いだ。

1887とはずがたり:2013/11/13(水) 23:40:46
>>1886-1887
?実際、昨年11月の入札の説明会には100社以上が詰めかけ、関心の高さをうかがわせていた。だが、石炭火力の見通しが不透明となった今「一社、また一社と意欲を失う企業が増えている」(電力会社幹部)。現時点では環境アセスメントの緩和も見通せず、東電の計画は瀬戸際を迎えている。

原発再稼働問題も加わり
全国の設備計画に影響

「東電の入札を成功させたいがために、経産省が石炭のアセス緩和を焦っているだけじゃないか」と環境省が指摘するように、東電の事情だけで、世界的な注目も高いCO2削減の議論に影響が出るのは釣り合いの取れない話だ。

?だが、石炭火力の成否は東電だけでなく業界全体にも影響する。
「今は、社内でも石炭に対する魅力はなくなってしまった」
?中部電力の関係者はこう話す。民主党政権が「原発ゼロ」を打ち出した際、「中部と関西(電力)どちらが先に石炭増強計画を打ち出すか競っている」(電力会社幹部)状況だったが、環境省のかたくなな姿勢もあり、機運は萎んだ。

?中部電力は愛知・知多半島の武豊火力発電所に石炭火力増強を検討していたもようだが、現在、議論されている節はない。

?逆に、微妙な立場に追い込まれているのが、関電だ。原発比率が半分と高く、しかも運転が制限される可能性がある40年近くたった原子炉が4基もある。このためコストの低い石炭火力増強の必要性は高い。

?関係者によると、関電は、Jパワー(電源開発)の高砂火力発電所に建設を検討しているもようだが、この計画が実際に動くかどうかは「東電の入札の成否にも左右される」(電力会社幹部)という。

?中国電力なども石炭火力の検討は進めており、「各社が東電の動きを見守っている状態」(同)といい、投資判断を決めかねている。東電の入札次第で日本全体の電源構成が大きく変わる見込みだ。

?さらに、これら石炭火力増強の行方には、環境省の姿勢だけでなく、原発の再稼働問題が関わってくる。自民党政権は原発再稼働を推しており、一番コストの安い原発が動くなら火力をあえて建てる必要がないためだ。

?地方電力には「原発再稼働より、石炭を建てるほうが(CO2が増加して)申し訳ない感じだ。石原氏の発言も原発を動かすことの裏返しだろう」とみる向きもある。ところが、党内からは「石原氏のよい人柄が出た発言で、裏の意味はないはず」(自民党中堅)との声も聞こえるほか、そもそも推進側の経産省も「原発再稼働は絶対に簡単にいかない」と口をそろえる。

?結局、今後は、自民党政権が公約に掲げたエネルギーミックスの観点が重要になってくる。

?震災以後の電源構成では、石油火力とLNG火力の比率が極端に上がっている。発電単価とCO2排出量の観点から、今後の火力の主役がLNGなのは間違いないが、輸入先における中東比率が高いなど安全保障上の課題もあり、極端に依存するのは好ましくない。現時点での建設計画も石炭が3基なのに対し、LNGは11倍の33基に上る。

?一橋大学の橘川武郎教授は「日本は自国に資源がない以上、電源の多様化は必要」と指摘する。
?自民党政権は、原発再稼働の指針が示され、参議院選挙もある7月までは原発問題に深入りはしないとみられている。
?だが、7月を待てば原発すべてが動き震災前のような電力の形態に戻る、などということはないはずだ。原子力、火力発電を取り巻く環境が整わないと、新規参入も見込めない。

?政権は、エネルギーの議論を公約の「10年後」まで待つのではなく、大枠の方向性を早く打ち出すべきだろう。
?(「週刊ダイヤモンド」編集部?森川 潤)

1888とはずがたり:2013/11/13(水) 23:41:47

柏崎刈羽原発、新基準適合審査へ 規制委、対策を評価
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201311130103.html
朝日新聞2013年11月13日(水)11:50

 東京電力から新規制基準への適合審査申請が出されている柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、原子力規制委員会は13日、近く公開での本格審査を始めることを決めた。規制委は、東電が8日に公表した福島第一原発の作業環境の改善などを含む対策を評価した。福島第一原発事故後に、東電の原発が本格審査に入るのは初めて。

 東電は9月27日に柏崎刈羽6、7号機の審査を規制委に申請。一方、福島第一原発では作業ミスによる汚染水漏れなどが相次いだ。規制委は福島第一原発の現場の安全管理の徹底を優先すべきだとし、柏崎刈羽の審査は、事務局が書類の不備などを確認する非公開の聴取にとどめていた。

 東電は8日に福島第一の作業員増員や、労働環境改善などの緊急対策を発表。13日の規制委定例会では、田中俊一委員長が原発の審査について「規制委にかせられた法的な義務」と述べた。審査会合を開き、柏崎刈羽の論点を整理、審査の進め方を検討することにした。公開で開かれる審査会合では、規制委員が申請内容を審議し、具体的な指示をする。

 ただ、柏崎刈羽原発は事故を起こした福島第一と同じ沸騰水型炉(BWR)で、規制委がBWRを審査するのは初めて。現在審査が進む加圧水型炉(PWR)とは構造や基準の適合条件が異なる部分が多く、審査にどのくらい時間がかかるか不透明だ。

1889とはずがたり:2013/11/13(水) 23:42:21

柏崎刈羽原発:審査通過しても新潟知事の壁 再稼働不透明
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20131114k0000m020094000c.html
毎日新聞2013年11月13日(水)21:46

 原子力規制委員会は13日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査を始める方針を決めた。東電は来夏をめどに再稼働にこぎつけ、財務を改善させたい考えだ。ただ、審査がスムーズに進む保証はない。審査を通過しても、再稼働に否定的な泉田裕彦・新潟県知事の理解を得るという「最大の山場」(東電幹部)が残り、依然として再稼働時期は見通せない状況だ。

 審査入りが決まったことを受け、東電は、策定中の新しい総合特別事業計画(再建計画)で、同原発の再稼働時期を「来年7月」と仮定する方向で調整する。原発1機が年間フルに動けば、1000億円の収益改善効果がある。12月末に控える約3000億円の新規融資に金融機関の協力を求める上でも審査入りはプラスだ。東電のある幹部は「審査は半年程度かかるとされるから、早ければ来年5月に終わる。金融機関などへの説得力も増す」と話す。

 とはいえ、審査は長期化も予想される。福島第1原発と同じ沸騰水型で初の審査になる上、東電は事故を起こしただけに、「一段と厳しい審査になる」との見方もある。原子炉直下に活断層があると認定されれば、再稼働は絶望的だ。

 規制委内には、東電が福島第1原発の汚染水対策と柏崎刈羽原発の再稼働準備を両立できるか、懸念も根強い。規制委の田中俊一委員長は13日の記者会見で「福島第1を最優先でやってもらわないといけない」と注文をつけた。汚染水問題が悪化すれば、柏崎刈羽の審査は中断されそうだ。

 審査をパスしても、再稼働には地元同意という高いハードルがある。泉田知事は13日、記者団に「新規制基準をクリアしても(大事故時には住民が)健康影響のある被ばくをし得る」と述べ、規制基準は不十分とする姿勢を改めて強調。東電の計画する「来年7月の再稼働」についても、「絵に描いた餅」と述べている。ある大手電力の幹部は「審査が半年で終わっても、知事の説得にさらに半年かかるケースも十分あり得る」と指摘する。【浜中慎哉】

1913とはずがたり:2013/11/14(木) 16:33:00

大阪ガスの尾崎社長が首都圏での電力事業に意欲示す
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20131114555.html
産経新聞2013年11月14日(木)15:37

 大阪ガスの尾崎裕社長は14日、関西電力や中部電力が首都圏での電力販売を始めることについて、「当社も機会があればビジネスをしたいし、電源も必要になってくる」と述べ、発電設備の所有も含め、首都圏での電力事業参入に意欲を示した。東京都内の会合で報道陣に話した。

 尾崎社長は「東京電力の今後の仕組みが不透明なので、現時点では具体策はない。ゴルフに例えれば、練習場でいっぱい球を打っているが、コースには出ていないという感じだ」と発言した。

1914とはずがたり:2013/11/16(土) 00:39:22

4号機、18日に燃料取り出し 福島第1原発
http://www.excite.co.jp/News/science/20131115/Kyodo_BR_MN2013111501002377.html
共同通信 2013年11月15日 18時33分 (2013年11月15日 19時00分 更新)

 東京電力は15日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している燃料の取り出しを18日に始めることを決めた。廃炉が決まっている1〜4号機のプールからの本格的な燃料取り出しは2011年3月の事故以来、初めて。4号機プールからの燃料取り出し開始で、廃炉工程は新たな段階に入る。作業は来年末まで続く。
 震災時に定期検査中だった4号機は、原子炉建屋が水素爆発で大破。東電はプールを支える補強工事をしたが、地元から地震でプールが崩壊する恐れがあるのではないかと、早期の燃料取り出しが求められている。

1915とはずがたり:2013/11/16(土) 01:15:02

専門家が本気で心配する福島第一原発4号機の燃料棒溶融〈週刊朝日〉
dot. 2013年10月30日 07時01分 (2013年10月31日 09時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131030/asahi_20131030_0002.html

 福島第一原発の汚染水漏れがいまだに止まらず、「完全にブロック」発言の修正に追われる安倍晋三首相。ほとんど報じられていないが、新たな危機に今、直面している。11月から始まる4号機からの燃料棒の取り出しだ。燃料プールに残された1533本もの燃料棒を、4号機から約50メートルの距離にある共用プールに移す。

 プールからの移動は原発事故前にも行われていたが、事故で破損した不安定な原発での作業は世界初で、“未知の世界”だ。事故前に燃料棒の移動に携わっていた元大手原発メーカー社員が語る。

「作業には熟練の技術が必要。まず水中で機器を操作し燃料棒を数十体ずつキャスクという金属容器に詰める。燃料棒をちょっとでも水から露出させたら、作業員は深刻な被曝を強いられる。水中で落下させて燃料を覆う金属の管が破れても汚染は深刻。フロアの全員退避は避けられない」

 無事にキャスクに詰めたら、今度は大型クレーンで空中に吊り上げ、専用トレーラーに載せて共用プールまで移動。そこで取り出しとは逆の工程を行い、燃料棒をプールに収める。

 ここが、最大の難関だという。クレーンで吊っている最中に大地震など不測の事態が起きた場合、約100トンもあるキャスクが地上に落下する恐れがあるのだ。廃炉工程を検証している「プラント技術者の会」の川井康郎氏が指摘する。

「キャスクが落下して破損し、中の燃料が露出したら、大量の放射性物質が放出される。作業員はもう近づけません。燃料棒はまだ崩壊熟を帯びており、本来は常に冷やし続けなければならない。長時間放置すると燃料が溶融する可能性があります。こうなると燃料の回収は困難になり、作業全体が頓挫してしまう」

 むき出しになった燃料は、「人間が近づけば即死」(原子力工学の専門家)というすさまじい放射線量だ。こうなると、1?3号機のメルトダウンに匹敵する深刻な危機に直面する。東電の今泉本部長代理によれば、キャスクは事前に落下試験を行って頑丈さを確認しているが、実際の作業では試験以上の高さまで吊り上げるという。

「落ちれば当然、何らかの破損があることは想定される。ワイヤを二重にするなど、落下させない対策をしっかりやる」(今泉氏)

1916とはずがたり:2013/11/16(土) 01:15:34
>>1915-1916
 だが、東電はこんな危険な作業を、4号機だけでも2014年末まで、約1年間も延々と続けなければならないのだ。

 それならやめればいいかというと、そうはいかない。4号機の建屋は、今も地震や地盤沈下による倒壊の危険があるからだ。

プールが壊れて1533体もの燃料がむき出しになった場合、放出される放射性物質はチェルノブイリ事故の約10倍ともいわれる。「東日本に人が住めなくなる」と言われる最悪の事態だ。作業が頓挫して現場に近づけなくなれば、危機を解決する手段が失われてしまうのだ。

「危険な作業でも、やらねばならないのは確か。われわれの命にかかわるので、作業の映像を全公開してほしい」(前出の川井氏)

 先の原発メーカー元社員は、記者の前で手を合わせて拝むしぐさをしながら、こう語った。

「まさに“神頼み”。私が携わった通常の取り出し作業は年に数回なので、地震の確率は『ないもの』として無視していた。1年もの長丁場で、大地震が起きない保証はない。原発の最大の恐怖は原子炉ではなく、大量の放射性物質が格納容器にも守られずに1カ所に集まった燃料プールなんです」

 そして無事に1533体を運び終えても、問題が解決したわけではない。1?3号機のプールにはさらに計約1500体の燃料がある。燃料を運び出した先の「共用プール」は、6千体以上の燃料棒で満たされたままだ。作家の広瀬隆氏がこう語る。

「共用プールも、いつ余震でヒビが入り水が漏れだすかわからない。プールに移すのではなく、水を使わない『乾式キャスク』に入れて地上で保管するように東電に求めているのですが、聞く耳を持ちません」

※週刊朝日 2013年11月8日号

1917とはずがたり:2013/11/16(土) 01:16:47

専門家が「ギャンブル」と呼ぶ、福島第一原発4号機の核燃料取り出し作業
週プレNews 2013年11月14日 06時00分 (2013年11月16日 01時01分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131114/Shueishapn_20131114_23082.html

福島第一原発4号機の核燃料を回収する作業が、いよいよ目前に迫っている。

原子力技術者のアーニー・ガンダーセン氏は、本誌が2012年春に行なった取材時に、こう警鐘を鳴らしていた。

「4号機プールは地上32メートルの高さにあります。取り出し作業中、燃料を入れたキャスクと呼ばれる専用の輸送容器をクレーンから落とすようなことがあれば、大量の放射性物質が漏れ出て、日本が分断されかねません。首都の東京も壊滅の危機に直面することでしょう。燃料取り出しは危険な“ギャンブル”なのです。1回だけなら、そのリスクに挑戦して成功を収めることができるかもしれません。ただ、取り出し作業は少なくとも50回以上繰り返さないといけない。それだけの回数を連続して成功させる自信は、廃炉の専門家でもある私にもありません」

専門家が“ギャンブル”と言う作業工程とは、どういったものか。説明しよう。

まず、地上32メートルの高さにあるプールの一角に、キャスクと呼ばれる鋼鉄製の輸送容器を沈める。その後、4号機建屋を覆う建屋カバーに設置されたマニピュレーター(燃料取扱機)で、プール内の燃料をクレーンゲームの要領でラックから取り出し、キャスクに詰める。キャスクに収納できる燃料は最大で22本。その総重量は90トンを超える。

燃料の長さは4メートル。プールの深さは15メートルだから、水深11メートル付近に燃料のトップがあることになる。トップにはハンドルと呼ばれる輪がついており、ここにマニピュレーターのフックを引っかけて引き抜かなくてはいけない。ハンドルの位置はコンピューター制御によって数ミリ単位で特定されるとはいえ、水深11メートルでの作業だ。慎重の上にも慎重さが要求される。

そうしてプール内でキャスクに22本の燃料を詰め終えると、今度はやはり建屋カバーに設置された巨大クレーンでつり上げ、平行移動しながら容器仕立てピットへと持ち込まれる。


容器仕立てピットではキャスクのふた閉め作業が行なわれる。完全防護服姿の作業員が鉄製のボルトでふたを締めつけ、キャスクを完全に密閉するのだ。その後、キャスクを再び大型クレーンで地上に下ろし、待機する大型トラックによって近くの共用プールに移送させれば、作業は無事完了となる。

プール内の燃料は1533本。キャスクに収納できるのは22本なので、東電はこの作業を70回繰り返すことになる。

ガンダーセン氏は、最悪の場合、日本が分断されかねないと警告していたが、はたして誇張ではないのか。

福島第一原発4号機の原子炉圧力容器設計者で、国会の原発事故調査委員会のメンバーも務めた田中三彦氏は、こう語る。

「4号機プールには通常の原発の2基分以上に相当する1533本もの燃料が入っています。そこに含まれる放射能の量はセシウム137換算で少なくとも広島型原爆の数千発分にもなる。それが希ガス(放射性プルーム)となって漏れ出たら、東日本の広い地域が汚染される。希ガスは東京にも流れてくるでしょうから、そうなったら避難の人々で大混乱になり、首都機能も麻痺しかねません。

ガンダーセン氏が4号機プールの燃料取り出し作業に失敗すれば、日本が東西に分断されるような危機になると警告したとのことですが、最悪のケースを考えるなら、それほど間違ったことを言っているとは思いません」

福島第一原発の復旧作業は、これからが本番を迎える。

(取材/姜 誠)

1918とはずがたり:2013/11/17(日) 12:06:38

専門家が「ギャンブル」と呼ぶ、福島第一原発4号機の核燃料取り出し作業
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131114/Shueishapn_20131114_23082.html
週プレNews 2013年11月14日 06時00分 (2013年11月17日 11時01分 更新)

福島第一原発4号機の核燃料を回収する作業が、いよいよ目前に迫っている。

原子力技術者のアーニー・ガンダーセン氏は、本誌が2012年春に行なった取材時に、こう警鐘を鳴らしていた。

「4号機プールは地上32メートルの高さにあります。取り出し作業中、燃料を入れたキャスクと呼ばれる専用の輸送容器をクレーンから落とすようなことがあれば、大量の放射性物質が漏れ出て、日本が分断されかねません。首都の東京も壊滅の危機に直面することでしょう。燃料取り出しは危険な“ギャンブル”なのです。1回だけなら、そのリスクに挑戦して成功を収めることができるかもしれません。ただ、取り出し作業は少なくとも50回以上繰り返さないといけない。それだけの回数を連続して成功させる自信は、廃炉の専門家でもある私にもありません」

専門家が“ギャンブル”と言う作業工程とは、どういったものか。説明しよう。

まず、地上32メートルの高さにあるプールの一角に、キャスクと呼ばれる鋼鉄製の輸送容器を沈める。その後、4号機建屋を覆う建屋カバーに設置されたマニピュレーター(燃料取扱機)で、プール内の燃料をクレーンゲームの要領でラックから取り出し、キャスクに詰める。キャスクに収納できる燃料は最大で22本。その総重量は90トンを超える。

燃料の長さは4メートル。プールの深さは15メートルだから、水深11メートル付近に燃料のトップがあることになる。トップにはハンドルと呼ばれる輪がついており、ここにマニピュレーターのフックを引っかけて引き抜かなくてはいけない。ハンドルの位置はコンピューター制御によって数ミリ単位で特定されるとはいえ、水深11メートルでの作業だ。慎重の上にも慎重さが要求される。

そうしてプール内でキャスクに22本の燃料を詰め終えると、今度はやはり建屋カバーに設置された巨大クレーンでつり上げ、平行移動しながら容器仕立てピットへと持ち込まれる。


容器仕立てピットではキャスクのふた閉め作業が行なわれる。完全防護服姿の作業員が鉄製のボルトでふたを締めつけ、キャスクを完全に密閉するのだ。その後、キャスクを再び大型クレーンで地上に下ろし、待機する大型トラックによって近くの共用プールに移送させれば、作業は無事完了となる。

プール内の燃料は1533本。キャスクに収納できるのは22本なので、東電はこの作業を70回繰り返すことになる。

ガンダーセン氏は、最悪の場合、日本が分断されかねないと警告していたが、はたして誇張ではないのか。

福島第一原発4号機の原子炉圧力容器設計者で、国会の原発事故調査委員会のメンバーも務めた田中三彦氏は、こう語る。

「4号機プールには通常の原発の2基分以上に相当する1533本もの燃料が入っています。そこに含まれる放射能の量はセシウム137換算で少なくとも広島型原爆の数千発分にもなる。それが希ガス(放射性プルーム)となって漏れ出たら、東日本の広い地域が汚染される。希ガスは東京にも流れてくるでしょうから、そうなったら避難の人々で大混乱になり、首都機能も麻痺しかねません。

ガンダーセン氏が4号機プールの燃料取り出し作業に失敗すれば、日本が東西に分断されるような危機になると警告したとのことですが、最悪のケースを考えるなら、それほど間違ったことを言っているとは思いません」

福島第一原発の復旧作業は、これからが本番を迎える。

(取材/姜 誠)

■週刊プレイボーイ47号「福島第一原発4号機、核燃料取り出し作業の激ヤバな裏側!!」より

1919荷主研究者:2013/11/17(日) 13:57:13

http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news5.html
2013年11月6日 福島民友ニュース
「広野火発」7号機の増設検討 6号機稼働後に東電

 東京電力が、広野町で6基を展開する広野火力発電所について7号機以降の増設を検討していることが5日、関係者への取材で分かった。福島第1原発事故で原発の再稼働の見通しが立たない中、東電は火発の増設が重要課題になっており、実現すれば浜通りの雇用確保につながる可能性がある。

 広野火発は現在1〜5号機が稼働中で、今年12月には6号機が運転を開始する予定。関係者によると、東電は6号機の稼働後に7号機増設を検討しており、増設炉を複数とすることも視野に入れている。広野火発の発電量は6号機の稼働により最大440万キロワット規模を見込み、7号機増設が実現すれば500万キロワット規模に拡大する可能性がある。

1920とはずがたり:2013/11/20(水) 13:12:23

最終処分場、国主導の選定に 100以上の候補地提示
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201311190490.html?fr=rk
朝日新聞2013年11月20日(水)09:59

 経済産業省は、原発の使用済み核燃料から出る「高レベル放射性廃棄物」の最終処分場について、国が主導して適地を選ぶ方針を決めた。自治体の立候補を待つこれまでの方法を改める。地盤が安定しているなど最終処分場に適した地域を100カ所以上示し、候補地選びを加速させる。

 20日の専門家らによる作業部会に方針を示し、年内にまとめるエネルギー基本計画にも盛り込む。適地とそうでない地域を地図上で色分けして示す方向。そこからどうやって絞り込むかは固まっていない。

 高レベル放射性廃棄物は地中深く埋めて最終処分する。電力会社などが出資する原子力発電環境整備機構(NUMO)が2002年から候補地を公募しているが、住民の反対もあり、処分場に適しているかどうかの調査を受け入れた自治体はひとつもない。

 最終処分場をめぐっては、小泉純一郎元首相が「これからメドをつけられると思う方が楽観的で無責任だ」と批判し、「原発ゼロ」を訴えている。

1921とはずがたり:2013/11/20(水) 13:13:45

放射性廃棄物保管 地上施設促進へ新組織 政府・与党、原環機構を改廃
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131120080.html
産経新聞2013年11月20日(水)08:05

 政府・与党が、原発から出る高レベル放射性廃棄物を地下に埋める最終処分場建設地を見つけられない原子力発電環境整備機構(NUMO)を改廃する方針を固めたことが19日、分かった。複数の政府高官と自民党幹部が明らかにした。組織改編や後継組織発足を受け、地上型の中長期的な保管施設設置を促進する構えだ。事実上の政策転換となる。

 NUMOは平成14年から最終処分場候補地の選定作業を始めているが、住民の反対などで決められずにいる。最終処分の対象となる高レベル放射性廃棄物を固めた「ガラス固化体」は今年9月の時点で2千本を超えているが、青森県六ケ所村の施設を中心に全国3カ所に暫定的に保管しているのが現状だ。

 国内の科学者らでつくる日本学術会議は昨年9月、東日本大震災で日本列島に地殻変動が発生したことを踏まえ、現行計画の地下処分方式では環境汚染の可能性を完全に否定できないと判断。「今後、数十年から数百年の間、廃棄物を暫定保管すべきだ」と提言している。

 政府・与党は、そうした提言などを踏まえ、最終処分が見込めず先行きの見えない原子力行政が国民の不安を招くと分析。経済産業省が最終処分のあり方の見直しに着手したほか、自民党は資源・エネルギー戦略調査会(山本拓会長)に小委員会を設置し、NUMOの抜本的な見直しや後継組織設立を検討している。政府・自民党内では後継組織による地上型保管施設の建設が有力視されている。

 さらに自民党は公明、民主両党と超党派の議員連盟を立ち上げ、後継組織設立を念頭に置いた活動を展開する。議連は20日にも準備会合を開く予定だ。

 最終処分場をめぐっては、小泉純一郎元首相が12日の記者会見で「核のゴミの最終処分場が見つからない。だったら原発はすぐゼロにした方がよい」と主張し、安倍晋三首相に原発政策の転換を求めたが、自民党の高市早苗政調会長は原発推進の立場から処分場問題解決に向けた検討を党内に指示していた。

1922とはずがたり:2013/11/20(水) 15:44:52

東電、福島第1原発5、6号機も廃炉へ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131120533.html
産経新聞2013年11月20日(水)13:17

 東京電力が福島第1原発5、6号機を廃炉にする方針を固めたことが20日、分かった。月内にも福島県双葉町など地元自治体に説明し、了解を得た上で、12月中にも正式決定する。東電は5、6号機を1〜4号機の廃炉のための研究施設に転用する方針。

 5、6号機をめぐっては、安倍晋三首相が9月に東電の広瀬直己社長に廃炉を要請していた。広瀬社長は年内に結論を出すとしていた。

 東電には汚染水対策を含む1〜4号機の廃炉と、5、6号機の廃炉を並行して行うだけの人手や資金面の余裕がないのが現状。5、6号機を発電所ではなくし、1〜4号機の廃炉作業に役立てるための研究施設として活用することで「廃炉」と位置づけ、首相の要請に応えたい考えだ。

 5、6号機は1〜4号機と構造が似ており、廃炉作業の技術開発や作業員の訓練をする研究開発施設に転用が可能。新たに施設を作るコストも省けるという利点もある。具体的には、溶けた燃料棒の取り出し技術の開発などに使用することを想定している。

 東電は9月27日、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。規制委は、深刻化する福島原発の汚染水やタンクからの漏洩(ろうえい)問題を深刻視し、審査を保留していたが、東電は今月8日、汚染水をためるタンクの容量を倍増する計画などを盛り込んだ緊急安全対策を発表。これを受け、規制委は21日から審査を開始する予定だ。

5、6号機も廃炉=福島第1原発―東電―月内にも地元と協議
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131120X302.html
時事通信2013年11月20日(水)13:34
 東京電力は20日、福島第1原発5、6号機を廃炉にする方針を固めた。月内にも、福島県双葉町など地元自治体と協議する。安倍晋三首相は9月、5、6号機を廃炉にするよう東電の広瀬直己社長に要請。広瀬社長は、年内に結論を出す考えを伝えていた。これにより、福島第1原発の原子炉は全廃される。

 東電は、2011年3月に放射能漏れを起こした福島第1原発の1〜4号機の廃炉を既に決定していた。それに続く5、6号機の廃炉で、放射能汚染水漏れ問題の解決に集中する環境を整える。二つの原子炉については、廃炉作業の訓練を行うための施設などに転用することを検討している。

 今後は、未定となっている福島第2原発の存廃が焦点となる。(了)

広瀬直己(ひろせ・なおみ)

1923とはずがたり:2013/11/20(水) 15:46:28
>>1914-1917

福島原発4号機:核燃料取り出し開始 まず4体取り出し
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131118k0000e040212000c.html
毎日新聞2013年11月18日(月)16:58

 東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから核燃料(長さ4.5メートル、1辺14センチ)の取り出しを始めた。2011年3月の事故後、プールからの核燃料回収は初めて。政府と東電が示している今後30〜40年かかる3段階の廃炉工程で、各号機の燃料取り出しを進める「第2期」に移行した。4号機の燃料取り出し開始で廃炉作業が本格化する。

 4号機プールに保管されている核燃料は1533体(使用済み1331体、未使用202体)。

 東電によると、18日午前9時50分から輸送容器「キャスク」のふたをはずすなどの準備を始め、午後0時半、22体の収納が可能なキャスクをプール内に設置。午後3時18分に1体目の取り出しに着手し、同57分に収納した。この日の作業は午後6時45分に終了し、4体が収納された。残りの18体も19日までに終える予定。キャスクはその後、プールからつり上げられ、1週間後を目安に、約100メートル離れた敷地内の保管設備「共用プール」に運ばれる。

 4号機をめぐっては原子炉建屋が水素爆発し、プール内に大量のがれきが入った。大型のがれきは撤去されたが、細かいがれきが残り、余震も懸念されている。東電は「クレーンを毎秒1センチで引き上げるなど、慎重を期した。今のところ、トラブルは確認されていない」と説明した。

 1533体の取り出し完了は来年末で、この間の作業は6班(各班6人)が2時間ごとに交代で臨む。作業員は1日の作業で0.8ミリシーベルト被ばくすると試算されている。

 東電の広瀬直己社長は4号機の燃料取り出し開始を受け、「廃炉作業における重要なステップの一つと考えており、安全かつ着実に作業を進める」とのコメントを発表した。【鳥井真平】

1924とはずがたり:2013/11/20(水) 15:47:26
>>1923-1924

福島原発4号機:核燃料22体 「キャスク」へ収納終える
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131120k0000m040030000c.html
毎日新聞2013年11月19日(火)19:30

 東京電力福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの燃料取り出し作業で、東電は19日、輸送容器「キャスク」1基に収納可能な燃料22体の収納を終えたと発表した。プールには使用済み1331体、未使用202体の計1533体の燃料が保管されているが、今回は安全性を優先し、取り出された22体はすべて未使用だった。

 作業は18日から始まり、初日は4体がキャスクに収納された。19日は当初予定より1時間前倒しした午前9時から作業に着手。午後6時28分までに残りの18体を収納し、計22体がキャスクに入った。東電は「一連の作業でトラブルはなかった」としている。

 キャスクは今後、水中でふたを閉じられ、プールから引き上げられる。ふたのボルト締めや除染が終わった後、クレーンで高さ約30メートル下にあるトラックまで下ろされ、約100メートル離れた敷地内の保管設備「共用プール」に搬入される。22体は共用プール内に移されて保管される。

 東電は初回分の作業を検証後、問題がなければ2回目の作業に入る。その日程は今後詰める。

 4号機プールの燃料取り出しは、政府と東電が示している今後30〜40年かかる3段階の廃炉工程で、各号機プールからの燃料を取り出す「第2期」に位置づけられている。【鳥井真平】

1925とはずがたり:2013/11/20(水) 16:26:16

東海第2原発:再稼働問題 東海村長と住民が意見交換--きょうから /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20131116ddlk08040139000c.html
毎日新聞 2013年11月16日 地方版

 日本原子力発電東海第2原発の再稼働問題を巡り、東海村は16日、同村石神、白方両地区のコミュニティーセンターで、山田修村長と村民が意見交換する「“村長とつぶやく” 活(かつ)づくりタウンミーティング」を初めて開催する。タウンミーティングは17日に同村真崎地区のコミュニティーセンターで、30日に同村中丸、村松、舟石川の各地区のコミュニティーセンターで開催する。

 タウンミーティングは村内在住の20?60歳未満の住民1200人を無作為抽出して案内状を送付。参加者を募った上で、一会場に約20人を選定予定。村はこれまで村長や村幹部が村民の意見を聞く村政懇談会を実施してきたが、今回は村長と村民のみが参加。特定のテーマを設けず、非公開で実施する。

 東海第2原発の再稼働問題では、山田村長は初当選を果たした村長選で「中立な立場で村民の意見を聞きたい」と主張。意見交換の場を設け、村民の意見を聞く考えを示していた。【杣谷健太】

1926とはずがたり:2013/11/20(水) 16:28:00
>>1917
>この日、元米原子力規制委員会のレイク・バレット氏は4号機の視察後に記者会見し、「この作業は世界の原発で何十万回と実施されている回収と同じだ」と述べ、安全性に問題はないと強調した。

福島原発:4号機にキャスク搬入 核燃料回収へ準備
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131114k0000m040070000c.html
毎日新聞 2013年11月13日 20時35分(最終更新 11月14日 00時37分)

 東京電力は13日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しに向け、専用の輸送容器「キャスク」を原子炉建屋内に搬入するなど本格的な準備作業に着手した。東電は、模擬燃料のキャスク移送などを経て、週明け以降、取り出しを始めることを明らかにした。プール内にはがれきが残り、地震のリスクを抱えたままの作業が今後1年強も続く。過酷事故を起こした商用原発からの燃料の本格回収は世界初の試みとなる。

 4号機プール内の燃料は、使用済みが1331体、新燃料が202体。キャスクに最大22体の核燃料を順次収容し、来年末までに全燃料を敷地内の保管施設「共用プール」へ移す。

 東電は13日、燃料の状態を確認した結果、使用済みの3体に損傷があり、現時点での回収は困難と判断した。うち1本は作業員の過去の誤操作で変形している。線量が高いため、3体の回収は後回しにする。

 今回の取り出しにあたり、東電は東京タワーを建設するのと同量に当たる鉄骨4200トンを用いて新しい原子炉建屋カバーを建設。回収中に地震や停電があっても、つり下げ中の燃料をクレーンが落とさない仕組みを採用した。燃料の間に落ちたがれきで燃料を回収できない場合には、無理に燃料を引き抜かないようにクレーンが自動停止するシステムも導入した。

 この日、元米原子力規制委員会のレイク・バレット氏は4号機の視察後に記者会見し、「この作業は世界の原発で何十万回と実施されている回収と同じだ」と述べ、安全性に問題はないと強調した。

 廃炉工程表は、使用済み核燃料プール内の燃料取り出し開始までの期間に当たる「第1期」▽1?3号機の溶融燃料の回収が開始されるまでの「第2期」▽溶融燃料の取り出しを終え、原子炉建屋を解体する「第3期」??の3段階で構成。東電は早ければ2015年度には3号機、17年度には1、2号機の各プールでも取り出しを始める。【鳥井真平、中西拓司】

1927とはずがたり:2013/11/20(水) 16:34:10

福島第1原発:格納容器水漏れ、初確認
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131114k0000m040095000c.html
毎日新聞 2013年11月13日 21時47分(最終更新 11月14日 01時04分)

 東京電力は13日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器と下部にある圧力抑制室をつなぐ配管付近の2カ所で、水漏れしているのを確認したと発表した。2011年3月の水素爆発以来、実際に水漏れしている場所を確認したのは初めて。

 同原発1?3号機は、水素爆発によって原子炉が損傷。圧力抑制室がある部屋「トーラス室」に、原子炉を冷却した水が漏れ出ている状態になっている。原発の廃炉作業では、水漏れを止めた上で原子炉を水に浸し、放射線をさえぎる必要がある。

 東電はトーラス室内に遠隔操作のカメラ付きボートを入れて、配管付近の2カ所から水漏れを確認した。調査場所の線量は毎時0.9?1.8シーベルトだった。【河内敏康】

1934とはずがたり:2013/11/21(木) 16:26:27

東電、2兆円の融資要請 設備更新費、銀行団は慎重姿勢
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201311210001.html
朝日新聞2013年11月21日(木)10:49

 東京電力と政府の原子力損害賠償支援機構が、主力銀行に対して、新たに2兆円規模の融資を求めたことが20日わかった。資金は原発事故の賠償などとは別に、古くなった火力発電所の建て替えなど新規投資に充てる。しかし、銀行団はすでに多額の資金を貸しており、応じるかどうかは慎重に判断する。

 新規融資は三井住友、三菱東京UFJ、みずほの3メガバンクと日本政策投資銀行などに求めた。

 東電は抜本的な経営再建策を盛り込んだ総合特別事業計画を12月中にまとめる。計画には、火力発電所の建て替えや天然ガス開発、海外発電事業などの成長戦略も盛り込む方針。銀行団に必要資金の融資枠を設けてもらい、借り入れできるよう求めた模様だ。

1935とはずがたり:2013/11/21(木) 18:10:30

東電初の希望退職 来年度、1000人規模募集
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131117068.html
産経新聞2013年11月17日(日)07:57

 東京電力が、1千人規模の希望退職者を募集する方針を固めたことが16日、分かった。経営合理化を徹底し、廃炉や除染への国費投入に理解を求める。また、老朽化した火力発電所の建て替えに外部から出資を募る。労働組合の合意を得られれば、年内にまとめる総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む。

 現行の再建計画は、本体の人員を平成25年度末までに3600人削減し、3万6千人にするとした。既に、新卒採用の抑制や依願退職者の増加で達成したもようだが、政府・与党内からは「国費投入の見返りとして、もう一段の合理化は避けられない」との声が上がっている。

 このため、東電は創業以来初めての希望退職者の募集に踏み切る方針。早ければ、来年度上期に募集を始め、来秋までに削減する。

 ただ、福島第1原子力発電所事故後に離職者が急増する中、現場の士気は低下気味。保安担当者の人数もぎりぎりのため、募集規模を小さくする可能性もある。

 また、再建計画には、柏崎刈羽原発(新潟県)が再稼働した場合は、事故後に値上げした電気料金を引き下げる方針も盛り込む。

東電、希望退職募って大丈夫? 人員削減検討に慎重論も
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201311160240.html
朝日新聞2013年11月16日(土)21:40

 【江渕崇、藤崎麻里】東京電力は2014年度に希望退職を募る検討に入った。リストラを進めることで、廃炉・汚染水対策や除染への公費投入に理解を得たい考えとみられる。ただ、すでに離職者が相次いでおり、これ以上の人員削減には慎重論もくすぶる。

 希望退職の募集は、年内に見直す総合特別事業計画(再建計画)に盛り込むことを検討している。条件はこれから詰めるが、数百人〜1千人規模になる可能性がある。希望退職の募集は原発事故後初めてで、労働組合と協議したうえで来年度前半にも募る方向だ。

 東電の社員数は今年3月時点で約3万7千人で、原発事故があった直後の11年4月から2400人減った。依願退職者が急増し、新規採用も見合わせているためだ。今の再建計画は今年度末までに3万6千人に減らす目標を掲げるが、現時点ですでに達成したとみられる。希望退職を募れば一段のリストラとなる。

1936とはずがたり:2013/11/21(木) 18:11:28

東電:数百人規模で希望退職者募集へ 創業以来初
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20131116k0000e020234000c.html
毎日新聞2013年11月16日(土)12:15

 東京電力が年内にまとめる新しい総合事業特別計画(再建計画)で、追加の経営合理化策を盛り込むことが16日、明らかになった。一段のリストラで、福島第1原発の汚染水対策や中間貯蔵施設建設などへの国費投入に理解を得る考えだ。

 希望退職の募集は創業以来初めてで、数百人から1000人とする方向。早ければ来年度上期に募集を始め、来秋までに削減する。ただ、原発事故後に離職者が相次ぐ中、「汚染水問題などの難題を抱えるのに、希望退職募集は一段と社員の士気を低下させかねない」(東電幹部)との懸念もある。希望者が想定以上に膨らむ可能性もあり、規模や条件、時期は慎重に検討する。

 東電は現行の再建計画でも、2013年度末までの3年間で、11年度当初の3万9629人から3万6000人に減らす方針。新規採用の抑制や依願退職者の増加で、13年3月末時点で3万7231人に減少した。ただ、政府・与党内では国費投入を機に「東電がさらに身を削る必要がある」との意見が強まっており、一段の削減が避けられないと判断した模様だ。【浜中慎哉】

東電、希望退職募集へ=1000人規模、来秋までに
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-131116X775.html
時事通信2013年11月16日(土)10:53

 東京電力が、年内をめどに改定する総合特別事業計画(再建計画)に、希望退職者の募集を盛り込む方向で調整していることが16日分かった。収支改善に向け、経営合理化を加速させる。規模は1000人程度を軸に検討。2014年秋までに募集する予定で、近く労働組合に提案する。

 12年5月に政府の認定を受けた現行計画には、本体の人員を13年度末までに3600人削減し、3万6000人にすると明記。東電として初めての希望退職者募集も検討課題に挙げていた。

 新卒採用の抑制などで人員削減の目標はほぼ達成したとみられるが、福島第1原発事故の除染で国の支援を仰ぐため、一段の合理化で身を切る姿勢を示す。今年12月には金融機関から借り換え分も含めて5000億円の融資を予定しており、固定費の削減で支援を引き出す狙いもある。募集する希望退職者数は、高水準で推移している依願退職の動向などを踏まえて詰める。

1937とはずがたり:2013/11/23(土) 10:34:04

福島第1原発:周辺15平方キロを国有化 中間貯蔵施設に
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131123k0000m040167000c.html
毎日新聞 2013年11月23日 02時04分

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で発生した汚染廃棄物などを長期保管する中間貯蔵施設を建設するため、政府が第1原発周辺の土地約15平方キロを購入して国有化を進める方針を固めたことが22日分かった。石原伸晃環境相が12月前半、福島県を訪れて、佐藤雄平知事や地元4町の首長に施設建設の同意を正式に要請する。

 国有化する土地は東京ドーム約320個分に相当し、地権者は数千人。国が住民や地元自治体の同意を得た上で、中間貯蔵施設の建設を急ぎ、遅れが目立つ除染の加速化を図る方針だ。(共同)

1938とはずがたり:2013/11/23(土) 16:55:19

福島第1原発:5、6号機も廃炉…東電、地元に説明へ
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20131121k0000m040101000c.html
毎日新聞 2013年11月20日 23時46分

 東京電力は、福島第1原発5、6号機を廃炉にする。月内にも福島県双葉町など地元自治体に説明、同意を得た上で正式に決める。5、6号機については、安倍晋三首相が9月、「(汚染水対策など)事故対処に集中する」ため、東電の広瀬直己社長に廃炉を要請。広瀬社長は「年内に判断する」と答えていた。

 東電は、事故を起こした1?4号機の廃炉をすでに決定。一方、5、6号機については、地元の福島県が廃炉を申し入れる中、再稼働に現実味はなかったものの、判断を先送りしていた。首相の求めに応じ、深刻な事故を起こした福島第1原発を全廃することで、汚染水対策への国費投入など追加支援への理解を得る狙いもあるとみられる。5、6号機は解体せず、1?4号機の廃炉の研究・訓練施設として活用する。

 福島第2原発については、同じく県が廃炉を求めており、再稼働は極めて難しい情勢だが、東電は当面、廃炉の判断をしない見通しだ。

 東電は来年4月をめどに、福島第1の廃炉事業を社内分社化する。再稼働を目指している柏崎刈羽原発(新潟県)と、組織や予算、意思決定の仕組みを分けることで、廃炉の迅速化を図る。また、経費削減などにより1兆円を追加で確保し、廃炉の費用に充てる。【清水憲司】

1939とはずがたり:2013/11/23(土) 16:55:44

新潟・柏崎刈羽原発:審査入り ベントに質問集中、長期化も
http://mainichi.jp/shimen/news/20131122ddm002040058000c.html
毎日新聞 2013年11月22日 東京朝刊

 原子力規制委員会は21日、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の本格審査を始めた。同原発は、事故を起こした福島第1原発と同じ「沸騰水型」で、このタイプの審査は初。新規制基準では事故時に放出する放射性物質を減らす「フィルター付きベント装置」の設置が義務付けられているが、会合では運用の難しさが指摘されるなど、審査が長期化する可能性がある。規制委は来週にも開く会合で主要な論点を示す。

 この日の会合で、東電の姉川尚史(あねがわたかふみ)常務は「安全意識や組織、技術力への不安や不信があることを自覚している。この面でも厳格に審査してほしい」と述べた。

 審査では、フィルター付きベント装置への質問が集中した。東電は、新潟県の要請で「立地自治体の了解後に運用開始する」と申請書に明記したため、規制委は「了解がないと運用できないのか」と課題を提起。更田豊志(ふけたとよし)委員も「運用手順は審査の大きなテーマになる」と強調した。一方、6、7号機の原子炉建屋直下の断層について、東電は「活断層ではない」と主張した。【岡田英、浜中慎哉】

1940とはずがたり:2013/11/27(水) 12:44:49

新原発に着工=2050年までに6基−パキスタン
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013112600989

 【ニューデリー時事】パキスタンは26日、南部カラチ近郊で新たな原子力発電所の建設に着手した。中国の援助で建設され、出力は約220万キロワット。同国の原発では最大規模となる。
 パキスタンは深刻な電力不足に悩まされ、1日最大20時間に及ぶ停電に国民の不満が高まっている。6月に就任したシャリフ首相は電力不足解消を公約に掲げていた。
 シャリフ首相は起工式で2050年までに原発6基を建設する計画を発表。国内の電力約4000万キロワット分を原発で賄うという。(2013/11/26-23:04)

1941とはずがたり:2013/11/27(水) 12:45:55

再処理施設の新基準決定=重大事故対策を義務付け−来月18日施行・規制委
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013112700068&j4

 原子力規制委員会は27日、核燃料再処理施設など商用原発以外の原子力施設にも新たに重大事故対策などを義務付ける新規制基準を正式決定した。閣議決定を経て、12月18日に施行される。
 田中俊一委員長は「(対象施設は)多種多様にわたっているが、今回決定する付則や告示に至るまで、十分に運用、適用をお願いしたい」と述べた。
 青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場や、同県むつ市で東京電力と日本原子力発電が出資する使用済み燃料中間貯蔵施設などが対象。日本原燃などは施行後速やかに安全審査を申請する方針。
 新基準の対象は他に、核燃料加工施設や試験研究用原子炉、放射性廃棄物の埋設・管理施設など。再処理施設と加工施設には商用原発の新基準と同様、想定を超えた自然災害やテロなどによって引き起こされる臨界事故や、水素爆発などの重大事故対策を義務付ける。(2013/11/27-11:19)

1942とはずがたり:2013/11/27(水) 12:46:27

新型炉の開発施設完成=核燃料再処理工場−日本原燃
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013101500614&g=soc&relid2=1_3

 日本原燃が青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の敷地内で建設を進めていた新型ガラス溶融炉の研究開発施設が完成し、15日、報道陣に公開された。

 溶融炉では原発の使用済み核燃料の再処理後に出る高レベル放射性廃液を、溶かしたガラスと混ぜて安定性の高い「ガラス固化体」を製造する。日本原燃は2017年度に、新型の溶融炉を本格導入する予定だ。これにより固化体が安全に製造しやすくなり、炉の寿命もこれまでより2年長い約7年に延びるという。(2013/10/15-16:49)

1944とはずがたり:2013/11/30(土) 11:34:06

原発計画、振り回されて50年 三重・芦浜、分断の追憶
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/NGY201311280021.html
朝日新聞2013年11月30日(土)11:02

 【畑宗太郎】是非をめぐり三重県の漁村を二分した中部電力の芦浜原発計画の公表から、30日で50年になる。中電は断念を2000年に表明したが、東日本大震災直前には県内で原発建設を模索。住民は半世紀も振り回されながら、反原発の発信は続く。

 芦浜周辺の海に漁業権を持つ南伊勢町の古和浦地区。美容師の小倉紀子さん(71)は、漁師の夫、正巳さん(73)と反原発を訴えてきた。推進派にいた人とは、今も話ができない。

 正巳さんが漁に出た夜は無言電話が絶えなかった。ダイレクトメールが山のように届いた。20年前ごろのことだ。推進派の嫌がらせと紀子さんは思った。「本当の敵は中電や国なのに、住民同士で憎み合った」 東日本大震災後、各地に呼ばれ、住民や家族が分断された経験を話している。原発が地域にもたらすしこりの根深さ、つらさを伝えたいという思いからだ。

 推進派も、震災で原発の危うさを痛感した。古和浦漁協で長年議長だった吉田一巳さん(88)は「福島の事故を見たら、原発はなくてよかった」。徒労感も強い。組合長の浦和民弥さん(59)は「もう原発の話はしたくない。50年で残ったのは空しさだけ」と語る。

 三重県内の原発計画には不透明さがつきまとう。1963年、一部報道を県と中電が認め、「芦浜」で動き出した。中電が今も持つ350万平方メートルの用地買収は完了まで明かさなかった。2000年に県が撤回を求め中電は断念を表明。だが中電は震災直前、「県内に限定しない」としつつ県や南伊勢町に原発の新規立地方針を説明している。

 中部電力は今の芦浜原発計画の位置づけについて、取材に「取り下げから10年以上が経過し、申し上げることはない」とし、保有する土地は「特性、収益性などを考え利用方法を検討したい」と答えている。

 古和浦の小倉紀子さんは不安を募らせる。「今までも原発は内緒だらけ。特定秘密保護法案が通ったら、住民運動すらできず、気付いたら原発ができるという事態も起こりかねない」 建設予定地とされた、大紀町の錦地区。反対運動から生まれた「芦浜産直出荷組合」は、熊野灘の魚を無添加の加工品にして販売する。創業から30年、パッケージに「芦浜原発反対」のシールを貼り続ける。

 阪口和郎代表(68)は「海は漁師だけでなく消費者のもの。一緒に『原発はいらない』と声を上げようと続けてきた」と話す。ジャンパーに長靴姿の従業員たちが、全国の生協組合員に向け出荷している。

■芦浜原発計画をめぐる経緯1963年 三重県と中部電力が、南伊勢町と大紀町にまたがる芦浜など3候補地を発表 64年 県と中電が芦浜を選定。翌年に中電が用地買収完了を公表 66年 中曽根康弘衆院議員らの視察を実力阻止。漁師ら25人を起訴 67年 田中覚知事が計画「終止符」宣言 84年 田川亮三知事が関連予算上程。反対闘争再燃 85年 県議会が立地調査推進決議 94年 古和浦漁協が30年前の反対決議を撤回 96年 81万人の反対署名を阻止闘争本部が集める2000年 北川正恭知事が計画撤回要請。中電が計画取り下げ 11年2月 中電が原発の新規立地方針公表。県や南伊勢町に説明   3月 東日本大震災。東京電力福島第一原発で事故

1945とはずがたり:2013/11/30(土) 11:34:47

原発計画、追い出した紀伊水道 両岸漁師の奮闘、映画化
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201311200026.html
朝日新聞2013年11月23日(土)15:24

 【中川竜児】紀伊水道に臨む徳島県と和歌山県の沿岸には、1960〜70年代に原発計画が持ち上がった。そのとき、豊かな漁場を守ろうと海を挟んで手を取り合った漁師たちがいた。それから40年以上がたち、東京電力福島第一原発事故で福島の漁民らは放射能汚染に苦しめられている。立地を阻んだ両岸の漁師たちは、いま何を思うのか。そうしたインタビューに基づくドキュメンタリー映画が、来月公開される。

 立地計画があったのは、四国電力蒲生田(かもだ)原発の徳島県阿南市と、関西電力日高原発の和歌山県日高町。

 計画が出た後に、阿南市の漁師たちが日高町の漁村を船で訪ね、夜を徹し語り合ったこともあった。「俺らはカネも力もないから長期戦では負ける。短期決戦で追い出す。でも目の前の日高に原発があったら意味ない。がんばってくれ」

1946荷主研究者:2013/12/01(日) 00:14:55

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131107/bsd1311070600006-n1.htm
2013.11.7 06:00 Fuji Sankei Business i.
奮闘する富山のクロヨン水力発電 完成50年、電力不足解消の頼みの綱に

観光客にもおなじみの風景となった黒部ダムの観光用放水(内山智彦撮影)

 日本の高度成長を象徴する巨大プロジェクトとして今も語り継がれ、その難工事ぶりとこれを突破した男たちの苦闘から、いまなお人々の心をとらえ続ける関西電力の黒部ダムと黒部川第四発電所(富山県黒部市)。完成から50年を迎えた今年、このクロヨンを中心とする黒部川の発電所群は、直近10年余りで過去最大の発電量を記録。さらなる供給増に向けた試みも続いている。夏には観光客でにぎわうクロヨンを訪ね、その実像に改めて迫ってみた。

目には見えない「電力を作り出す放水」

 北アルプス・立山連峰を流れる黒部川をせき止め、黒部峡谷につくられたアーチ式の黒部ダムは幅492メートル、高さは日本最大の186メートルだ。えん堤中心部の放水口に並行して設置されている点検用通路の扉を開けると、轟音(ごうおん)とともに大量の水しぶきが降りかかってきた。

 昭和31(1956)年に着工され、7年もの歳月をかけた難工事の末完成した黒部ダムがたたえる水の量は約2億トン。実は、こうして目で見ることのできる放水は観光用のデモンストレーションだ。

 発電用の放水は、長野県側の湖岸にある取水口から取り入れて地下水路を約10キロ下り、完全地下式の黒部川第四発電所(クロヨン)に送られている。電力を生み出す水は一度も地上に現れず、われわれの目に触れることはない。

 ちなみに、毎秒10トン放水する観光放水で使う水の量は、発電で使う水量の7分の1ほど。夏の電力需給の逼迫(ひっぱく)を思うと、「その分も発電に回せたらいいですが…」と関係者は苦笑した。

総工費は資本金の5倍!

 経済成長期の電力需要に応えるため、世界銀行の融資も受けて関電の資本金の5倍に当たる513億円という巨額の総工費を投じて建設された黒部ダム。「世紀の難工事」となった建設工事では作業員ら171人が殉職し、技師らの苦闘を描いた映画「黒部の太陽」は昨年再上映されるなど、話題を呼んだ。

 週2日の稼働休業日を設けざるをえないなど、深刻となっていた関西の電力不足を救い、経済成長を担った水力発電だったが、時代の移り変わりとともに主役は火力や原子力へと移っていった。総発電量に占める割合も、低下の一途をたどってきた。

 そのクロヨンが改めて注目されたのは、東日本大震災以降。東京電力福島第1原発事故後、再生可能エネルギーとして水力が見直され始めただけでなく、原発の稼働が低迷するなか、電力供給を補う“柱”的な存在となっている。実は、クロヨンの完成で一通りの開発を終えた黒部では、「平成版」の黒部開発計画が今も進行しているのだ。

さらなる発電量増へ

 昨年末、黒部川水系の黒薙川で、約12年ぶりに水力発電所が稼働した。今年7〜8月の2カ月間、クロヨンなど黒部川水系にある11発電所の発電量合計は9.4億キロワット時に達し、平成12年以降で最大だった昨年実績(8.6億キロワット時)を抜いて最大記録を更新した。

 11発電所の出力合計は約89万キロワットで、今夏関電が想定したピーク時の電力供給の余力にほぼ匹敵する。「稼働から15〜20分でフル出力が可能という、立ち上がりの早さ」(担当者)も強みといい、電力不足解消の頼みの綱だ。

 来年春には、小規模水力発電所の建設に着工。黒部川第二、同第三発電所の水車取り換えなども実施し、出力を増強させる計画だ。さらなる電力を生み出す試みは、平成の今も続いている。

 原発ゼロのまま迎える可能性が高い今年の冬。黒部の水力が奮闘する場面がまた増えそうだ。(内山智彦)


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