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電力・発電・原子力スレ

1661とはずがたり:2013/04/07(日) 19:45:41

抗う:原子力発祥の地で/3 変革へ、大衆の声届ける 女性参加、新たな兆しも /茨城
毎日新聞 2013年04月05日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130405ddlk08040004000c2.html

 水戸射爆撃場の返還が決まった69年以降、運動は尻すぼみになった。73年2月、政府の東海第2原発設置許可決定を受けた行政不服審査法に基づく異議申し立てには約70人が集まったが、申し立てが却下されると、同10月の設置許可取り消し訴訟原告団に参加したのは17人に減っていた。

 根本は述懐する。「当時は活動家、左派に対する拒否反応があった。『お前はアカか』と言われたこともある」。そして、今に期待を寄せる。「若い母親が熱心に活動しているのはうれしい。これまでとは何かが変わる気がする」(敬称略)=つづく

抗う:原子力発祥の地で/4 出身母体の呪縛 個人意見言えぬ議員 /茨城
毎日新聞 2013年04月06日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130406ddlk08040126000c.html
 <抗(あらが)う>

 日本原子力発電東海第2原子力発電所の立地自治体議会として、再稼働を是とするのか、非とするのか。東海村議会は結論を先送りし続けている。

 11回目の開催となる2月18日の村議会原子力問題調査特別委員会(豊島寛一委員長)。放射性廃棄物問題などについて意見が交わされる中、結論を出す時期についてやりとりがあった。

 舛井文夫氏(新政会)「あと100回やれば合意形成できるのか。議会として結論をそろそろ出すべきだ」

 大名美恵子氏(共産)「意見を出していない人がいる。十分審査に関わらない委員会の中で採択していいのか」

 約2時間半に及んだ委員会で発言したのは、19人のうち11人。結局、結論を出す時期すら決められないまま、閉会となった。

 同委員会は、村在住の主婦らで作る「リリウムの会」が昨年3月議会に提出した東海第2原発の再稼働中止を求める請願などを審査するために設置された。傍聴を続ける同会の佐藤佳代子(42)は「昨年と同じことの繰り返し。政治家なら自分の意見を言うのが当然。逃げているだけ」といらだちを隠さない。

 同会は推進会派議員に再稼働中止を直接訴えているが「立地自治体の議員は簡単には結論は出せない」などと曖昧な態度に終始しているという。中には原発メーカーの日立製作所社員、日本原子力研究開発機構の職員もいる。佐藤は「出身母体がある人に個人の意見は言えない」とも思う。

 じわりじわりと再稼働容認にかじを切るのではないか。村内には懸念の声も少なくないが、あきらめる気はない。村内で避難生活を続ける福島県民の訴えを聞く会合を開き、議員に参加を呼びかけることも考えている。「若い人が増え、裾野が広がれば変わってくるのではないか」。佐藤はあくまで希望を捨てない。

 同じ地でかつてあった再処理工場建設反対運動は、政治的な駆け引きにからめとられた。

 「知事から『何とか頼むよ』と頭を下げられたら、しゃあんめえ(仕方がない)」。元勝田市長の川又敏雄(89)は、運動をこう振り返った。

 64〜65年、県議会と勝田市は「水戸対地射爆撃場と再処理工場の併存は安全性から容認できない」と反対を決議。69年3月、県議会再処理工場調査特別委員会が海外調査などを経て「再処理工場の安全性は確認するが、射爆撃場との併存は認められない」と報告した。


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