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電力・発電・原子力スレ

1639荷主研究者:2013/01/10(木) 23:33:18

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121221/CK2012122102000078.html
2012年12月21日 中日新聞
浜岡防潮堤22メートルに 中電発表

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◆最大級津波想定 4メートルかさ上げ

 中部電力は二十日、浜岡原発(御前崎市)で建設している防潮堤を四メートルかさ上げし、海抜二十二メートルにするなど津波対策の見直し計画を発表した。中電の解析では、南海トラフ巨大地震で浜岡原発を襲う最大級の津波でも、防潮堤を乗り越えない高さになる。

 中電は十八メートルの防潮堤や、原子炉建屋に防水扉を設置するなど現在実施中の多重対策で安全性を確保できると主張してきた。それでも対策を強化する理由について、水野明久社長は会見で「安全性を一層向上するため。結果としてみなさんに安心していただける」と説明した。

 内閣府の有識者会議が八月、津波は最大一九メートルと試算したのを受け、中電は内閣府のデータを基に津波の影響を解析。防潮堤が二十二メートルの場合、波が壁をせり上がる性質を考慮しても、最大二一・四メートルにとどまると結論づけた。

 建設中の防潮堤は全長一・六キロで厚さ約二メートルの鋼鉄製。この最上部に鋼鉄の板を立てて固定する形でかさ上げする。防潮堤の下部では、高さ三メートル部分まで厚さ一メートルの鉄筋コンクリートで補強。中電は「津波で変形したり、倒壊することはない」と説明する。防潮堤両端浸水対策として、盛り土を四メートルかさ上げして二十二〜二十四メートルにする。

 原発敷地内には沖合とトンネルでつながる取水槽があり、防潮堤や盛り土で津波を防いでも、ここから水があふれ出す。ただ浸水は最大で二メートル以下とみられ、原子炉などの冷却に必要な海水取水ポンプ周辺の防水壁を従来の一・五メートルから三メートルにして対応する。これらの見直しにかかる費用は数十億円で、津波対策全体で千五百億円弱とみている。工事の完了時期は来年末で変わらない見通し。

 中電は同日、福島第一原発事故を踏まえた炉心損傷後の対策も発表。原子炉格納容器の爆発を防ぐため蒸気を外部に逃がす「ベント」を実施する際、放射性物質の放出を減らすフィルター設備などを設置する。工事期間は二〜三年、費用は数百億円と見込んでいる。


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