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電力・発電・原子力スレ

1353とはずがたり:2011/11/30(水) 17:25:47

周辺自治体「唐突だ」
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001111300001
2011年11月30日

 「大間原発の建設再開は町民の総意だ」。大間原発の建設再開を求めて29日上京した大間町の金沢満春町長らは、関係省庁を訪れ、原発推進の姿勢を繰り返し訴えた。だが、関係副大臣らからは「もう少し待ってほしい」との返事で、周辺自治体からも「避難道の整備など、安全対策が先」と戸惑いが出ている。

■「住民の安全対策が先」 佐井・風間浦村、同行せず

 「大間町から原発立地を要請した経緯があり、(受動的に原発を受け入れてきた)ほかの地域とは違う」「日本のエネルギーを担う思いは変わらない」

 29日午後、東京・霞が関の経済産業省。金沢町長と全町議10人は、松下忠洋副大臣に向かって、口々に原発推進への思いを語った。大間原発を造る電源開発の地震や津波対策についても、「防潮堤などの対策に安心感を持っている」「津波は心配することのない地域だ」と訴え、面会は予定の15分間を上回った。

 松下副大臣は、原発政策について地元の意向を重視する姿勢を示した一方、建設再開の是非については「(枝野幸男)大臣は『新規増設をすぐやる状況にはない』と言っている。国のエネルギー・環境会議で議論中で、もう少し時間を頂きたい」と明言を避けた。

 大間町の姿勢に、周辺自治体からは「唐突だ」と反発する声も上がっている。

 11月中旬、金沢町長は隣接する佐井、風間浦の両村長を呼び、早期再開の要望に同行してくれるよう頼んでいた。だが、佐井村は村議らが要望活動への不参加を決定。風間浦村議会にも強い反発があり、両村からの同行は見送られた。

 3町村は今月8日に開かれた「大間原発三ケ町村協議会」で、下北道の大間延伸を最優先とし、国や県に求める方針を決めており、風間浦村議の一人は「なぜ唐突に工事再開の要望なのか。避難道整備の要望が先ではなかったのか」と憤る。村議は「住民に安全が確信できて初めて工事再開へ進める。住民の立場が置き去りにされるなら、真っ向から反対する」と、福島第一原発の事故後も変わらない大間町の原発推進の流れに釘を刺した。

 津軽海峡を隔てて最短で23キロの距離にある北海道函館市では、建設凍結を求める声が高まる一方だ。

 工藤寿樹市長は「福島の事故をみれば、(再開には)少なくとも30キロ圏内の自治体の同意が必要だ」と訴え、建設が再開した場合は提訴する可能性があることを明かしている。建設差し止めを求める訴訟を函館地裁に起こしている市民団体「大間原発訴訟の会」の竹田とし子代表は「政治が先頭を切って中止を判断するべきだ」と話した。


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