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全国温泉スレ

74とはずがたり:2009/10/25(日) 16:23:38
>>73-74
 また、この置き屋は、別の置き屋のコンパニオン不足を補う“孫請け”もしていた。

 客が払った料金が1時間で1万2千円なら、このうち5千円が最初の置き屋、次に自分たちの懐に7千円が入り、この半分の3500円がコンパニオン自身の手元に入る仕組みという。

心中図れば「警察が実態追及を…」

 石和温泉は昭和36年、果樹園から温泉が突如わき出したことで開湯した。静岡県の熱海に次ぐ規模ともいわれ、古くから温泉街を知る関係者は「石和は芸者と遊べると有名で、男性客がたくさん来たわ」と懐かしむ。

 ところがバブル崩壊とともに客足は減り、最近は高速道ETC割引の影響もあって、首都圏からの客が山梨を素通りする傾向にあることも痛手だ。

 この関係者によると、コンパニオンの手取りは13万円ほど。以前は寮に住み込みで働く人も少なくなかったが、今はアパートなどを借り、昼間はアルバイトやパートに出る人も多い。外見の派手さと裏腹に「生計を立てるのはしんどい。意外ともうからない仕事」という。

 こうした事情から、今ではコンパニオン集めも一苦労だ。「女の子を紹介してくれたら新車1台くらい都合をつけるよと声を掛けられた」と証言する地元住民もいた。

 また、きちんと芸を身に付けた昔ながらの芸者が減り、アルバイト感覚の若い女性のコンパニオンが増え、接客の質も落ちた。「客の皿から平気で料理をパクパク口に運ぶなど、基本的なマナーが身に付いていない子が少なくない」と、ため息をつく関係者もいた。

 とはいえ、150件ほどあるといわれる石和温泉の置き屋も、厳しい環境の中で健全に経営しているところが大半だろう。料金の透明性を高めようと、コンパニオンを依頼する旅館と置き屋はコンパニオンの料金を30分3150円とする一律の協定も結んでいる。

 ただ、長女が勤めた置き屋は観光協会の正規会員でもあった。

 被告は、長女がコンパニオンをした約7年間にたまった罰金のうち6百万円以上を支払い、長女が金融機関から借りた3百万円の連帯保証人にもなった。それでも置き屋側から、借金がなお1千万円近く残っていると主張されたという。

 長女の窮状を知った被告は、相談した警察や弁護士から「返済する必要はない」と助言されていたが、法廷では「取り立てで自宅に居座られたり、職場近くで待ち伏せされたりした。理屈の通らない相手で金を渡すしかなかった」と訴え、「心中を図ることで、置き屋の実態を警察などが追及してくれると思った」と、追い詰められた当時の心境を口にした。


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