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全国温泉スレ

176とはずがたり:2020/10/12(月) 22:29:43
旅館廃業「コロナに被災、心折れた」 苦境続く大分・天ケ瀬温泉 九州豪雨3カ月
毎日新聞 / 2020年10月10日 6時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20201009k0000m040335000c/
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豪雨で玖珠川が氾濫し旅館の半数が休業している天ケ瀬温泉=大分県日田市天瀬町で2020年10月7日午後1時22分、辻本知大撮影

 7月の九州豪雨で大きな被害を受けた大分県日田市の天ケ瀬温泉は、被災から3カ月がたった今も半数の旅館が休業を余儀なくされている。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に陥る中、豪雨が追い打ちをかけ、再開を断念したり、規模の縮小を決めたりする旅館も出てきた。

 「ただでさえ新型コロナで苦しかったのに、被災して心が折れてしまった」。豪雨後に創業約60年の旅館「丸山荘」を廃業した阿部信明さん(60)はつらそうに振り返る。

 父(88)から継いだ旅館は、3階建て17室。玖珠川沿いに配した、かけ流し露天風呂が自慢の宿で、阿部さんは天ケ瀬温泉旅館組合の組合長を務める。常連客もつき、最近まで経営も好調だった。ところが、新型コロナの感染拡大で宿泊客が激減。そんなさなかに襲った7月の豪雨では、氾濫した玖珠川の水で1階が2メートルの高さまでつかり、地下の遊技場は土砂に埋まって使い物にならなくなった。自慢の露天風呂も泥に埋まり、損害額は5000万円に上った。

 温泉の泉源自体は無事だったため、阿部さんは今後、温泉成分の入ったミネラルウオーターを生産販売するつもりだという。ただ、突然の廃業は心残りで「常連客には申し訳ない。温泉だけでも楽しめるようにいつか立ち寄り湯をつくりたい」と話す。

 7月4日に熊本県南部の球磨川沿いに甚大な被害をもたらした梅雨前線は、その後北上し、同月7日には大分県や福岡県でも河川が相次ぎ氾濫。天ケ瀬温泉でも、組合に加盟する旅館やホテル14施設のうち、玖珠川沿いの8施設が被害を受けた。土砂が流れ込み、建物が損壊したり、泉源が埋まったりして、いまだ7施設が休業しており、再開の見込みは立っていない。

 映画のロケ地にもなった川沿いの旅館「本陣」は創業112年の老舗だが、流れ込んだ大量の土砂で、建て替えが必要となった。4代目の大庭清見さん(68)は今よりも小規模な施設にするつもりだが、営業再開は早くても2021年8月以降になる見込みだ。

 気がかりなのは県や市が計画する河川の改修工事の行方だ。河川の拡幅となれば立ち退きを求められるかもしれない。堤防を設置すれば川の景観が損なわれる恐れがある。「何とか旅館を再建したい。情緒ある温泉街を取り戻したい」と自身を鼓舞するが、先行きが見えない日々に不安は尽きない。【辻本知大】


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