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スーフィズムに関するHP

986チバQ:2015/07/26(日) 21:07:58
 しかし、2011年のムバラク政権崩壊後に活動の自由を得て勢力を拡大させる中で、組織と団員の関係は徐々に変化する。ある中堅団員は「今の若手の多くは良い時しか知らない」と嘆く。ゆえに、怒りと失望から指導局の権威を否定し責任を追及する流れが生まれている-というわけだ。

 指導局に不満を抱く若者らは、シーシー現政権へのさらなる復讐(ふくしゅう)と闘争を主張する層とも重なる。

奇妙な重鎮の偽声明

 14年2月、同胞団は、逮捕された指導局メンバーの穴を埋めるため、秘密裏に選挙を行った。

 新メンバーは当局の取り締まりを避けるために公表されていないが、幹部のガマール・ヘシュマト(58)は「40歳未満も数人選出された」と明かす。指導局としては異例の若さで、世代交代を求める若手への配慮であることは間違いない。

 一方で、今年6月初めにはもう一つ奇妙な事件があった。クーデター後に行方をくらましている筆頭副団長、マフムード・エッザトの声明が同胞団系のサイトに出回り、直後に、それが偽物だと判明したのだ。

 75歳とされるエッザトは過去数回の投獄を経験した最高幹部で、団長をしのぐ影響力を持つといわれた。徹底した上意下達を重んじる統制派の重鎮でもある。

 エッザトの健在ぶりを誇示するかのように出された偽声明の発信元は不明だが、一部の者は、「指導局刷新の動きを牽制(けんせい)するためではないか」と噂する。

 さまざまな思惑が絡み合った組織統制をめぐる主導権争いは、クーデター後の同胞団が確たる方向性を持てずにいることを示している。=敬称・呼称略(カイロ 大内清)


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