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スーフィズムに関するHP

983チバQ:2015/07/26(日) 21:05:44
http://www.sankei.com/world/news/150723/wor1507230003-n1.html
2015.7.23 06:30
【同胞団はいま(上)】
我慢いつまで…過激化する若手団員 エジプトの「時限爆弾」恨み鬱積

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5月中旬にエジプト東部シナイ半島のイスラム国系組織がネット上で公開した動画。目出し帽の男は、元同胞団員と噂されている(大内清撮影)
 エジプト最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が主導するモルシー政権が2013年7月に軍クーデターで倒れてから2年が過ぎた。非合法化され、当局の厳しい圧迫を受ける同胞団はこの間、どう変化したのか。同胞団の「いま」を追った。(カイロ 大内清)

 5月中旬。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に忠誠を誓うエジプト東部シナイ半島の武装組織が発表したビデオ声明で、目出し帽の若い男が問いかけた。

 「殺され、辱められたままで耐えられるのか」

 弱体化した同胞団に向けた、ジハード(聖戦)参加の呼びかけだった。

 直後から同胞団系のブロガーらを発信源とした噂が飛び交った。「彼は元同胞団メンバーだ」

 エジプトでは13年7月、大規模な反政府デモを受けて軍が政治介入し、同胞団所属の大統領ムハンマド・モルシーを解任した。翌月にはこれに抗議する座り込みが強制排除され、1日で600人以上が死亡。以降、同胞団員やその家族ら数千人が拘束された。拷問なども頻繁に行われているとされる。団員らの恨みは深い。

 声明の男が同胞団員だったとの確証はない。しかし、イスラム主義運動に詳しい元団員、アブドルラフマン・アッヤーシュ(25)は、政権への対抗手段が限られる中、より過激な組織に引きつけられる者がいることは「否定できない」と語る。

数人単位「細胞組織


 「同胞団はクラスター型(少人数による自己完結型グループの集合体)の組織に生まれ変わるべきだ。現に、その方向に進んでいると思う」。クーデター後、同胞団に同情的なトルコへ逃れた団員、ハーリド・マスリー(22)は、こう確信している。

 同胞団はこれまで、ムルシド(最高指導者)を頂点とする強固なピラミッド型組織を特徴としてきた。大規模デモがムバラク政権崩壊につながった11年の政変や、その後の議会・大統領選での勝利は、強い組織的動員力があったためだ。

 しかしマスリーは、数人単位の「細胞組織」が、上層部の指示によってではなく、自律的に行動することで「当局の取り締まりを逃れながら、闘争を続けられる」と主張する。

 一方で、クラスター型への変容は、組織の統制がきかなくなり、団員の暴発を招く危険性をはらむ。中堅団員のアンマール・ファイド(31)は「(若手を中心に)いつまで我慢すればいいのか、と問う声が強まっている」と言う。


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