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855chibaQ@HK:2015/05/24(日) 22:11:09
http://mainichi.jp/select/news/20150525k0000m030090000c.html
トルコ:大統領制巡り攻防 6月に総選挙
毎日新聞 2015年05月24日 21時13分

 【イスタンブールで大治朋子】トルコで6月7日に国会(定数550)総選挙が実施される。エルドアン大統領の支持基盤である与党・公正発展党(AKP)は、大統領制移行に向けた憲法改正を問う国民投票の実施に必要な330議席以上の獲得を狙う。だが、移行に批判的な少数民族クルド系政党も支持を伸ばしており、実施できるか情勢は混沌(こんとん)としている。

イスタンブール・エセンユルト区のAKP地区本部。幹部のムラト・アイドン氏(30)は「発展途上のトルコには、より安定的な政権運営が必要だ。大統領制への移行が望ましい」と、改憲の必要性を訴えた。

 トルコは議院内閣制で、大統領は象徴的な存在とされてきた。だが、2013年春に当時のエルドアン首相率いるAKPが「行政権は大統領に帰属する」とする改憲案を作成。エルドアン氏も昨年8月、大統領に当選すると政治的権限を掌握する実権型大統領制の導入を声高に訴え始めた。

 米シンクタンク・ブルッキングス研究所は「『抑制と均衡』の乏しい権力集中型」への移行を目指していると指摘している。

 改憲には国会議員の3分の2(367人)以上の賛成が必要だが、最近の世論調査では、AKPは伸び悩んでいる。ただ、5分の3(330人)以上の支持があれば改憲案を国民投票に付すことが可能で、AKPはこの数字を当面の目標ラインに掲げている。

 エセンユルト区で暮らす元公務員のクルド人、ファーザル・カマさん(60)は「AKPは道路や住宅を造ってくれた。トルコをつかさどる国父は一人の方がいい。大統領制に賛成だ」と話した。

 一方、クルド系政党「国民民主主義党」(HDP)の選挙運動を手伝うクルド人女性、エミネ・グルバンさん(40)は「これまでAKPの利益誘導にだまされてきた。クルド人の政党を国会に作る必要がある」と語気を強めた。

 HDPは12年10月に結成されたクルド系中心の左派政党。昨年ごろから若手のデミルタシュ党首(42)が人気を集め、最近の一部世論調査では国会での議席確保に必要な全国得票率10%を超える支持率を獲得。政党として初めて55〜70議席を確保するとの予想もある。

 HDPの同地区選挙本部代表、マフムード・チャカン氏(44)は「大統領制になると権力集中が進み、少数派はさらに無視されるだろう。多様な価値観が反映される社会にすべきだ」と訴えた。

 最大野党、共和人民党(CHP)の同地区代表、アリ・ギョクメン氏(36)は「改憲の狙いはエルドアン氏による独裁政治だ。与党はこれまでも軍や司法の力を弱体化させ、今度は議会を骨抜きにするつもりだ。13年の長期単独政権で腐敗しきっている」と批判した。


【ことば】トルコ総選挙

 トルコの選挙法では、全国での得票率が10%を超えない政党は議席を得られず、その獲得票は他の主要政党に比例配分される。今回クルド系政党が躍進して10%を超えた場合、AKPはその分議席を減らすとみられている。

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