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スーフィズムに関するHP

793チバQ:2015/04/21(火) 20:36:13
http://mainichi.jp/select/news/20150422k0000m030060000c.html
トルコ:「アルメニア人迫害は虐殺」…欧州から高まる圧力
毎日新聞 2015年04月21日 20時08分

 ◇オスマン・トルコ帝国時代の迫害、24日で100年

 【ブリュッセル斎藤義彦、エルサレム大治朋子】第一次世界大戦期の1915年に当時のオスマン・トルコ帝国によるアルメニア人迫害が起きて24日で100年を迎えるのを前に、迫害を「虐殺」と認めるよう欧州からトルコへの圧力が高まっている。ドイツ政府は20日、フランスに続いて「虐殺」とする見解に方針転換。欧州議会やローマ法王も同様の見解を示し、トルコに迫っている。一方、トルコは引き続き「虐殺」を否定するが、「哀悼」の意は示して事態の沈静化を図ろうとしている。

 報道によると、ドイツのメルケル政権を構成するキリスト教民主同盟と社会民主党の2与党は20日、迫害を「虐殺」と位置付けることで合意した。24日に独連邦議会で行われる追悼式典で議会が表明する声明に盛り込む。

 これを受け、メルケル首相の報道官は20日、この声明の「虐殺」との表現を「独政府も支持する」と述べた。

 2与党が21日に正式決定する独連邦議会の声明案は、15年、当時のオスマン・トルコが100万人を超えるアルメニア人を計画的に追放、殺害する行動を始めたと指摘。

 「(アルメニア人の)運命は大量殺害、民族浄化、追放、虐殺の歴史の典型例であり、20世紀に恐ろしい形で刻まれる」とする。ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺についても「ユダヤ人虐殺は唯一無二で、ドイツの罪と責任を認識する」と記した。

 独政府はこれまで、トルコとの外交関係を重視し「虐殺」との言葉を避けてきた。だが、トルコのエルドアン政権がデモを弾圧するなど強権的姿勢を強めているうえ、「虐殺」との認識を示したローマ法王を批判するなど、歴史を否定する動きを加速していると警戒。独政府として従来の姿勢を転換し、トルコ側に歴史認識を改めるよう促す狙いがあるとみられる。

 アルメニア人迫害を巡っては、欧州議会が15日にトルコに「虐殺」と認めるよう促す決議を採択。87年に示した見解を確認した。ローマ法王も12日に「20世紀最初の虐殺」と形容した。

 また、2012年に仏議会が第一次大戦期のアルメニア人虐殺を演説や出版物で否定すれば犯罪として罰則を科す法案を可決し、当時のサルコジ大統領も支持。トルコが猛反発した。ただ、法律はその後、法律の違憲審査をする憲法会議が「違憲」と判断した。

 ◇アルメニア人迫害

 現在アルメニアは第一次大戦中の1915〜17年にかけ、オスマン・トルコ帝国の軍隊が、同国東部で最大150万人のアルメニア住民を虐殺した、と主張している。アルメニア人がオスマン・トルコの交戦国ロシアに協力したり、ゲリラに参加したりしたことなどが背景にあるとみられる。トルコは50万人が犠牲になったことを認めるが、アルメニア人がロシアと組んで戦闘に加わったことや、飢餓などが原因だったとして、虐殺ではないと否定している。


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