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スーフィズムに関するHP

778チバQ:2015/04/04(土) 09:57:54
http://www.sankei.com/world/news/150403/wor1504030057-n1.html
2015.4.3 18:50
【イラン核協議】
イランの対米関係改善に道筋 イスラエルは猛反発「生存を脅かす」 サウジも米に不信

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 【カイロ=大内清】イランにとり、米欧などに限定的ながら核開発を認めさせ、経済制裁の緩和にもつながる今回の枠組み合意は、地域大国としての地位を固めるとともに、将来的な対米関係改善にも道を開くものだ。イランの核開発を現行の中東秩序への挑戦と受け止めるイスラエルやサウジアラビアなど周辺国が危機感を強めるのは間違いなく、域内の緊張はいっそう高まりそうだ。

 「合意はイスラエルの生存を脅かすものだ」。同国の首相府報道官は2日夜、ネタニヤフ首相がオバマ米大統領に電話でこう懸念を伝えたと明らかにした。

 3月の総選挙でイランの「脅威」を前面に押し出して勝利したネタニヤフ氏にとり、自国の国益を軽視するかのように合意へ進むオバマ米政権の姿勢は容認しがたい。ネタニヤフ氏はこれまでも、イランへの攻撃も辞さない姿勢を繰り返してきた。

 米国への不信は、同国の重要同盟国の一つであり、スンニ派の盟主を自任するサウジにもある。サウジ主導の連合軍が現在進めている隣国イエメンへの軍事介入は、首都サヌアを掌握するシーア派の一派、ザイド派を支援するイランの影響力排除を目的としたものだが、イランが今回の合意を受けて域内での存在感を増せば、イランとサウジの国益がぶつかる場面が増えることは避けられない。

 一方、過去の交渉で責任者を務めた経験もあるイランのロウハニ大統領は、制裁緩和の実現を政権の最重要公約としてきた。国内の対米強硬派の反発を受けつつも最高指導者ハメネイ師からの一定の支持を得られたことは、核協議の前進につながった。

 6月の期限までに最終合意が実現するかはなおも不透明だ。ただ、人口8千万近い資源大国イランには、制裁緩和に道筋がつけば、外交、軍事、経済などの面で影響力を発揮できるとの自信は強い。合意を機に米国との実質的な関係改善が進む可能性もある。

 またイランは、「イスラム国」をはじめとするイスラム過激派が跋扈(ばっこ)するなど混迷の度を深める中東情勢で米国の存在感が減退する中、それに乗じるようにイラクやシリアのシーア派系政権などへの関与を深めている。イスラエルやサウジの危機感はこうした地政学的変化をも背景としており、衝突を誘発させることなく中東の秩序を維持するのは容易ではない。


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