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スーフィズムに関するHP

774チバQ:2015/04/02(木) 22:38:53
http://mainichi.jp/select/news/20150403k0000m030069000c.html
シリア:ISが中枢近くに勢力…アサド政権の脅威に
毎日新聞 2015年04月02日 20時24分(最終更新 04月02日 21時59分)
 【カイロ秋山信一】イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)が1日、シリアの首都ダマスカスの中心部からわずか3キロ南のヤルムーク地区に侵入し、アサド政権のお膝元にも勢力を広げていることを示した。ISの実効支配地域はシリア東・北部が中心で、首都など主要都市が集まる国土西側ではゲリラ的に活動しているだけだ。しかし、首都中枢近くでの今回の軍事作戦で、ISの影響力がシリア全土に及んでいる実態が浮かび上がった。

 「住民はISの旗がヤルムークで掲げられたことに反発している。夜間外出禁止令が出され、散発的に銃撃が続いている」。ヤルムーク地区周辺で活動する反体制派活動家の男性は2日、毎日新聞の電話取材に緊迫した状況を語った。

 男性の証言や報道によると、ISの戦闘員数百人が1日早朝に南方からヤルムーク地区に侵入し、同地を拠点とする反体制派パレスチナ武装勢力との交戦の末、地区西側を占拠した。パレスチナ側が反撃に転じたため、ISは同地区から撤退したとの情報もある。

 2012年に内戦が本格化して以来、ダマスカスの中心部はアサド政権が掌握し、郊外で反体制派が抵抗する構図が続いている。反体制派は、国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」や反欧米のイスラム武装勢力が主力だが、昨年後半からヌスラ戦線の一部がISにくら替えした。東・北部のように実効支配を確立するには程遠いが、反体制派と合従連衡しながらアサド政権と戦っている。

 しかし、ISは今回、ヤルムーク地区で反体制派に矛先を向けた。きっかけはパレスチナ武装勢力幹部の殺害事件に関連し、パレスチナ側がIS戦闘員を拘束したためとされる。ただ、アサド政権との戦いで消耗した反体制派を駆逐し、勢力を広げるのはISの常とう手段だ。

 12年12月にヤルムーク地区が反体制派の拠点になると、アサド政権は同地区を包囲し、電気や水道を断つことで、反体制派を疲弊させる戦術をとってきた。だが、2年が過ぎても反体制派の抵抗は続いている。そこにISが浸透すれば、新たな脅威となる。

 一方、アサド政権やIS、ヌスラ戦線と抗争を続ける親欧米の反体制派は1日、南部ダルアー県でヨルダン国境のナシブ検問所をアサド政権から奪った。親欧米派は北部で劣勢が続いているが、南部ではヨルダン国境の二つの検問所を支配し、勢力を立て直す足がかりにしようとしている。


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