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スーフィズムに関するHP

771チバQ:2015/04/01(水) 19:57:33
http://mainichi.jp/select/news/20150401k0000e030202000c.html
イラク:統治確立が鍵…ISからティクリート奪還
毎日新聞 2015年04月01日 11時17分(最終更新 04月01日 13時41分)
 【カイロ秋山信一】イラクのアバディ首相は3月31日、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)から北部ティクリートを奪還した軍などをたたえる声明を発表し、一連のIS掃討作戦で最大級の戦果を強調した。ティクリートはイスラム教スンニ派やフセイン元大統領の支持者が多く、反政府感情が強い。シーア派主導ながら挙国一致を掲げるアバディ政権にとって、ティクリートの戦後統治は政府への信頼を取り戻す試金石となる。

 アバディ首相は31日、国営テレビを通じて「ティクリート解放」を宣言し、「治安部隊の歴史的な一歩だ。(ISの実効支配下にある)他の地域でもティクリートと同様の展開が待っている」と強気の姿勢を見せた。IS支配下にある第2の都市モスル攻略を見据えており、バグダッドとモスルの中間にあるティクリート奪還は大きな足がかりになる。

 政府側部隊に同行しているAP通信記者らによると、ティクリート中心部では一部で戦闘が続き、ISの戦闘員捜索や爆弾処理も続いているが、県庁舎など主要機関を政府側が奪還した。

 政府側は当初、シーア派民兵やスンニ派部族兵を含めて2万人以上の部隊でティクリート攻略に着手した。米軍主導の有志国連合の空爆支援を受けず、米国と緊張関係にあるシーア派国家イランの有力司令官ソレイマニ氏が現地で指揮をとるなど、イランの関与が前面に出た作戦となった。

 政府側は郊外を順調に制圧したが、市街戦に入ると、ISが自爆テロや狙撃で激しく抵抗。IS戦闘員は1000人に満たないとみられたが、20倍以上の戦力でも圧倒できず戦況は停滞。3月下旬に有志国連合の空爆が再開され、政府側の攻勢が決定的となった。

 ただIS掃討作戦の上で、軍事的勝利は序章に過ぎない。ISはシーア派主導の政府に対するスンニ派の不満につけ込んで、勢力を伸ばした。スンニ派が多数を占める第2の都市モスルや西部アンバル県の奪還に向けてISを孤立化させるには、スンニ派住民の政府への信頼を取り戻す必要がある。そのためには、ティクリートで避難民の円滑な帰還を実現し、行政サービスや治安を早期に復活させるなどの戦後統治が鍵になる。


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