したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

738チバQ:2015/03/17(火) 21:08:45
http://www.sankei.com/world/news/150317/wor1503170040-n1.html
2015.3.17 18:58

イスラエル総選挙に「何も期待しない」 戦闘終結半年、ガザ地区ルポ 進まぬ復興…ハマス統治にいら立ち 

ブログに書く0




(1/3ページ)

破壊された建物が並ぶガザ東部シャジャイーヤ地区で、サッカーで遊ぶ子供たち
 パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの大規模な戦闘が昨年8月に終結して半年余りが過ぎた。復興が遅々として進まない中、住民には支配者であるハマスへのいらだちも見え隠れする。一方でハマスが敵対するイスラエルの総選挙には「何も期待しない」空気が漂っている。(ガザ市 大内清)

 昨年の戦闘で激戦地となったガザ東部シャジャイーヤ地区には、イスラエルの空爆や砲撃で破壊された住宅が今も残っている。「家賃支援が突然打ち切られた」「いつまでもがれきが放置されている」。住民は次々と不満をぶちまける。

 ガザ復興をめぐっては昨年10月、エジプトでの国際会合で計54億ドルの支援が表明された。しかし、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、各国が同機関に拠出を約束した7億2千万ドルのうち、今年1月までに支払われたのは約1億3千万ドル。「支援は住民へ十分に届いていない」(援助関係者)のが実情だ。

   
×××

 昨年6月、ヨルダン川西岸でユダヤ人少年3人がハマスのメンバーらに拉致・殺害された事件で緊張が高まり、イスラエルは7月にガザを空爆、続いて地上部隊を投入した。ハマスはロケット弾で反撃し、停戦までの約7週間でガザでは2100人以上、同国側でも70人以上が死亡した。

 なぜ戦火は拡大したのか。ガザの大学で政治学を教えるムハイマル・アブーサアダ教授は「ハマスの挑発が主因だ」とみる。

 ハマスの源流であるエジプトのムスリム同胞団が13年夏のクーデターで失脚したことで、ハマスは財政苦境に陥った。14年4月には打開策として分裂状態にあった自治政府の主流派ファタハと統一政府樹立で合意したものの、思惑通りに資金を引き出せなかった。


 「ハマスは当時、戦争を現状変更の契機にしようと考えたのだろう」と同教授は分析するが、ハマスの財政難は現在も改善せず、ファタハとの和解プロセスも前進していない。最近はガザの行政職員らの給与支払いも滞っているという。

   
×××
 シャジャイーヤ地区で家が半壊したハムディ・サリームさん(57)は停戦後、自宅近くにハマスの秘密トンネルが通っていたことを知らされた。「ハマスが知らないうちに掘っていたんだよ」と打ち明ける。

 イスラエルは、軍事作戦でガザからイスラエルにつながるトンネル網の徹底的に破壊。その影響でサリームさんの家も全壊の恐れがあるが、建て替え費用のあてはない。「イスラエルへの抵抗は必要だ。でも、これでは何のために戦争に耐えたのか分からない」。

 17日のイスラエル総選挙では対パレスチナ強硬派のネタニヤフ政権が中道左派と交代する可能性も浮上している。ただ、同国がテロ組織とみなすハマスと交渉しない立場は変わらず、ガザ情勢にも大きな変化はないとの見方が一般的だ。

 「国際的なイメージを気にしないネタニヤフの方が、ガザの悲惨さが伝わりやすいという点でましかもしれない」。八方ふさがりの状況に、アブーサアダ教授は悲しそうに笑った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板