したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

704名無しさん:2015/02/22(日) 14:27:58
>なぜISが多くのムスリムの若者の心を掴んだのか。
>それは「カリフ制国家の実現」(政教一致の体制)というこれまでにない目標を打ち出したからだ。
>そして第一次大戦中、英・仏・露間で結ばれた「サイクス・ピコ協定」により勝手に分割された領土を取り戻すこと。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150221-00802303-sspa-soci
わかりづらい「イスラム国」勃興の背景がよく分かる映画
週刊SPA! 2月21日(土)9時21分配信

 今年に入って日本人2人の斬首、ヨルダン人パイロットの焼殺、エジプト人21人の一斉斬首とますます極悪非道とのイメージが強まっている過激派組織「イスラム国」(IS)。

 だが、驚くなかれ。テロ組織ファイナンスの専門家、ロレッタ・ナポリオーニは、偶然、ISの「決算報告書」が見付かったとしている。

「彼らは、自爆テロ一件ごとの費用にいたるまで詳細な収支を記録し、高度な会計技術を使って財務書類を作成している」。「これはたしかに、どの武装集団もやったことがない」(『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』村井章子訳、文藝春秋)。

 この事実だけでも“ゴロツキ集団”という見方は大きく覆されるだろう。

 当たり前だがISは自然発生的にできたものではなく、少なくとも100年にも及ぶ歴史の様々な出来事の結果としてある。

 3本の映画を材料にその来歴をざっと見てみよう。

◆100年前の領土を取り戻す

 なぜISが多くのムスリムの若者の心を掴んだのか。

 それは「カリフ制国家の実現」(政教一致の体制)というこれまでにない目標を打ち出したからだ。そして第一次大戦中、英・仏・露間で結ばれた「サイクス・ピコ協定」により勝手に分割された領土を取り戻すこと。

 英国は当時、アラブ人たちにオスマン帝国打倒に協力した暁には、国家建設を認めると嘘八百を並べ立ててそそのかした。この「アラブ反乱」を映像化したのがあの有名な『アラビアのロレンス』(’63)だ。かつてイラク、シリア、ヨルダンなどの地域はオスマン帝国の支配下にあったが、統一アラブ国家の樹立を目指し多くの部族が戦いに臨んだ。

 英軍情報部は、敵側のドイツとオスマン帝国の同盟を断つため、アラブ社会に同情的なロレンス少尉(ピーター・オトゥール)を部族民の指揮に当たらせる。

 ゲリラ戦が功を奏すものの、部族間対立に嫌気が差したロレンスはカイロの陸軍司令部に戻る。だが、そこで例の協定の話を聞き、ロレンスは激怒。再び部族民とともに英軍よりも早くダマスカスを攻略し、一躍英雄となる。

 ロレンスとコンビを組むハリト族の族長アリ(オマー・シャリフ)の存在感は強烈だ。その雄姿は統一国家の悲願を体現しているからである。

 この「アラブ反乱」の時代とISの時代は、未だ分割された領土を取り返せていない悲劇において地続きなのだ。

 ただし、ISの場合そこにスンニ派という条件が付く。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板