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スーフィズムに関するHP

695チバQ:2015/02/17(火) 22:23:03
http://www.sankei.com/world/news/150217/wor1502170002-n1.html
015.2.17 11:00
【イスラム国】
「ここはお前たちが来る所ではない」トルコ・シリア国境「イスラム国」への最前線はあまりに緩く、誰が敵か味方かも判別できず混沌が渦巻いていた

 日本人ジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとするイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、日本にも牙をむき始めた。人質の斬首や火あぶりなどの残虐行為にとどまらず、情報操作を繰り返すテロ集団に、日本ができることはあるのか-。過激派の支配地域に隣接する最前線、トルコ南部の国境地帯で考えてみた。(シャンルウルファ=トルコ南部、内藤泰朗)

過激派の玄関口

 トルコ南部の街、シャンルウルファの市街地から草原の一本道を車で南下すること1時間弱。シリアとの国境にあるアクチャカレ検問所には1月29日、後藤さんが人質の交換で解放されるのではないかとの期待から、地元トルコや日本などの報道陣数十人が押し寄せて待機していた。

 だが、「イスラム国の正面玄関」と呼ばれる検問所付近は、物売りの子供たちに混じって鋭い目つきの男たちが報道陣のまわりをうろつき、緊迫した雰囲気が漂っていた。

 「ここはお前たちがくる所ではない」。記者にそんな言葉を吐きかけた男もいた。トルコ人記者は「愛想がよくても付いていってはいけない。誘拐されると思った方がいい」とアドバイスしてくれた。

 警察や軍の車両が時折、行き来して報道陣を守っているようにもみえるが、地元記者は、警察や軍関係者には、イスラム国側に内通している者もおり、信じてはいけないという。

 実際、検問所を通らずにシリア側からフェンスの下をくぐり抜け、行き来する者の姿を目撃した。国境はあまりに緩く、敵か味方かの判別すらも難しい混沌が渦巻いていた。

石油密輸で甘い汁

 「イスラム国」最大の拠点であるシリアのラッカに近いアクチャカレは、イスラム過激思想に染まった英国やフランスの若者たちがシリアの過激派に合流する「入り口」でもある。

 トルコ南部に集まった若者たちは、軍事訓練の後にシリアに送り込まれ、さらに訓練を受けて「ジハーディスト(聖戦主義者)」となり、戦場での任務につくことになるという。その数は、数千人にのぼるとみられている。

 今年1月にパリで風刺週刊紙襲撃の後に起きたユダヤ系食料品店の立てこもり犯の内縁の妻で、逃走中のブメディエン容疑者(26)もスペインからトルコ経由でシリアに渡ったものとされている。

 欧米諸国は、殺人と破壊技術を習得した「シリア帰還兵」が、自国でテロを実行する危険があるとして、国境の取り締まり強化を要請。トルコ側も警戒を強めてはいる。

 だが、地元記者は「ここには、宗教的にも心情的にもジハードを支持する人たちがいる。経済的なつながりも深い」と指摘。トルコ南部がイラクの横流し石油やタバコなどの密貿易で過激派と互恵関係にある実態を明かし、「関係を一気に断ち切れば、地域が不安定化しかねない」と、複雑な内部事情を吐露した。


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