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スーフィズムに関するHP

691チバQ:2015/02/13(金) 20:16:33
http://www.sankei.com/world/news/150213/wor1502130003-n1.html
2015.2.13 05:00
【イスラム国】
モスル攻略が焦点 イラク軍の対イスラム国地上作戦 練度や士気は





(1/2ページ)【過激組織「イスラム国」】

1月10日、イラク第2の都市モスル郊外で、「イスラム国」との戦闘に備えて訓練するイラクの治安維持部隊(ロイター)
 【カイロ=大内清】対イスラム国有志連合によるイラクでの軍事作戦で今後、大きな焦点となるのが、イスラム国が拠点を置く同国第2の都市の北部モスルなどの攻略だ。米国のアレン大統領特使は今月上旬、イラク軍が数週間後にはイスラム国への大規模な地上戦に踏み切ると述べたが、都市部での戦闘には大きな困難が伴う上、イラク軍の練度などにも疑問が残る。

 イスラム国が昨年6月、電撃的に制圧したモスルは人口約200万人。現在は住民の大部分がスンニ派アラブ人で、イスラム国にとってはイラクにおける最重要拠点だ。イスラム国の指導者、アブバクル・バグダーディ容疑者が「カリフ(預言者ムハンマドの後継者)」を名乗った後に最初の説教を行ったのも、モスルのモスク(イスラム教礼拝所)だった。

 モスルの住民が、どの程度、イスラム国を支持しているかを推し量るのは難しい。ただ、ある女性住民は産経新聞の電話取材に「戦争は怖いし、物価は高くなったが、普通に生活している限りは暴力を振るわれることはない」と語り、イスラム国の支配下で過ごす複雑な心情をのぞかせた。

 モスルは、首都バグダッド周辺と北、西部を結んだ「スンニ派三角地帯」と呼ばれるスンニ派密集地域にも近接している。スンニ派アラブ人はイラク全体の人口の約2割ながら、旧フセイン政権では支配層を形成。現在のシーア派主導政権に対する反発があり、イスラム国戦闘員の供給源にもなっていることから、政府軍への強い抵抗も予想される。

 現在のところ、イラク軍による大規模作戦の範囲や規模は判明しておらず、どの程度の市街戦が想定されているのかも不透明だ。政府が部族などを通じて住民の蜂起を促すことも考えられるが、住民への被害が大きくなる恐れも強い。

 政府軍の練度や士気の低さも大きな問題だ。

 政府軍は昨年、イスラム国がモスルを制圧して支配地域を急拡大させた際、各地で住民や兵器を放置して潰走。その後のイスラム国側との戦闘でも、北部クルド自治政府のペシュメルガ(クルド兵)部隊が主力を担っているのが実情だ。

 政府軍はシーア派の民兵組織と協力して戦力増強を図っているとみられるが、宗派色が強まれば強まるほど、スンニ派側の反発を呼び、戦闘が泥沼化しかねないというジレンマもある。


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