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スーフィズムに関するHP

541チバQ:2015/01/14(水) 21:28:36
http://mainichi.jp/select/news/20150114k0000e030167000c.html
イエメン:混乱深刻化 政情不安、アルカイダ系掃討難航
毎日新聞 2015年01月14日 11時25分(最終更新 01月14日 13時39分)

 【カイロ秋山信一】仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃事件で、容疑者兄弟が軍事訓練を受けたとされる国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)が拠点とするイエメンでは政情不安で、AQAPの掃討作戦も難航している。欧米が支援するハディ政権はシーア派、スンニ派の争いで弱体化し、AQAPが活動する東部には政府の統治が及んでいない。同国がテロの温床となりAQAPが次なる「テロリスト」を養成する危険もある。

 仏週刊紙襲撃事件が起きた今月7日、イエメンの首都サヌアでも凶悪な事件が起きた。警察学校前で爆発があり、中東のテレビ局アルジャジーラによると、仏の事件を上回る38人が死亡した。治安当局は爆弾テロと断定した。事件を巡り、昨年9月に首都サヌアに侵攻した北部拠点のイスラム教シーア派武装組織フシとAQAPが互いに相手の犯行だと非難した。

 泥仕合の様相に対して、サヌアでは10日、数千人の市民がフシとAQAPの双方に抗議するデモを起こし、暴力の連鎖を止められないハディ大統領にも退陣を要求した。仏の事件に比べると外国政府や国外メディアの注目度は低く、地元通信社「マレブ・プレス」のアハマド・アヤイエド編集主幹は「イエメン国民は仏の事件に同情しているが、国際社会が大騒ぎしている様子を見て、『アラブ人の血』が軽く見られているとの気持ちも抱いている」と明かす。

 ハディ大統領は、2011年の民主化要求運動「アラブの春」で退陣したサレハ前大統領の後継者。フシが首都中枢を掌握して以降、ハディ大統領は「フシの操り人形」(アヤイエド編集主幹)と化し、フシの同意がなければ組閣もできないような状況だ。米欧やサウジアラビアなどはハディ氏を支持しているが、フシはシーア派国家イランの支援を受けているとされ、軍事力を背景に首都中枢や北部各県に居座っている。

 一方、AQAPは、仏週刊紙襲撃事件の容疑者兄弟が軍事訓練を受けたとされる東部で勢力を維持し、サヌアでも再三テロを起こしている。スンニ派の過激派勢力であるAQAPは思想的にもフシと対立。国民の約65%を占めるスンニ派がフシの勢力拡大に不快感を抱いていることを利用して、支持拡大を図っている。米軍やイエメン軍は断続的にAQAPを空爆しているが、勢力に衰えは見られない。

 【ことば】イエメン
古くは東西貿易の中継地として栄えた。19世紀に南北に分断されたが、1990年に統合、イエメン共和国が成立した。サレハ氏による政権が30年以上続いたが、2011年以降のアラブの春で退陣。イスラム教スンニ派が6割以上を占める。人口は約2440万人。


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