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スーフィズムに関するHP

482チバQ:2014/10/23(木) 21:17:49
http://mainichi.jp/select/news/20141023k0000m030038000c.html
トルコ:続く板挟み クルド人勢力と連携迫られ
毎日新聞 2014年10月22日 19時57分(最終更新 10月23日 00時53分)
【エルサレム大治朋子】イスラム過激派組織「イスラム国」への対応をめぐり、トルコが米欧との連携強化や軍事介入を求める内外からの圧力にさらされている。国内各地では今月初めからクルド人住民がシリアのクルド人救援を求めるデモを繰り返し、治安部隊との衝突で30人以上が死亡した。トルコが抑え込んできたクルド人民族問題に火を付けかねず、トルコ政府は対応に腐心している。

 トルコ国営通信によると、エルドアン大統領は18日、一部記者団に、イスラム国と戦うシリア最大のクルド人勢力「民主統一党」(PYD)について、「トルコで反政府活動を続けるクルド労働者党(PKK)と同じテロ組織だ」と批判し、統一党との連携を図る米欧を強くけん制した。統一党はその武装組織、人民防衛隊(YPG)への武器供与を米欧に求め、米国は搬入ルートとなるトルコに協力を要請しているが、エルドアン大統領は「我々に支援を期待すべきではない」と、拒否する姿勢を明確にした。

 トルコ側は、イスラム国の問題が一定程度収拾すれば米欧は関心を失う可能性があり、戦闘に伴う地域の混乱や摩擦に長期的に対応する用意はないとみている。このためイスラム国の報復や、トルコと敵対するクルド人勢力の利益につながる関与は避けたいとの思惑がある。

 米軍によるシリア北部への武器投下については、トルコ領空を通過しないルートで実施したとの情報もあり、米国は統一党と敵対的なトルコが黙認しやすい形を取ったようだ。

 だがAFP通信などによると、エルドアン大統領は22日、「米軍による武器投下が誤りだったのは明らかだ。その一部が(トルコが敵視する)統一党とイスラム国に渡ったからだ」と米国を批判した。

 一方でトルコ政府は20日、石油資源の売買などで経済的な協力関係にあるイラクのクルド人勢力に対しては、トルコ領内を通過しコバニでの戦闘に参加するのを認めると表明した。

 クルド人支持を訴えるデモの混乱に乗じてPKKは東部のトルコ軍基地をロケット砲などで繰り返し攻撃した。軍は13日、PKKの軍事拠点を戦闘機で空爆した。

 政府とPKKが和平交渉を開始した昨年春以降、最大規模の攻撃となったが、トルコ政府は和解交渉継続の方針は崩していない。政府幹部はPKKの創設者で国家反逆罪で収監中のオジャラン党首と面会し、事態収拾を呼びかけるよう求めるなど沈静化を図ろうとしている模様だ。

 ◇クルド民族問題

 クルド人はトルコやイラク、シリアなどにまたがる国境地帯に暮らし、推定人口は2000万〜3000万人。トルコには最多の1200万〜1500万人が居住する。「国を持たない最大の民族」と呼ばれ各地で弾圧を受けてきた。トルコでは、1978年に独立を求めるクルド労働者党(PKK)が創設され、84年に武装闘争を開始した。同党の指導者オジャラン氏は昨年3月、停戦とトルコ領からの戦闘員撤退を呼びかける声明を発表。政府側もクルド民族の人権拡大を含む改革案を発表している。


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