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スーフィズムに関するHP

4202OS5:2025/06/30(月) 17:00:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ee0f4d0e3fbb48db1f5047bf79686400adcfbb4
イランで広がる「停戦いつまで…」の不安と「体制引き締め」の緊張感
6/30(月) 13:11配信

朝日新聞
2025年6月26日、イランの首都テヘランで営まれたイスラエルとの交戦で死亡した民兵組織バシジの隊員の葬儀=AP

 イスラエルとの「12日間戦争」でイランは、首都テヘランをはじめ広範な被害を受けた。「停戦」から1週間、市民生活は徐々に元に戻りつつあるが、再び攻撃を受ける可能性は消えていない。当局は紛争前よりも体制引き締めを強めており、人々の間には別の緊張感も生まれている。


 イラン保健省によると、イスラエルとの12日間の交戦で、イラン全土で627人が死亡、4870人が負傷した。イランが受けた被害の全容は依然として不明な点が多いが、テヘランが集中的な攻撃を受けたことが明らかになっている。イランメディアによると、テヘラン州内の200カ所が爆撃などを受けた。テヘラン市内で330棟余りのビルが攻撃を受け、被害が及んだ世帯は約3500に上るという。

 米国が大規模な爆撃をしたイラン中部の核施設の被害は見方が分かれている。トランプ米大統領は「完全に破壊した」としていたが、27日に「もしウラン濃縮能力が残っていれば、再び爆撃する」と発言を変えた。イランのアラグチ外相は「甚大な被害を受けた」としたが、詳細を明らかにしていない。

朝日新聞社

4203OS5:2025/06/30(月) 17:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d30473df8edd01f29f9075a5d10761d76539df6
「行列」最強弁護士軍団が選挙に出るワケ 北村晴男氏が参院選出馬へ 橋下氏、丸山氏に続き3人目
6/30(月) 16:44配信


スポニチアネックス
北村晴男弁護士

 日本テレビ「行列のできる法律相談所」の出演で人気を博した北村晴男弁護士が30日、来月行われる参院選で日本保守党の比例代表で出馬することを表明した。

 23年10月から日本保守党法律顧問を務めていた。

 「行列…」のレギュラー弁護士では、橋下徹氏が大阪府知事、大阪市長を務め、丸山和也氏が自民党から参院選に出馬して当選している。

 最強弁護士軍団からは3人目の政界挑戦になる。

 なぜ「行列」出身者の出馬が続くのか。政界関係者は「地盤がない場合、必要なのは知名度、人気、知識、安心感、トーク力だ。それを行列の最強弁護士軍団は持っている。あれだけの人気番組でレギュラーを務め、弁護士という社会的地位としっかりした主張を持っていることが魅力。さらに法律の知識に裏打ちされた高いトーク力は有権者を引きつけることができる。“すべて持っている人”ということで白羽の矢が立つ条件がそろっている」と説明している。

4204OS5:2025/07/07(月) 09:43:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec24e48a371a526b697c7d53b63744375fd678ec
そもそもパレスチナ問題とは 三つの宗教の聖地巡る対立の歴史
7/6(日) 21:35配信

毎日新聞
イラン攻撃開始の前日、エルサレム旧市街地にある「嘆きの壁」に祈りをささげ、メモをはさんだネタニヤフ首相=2025年6月12日(イスラエル首相府提供)

 中東の激動を象徴する地、パレスチナ。

 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの宗教の聖地エルサレムを抱え、宗教と民族が複雑に絡み合ってきた。なぜ、この地では長年にわたり争いが絶えないのか。2023年から続くガザ地区での戦闘を踏まえ、パレスチナ問題の背景と現状を整理する。

 ◇ユダヤ教の「約束の地」

 パレスチナとは、地中海東岸に位置する地域の呼び名だ。ユダヤ教の聖典でもある旧約聖書では、神が預言者アブラハムに与えた「約束の地」としている。古くから人々や文化が交わり、多様な歴史を刻んできた。

 現在のパレスチナ問題は、ユダヤ人とアラブ人の対立に端を発する。19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパなどで迫害を受けてきたユダヤ人たちは、独自の国家を持とうと「シオニズム」という運動を始めた。そして、パレスチナへの入植を進めていった。

 当時、パレスチナはオスマン帝国の支配下にあり、多数のアラブ系住民が暮らしていた。入植を進めるにつれて、土地をめぐる対立が増えていった。

 ◇英国の「三枚舌」が混乱招く

 第一次世界大戦中、英国はパレスチナをめぐり三つの矛盾した約束をした。ユダヤ人には居住地建設を認める一方で、アラブ人には独立を約束し、さらにフランスとは地域を分割する協定を結んだ。それぞれに異なる約束をしてしまう「三枚舌外交」が、現在も続く混乱の原因となった。

 戦後、パレスチナは英国の管理下となり、ユダヤ人の入植はさらに進んだ。土地をめぐる衝突が激しくなる中、第二次世界大戦ではナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)が起こり、ユダヤ国家建設への動きは一気に高まった。

 1947年に国連はパレスチナをアラブ人国家とユダヤ人国家に分ける案を採択した。翌年、ユダヤ人はイスラエルの建国を宣言した。

 これに反発したアラブ諸国とイスラエルとの間で、4度にわたる中東戦争が勃発。イスラエルは軍事的に優位に立ち、特に67年の第3次中東戦争では、ヨルダン川西岸地区や東エルサレム、ガザ地区などを占領した。この戦争で多くのアラブ系住民が故郷を追われ、難民となった。

 ◇「2国家共存」目指し合意も…

 93年には、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を目指すオスロ合意が結ばれた。イスラエルはヨルダン川西岸とガザでパレスチナ人の自治を一部認めたものの、その後の和平交渉は進まず、停滞している。

 パレスチナ自治区は現在、ヨルダン川西岸を穏健派ファタハが統治し、ガザ地区をイスラム組織ハマスが実効支配する。23年10月以降、ガザではイスラエルとハマスの間で激しい戦闘が続き、パレスチナ保健当局によると、死者は5万7000人を超えた。【古川幸奈】

4205OS5:2025/07/12(土) 20:01:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a392649f73ae4de6f42bd29a064f1f61d838019
40年闘争続けたクルド人組織「PKK」が武装解除開始、火中に武器投げ込む…解散へ一歩
7/12(土) 18:53配信

読売新聞オンライン
武装解除の儀式に臨むPKKの戦闘員ら(11日)=AP

 【カイロ=田尾茂樹】トルコからの分離・独立を掲げ、40年超に及ぶ武装闘争を続けてきた少数派クルド人の武装組織「クルド労働者党」(PKK)が11日、武装解除を始めた。5月にPKKが宣言した組織解散への第一歩で、恒久和平につながるか注目される。

 トルコのアナトリア通信などによると、PKKの拠点があるイラク北部クルド自治区で式典があり、メンバー30人が火の中に武器を投げ込んだ。

 トルコのタイップ・エルドアン大統領は12日に演説し、「歴史の新たなページが開かれた」と述べた。

 これに先立ち、収監中のPKK指導者アブドラ・オジャラン受刑者は9日のビデオ声明で「我々の存在が認められ、主要目的を達成した。武装闘争は民主的な政治に移行する」と語った。

 今後、議会が設置する委員会などが武装解除の進展状況を監視する見込み。

4206OS5:2025/07/16(水) 23:17:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/83759c583e61af0f5323d7a7a21b2a7d077db83b
イスラエル軍、シリア大統領府周辺と国防省を大規模空爆 南部の宗派衝突で暫定政権に警告
7/16(水) 22:56配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍は16日、シリアの首都ダマスカスにある暫定政府の大統領府周辺や国防省を空爆した。シリア南部スワイダでは少数派のイスラム教ドルーズ派とシリアの暫定政府などとの衝突が激化しており、ドルーズ派住民の保護を求めるイスラエルが暫定政府に警告を発した形だ。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラは16日午後、ダマスカス中心部の大通りに面する国防省で複数の場所が攻撃され、建物の破片や土煙が舞い上がる様子を放映した。イスラエル軍は当初は無人機で攻撃を行い、続いて大規模な空爆に踏み切ったもようだ。

イスラエル軍は14、15日にスワイダ周辺を攻撃し、暫定政府に対して現地に投入した軍部隊を撤収させるよう求めた。暫定政府は「露骨な主権侵害だ」などと非難した。

一方、米ニュースサイト、アクシオスは15日、米政府当局者の話として、トランプ米政権がイスラエルに対してスワイダなどへの攻撃をやめるよう求め、イスラエルが同意したと報じていた。

スワイダでは13日、ドルーズ派とスンニ派のベドウィン(遊牧民)の部族との衝突が始まった。ドルーズ派はイスラエルにもおり、同国政府はシリアのドルーズ派住民を保護する姿勢を明確にしていた。

16日には国境周辺で両国の住民が互いに相手国への侵入を図り、イスラエル軍が鎮圧に乗り出したとも報じられた。衝突による死者は260人に上るとの報道もある。イスラエル軍が国防省を空爆したため、緊張はさらに高まる公算が大きい。

民族や宗派が混在するシリアでは昨年12月のアサド前政権崩壊後、各地でしばしば衝突が起きている。

4207OS5:2025/07/20(日) 15:37:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/13adafcf7963027aa1b502d5a727f86124c0384d
生後35日の子、栄養失調で死亡 ガザ、軍が支援物資の搬入を制限
7/20(日) 5:47配信

共同通信
ガザ北部ガザ市で、食料配給を待つ人々=19日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの北部ガザ市にあるシファ病院で19日、生後35日の新生児が栄養失調で死亡した。同病院のアブサルミヤ院長の話として中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。ガザへの支援物資搬入はイスラエル軍に制限されている。

【写真】なぜイスラエルは苛烈な暴力をいとわない国家になったのか? 長く迫害されたユダヤ人の矛盾、イスラエル人歴史家に聞いた

 シファ病院には、多数のけが人や栄養不足で路上で倒れている人々が運び込まれるが、医薬品などが足りず施せる処置は少ない。19日は新生児の他にもう1人が栄養失調で亡くなったという。

 世界食糧計画(WFP)は11日時点で、約50万人のガザ住民が飢餓状態だと見積もる。国連人道問題調整室(OCHA)によると、特にガザ市で栄養不足の妊婦による早産が多く、医療施設が新生児を看護できる限界を超えているという。

 最南部ラファでは、米イスラエル主導の配給拠点周辺でイスラエル軍による発砲が相次ぎ、多数が死亡。19日にも軍が発砲し、少なくとも32人が死亡したと伝えられている。

4208OS5:2025/07/20(日) 15:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/13adafcf7963027aa1b502d5a727f86124c0384d
生後35日の子、栄養失調で死亡 ガザ、軍が支援物資の搬入を制限
7/20(日) 5:47配信

共同通信
ガザ北部ガザ市で、食料配給を待つ人々=19日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの北部ガザ市にあるシファ病院で19日、生後35日の新生児が栄養失調で死亡した。同病院のアブサルミヤ院長の話として中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。ガザへの支援物資搬入はイスラエル軍に制限されている。

【写真】なぜイスラエルは苛烈な暴力をいとわない国家になったのか? 長く迫害されたユダヤ人の矛盾、イスラエル人歴史家に聞いた

 シファ病院には、多数のけが人や栄養不足で路上で倒れている人々が運び込まれるが、医薬品などが足りず施せる処置は少ない。19日は新生児の他にもう1人が栄養失調で亡くなったという。

 世界食糧計画(WFP)は11日時点で、約50万人のガザ住民が飢餓状態だと見積もる。国連人道問題調整室(OCHA)によると、特にガザ市で栄養不足の妊婦による早産が多く、医療施設が新生児を看護できる限界を超えているという。

 最南部ラファでは、米イスラエル主導の配給拠点周辺でイスラエル軍による発砲が相次ぎ、多数が死亡。19日にも軍が発砲し、少なくとも32人が死亡したと伝えられている。

4209とはずがたり:2025/07/21(月) 22:11:44

2025年7月17日 03:43
ネタニヤフ政権過半数割れに 超正統派政党が離脱決定 徴兵法案めぐり対立
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000439951.html

 イスラエルでユダヤ教の戒律に厳格に従う超正統派の政党が連立政権から離脱を決定したことが分かりました。ネタニヤフ政権は議会で過半数割れとなります。

 複数のイスラエルメディアは16日、超正統派の政党「シャス」が連立政権からの離脱を決めたと報じました。

 超正統派のユダヤ教徒が兵役を免除できる法律制定を求めてきましたが、実現しなかったことが原因とされています。

 同じ理由で別の超正統派政党もすでに離脱を表明していることから、ネタニヤフ政権は議会で過半数割れとなります。

 ただ、「シャス」は内閣に対する不信任決議は指示しないとしていて、政権は継続する見通しです。

 超正統派のユダヤ教徒は長年にわたって兵役を免除されてきましたが、最高裁が去年6月に義務化する判決を言い渡していました。

4210OS5:2025/08/04(月) 21:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/a768fc4471e0fa26acc4d30fd181af5c4ff65466
ガザ、地元の報道陣も飢えで限界 外国人記者は入域できず
8/4(月) 16:35配


共同通信

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ガザ北部ガザ市でカメラに向かって話す記者=7月23日(ゲッティ=共同)

 イスラエルによる封鎖で飢餓が広がるパレスチナ自治区ガザで、情報発信を背負ってきた地元記者らが住民と同様、飢えに苦しんでいる。戦闘が長引き多くの仲間が犠牲になる中、報道活動を続けるが、食料不足で体力も気力も限界に近い。イスラエルは外国人記者の入域を認めておらず、地元記者らの危機に「メディアを黙らせようとしている」と批判が高まる。
 「1日1食はもはやぜいたくだ」。共同通信のエスドゥーディー通信員が話す。空腹によるめまいに苦しみながら、食料にありつけず動けなくなった記者仲間の分まで取材することもある。

 「パレスチナに自由が訪れるまで、ガザの物語を伝え続けてほしい」。イスラエル軍の爆撃で亡くなった仲間の言葉が、職務へと駆り立てるという。

 「報道の仕事をする体力がもうない」。フランス通信(AFP)の男性カメラマン、バシャール氏(30)は7月19日、SNSに現状を書き込んだ。

 ニューヨークに本部を置く民間団体、ジャーナリスト保護委員会によると、空腹のため記者が中継時に意識を失う事態も発生している。

4211OS5:2025/08/09(土) 21:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/876d9c071f284eb95ff9dd5771da9691d9280424
ガザ市制圧で閣議紛糾 人質か強硬策か、激論10時間 イスラエル
8/9(土) 20:35配信

時事通信

イスラエルのネタニヤフ首相=7月27日、エルサレム(ロイター時事)

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ政権が、パレスチナ自治区ガザの主要都市ガザ市の制圧方針を決めた。

 実行に移せば、イスラム組織ハマスに拘束されている人質に危険が及ぶ可能性が高く、強硬策を取るかどうかで治安閣議は紛糾した。イスラエルのメディアが内幕を伝えた。

 治安閣議は7日夜から8日未明にかけて約10時間続いた。ハマスとの停戦交渉が停滞する中、政権はネタニヤフ首相が推すガザ市制圧案を含め、複数の案を検討した。

 首相側近のハネグビ国家安全保障顧問は、直前まで交渉してきた人質解放を含む停戦案の実現を優先すべきだと訴えた。人質に被害が出る可能性に触れ、「救出を諦めない」と首相案に反対。ザミール軍参謀総長と対外情報機関モサドのバルネア長官も同案に反対した。

 一方、連立政権の命運を握り、ガザの占領や入植を主張する極右政党のスモトリッチ財務相とベングビール国家治安相は侵攻継続を支持。スモトリッチ氏は「(侵攻を)途中でやめてはいけない。(ハマスとの)一時的合意は敗北だ」と強調した。極右政党のストローク入植・国家特命相は休憩中、「軍の使命」に人質解放を盛り込むべきだと発言した人質問題担当者に「使命はハマス撲滅だ」と叫んだ。

 閣議では最終的に、「ハマスを打ち負かすための首相案」が承認された。ハマスが停戦条件で大幅に譲歩しなければ、ネタニヤフ氏が志向しているとされる「ガザ全域占領」へ段階的に作戦を拡大するとみられている。国際社会からは批判が噴出しているが、ネタニヤフ氏は8日、「ガザを占領しない。ハマスから解放するのだ」とX(旧ツイッター)で主張した。

4212OS5:2025/08/10(日) 12:35:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee623f02d3f854122e599bc9e7ea945540c5c634
ガザで広がる性的搾取 食料不足に付け込む
8/9(土) 7:42配信
時事通信

パレスチナ自治区ガザの女性ら=7月20日(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの壊滅を目指す掃討作戦を続ける中、住民の女性が家族や当局の保護を失い、性的搾取の脅威にさらされている。

【写真】パレスチナ自治区ガザ出身のジャーナリスト、アフメド・サイードさん

 深刻な食料不足や生活の困窮に付け込む事例が相次いで報告され、被害が広がっていると指摘される。

 ◇女性誘う避難所責任者
 「私を満足させたら、あなたを喜ばせてあげよう。今からビーチで会おう」―。ガザ南部マワシで避難生活を送るスアドさん(37)の携帯電話が鳴ったのは5月の真夜中のこと。言葉に耳を疑った。声の主は避難所の責任者の男性。スアドさんは日中、この男性に食料配給に関する頼み事をしたばかりだった。

 スアドさんは、季節農家の夫と娘1人、息子2人とガザ北部で暮らしていたが、夫は衝突が始まった翌月の2023年11月にイスラエル軍の空爆で死亡した。両親の看病も必要な中、スアドさん一家は瞬く間に窮地に陥る。イスラエル軍の退避勧告などで避難先を転々とし「支援に完全に依存」する生活。住民が殺到する配給所の混乱の中で負傷し、うまく歩くこともできなくなった。

 男性は100シェケル(約4000円)でスアドさんを誘い出そうとしたが、断った。「禁忌を冒してまで受けなければならない支援は、必要ない」とスアドさんは憤る。

 支援と引き換えに女性が性的な行為を求められることは珍しくなく、スアドさんは16歳になる娘のことを心配している。「私が死んだらどうなるのか」。男に手を掛けられるくらいなら「一緒に死にたい」と語った。

 ◇ハマス弱体化で「無秩序」に
 ガザからエジプトに避難したパレスチナ人ジャーナリスト、アフメド・サイードさん(42)の元には、ガザから性的搾取の被害を訴える連絡が頻繁に届く。サイードさんによると、食料の配給を担う現地の慈善団体が絡む事例が相次いでいる。

 子供に食事を与えるため男の要求を受け入れ、後から自身の行いを恥じ入り「尊厳の喪失」に苦しむ女性も多いという。サイードさんが被害を訴えても、団体側は「そんな事実はない」と主張するばかりだ。

 主な女性保護団体は戦禍で活動を停止している。以前はハマスが主導する「ガザ政府」が治安維持を担い最低限の秩序は保たれていたが、イスラエルの攻撃でハマスが弱体化し、それも失われた。ハマスと対立するパレスチナ自治政府は無策。サイードさんは「ハマスに正義があったとは言えない。ただ、無秩序となったガザで女性を守る者が誰もいなくなった」と嘆いた。

4213OS5:2025/08/12(火) 20:16:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a51e14b2ae4e51933d6a972076280dd6acee1d82
ハマスが公務員に給与支払い、メンバーには食料も配分 住民には反感も BBC報道
8/12(火) 19:33配信
産経新聞
イスラエルが物資搬入を制限して人道危機が深刻化するパレスチナ自治区ガザで、イスラム原理主義組織ハマスは細々とだが公務員に給与を支払い、所属メンバーに食料を分け与えている。一方で、ハマスへのコネがなく、分け前がもらえない住民の間では不満の声も出ている。英BBC放送(電子版)が12日までに報じた。

記事によると、ハマスは2023年10月にイスラエルとの戦闘が始まって以降、公務員約3万人に総額700万ドル(約10億円)相当の給与を支払ってきた。開戦前の2割前後の額に過ぎないようだが、取材に応じた3人が「最近、300ドルもらった」と口をそろえたという。ハマスが開戦前に約7億ドルを地下施設に隠していたとの証言もある。

ガザにも警官から徴税人までさまざまな公務員がいるが、公務員本人や配偶者の携帯電話に特定の日時と場所を指定する連絡が入り、そこに行くと、人が近付いてきて封筒に入った金を手渡す仕組みだという。イスラエル軍が受け渡し場所を爆撃することもあり、ある男性は「待ち合わせ場所に行くときは、もう戻れないかもしれないから妻子に別れを告げて行く」と述べた。

ハマスの財政は開戦前、物品のガザ入域時の関税と住民への課税に依存してきた。開戦後、ハマスは課税を強化し、たばこの場合、価格が30倍以上も跳ね上がった。また、ハマスはイスラエルとの停戦が続いていた今年1月から3月初旬にかけ、再開されたガザへの支援物資搬入に乗じて大量の物資を得たとの証言もある。所属メンバーや家族には食料を配分し、除外された人々は空腹を抱えて怒りを募らせているとした。

今月上旬、産経新聞の取材に応じたガザ北部最大都市、ガザ市の30歳前後の女性は、「ハマスは金をもうけている商人に利益を分けるよう求め、拒否したら倉庫を差し押さえて利益を供出させていると聞いた」と話した。(カイロ 佐藤貴生)

4214OS5:2025/08/16(土) 23:43:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0037078aededcc0b867c92d695a7cc88bf199d4
「地獄から救ってほしい」 ガザ市制圧計画に住民から悲痛な声
8/16(土) 20:22配信

毎日新聞

食料を求めて支援物資に殺到する人たち=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2025年8月12日、ロイター

 「地獄から助け出してほしい」。制圧に向けたイスラエルの動きが強まるパレスチナ自治区ガザ地区の最大都市ガザ市で、住民の悲痛な声が上がっている。仲介国は本格的な作戦開始前の合意を目指し、新たな停戦案を出す意向だが、状況は一層緊迫している。


 ガザ市西部でテント暮らしを送るムハンマド・アブドゥッラーさん(34)は、「今はただ、これから何が起きるのかとおびえている」と、声を震わせながら語った。

 アブドゥッラーさんは元々、ガザ市南部に住んでいた。しかし、空爆で自宅が破壊され、これまでに13回避難している。8日にイスラエル政府が制圧計画を承認して以降、攻撃はさらに激しさを増した。毎日新聞助手の取材に対し、疲れ切った表情で「空爆の音が恐ろしくて眠れない」と訴えた。

 イスラエル軍は、約100万人が暮らすガザ市の住民を南方に避難させたうえで、地上作戦を実施する方針だ。しかし、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ガザ全域の約86%が立ち入り禁止または避難勧告区域に指定されており、住民の不安は高まっている。

 「すべての人々を強制的に避難させるなんて、恐ろしい計画だ。一体どこへ行けばいいのか」――。アブドゥッラーさんは嘆いた。

 イスラエルは3月初旬から2カ月半にわたり、ガザ地区への支援物資の搬入を完全に停止した。5月下旬以降は、国連に代わり、イスラエルと米国が主導する「ガザ人道財団」(GHF)が物資の配布を再開した。

 しかし、GHFの配布拠点付近ではイスラエル軍の銃撃が相次いでいる。ガザ保健当局によると、食料を求めて殺害された人は1700人を超える。飢餓が深刻化する中、空中からの支援物資投下も始まったが、陸路に比べ輸送量は限られている。9日にはガザ中部で物資が直撃し、14歳の少年が死亡した。

 ガザ市の海岸近くに住むラミ・ファトヒさん(40)は、「物資を空から投下して、住民に拾わせるなんて侮辱だ。本当に人道状況を改善したいなら、トラックで支援物資を搬入すればいいだけだ」と吐き捨てた。

 ガザ市の制圧計画を巡り、地上作戦に踏み切る前の住民の強制避難の準備には、少なくとも数週間が必要とみられている。仲介国のカタールや米国は、拘束されている人質全員の解放と戦闘終結を目指す包括的な和平案を近くイスラエルとイスラム組織ハマスに提示し、作戦開始前に停戦にこぎ着けたい考えだ。

 ガザ市で避難生活を送るアブデラティフ・サミさん(38)は訴える。「制圧計画が実行されるまで、もう時間は残されていない。戦火の中で2年近く生き抜き、疲れ果てている。イスラエルもハマスも妥協し、さらなる悲劇が起きる前に、この戦争を終わらせてほしい」【エルサレム松岡大地】

4215OS5:2025/08/19(火) 08:38:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8b54d3080147cc87c1809be2cc258aa20489d62
イスラエル外交官、定年前の退職続々…「国際的孤立」招いた政権見限る
8/19(火) 6:35配信

読売新聞オンライン

13日、エルサレムで取材に応じる元イスラエル外務省報道官のエマニュエル・ナフション氏=福島利之撮影

 【エルサレム=福島利之】イスラエル外務省で、大使などを務めたベテラン外交官が定年を前に次々と退職している。外務省関係者によると、外交を優先せずに軍事力を前面にパレスチナ自治区ガザで戦闘を続け、国際的な孤立を招くベンヤミン・ネタニヤフ政権を見限ったことが一因という。退職者はここ数年で約10人に上る。

数年で焼く10人
 外務省関係者によると、短期間では異例の規模の退職という。

 イスラエルのネットメディア「Yネット」が今月10日に伝えたところによれば、67歳の定年退職を前に、駐インドやイタリアの大使を歴任したナオール・ギロン氏や、元駐トルコ大使イリット・リリアン氏らが外務省を去った。極右政党と連立を組み、強硬な外交姿勢を貫く政府に不満があったとみられる。

 ガザで戦闘が続く中、フランスやカナダなどがパレスチナを国家として承認する方針を相次いで表明し、イスラエルに対する国際社会の批判は強まっている。

 こうした中での人材流出について、Yネットは「イスラエルの国際的な地位が深刻な時に外交経験の蓄積を失うことは大きな打撃だ」と指摘している。

ガザ戦闘「政権延命のため」

元外務省報道官
 【エルサレム=福島利之】イスラエル外務省を昨年7月に退職したエマニュエル・ナフション元報道官(63)が、本紙の取材に応じた。退職の理由について、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が「ネタニヤフ政権の延命のために続いていると感じた」と説明した。

 ナフション氏は外交官として32年間のキャリアを積み、トルコやドイツ、ブリュッセルなどで勤務した。ベルギー大使を経て、公共外交担当の副事務総長や報道官を務めた。

 2023年10月にイスラム主義組織ハマスの越境攻撃が起きると、ナフション氏は自国の立場への理解を促進する公共外交に力を入れた。だが、ガザでの戦闘が長引くうちに、「この戦争は国家の安全保障のためでなく、ネタニヤフ政権の延命のために続いている」と違和感を覚えるようになったという。

 外務省報道官は政府の主張を伝える立場だ。「自分の名前がこの政府の政策と結びつけられることを望まなくなった。報道官として時に現実と一致しないことを語らなければならない。もう十分だと思った」と吐露した。

 ナフション氏は、政権を見限って辞めた元同僚たちについて、「強い道義心を持っている。外交にとって大きな損失だ」と訴えた。政権が「我々は選挙で選ばれた。公務員は命令に従え」との姿勢を取っていることが官僚機構の機能低下を招いていると批判した。

 欧州などでパレスチナ国家の承認の動きが続くことについては、ネタニヤフ政権の「極端な政策」が促したとの見解を示した。

 イスラエルの外交官が置かれた境遇について、「カナダやフランスなど友好国からの批判を受け止めて議論するのでなく、即座に攻撃的な反応を示さなければならない。その結果、駐在国と対立する立場に追い込まれ、仕事がやりにくくなっている」と指摘した。

 ナフション氏は現在、イスラエルの各大学で構成される大学評議会で、海外の大学がイスラエルとの学術交流をボイコットする動きを阻止する仕事に就いている。「外務省を辞めてもイスラエルのために戦う意思は変わらないが、この政府の下では働かない」と語った。

4216OS5:2025/08/20(水) 18:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddf5d59a93a7274e8c4636ebc352bdbf8a1b5993
イスラエル軍、ガザ市制圧に向け予備役6万人を招集へ 地元報道
8/20(水) 17:25配信

毎日新聞

家財道具を載せた車でガザ南部に向けて避難する男性=パレスチナ自治区ガザ地区北部ガザ市で2025年8月18日、ロイター

 イスラエル軍関係者は20日、パレスチナ自治区ガザ地区の最大都市ガザ市の制圧に向け、約6万人の予備役を新たに招集すると明らかにした。地元メディアが報じた。イスラエルはガザのイスラム組織ハマスが承諾した一時停戦案を受け入れるか検討中だが、同時にガザ市制圧計画を進めることでハマスに圧力を強める狙いがあるとみられる。

【写真まとめ】空爆で破壊されたガザの街

 報道によると、イスラエルのカッツ国防相は19日、ザミール軍参謀総長らとの会議でガザ市制圧の具体的な計画を承認した。9月にも予備役の招集を始めるという。

 ハマスは18日、仲介国カタールなどが提案した一時停戦案を受け入れることを決め、60日間の停戦期間中に拘束中の人質の約半数を引き渡すことに同意した。一方、イスラエルはまだ回答を示していないが、人質全員を一斉に解放するよう要求する可能性も報じられている。

 ガザでは激しい戦闘が続いており、人道危機も深刻化している。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、これまでのガザ側の死者は6万2000人を超えたほか、子供122人を含む少なくとも266人が餓死した。ガザ市ではイスラエル軍の地上侵攻を恐れ、南部へ避難する人も相次いでいるという。【カイロ金子淳】


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