したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

3997OS5:2024/08/14(水) 10:26:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/14fffa1f78f496120fabcd49a277feb46624b3d9
女性の姿ないアフガン、遊園地閑散・美容院は地下営業…タリバン実権掌握3年
8/14(水) 8:05配信

読売新聞オンライン
カブール市内の遊園地は閑散とし、女性の姿は見えない(7月16日)

 アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが実権を掌握してから15日で3年となる。女性の人権侵害などを理由に暫定政権を承認する国はなく、孤立が深まっている。戦争状態から脱して治安は回復したが、制裁と抑圧下にあり、祖国を見限って国外移住に希望をつなぐ人も多い。(カブール 吉形祐司、写真も)

国外移住希望者も


(写真:読売新聞)

 首都カブールにある遊園地「シティーパーク」は閑散としていた。時折響く歓声が園内にこだまし、入場者の少なさを印象づける。園内の光景は異様だ。観覧車も回転ブランコも無人。そして、女性の姿がない。

 「10年前の開園当初は昼食もとれないほど多くの来園者がいた。過去3年は、ご覧の通りだ。女性の入園が禁止され、家族で入れないからね」。関係者が肩をすくめた。110人いた職員は今、23人だという。

 「たまにしか来ない。家族で一緒に入れないから」

 息子2人にせがまれて訪れた無職の男性(35)が話し始めると、別の男性が近づき会話を遮った。警備担当で「取材には許可が必要」だと言う。外務省発行の取材許可証を示すと写真を撮影し、「これではダメだ。報告しておく」と告げた。無職の男性は「今も以前も、家族で来たことはない。何も変わっていない」と口をつぐんだ。

 タリバンが導入した女性の教育や就業制限などは続き、昨年、禁止された美容院は街角からなくなった。「地下営業」をする美容師4人に取材を試みたが、安全を理由に拒否。1人は「4日前に姉妹4人とともにタリバンに逮捕された」と仲介者が打ち明けた。

 電話で接触したある美容師は「怖い。私を国外に連れ出してほしい。外国でなら、起きたことを全部話すから」と訴えた。地下営業の仕事場で他殺体となって見つかった美容師もいるという。誰の仕業か不明だが、同業者の間では隠れた営業でタリバンともめ事があったとの見方が広がっている。

 カブールの街は、治安悪化の元凶だったタリバンが実権を握ったことで平穏が戻った。タリバンと敵対するイスラム過激派組織「イスラム国」のテロはあるが、標的は限定的だ。市場や商店街は活気づいている。


 しかし、市民は一様に経済的な苦境を口にする。現実は、外見上の街の表情とは違う。

 露天商が集まる中心部のタイマニ・プロジェ通りでスイカを売るアフタブッディンさん(29)は政府の元職員で、タリバンに役所を追われた。銀行に再就職したが、勤務先の支店はタリバンが利子を禁じたため閉鎖され、スイカ売りに転身した。「収入は1日に300アフガニ(約620円)。以前の5分の1で夏だけの仕事だが、他に選択肢がない」と嘆く。

 自営業のカリミさん(38)は過去、米軍の燃料調達に協力していた。「将来に何の保証も安全もない。娘は学校に行くことも許されない」と、米政府が発給する特別移民ビザを申請した。祖国への未練はない。ビザ申請の手続きを終えたのは2022年7月。自宅には、いつでも出発できるようまとめた荷物を置いたまま、米政府からの連絡を待ち続けている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板