したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

3720OS5:2023/08/17(木) 09:02:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa4b4e4fa6d43891666d325fc68b17ee352b9f1
女手一つで開いた美容院、タリバンが強制閉鎖「生き埋めにされたよう」
8/17(木) 7:16配信

読売新聞オンライン
 【テヘラン=吉形祐司】アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンが政権を掌握してから15日で2年となった。タリバンは女性抑圧政策を一層強化しており、抵抗を試みる女性もいるが、希望は見えない。

隠れみの
(写真:読売新聞)

 タリバンが禁止する女子教育を地下活動で続けているホメイラ・ファルハングヤーさん(48)は、マスクなしでオンライン取材に応じた。「タリバンは私の名前も顔も知っている。隠す必要はない」と言い切った。

 2021年8月、タリバンが首都カブールを制圧した後、女性という理由で地元大学の学長の座を追われた。地下活動が一度タリバンに見つかり、強打された背中に痛みが走る。左足にも軽いマヒが残る。いったん隣国パキスタンに逃れたが、カブールに戻り、授業を再開した。「タリバンも裁縫を教えることは認めている。それを隠れみのにするのよ」

 仲間5人の協力で、場所を移しながら裁縫教室を開く。その後、中高生に数学や理科、英語などを教える。生徒は約90人でオンライン授業もある。ファルハングヤーさんは「捕まれば殺されるかもしれないけれど、名誉なことね」と語った。

美容院閉鎖
 タリバンは、独自に解釈したイスラム法による統制を基本とし、社会から女性を締め出している。推定人口約4100万人の半分にあたる女性の多くが、就労や教育の権利を奪われている。

 カブールの高校3年生ガザル・ワリさん(18)が昨年3月の新学期に登校すると、銃を持ったタリバンが現れ、全員帰宅となった。以降は妹(17)と自宅で家事や読書をして過ごす。

 ワリさんは「医者になりたくて大学受験課程を選択したのに……。今年は入試が中止され、大学の女子教育も禁止だから意味がなくなった」と目頭を押さえた。

 タリバンは7月25日、全国の美容院に閉鎖を命じた。女性の就職先だった約1万2000店で、経営者と従業員が職を失った。

 カブールで美容院を経営していたハディセさん(39)(仮名)は、「タリバンが店に押し入り、ポスターや看板を外した」と訴え、撮影した動画を見せた。入り口のガラスは割られ、モデルの写真は塗りつぶされていた。ハディセさんは11歳で父を亡くし、親戚によって見知らぬ男性の妻として売られた。男性が死去した後、女手一つで三男一女を育てながら職業訓練を受け、18年前に店を開いた。

 閉鎖時には7人の従業員を抱えていた。大学生の息子3人の学費や自宅家賃の支払いのメドもつかず、貯金を取り崩すしかない。ハディセさんは「生き埋めにされた気分」と声を落とし、顔を覆って泣いた。

抵抗運動
シャマイェル・ナシリさん

 タリバンの政策に公然と抗議する女性もいるが、状況は厳しい。

 元政府職員のシャマイェル・ナシリさん(26)はタリバンが政権を掌握した後、女性の就労と教育を求めるデモ隊を組織した。銃やムチで暴行を受け、潜伏先を移しながら活動を続けたが、仲間から「これ以上は危険」と諭され、7月末に人権団体の協力で米国に逃れた。

 ユタ州に滞在中のナシリさんは「各国政府はタリバン政権を承認しないでほしい」と訴える。アフガンから唯一持ち出した荷物のパソコンで祖国の仲間と連絡を取り、新たな抗議行動を企画中だが、うつ状態で眠れない日が続いている。

精神状態「悪い」90%…国連調査
 タリバンの女性抑圧政策は、女性の精神状態や家庭、社会環境などに悪影響を与えている。国連アフガニスタン支援団(UNAMA)が6月に公表したアフガン人女性の意識調査によると、不安や孤独感、抑うつ感などで精神状態が「非常に悪い」「悪い」と答えた女性は90%を占めた。

 過去3か月で収入に結びつく活動が減少した女性は85%に上った。暫定政権の規制が経済・社会的な破綻を招いたと回答した女性は99%に達し、教育や雇用の制限で家庭や地域の問題に対処しにくくなったと答えた女性も99%だった。

 調査は4月18日〜5月12日、全国34州のうち9州での面談と、オンラインによる20州での個別アンケートを組み合わせて行われた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板