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3674OS5:2023/05/08(月) 09:45:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac55be3d45d4e73b10559944e1ae5d8a14297408
トルコ大統領選 大地震、現職に逆風 14日投票
5/7(日) 20:21配信


産経新聞
テントが林立するキャンプ=6日、トルコ南部アンタキヤ(佐藤貴生撮影)

トルコで14日に投票される大統領選まで1週間となった。現職のエルドアン大統領(69)と、野党6党の統一候補、クルチダルオール氏(74)=「共和人民党」党首=による接戦が続いている。深刻な物価高騰など経済の混乱に加え、3カ月前にトルコ・シリア一帯を襲った大地震に関する対応が争点だ。約20年間にわたって政権を握るエルドアン氏にはかつてない逆風が吹いており、被災地でも政権への批判が聞かれた。(トルコ南部アンタキヤ 佐藤貴生)

2月6日発生の大地震で深刻な被害を受けたアンタキヤを訪れた。

コンテナ型の仮設住宅があちこちに立ち並び、テントがひしめく被災者のキャンプも多数残っている。損傷した建物を取り壊す作業が粉塵(ふんじん)を巻き上げながら行われており、石綿(アスベスト)による健康被害も懸念されている。

アンタキヤを出た避難民が本格的に戻ってこられる状況ではない。選挙戦の真っ最中なのに人の姿はまばらで、選挙関連の看板は数えるほどしかなかった。

商店街で革製品販売店を営むエルハンさん(43)はこう語った。

「エルドアン氏には過去2回投票したが、今回は入れない。地震後の救助が遅れて多数の人が亡くなった。建築業者が手抜き工事をしたために被害が拡大したが、監視する立場にいた役人は処罰されていない」

大地震ではトルコだけで5万人以上が死亡し、約16万棟の建物が崩壊もしくは損傷した。世界銀行によると、直接の物的損害額は342億ドル(約4兆6100億円)と、2021年の国内総生産(GDP)の約4%相当と試算されている。

トルコでは、昨年10月のインフレ率が前年同月比で85%超を記録するなど経済の混乱が続く。大地震による物的損害や200万人以上とされる避難民の存在はさらなる経済的打撃だ。

被災した南部や東部にはイスラム教をあつく信仰する人が多く、政策のイスラム色が強いエルドアン氏にとっては支持基盤だった。しかし、震災では救助隊や救援物資の到着が遅れたとして政権は反発を買っている。長年、政権が違法建築を放置したために被害が拡大したとの批判も強い。

シリア内戦を逃れ、6年前にアンタキヤに移り住んだというムハンマドさん(35)は「エルドアン氏は20年も首相と大統領を務めた。もう十分だ」と語った。

政府は被災者の一部を南部メルシンの女子大の寮に収容した。ここでは厳重な警備が敷かれ、人々の口が一様に堅かった。

39歳の男性は「クルチダルオール氏に投票すると言ったら、寮から追い出されるかもしれない。だから皆、誰に投票するかを言わないのだ」と打ち明けた。年金生活者のフセインさん(53)は「エルドアン氏は『被災地を1年以内に再建する』と言ったが、不可能だ。年金だけでは家も借りられず、仕事もない」と肩を落とした。

4月の世論調査では、クルチダルオール氏の支持率が42・6%、エルドアン氏は41・1%と拮抗(きっこう)していた。どちらも過半数を得票できなければ、5月28日に決選投票が行われる。


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