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3597チバQ:2022/09/03(土) 03:55:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_mideast_IIBUGRYYPRL3DH3FA7NJ4EVQ4Q.html
イラク、シーア派の内部対立が深刻化 混乱拡大の懸念
2022/09/02 19:04産経新聞

【カイロ=佐藤貴生】イラクでイスラム教シーア派の有力指導者ムクタダ・サドル師と、同じシーア派の親イラン勢力の対立が深刻化している。双方の確執は、昨年10月に実施された国会(定数329)総選挙の後、連立政権が樹立できず政治空転が続く原因となった。民兵組織を擁する両者の衝突が本格化すれば、国内各地に混乱が拡大することは必至だ。

イラクでは2017年にスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が壊滅状態になった後、米国とイランが勢力争いを展開した。米国は昨年末、戦闘任務を終了して一歩引く姿勢を示し、シーア派の内部対立が国内不安定化の主要因になると指摘されていた。

今回の対立の発端はサドル師が8月29日、政治から引退すると述べたことだった。表明を受け、各国大使館などが集まる首都バグダッドの旧米軍管理区域(グリーンゾーン)に支持者が押し寄せ、政府や親イラン勢力に抗議した。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、治安部隊などとの衝突で30人が死亡、約700人が負傷した。

サドル師は30日昼すぎ、「市民が血を流す事態は許されない」と支持者らに1時間以内に撤収するよう求め、事態は沈静化した。しかし、9月1日には南部バスラで親イラン勢力の拠点をサドル師の支持者とみられる者が攻撃し、交戦で少なくとも4人が死亡するなど対立が続いている。

米国やイランの内政干渉を拒むサドル師派は、昨年10月の総選挙で73議席を獲得して最大勢力を維持したが、親イランのマリキ元首相らシーア派勢力との連立を拒否。スンニ派や少数民族クルド人の政党などと連立政権樹立を目指したが、成立に必要な国会定数の3分の2に届かなかった。

ただ、サドル師は以前にも政治からの引退を表明して復帰した例がある。今回も影響力を誇示するとともに、やり直し総選挙の実現に向け世論を喚起する狙いとの指摘が出ている。

イラクは原油確認埋蔵量が世界5位で、核開発を進めて米国と対立しているイランに隣接する地政学上の要衝。


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