したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

3589チバQ:2022/08/18(木) 16:32:11
昨年の冬には本格的な飢饉(ききん)への危惧から、米国が世界銀行を通じて10億ドルを超える支援金を拠出した。

しかし、援助活動家やエコノミストらはそれでは不十分だと口をそろえる。アフガニスタンの資産凍結の継続が、壊滅的な影響を及ぼしているという。

IRCのアフガニスタン担当責任者を務めるビッキ・エーケン氏は「このような政策が現地の女性を危険にさらしている。女性の権利擁護を方針として掲げながら、我々は女性が飢え死にするのを目の当たりにしている」と述べた。

国務省の高位当局者によると、米国は当面アフガン中銀の資産の凍結解除に踏み切るつもりはない。問題について話し合いは行っているものの、依然として資産がテロ行為に使われかねないという深い懸念があるためだ。

カブールの市場には、屋台が軋(きし)むほど多くの新鮮な果物や商品が持ち込まれるが、販売人らによると大半の人はこれらの品に手が出ない。

「小麦粉の値段は2倍に跳ね上がった。食用油はそれ以上だ」と、販売人の1人は明かした。

数メートル離れたところでは、幼い少年が大型のごみ容器をあさり、プラスチックの廃品を集めてどこかに売ろうとしている。

米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の戦略部門で名誉議長を務めるアンソニー・コーデスマン氏は「人道支援は時間を稼ぐだけで、事態の進展につながらない。収入を増やすわけでもなければ、雇用を作り出すわけでもない」と指摘する。

同氏によれば、アフガン経済全体の衰退は、タリバンの政権復帰とともに始まったのではない。それは国外の援助に依存する同国の体質についても同様だ。

「仮に我々が効果的な援助プロセスについて協議する方法を見出せるなら、つまり資金が国民の下に向かうのが明らかで、かつ広範に行きわたり、単にタリバン政権を支えるだけのものにならない場合には、そのような構想のための協議は可能な限り強力に推し進めるべきだ。しかし噓(うそ)八百を並べ立て、危うい計画の下で進める支援プログラムにこういった資金を持ち出すのは全く理に適(かな)わない。資金の送り先はほかにもたくさんあり、それらの国々は支援を効果的に活用できるのだから」(コーデスマン氏)

カブールの夜間の気温が下がり始め、日も短くなる中、人道支援の活動家らの間には不安が広がる。今年の冬は、昨年よりもさらにひどい状況になりかねない。

前出の国務省の当局者は、「当該国の経済が崩壊するのは、米国の利益にならない」「人道危機が依然として深刻かつ切迫していることは認める」と述べた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板