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スーフィズムに関するHP

3476チバQ:2021/10/26(火) 10:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/120fba6ca31d4a67f484b66db1136d9e559f9b0f
見過ごされたシグナル 邦人退避に浮かんだ「死角」【混迷のアフガン・下】
10/25(月) 7:17配信
時事通信
アフガニスタンの邦人らを国外退避させるため、航空自衛隊のC130輸送機に搭乗する自衛隊の派遣隊員=2021年8月24日、埼玉県の入間基地(防衛省統合幕僚監部提供)

 アフガニスタンから自衛隊が退避させたのは、日本人1人と米国から依頼されたアフガン人14人にとどまった。計画していた500人のアフガン人協力者とその家族を移送できなかった直接的な要因は、政府の準備不足に尽きる。日本の危機管理に死角はなかったのか。現地の状況見極める日本のインテリジェンス(情報収集)能力と自衛隊派遣の意思決定過程を検証する。(時事通信編集委員・元ワシントン特派員 不動尚史)

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◇退避検討、米は4月

 外務省が邦人や在アフガン大使館の現地スタッフらの退避支援の検討を本格化させたのは2021年8月上旬だ。政府筋は「外務省は、年内ならカブールは持ちこたえると考えていた。7月の時点では現地大使館を維持するという意見もあった」と明かす。大使館員を含めた退避へと方針が変わったのは8月に入ってからだったという。

 米国は2021年4月下旬には、米民間人ら非戦闘員退避活動(NEO)の検討に着手している。バイデン大統領が20年目の「9.11」(後に8月末に変更)までにアフガンから米軍を撤退させ、米軍の駐留を大使館・空港の警備に必要な最小限の650人にまで減らすことを決めた約2週間後だ。オースティン米国防長官は連邦議会公聴会で「軍がいくつかのシナリオを作成し、5月中旬に(中東を管轄する)米中央軍にNEOの可能性を踏まえ、準備を指示した」と語っている。

 10万人超を退避させる必要があった米国と同列に扱うことは妥当でないかもしれないが、日本にとって、500人もの人員の退避は初めての試みだった。準備が遅きに失した感は否めない。

 日本が検討を本格化させた8月、各国の動きは慌ただしくなっていた。米国防総省は10日にNEOの机上訓練を行い、カブール空港への部隊の移動を開始。在アフガン日本大使館には13日、在アフガン英国大使館から「15日までにグリーンゾーン(大使館が多数存在する区域)内の大使館を閉鎖し、カブール空港内に移転する」との連絡が入る。

 日本外務省は民間機を利用した邦人・アフガン人スタッフらの退避と大使館撤収計画の策定を急ぎ、民間機が使えない場合に備え、14日夜、内々に、自衛隊派遣を打診する可能性を防衛省に伝えた。統合幕僚監部は「TJ(邦人輸送の略称)作戦」を検討。(1)航空自衛隊の政府専用機と空中給油機能を備えるKC767輸送機(定員200人)を派遣(2)空港のタラップなどが利用できなくても搭乗できるC2輸送機とC130戦術輸送機を派遣-するプランを軸に調整した。

 だが、この翌日の8月15日にカブールが陥落。「大使館の安全はもはや保障できない」。事態急変の一報に震撼(しんかん)した外務省は自国民保護と大使館の邦人職員12人の脱出にかじを切る。大使館員の離脱後も現地に残ったアフガン人スタッフら500人を退避させるため、外務、防衛両省で構成する情報収集チームがカブールに入ったが、26日に空港ゲート付近で自爆テロが起き、退避は中止に追い込まれた。


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