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スーフィズムに関するHP

340チバQ:2014/08/06(水) 21:40:18
http://mainichi.jp/select/news/20140806k0000m030130000c.html
ガザ:激戦地の住宅密集地は根こそぎ崩壊 立ち尽くす人々
毎日新聞 2014年08月06日 00時17分(最終更新 08月06日 07時15分)


がれきと化した自宅から「娘のお気に入りの洋服」を見つけ出した父親ら=ガザ北東部シュジャイヤで8月5日午後、大治朋子撮影
 【シュジャイヤ(パレスチナ自治区ガザ地区北東部)大治朋子】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスなどが72時間の一時停戦入りした5日の昼過ぎ(日本時間同夜)、最大の激戦地だったガザ地区北東部シュジャイヤに入った。イスラエル軍の猛爆を受けた住宅密集地は、まるで凶暴な大型台風にのみ込まれたように根こそぎ崩壊していた。数週間ぶりに自宅に戻った人々は変わり果てた我が家に言葉を失い、ぼうぜんと立ち尽くしていた。

 イスラエルの検問所を抜け、ガザ市に向かう幹線道路を左へ曲がるとシュジャイヤの住宅街に入る。ハマスの「シュジャイヤ大隊」と呼ばれる精鋭部隊が拠点にしていた地区だ。イスラエルはここに市街戦の特殊訓練を積んだ「ゴラニ大隊」を投入。激しい戦闘で住民数百人とイスラエル兵13人が死亡した。

 「すべてを失ってしまった」。3児の母ナビール・アルアガラビさん(30)は、ぺしゃんこに潰れた自宅から布団を取り出していた。脇には、がれきの間からお気に入りの赤いまくらや皿を見つけた息子のユーセフ君(7)が無表情に立っている。アルアガラビさんは「当面は避難所で暮らすしかない。布団が無かったけれど、今日から硬い床の上で眠らずにすむ」と疲れた表情。ユーセフ君は空爆を恐れてあまり眠らず、笑わなくなったという。

 がれきの間を縫うように歩いていくと、イスラエル兵が残したとみられる血のついたガーゼや医療用の手袋、ヘブライ語の書かれた点滴の袋などが散乱していた。生々しい交戦の様子が浮かび上がる。

 わずかに塔の部分だけが残るモスク(イスラム礼拝所)が見えてきた。壁から飛び出た鋼が無残に折れ曲がっている。隣の巨大ながれきの山はナセル・ファラジさん(29)の自宅だという。ファラジさんはわずかな隙間(すきま)に身をかがめて入り、少しずつ家財を取り出して袋に入れていた。4児の父。「娘のお気に入りの洋服が見つかった」。汗まみれの額をぬぐい、うれしそうにそう叫んだ。

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