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スーフィズムに関するHP

3373チバQ:2021/08/28(土) 23:24:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ec5bd88fcf1050d14bdaad3b3cb6e96bd28131c
アフガン混乱で勢力伸ばすIS 過激派流入、テロ温床懸念
8/28(土) 21:02配信

毎日新聞
26日に発生した爆発の翌日、空港周辺を警戒するイスラム主義組織タリバンの戦闘員たち=アフガニスタンの首都カブールで2021年8月27日、AP

 過激派組織「イスラム国」(IS)はこれまで、世界各地で国家統治の混乱に乗じて勢力を伸ばしてきた。26日にアフガニスタンの首都カブールの国際空港近くで起きた自爆テロは、系列の「ISホラサン州」(IS―K)によるものと見られ、改めて存在感を示した。アフガニスタンで混乱が続けば各地から過激派が流入し、グローバルなテロの拠点や温床となりかねない。


 米紙ニューヨーク・タイムズは27日、米当局者の話として、爆発には約11キロの爆発物が使われたと報じた。自爆攻撃用としては大きいものだという。

 爆発が起きた26日は、米当局が空港周辺で「安全に対する脅威」が高まっていると警告していたため、空港南東側の敷地入り口「アビー・ゲート」以外の二つのゲートは閉鎖されていた。

 「アビー・ゲート」では米兵らが警備し、空港に通じる道に設けられた検問所では、イスラム主義組織タリバンの司令官や戦闘員が警戒に当たっていた。

 同日午後5時48分(日本時間午後10時18分)、「アビー・ゲート」から入ろうとする人々の身体検査をしていた米兵の集団に男が接近。男は服の下に爆発物を着け、身体検査直前に起爆させたという。

 米国の特別移民ビザ(査証)を手に空港に入るための列に並んでいた男性は「自分の足元が崩され、鼓膜が破れて聴覚を失ったかのように感じた」とロイター通信の取材に語った。竜巻で巻き上げられたビニール袋のように人の体や体の一部が宙に舞っていたという。

 イラクを拠点に活動を始めたISは、2003年に始まったイラク戦争の任務を終えた米軍が11年12月に撤収したのを機に勢力を伸ばした。さらに、中東の民主化要求運動「アラブの春」で内戦状態に陥った隣国シリアにも進出。14年にはシリア北部の都市ラッカを「首都」として両国にまたがる広大な地域を実効支配する疑似国家を造り上げた。

 この際、IS独自の過激思想に共感したイスラム教徒が世界中から支配地域に入って参戦するケースが相次ぎ、中東、欧州、アフリカ、東南アジアなどから計4万人以上が加わったとされる。

 ただ、米国やロシアによる掃討作戦に加え、極端なイスラム法解釈に基づいた支配が住民の反発を招いたこともあり、イラクとシリアでの支配地域は15年から徐々に減少。最近はISが支配地域を失うなど、影響力の低下は顕著だった。

 一方、IS本体とは別に近年は各地で勢力を伸ばす関連組織もある。モザンビーク北部ではIS系の過激派組織が17年から政府組織や市民に襲撃を繰り返し、一部の都市を実効支配。80万人以上が家を追われて避難し、犠牲者も約3000人に上る。またブルキナファソ、マリ、ニジェール3国の国境周辺では「大サハラのイスラム国」(ISGS)が活動し、20年はISGS関連の事件で2000人以上が死亡した。

 ISは世界各地のテロや攻撃を「実績」として宣伝し、過激派の求心力を保つ手法を取ってきた。世界的な注目を集めた今回の攻撃は、ISにとって大きな得点と言える。また、アフガンで統治が不安定になれば、ISへの共感者が国際的に流入するリスクも高まる。

 イスラム過激派に詳しい南アフリカ・フリーステート大のフセイン・ソロモン上級教授は、アフガンでタリバンは多数派パシュトゥン人を基盤としているのに対し、IS―Kはより原理主義に基づくグループで、タリバンの支配が覆ることはないと見る。その上で「米軍に打撃を与えたIS―Kが(過激派の中で)有力な地位を築き、勧誘が有利になる可能性がある」とし、さらにタリバンと良好な関係にある中国やロシアにとっても脅威だと指摘する。【ヨハネスブルク平野光芳、川上珠実】


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