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スーフィズムに関するHP

336チバQ:2014/08/04(月) 20:45:34
http://mainichi.jp/select/news/20140804k0000m030079000c.html
イラン大統領:「自由な社会」道半ば 国際的孤立は脱却
毎日新聞 2014年08月03日 23時54分(最終更新 08月04日 01時34分)


イランの首都テヘランで、大統領当選1年の記者会見後に記者に手を振るロウハニ大統領=2014年6月14日、田中龍士撮影

 【テヘラン田中龍士】イランの穏健派ロウハニ師が3日、大統領就任1年を迎えた。基本路線の「対話外交」を推進し、アフマディネジャド前大統領の強硬路線が招いた国際社会での孤立から脱却しつつあり、国内の平穏も保たれている。公約とした経済再生、自由な社会の実現は前政権に比べ前進しているが、容易にはいかない現実も浮き彫りになっている。

 「ハピネス(幸福)は人々の権利だ。我々は、喜びが引き起こす振る舞いに厳し過ぎてはいけない」。昨年6月、ロウハニ師は大統領選挙で保守強硬派の候補を破った後、こう短文投稿サイト、ツイッターに投稿した。これを揺るがす事件が5月に起きた。

 米国人歌手の大ヒット曲「ハッピー」に合わせて踊る動画をインターネットサイト「ユーチューブ」に投稿したイランの若者6人が逮捕された。「社会の道徳を傷付けた」とするテヘラン警察署長に対し、表現の自由を巡り国内外から批判が相次いだ。ロウハニ師は事件後、当選時にツイッターに投稿した「ハピネス」で始まるメッセージを再投稿し、警察当局の対応を暗に非難した。

 イランでは、フェイスブックやツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への接続規制が前政権から続く。中東民主化運動「アラブの春」のようにSNSを通じて体制批判が拡散するのを防ぐ狙いがあるとみられる。ロウハニ政権下で、映画や出版の検閲緩和を進める文化・イスラム指導相のジャンナティ氏は「文化の活性化には、開かれた空間が必要」などと繰り返し、SNS解禁を訴える。だが、国内強硬派を中心とした反対に阻まれている。

 イスラム教シーア派最高権威の宗教指導者、マカレム・シラジ師にSNS解禁反対の理由を聞いた。シラジ師は「道徳、社会、政治的な堕落を招き、イスラム法の考えに反するため許されない」と携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)で回答した。

 ◇強硬派との対話がカギ
 「イランは、米国とイスラエルの結束や、アラブ諸国の団結をある程度崩し、自国に対する暗く、悲観的な雰囲気を軽減した」。元国会議員のファラハピシェ・アラメタバタバイ大教授は取材に対し、イラン核協議の進展が対外関係の改善を後押ししたと指摘する。

 ロウハニ師は対話外交を重視し、イラン革命(1979年)後の在イラン米大使館占拠事件以降、断交していた米国のオバマ大統領との電話協議を実現。昨年11月には、米欧など6カ国との核交渉で暫定合意にこぎ着け、一部制裁緩和も引き出した。

 その結果、経済制裁の全面解除後のイラン市場を狙う各国の動きが活発化し、イランへの対応が軟化した。シリア内戦で対立していたトルコは、経済協力を積極的に働きかけ、敵対していたイスラム教スンニ派国家サウジアラビアも5月末、「中東地域の安定に協力したい」とイランのザリフ外相の招待を表明した。ファラハピシェ教授は「オマーン、クウェート、カタールも緊張緩和に向き始めた。サウジとイランの接近はイスラム世界の平和に貢献する」と期待する。

 核開発をはじめとした重要政策は、最高指導者ハメネイ師の専権事項だ。ハメネイ師に近い強硬派とうまく渡り合いながら、国内外の課題に対処できるか、ロウハニ師の手腕が試される。


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