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スーフィズムに関するHP

3343チバQ:2021/08/25(水) 00:00:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a33384f72a02bc55f3024669a04fe0d3c866138
銃声と赤子の泣き声のなか、私はあの「すし詰め」米軍機でアフガニスタンを脱出した
8/24(火) 18:00配信

クーリエ・ジャポン
8月15日夜、定員超過の823人のアフガン人を乗せてカブールを飛び立ち、カタールへ向かった米空軍輸送機C-17。当初は640人と発表されたが、子供183人を含んでいなかったとして、のちに訂正された。同機がこれまでに輸送した最大人数となった Photo: …

タリバンが首都カブールを掌握した8月15日、国外脱出を求めて多くのアフガン人が空港へ殺到。大混乱のなかで米軍輸送機に800人以上が「すし詰め」状態で離陸した写真を目にした人も多いだろう。同機になんとか乗り込むことができたアフガン人男性が、恐怖と緊迫の脱出劇を英紙「ガーディアン」に寄稿した。

「これに乗らなければ、私たちは死んでしまう」
タリバンがカブールを制圧したその日、私の1日はドイツにいる友人からの電話で始まった。彼は私に、空港へ向かえと促した。ドイツ大使館が国外退避のための航空機を準備しているとのことだった。

彼は私の名前をその乗客リストに載せてくれていた。ドイツの報道機関のために働いていた私は、ドイツへ移住するビザの手続きを進めていたところだった。

彼の申し出に迷っている暇はなかった。進歩的で歯に衣着せない、タトゥー入りのジャーナリスト、つまりタリバンが支持するものと正反対の生き方をしているアフガン人としては、その航空機こそが自分の命綱だと思った。

私はノートパソコンと携帯電話だけを手に家を出た。その瞬間、それまで感じたことのないほどの恐怖を抱いたのを覚えている。

空港に到着すると、最初の検問所には不気味な雰囲気が漂っていた。警察はおらず、軍人の姿もまばら。空港のセキュリティ要員たちが、荷物を検査しているだけだった。ビザを持っていない私は追い返されるかと不安だったが、ここで引き下がるわけにはいかない。

国際線のターミナルに着くと、目の前に広がる光景が信じられず、絶望を覚えた。何千人もの人々──女性、男性、そして泣き叫ぶ赤ん坊たちが、押し合いへし合いをしている。タリバンを恐れた人々が空港に押し寄せていたのだ。

私の周りにいた人たちは、彼らを乗せる飛行機がないかもしれないとわかると、パニックに陥り、空港の窓や発券ブースを破壊し始めた。私自身、パニックになりながらも滑走路に目を移すと、さらなるカオスが起きていた。離陸直前のトルコ行きの航空機に乗り込もうとする人々が殺到。定員超過で入り口から押し出され、タラップの階段にぶら下がっている人もいる。

「これに乗らなければ、私たちは死んでしまう。どうか乗らせてくれ」──彼らの必死の叫び声は大きく、空港内にいても聞こえるほどだった。私はそのおぞましい光景を見ながら、自分の運命はどうなるのか考えていた。

タリバンの銃声で、さらなるカオスに
午後8時半か9時ごろ、「タリバンが空港内にいる」という叫び声が聞こえたと同時に、みんな滑走路へ逃げ出した。もはや空港はコントロール不能な、完全なるカオス状態。空港の外から銃声が聞こえ、私はタリバンの到着を悟った。

誰もが怯え、祈っていた。どうすべきかわかっていた者は誰もいない。

私は再度、ドイツにいる友人に電話をかけた。すると、ドイツによる国外退避ミッションは翌日まで始まらないという恐ろしいニュースを知らされた。こうなったら、違う手を考えなくてはならない。

そのとき、少数のグループを滑走路の軍用セクションへと誘導している米軍の姿が見えた。私は他の群衆と一緒に、そのグループに駆け寄った。外から聞こえてくる銃声は鳴りやまず、どんどん近づいて来ているようだった。

それから起きたことは、まるで時間が止まったかのようで、よく覚えていない。米兵たちの「さあ、行こう!」という声だけは耳に残っている。

人々が波のように米軍機に流れていくのを見て、私もその後を追った。機内では何百人もが座る場所もないほどのすし詰め状態になっていて、みんな立っていた。倒れないように子供をしっかり抱いていたり、お互いにつかみ合って支え合う大人たちもいた。

米軍パイロットが、人が乗り過ぎているために離陸できないと叫んだ。「お願いだから、降りてくれ、お願いだから」と。

今度は兵士がやって来て、機の前方と後方のドアから人々を引きずり降ろし始めた。私は、機内のちょうど中央付近に位置していた。

混乱と不快感とストレス。人々は押し合い、息ができないほどの窮屈さ。すべてが絶望と恐怖に満ちていた。


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