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スーフィズムに関するHP

3323チバQ:2021/08/20(金) 15:14:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/53f75d92e364d494b61e9f0ade4401edf1bccaa3
<ファクトチェック>タリバン首都制圧で記者の服装一変は「ミスリード」
8/20(金) 15:00配信

毎日新聞

 イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した後、現地から報道する米CNNテレビの女性記者の服装がイスラムの伝統的なものに変わったことを巡り、「自由って一瞬で奪い去られてしまう」などとする投稿がSNS(ネット交流サービス)で拡散している。しかし記者の服装の変化はタリバン制圧だけが理由とは言えず、投稿はミスリードだ。(ファクトチェックの判定基準)

 CNNの動画などによると、この画像はCNNの首席国際特派員のクラリッサ・ワード記者が、現地時間8月15日の午後6時41分ごろと、同16日の午後2時38分ごろにカブールからリポートした際のテレビ画面だ。

 タリバンは15日夜に首都カブールを制圧した。ワード記者は、制圧前の15日の画像では白っぽい上着に赤いスカーフを首に巻いて髪を隠さない姿だった。一方で制圧後の16日には「アバヤ」と呼ばれる黒の長衣をまとい髪も覆っており、服装が一変していた。

 問題の投稿は、日本の匿名のアカウントがツイッターに投稿した。2枚の画像を上下に並べ「上:タリバン前 下:タリバン後 自由って一瞬で奪い去られてしまう」と書いている。日本時間の8月17日午前7時55分に投稿され、18日夜までに4600件以上リツイートされ、「いいね」も9700件以上ついた。

 英語圏ではこれに先立ち、日本時間8月16日午後9時過ぎ、在英リスクコンサルタントを名乗る男性のアカウントがツイッターで同じ画像を投稿した。「同じチャンネル(CNN)、同じ記者(ワード記者)、同じ都市(カブール)。タリバンのカブール制圧前と後」と投稿。18日までにこちらも1900件近くリツイートされ、「いいね」も5000件近くついている。

 この画像はフェイスブックでも拡散しており、イランの女性NGOのアカウントはこの画像をシェアし「この写真がそれを物語っている。強制的なヒジャブ(イスラムで髪を隠すスカーフ)はタリバンの文化」などとタリバン制圧を批判した。

 しかし拡散した画像について、ワード記者が自らのツイッターで「不正確だ」と反論した。

 ワード記者のツイートによると、15日の洋服姿は私有地内で、16日のアバヤ姿は路上で撮影された。「(制圧)以前からカブールの路上では、髪を完全に覆ってアバヤを着たわけではないが、いつも頭にスカーフをかぶっていた」と説明。その上で、タリバンによる制圧前後の服装に「違いはあるが、(2枚の画像が示すほどの)大きな変化ではない」と述べた。つまり服装の変化は、リポートした場所の違いによる影響が大きく、タリバン制圧と結びつけるのはミスリードだ。

 AP通信やCNNの動画などによると、ワード記者はタリバン制圧後の16日にカブール市内の様子を取材し「タリバン戦闘員は『米国に死を』と叫んでいるが、同時に友好的であるようにも見える。非常に奇妙だ」とコメントした。この「友好的」という言葉に一部のネットユーザーが反発し、「タリバンとの『友好』のために、(制圧前後の)24時間で自由な女性の姿から全身を黒で覆う姿になったのか」などと批判。こうした経緯から2枚の画像が拡散したとみられる。

 この「タリバン前後」画像は、ネット上で広く拡散したこともあり、AP通信がファクトチェックし、「文脈を欠いた使われ方がされている」と指摘した。【和田浩明/デジタル報道センター】


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