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スーフィズムに関するHP

3246チバQ:2021/08/05(木) 11:05:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/917566a297176855da20c144d7b22ec263d99159
レバノン大爆発1年、今も爪痕 解明や処罰進まず 無残な現場そのまま
8/4(水) 7:08配信

時事通信
レバノンの首都ベイルートで昨年8月に起きた爆発で大破したままの穀物倉庫=7月29日

 【ベイルート時事】レバノンの首都ベイルートで200人以上が死亡した大爆発から4日で1年。


 深刻な政治腐敗なども絡み、原因究明や関係者の処罰は進んでいない。市民の憤りと不信感が募る中、被害者の心身の傷も癒えないままだ。

 ◇惨状が今も脳裏に
 爆発は、港湾地区に保管していた大量の硝酸アンモニウムに引火して起きた。政府首脳らが爆薬の原料になる危険物質の存在を知りながら対策を講じなかったとされ、ずさんな管理による人災という批判が強い。治安当局の許可を得て7月下旬に現場周辺を訪れると、大破した穀物倉庫が無残な姿をさらし、山積みのがれきやごみの悪臭が漂っていた。

 「人生最悪の光景が今も頭から離れない」。メヒエディン・ラスカニさん(27)は当時の様子を苦しげに振り返った。港近くの自宅は猛烈な爆風に襲われ、倒れた父親=当時(57)=は搬送先の病院の集中治療室で一度も意識を取り戻さないまま、1カ月後に死亡した。「建物の被害は10年もたてば直せる。でも、父を亡くした悲しみは一生消えない」と肩を落とす。

 爆発後は病院での夜勤を辞め、勉学への意欲も消えた。生きる気力も失いかけたが、今は被害者団体で政府からの支援を求め活動中だ。「ベイルートの広範囲が壊れたのに、誰も裁かれないのはおかしい。とにかく正義と真実が欲しい」と訴える。

 ◇モデルの体に傷
 女性モデルのマリテレズ・ハンナさん(24)は爆発で自宅のがれきの下敷きとなり、右脚の動脈や神経を切る大けがをした。気を失ったまま助けられたが出血がひどく、「鎮痛剤もないまま大きなガラス片を抜き取る手術を受けた」と話す。医師から「あと少し遅ければ命が危なかった」と言われ、今も自宅近所を歩いたり、騒音を聞いたりすると震えが出るという。

 体中には痛々しい傷痕が数多く残る。活躍の場でもあったレバノン国外では、傷のある自分への視線は厳しいと感じ、「『なぜこんな目に遭うのか』と自信を失った」。後遺症で足を引きずり、モデルに求められる華麗な動きは難しいが、それでも「あのとき死んだかもしれない人生。傷痕も自分の一部として受け入れられるようになってきた」と前を向こうとしている。

 司法当局はこれまで、爆発当時の首相や閣僚経験者らを訴追。責任追及を急ぐ姿勢を見せるが、大統領顧問を務めたこともあるレバノン政治評論家ブシャラ・ハイララ氏は「レバノンでは政治化した問題の解明には犠牲者が出ることになる。真実を明かすのは極めて難しい」と指摘した。


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