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スーフィズムに関するHP

3212チバQ:2021/06/21(月) 08:01:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_mideast_3O7IQ4QNKZIQHP5Q6L62J3MENI.html
にじむ最高指導者の「庇護」 ライシ師、次期最高指導者も視野に
2021/06/20 19:41産経新聞

【テヘラン=佐藤貴生】イラン大統領選で圧勝したライシ司法府代表(60)は反米の保守強硬派の重鎮で、最高指導者ハメネイ師の忠実な側近として知られる。82歳で高齢のハメネイ師が反米路線を確実にするため、ライシ師の勝利に影響力を行使したと見る向きもある。

課題は経済立て直し

ライシ師は2017年の前回大統領選で穏健派のロウハニ大統領に敗れたが、ハメネイ師が19年に司法府代表に任命。経済低迷の一因である汚職の摘発に努め国内で影響力を保持した。

ライシ師は司法畑の経験が長い。イスラム法学者が統治する政教一致の革命体制で、司法は強権を用い体制を維持する位置にある。政治犯数千人に死刑判決を言い渡した1988年の裁判の判事の1人とされ、トランプ前米政権は2019年に制裁対象に指定した。

シーア派法学者の序列では最高位には届かないが、ハメネイ師同様、イスラム教の預言者ムハンマドの血筋であることを示す黒いターバンを着用している。

トランプ前政権が制裁を再開した18年以降、イラン経済は悪化の一途をたどる。通貨リアルの価値は対ドルで7割減り、インフレ率は40%に達し、失業率も高止まりしている。経済再生に失敗すれば支持離れが深刻化しそうだ。

次期最高指導者?

選挙戦でライシ師は終始、独走状態を維持した。その構図を作ったのが立候補者の適性を審査する「護憲評議会」だ。ライシ師の対抗馬と目された穏健派の有力者ラリジャニ前国会議長を失格とし、欧米との融和を求める穏健派や改革派の支持者の多くでは選挙への関心が失せた。

同評議会はハメネイ師が任命した6人と、司法府が指名した6人の計12人で構成。司法府の代表もハメネイ師に任命権があり、同師の強い影響下にある。投票率低下を覚悟の上で、ハメネイ師の意をくむ評議会がライシ師を支援した形だ。

穏健派や改革派は昨年2月の国会選でも護憲評議会の審査で多数が失格となり、保守強硬派が議席の7割以上を獲得した。今回の選挙により、ハメネイ師を頂点に大統領と国会が反米保守で足並みをそろえた。

イランでは国政全般の決定権は最高指導者にあり、大統領は行政をつかさどる。テヘランの大学教授は、「最高指導者になる上で、直接投票で選ばれる大統領を経験していることは有利になる」と話す。ハメネイ師の「庇護(ひご)」の下、ライシ師は次期最高指導者レースでも最有力候補の地位を固めた。


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