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スーフィズムに関するHP

3194チバQ:2021/06/08(火) 09:40:58
連立合意に従えば、まずはベネットが首相になる。だが次の首相のラピドはベネットの決定に拒否権を行使できる(逆もまたしかり)。そうであれば、実権を握るのは経験豊富なラピドだろう。

実際、連立に応じた各政党との最終合意を取りまとめているのはラピドだ。なにしろラピドの率いる最大野党イェシュ・アティドは、どの連立会派とも比べものにならない議席を持つ。それでも彼は右派のベネットを立てて、最初の首相の座を譲った。

「(ネタニヤフ政権を終わらせるために)必要なことは何でもすると私たちは言ってきた。だから、そのとおりにした」。ラピドの側近は匿名を条件に、そう語っている。

<ネタニヤフが連立の鍵?>

一方、首相の座を約束されたベネットの前途は厳しい。「右派からは見放され、議会にいる仲間は6人のみ。予想される閣僚中には彼より年長で経験豊富な人もいて、彼を軽蔑している」と、雑誌リベラルのダノンは言う。

議席総数は120、野党連合の議席は61のみ
主義も主張も異なる8政党の連立がいつまで続くかは疑問だ。イスラエル議会の議席総数は120だが、野党連合の議席は61のみ。そうであれば面倒な問題にはふたをして、まずは経済や医療、教育など合意の得やすい政策課題に取り組むしかあるまい。

「イデオロギーを捨てろとは言わない、だが自分の夢の実現は少し先送りしてくれ」。ベネットは連立発表時にそう呼び掛けた。「無理なことを議論するのはやめて、実現できる課題に力を入れよう」

皮肉なもので、ネタニヤフが手段を選ばず政権にしがみついてきたからこそ、今回の大連立は可能になった。そしてネタニヤフが今後も政界から引退しないなら、この連立もどうにか維持できよう。

タイムズ・オブ・イスラエル紙の政治記者タル・シュナイダーは言ったものだ。ネタニヤフは「おそらく新政権がすぐに崩壊すると考え、5回目の選挙での復活勝利に備えているはずだ」と。「彼はそのつもりだ。......だから自分の仲間以外には、国にとっての危険分子だというレッテルを貼りたがる」

そうかもしれない。だが順調にいけば、ラピドとベネットは悪名高いネタニヤフ長期政権を倒すことができる。それは今まで多くの政治家がトライしても成し遂げられなかった大きな成果だ。

ネタニヤフは「自分を売り込むのにたけた男」だと、ラピドは今年3月に語っていた。

「私の真ん中の息子が生まれたのは1995年で、その7カ月後にネタニヤフは首相になった。その後、息子は軍隊に入り、任務を終え、婚約し、婚約を破棄し、大学に入り、もうすぐ卒業する。それでもまだ、首相はネタニヤフ」。それでいいのか、と。

今のネタニヤフは腐敗の深みにはまっている、ともラピドは言った。もう終わらせよう。「権力の座に長く居座るのは悪。それは人類の歴史が証明している」

From Foreign Policy Magazine


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