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スーフィズムに関するHP

3011チバQ:2020/08/14(金) 14:29:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5b80ec804e4e2e60d916cdb493e0373695e0379
イスラエルとUAE「サプライズ国交樹立」の裏側
8/14(金) 13:01配信


8月13日、イスラエルとUAEの国交樹立をホワイトハウスを発表したトランプ大統領(写真:REUTERS/Kevin Lamarque)
 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交を樹立することで合意したとの歴史的なニュースが8月13日飛び込んできた。アメリカのドナルド・トランプ大統領が発表した。11月の大統領選挙に向けて苦戦が伝えられるトランプ氏だが、大きな外交成果を手中に収めた。

 アラブ諸国でこれまでイスラエルと国交があったのは、エジプトとヨルダンのみ。両国はイスラエルと接し、戦火を交えるなど安全保障の観点からイスラエルと合意を結ぶ必要があったが、UAEはイスラエルとは国境を接しておらず、直接的な利害対立はなかった。その両国がなぜ、このタイミングで国交樹立に踏み切ったのか。
■揺らぐアラブ諸国の「結束」

 イスラエルとUAEの共同声明によると、数週間以内に合意の詳細を詰め、投資や観光、直行便の運航、通信、ハイテク、エネルギー、保健医療、文化、環境に関する合意文書に署名する。両国に双方の大使館を開設し、大使も交換する。

 合意に至った背景には、2010年末に始まった中東の民衆蜂起「アラブの春」以降、リビアのカダフィ大佐やエジプトのムバラク大統領ら有力指導者が相次いで失脚し、アラブ諸国の結束が揺らいだことが大きい。
 結束を欠くアラブ首脳会議の前には、地域覇権を目指すイスラム教シーア派の大国イランも立ちはだかる。UAEやサウジアラビア、バーレーンなどの湾岸諸国は、イスラエルの諜報機関モサドが持つ情報や軍事技術になびき、イスラエルとの関係強化を水面下で模索していた。

 アラブの春以降、アラブ諸国では国民監視が強化される「警察国家化」が一段と進み、政権が世論をコントロールする能力を強めたことも合意の背景にあるだろう。
 イスラエルと平和条約を結ぶエジプトやヨルダンの民衆の間では、反イスラエル感情は根強いが、強権的な政権がメディアや世論を操作し、政権は民衆の意思とは無関係に政策を進めている。一方、UAEでは他国ほど反イスラエル感情が強くはないが、世論を抑え込み、「愛情よりも利害優先の結婚」と表現されるイスラエルとの国交樹立に踏み切った形だ。

 もっとも、イスラエルとUAEの国交樹立は突然降って湧いたような話ではもちろんない。アラブ諸国の“イスラエル・ボイコット”は形骸化が進み、アラブの春以降の中東での政治情勢の変化により、「アラブの大義」は忘れ去られて湾岸諸国とイスラエルの関係は緊密化。数年前からバーレーンなどが国交樹立に踏み切るのではないかとの観測も流れていた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは「国交樹立は数年前から協議されてきた」と伝えている。

■イスラエルの「技術」が目立て? 

 2018年秋には、イスラエルのネタニヤフ首相が外交関係のないオマーンを訪問したほか、UAEの首都アブダビで開催された柔道の国際大会の「グランドスラム」に、イスラエルのレゲブ文化・スポーツ相が出席し、出場したイスラエルの選手が優勝してイスラエルの国旗掲揚・国歌吹奏も実現した。

 レゲブ文化・スポーツ相はUAE柔道連盟幹部の同伴を受けてアブダビの大モスクも訪問。さらに、国連傘下の国際通信連盟がドバイで開催する代表団会議にも、イスラエルが公式に参加している。
 
こうした表面的な動きとは別に、水面下の動きもここ数年活発化。アラブの強権的な指導者たちは、自国の民衆感情に寄り添って問題に対処するよりも、国民監視を強めることで政権基盤を盤石にする道を選択した。そこで必要とされたのが、イスラエルが持つ国民監視や治安維持の最先端技術だったのだ。

 イスラエルにとっても、宿敵であるパレスチナのイスラム組織ハマスやレバノンのシーア派武装組織ヒズボラなどの潜伏先をつぶし、活動家の動向を知るのにアラブ諸国との協力は欠かせない。


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