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スーフィズムに関するHP

2843とはずがたり:2020/01/06(月) 22:29:17
長い目で見るとオスマントルコの後を暫定的に継いだサウジに代わってイランが覇を唱えつつある現状で,回教革命後イランと宿敵関係にある米として本来看過できない状況であるけど,国産シェールオイルによる産油地区の地位低下でほったらかしになってたのが現況。

さてどうなるか。。米は中国との覇権争いに手一杯な感じもあったが。。

因みにリベラルに敵愾心を持つイスラムの専門家(飯山さん辺りだっけ?)がスレイマンの死に怒って数万人がデモするのは動員で国内でも恨まれてるといってたけど,スレイマニの工作が対外専門だったとすると国内的には弾圧された人もいなくて純粋にイラン覇権推進の英雄なのでは??

さて中・露・イランにトルコなんかも加わりかねない現状で枢軸国の意気は盛んだ。人権がない分無理も効く。まあ勝てないだろうけど。

中東は戦争に向かうのか? 米国によるイラン・スレイマニ司令官殺害が意味するもの
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawakamiyasunori/20200106-00157819/
川上泰徳 | 中東ジャーナリスト
1/6(月) 15:12

 米国がイラクでイランの革命防衛隊のクドス部隊のスレイマニ司令官を無人攻撃機のミサイルで暗殺したことで中東全域に緊張が高まっている。暗殺作戦について、トランプ大統領は声明を出し、「我々は戦争を止めるために行動した。戦争を始めるためではない」と述べたが、イランの最高指導者ハメネイ師は「厳しい報復を行う」と表明している。中東は新たな戦争に向かいかねない危機に直面している。

 トランプ大統領は「スレイマニは20年にわたってテロ活動に関わり、中東の安定を乱してきた。イランの革命防衛とクドス部隊は彼の下で、数百人の米国人の軍人や民間人を標的とし、傷つけたり、殺害したりしてきた。今回の措置はずっと前に行われるべきだった」と述べた。20年というのはスレイマニ司令官が1988年にクドス部隊の司令官に就任してからのことである。

 スレイマニ司令官を単にイランの軍司令官の一人と捉えると、今回の米軍による暗殺作戦の重大さを見誤ることになる。さらに、クドス部隊はイランの革命防衛隊の精鋭部隊とされるが、スレイマニ司令官が部隊を率いて、各地で戦っているわけではない。スレイマニ司令官はイラク、シリア、レバノン、アフガニスタン、イエメンなどイラン国外で、各地のシーア派の民兵組織に資金や武器、訓練を提供するというイランの対外工作を担っていた。

 スレイマニ司令官は最高指導者のハメネイ師と直接連絡を取ることができる唯一の軍人とされていた。つまり、ハメネイ師の下で、中東に広がっているシーア派勢力の統一戦線をつくり、それを統括するゼネラル・マネージャーのような存在ということである。

 クドス部隊はシーア派だけでなく、スンニ派であるパレスチナのハマスやイスラム聖戦などにも資金や武器を提供していた。部隊名「クドス」は「聖地エルサレム」のことであり、異教徒に占領されたイスラムの地を解放するという部隊の使命に沿ったもので、レバノン南部のシーア派組織ヒズボラと合わせて、イスラエルを挟み撃ちにする構図をとっている。

 トランプ大統領がいうように「20年間」のスパンで見れば、イランがイラクとともに米国の二重封じ込め政策のもとに置かれていた20年前と比べれば、現在、イランがイラク、シリア、レバノン、さらにイエメンで政治を左右する決定的な影響力を持ち、さらに湾岸へと影響力を強めている。それはすべて、スレイマニ司令官の功績といっても過言ではない。


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