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スーフィズムに関するHP

2769チバQ:2019/10/02(水) 18:30:42
https://digital.asahi.com/articles/ASM9M2CMGM9MUHBI00F.html?rm=356
分断を作るのは、政治家の言葉だ 強権与党に勝った市長
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イスタンブール=其山史晃 2019年10月2日09時00分
 トルコのエルドアン大統領の国政与党が連勝してきたイスタンブール市長選で、やり直し選挙を含めて今年に2回、与党候補の元首相を破った野党所属のイマモール市長(49)が、就任後に日本メディアで初めて朝日新聞の単独取材に応じた。現政権下で市民への圧力が強まっていることを懸念し、社会の分断の緩和に努めると訴えた。

 3月にあったトルコの統一地方選のうち、最大都市イスタンブールと首都アンカラの市長選では、野党・共和人民党(CHP)が与党・公正発展党(AKP)の候補を破った。接戦だったイスタンブール市長選はAKPの異議で6月にやり直し選挙になったが、CHPが再び勝利した。

 イマモール氏は自身の勝利を「政権が強権を振るっても、社会は反対の意思を示した。トルコに民主主義の伝統が残っていることを証明した」と振り返った。

 ログイン前の続き8月には、少数民族クルド人が多い地域で当選した野党系の3市長が、テロ組織に関与した疑いでエルドアン政権に解任された。イマモール氏は「法的な手続きを経て選ばれた市長を、確実な証拠もなく解任するのは民主主義を傷つけるものだ」と厳しく批判した。

 トルコではAKP支持かどうかを軸に国民の分断が深まる。現政権下でイスラム色が強まる社会に不安を覚える若者の間では国外移住が進む。与党政治家が野党勢力を「テロリスト」と結びつけて糾弾する風潮にうんざりの市民も多い。イマモール氏は「分断は一部の政治家の言葉が作るもので、人々の価値観の違いではない」と主張した。その上で「社会には分裂よりも連帯が必要だ。政敵をののしるより、愛に満ちた言葉を使うことで、世界を変えられる」と話した。

 イマモール氏は、①社会の現実の問題の解決に取り組む②誰かの弱みを政治的な武器に使わない③反対者をたたく政治をしない――を信条としていると説明。イスラム保守派と世俗派が混在するトルコの国情を踏まえ、「自分の宗教と信仰を大事にするのと同じように他人の宗教への接し方を尊重するのが、私の考える世俗主義だ。宗教に対する立場によって市民が不利益を被らない時代を約束する」と抱負を語った。(イスタンブール=其山史晃)

与党内で分裂も
 イマモール氏の勝利に野党側が勢いづく一方、与党内には分裂の動きもある。

 今月13日には、AKPのダウトオール元首相が「新たな政治運動を始める」として離党。7月にはババジャン元副首相が離党し、年内に新政党を立ち上げる考えを示した。元副首相はエルドアン氏の盟友だったギュル元大統領と連携しているとも伝えられる。

 こうした動きの背景にあるのは、2016年7月のクーデター未遂後のエルドアン政権の強権化だ。多くの市民の身柄拘束やメディアへの締め付けで社会に圧力をかけ、大統領の権限を大幅に強化する憲法改正を実現したが、AKP支持者の中にも三権分立が崩れるとの不安の声がある。

 トルコでは23年に大統領選が予定され、野党の候補者としてイマモール氏に期待する声もある。イマモール氏はインタビューで「最も成功したイスタンブール市長になれるように力を尽くす。その後のことは神と市民の意思が決めることだ」と明言を避けた。


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