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スーフィズムに関するHP
2761
:
名無しさん
:2019/09/23(月) 20:48:40
「客人」を守った結果……
――ではなぜ、テロ組織であるアルカイダをかくまったのでしょうか?
79年のソ連のアフガニスタン侵攻は、イスラム教徒たちから「ジハード(聖戦)」と捉えられ、他国からも義勇兵が数多く集まりました。その一人に、サウジアラビアの富豪の息子であるビンラディンもいました。彼がその時の義勇兵を中心に作ったのがアルカイダです。当時は冷戦下。義勇兵側にはパキスタン経由でアメリカから大量の武器や資金援助がありました。
タリバーンからすれば、同じイスラムを信奉し、アフガニスタンのために戦いに来てくれた客人です。タリバーンの多くを占めるパシュトゥン人の部族慣習法に「客人は命がけで守る」という考えがあります。そのため、ビンラディンを全力で守ったのです。
――その後タリバーンはどうなったのでしょうか。
徐々に勢いを取り戻し、03〜04年ごろには、駐留米軍やアフガニスタンの国軍、警察を狙った自爆攻撃を起こすようになりました。一応「市民を攻撃しない」ということになってはいるんですが、多くの市民が巻き添えになり、国内から反感も買うようになりました。
勧誘や貧困層の参加、ウェブ動画での宣伝などでメンバーは増え続けました。正確な数字はないのですが、今のメンバーは数万人以上で、現在が最大規模と言われています。
――自爆攻撃というと、過激派組織「イスラム国(IS)」を想起しますが、つながりは?
ISとタリバーンは互いににらみ合う関係です。15年6月に、タリバーンが公開書簡で「ISはアフガニスタンで活動するな」と言っているほど。共感するところがないので、ISが入り込む余地はありません。
和平合意できても、平和は遠い?
――和平合意が実現して米軍が撤退した場合、アフガニスタンに平和は訪れるのでしょうか。
協議中の合意には一番重要な停戦が入っていませんし、対立するタリバーンとアフガニスタン政権との関係性も明記されていない模様です。タリバーンは、政権との交渉を有利に進めるためにも「攻撃をやめる」というカードは最後まで切らないはず。米軍が撤退したら軍事攻勢を激化し、治安はさらに悪化すると思います。
トランプ氏の一声で協議は「中止」していますが、まだ再開の可能性は残されています。合意に停戦を盛り込むことができれば、平和も近づくでしょう。自爆攻撃などは容認できませんが、タリバーンにも一定の正当性はあり、彼ら抜きでの国づくりは考えられません。
国民としては、誤爆なども多い米軍の撤退は歓迎ですが、撤退することで、タリバーンによる内乱の不安や人権などが逆行する可能性もあり、複雑な心境だと思います。(今さら聞けない世界)(聞き手・植松佳香)
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