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スーフィズムに関するHP

2716チバQ:2019/07/31(水) 18:33:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-00000000-maiall-int
<神と喧噪の南アジアから>取材後記 ドーハで見たタリバン(上)
7/20(土) 10:00配信 毎日新聞
<神と喧噪の南アジアから>取材後記 ドーハで見たタリバン(上)
インタビューに応じるタリバン交渉団を率いるシェール・モハンマド・アッバス・スタネクザイ氏=ドーハで2019年7月8日、毎日新聞助手撮影
 アフガニスタンからの米軍撤収に向けたトランプ米政権と旧支配勢力タリバンとの交渉が山場を迎えている。撤収が決まれば、タリバンはアフガン政府など国内各勢力と停戦や政治体制について協議を始める見込みで、タリバンが政治の表舞台に戻る可能性が高い。では、タリバンのメンバーとは一体どのような人たちなのか。タリバンが政治事務所を置き、アフガンの当事者間対話(7月7、8日)が開かれていた中東カタールの首都ドーハで見た彼らの一面や、和平に向けた今後の課題を2回に分けて報告したい。

 ◇素朴で真面目な印象。本当の顔か、それとも演技なのか

 「私は実は中国人。中国語で話そうか?」。7月8日に行ったインタビューの冒頭、黒人ラッパーのようなアクセントの英語で言った後、大きな笑い声を上げたのは、タリバンの交渉団を率い、ドーハにある政治事務所の副代表を務めるシェール・モハンマド・アッバス・スタネクザイ氏だ。タリバン政権(1996〜2001年)で副外相や副保健相を務めた。マスコミの単独インタビューに応じることはまれな人物で、こわもてという印象を抱いていたので面食らった。同時に冗談とはいえ、自らを「中国人」と名乗ったことは、タリバンと中国の関係の良好さを物語るようで興味深かった。近年、同氏をはじめとしてタリバン幹部が中国を相次いで訪問しており、両者の関係は深まっている。

 スタネクザイ氏はインタビュー中、こちらの質問をうなずきながら聞き、協議が続いている米軍の撤収時期の質問を除き、一つ一つ丁寧に答えた。同氏の方から「米国と合意予定の草案によると」などと切り出し、公表されていない草案の中身にも言及した。表情は終始明るく、語り口は自信に満ちているように映った。長年の悲願だった米軍撤収が近づいていることへの満足感が背景にあるのかもしれない。

 翌々日には、タリバンの交渉団の別のメンバーと昼食を共にした。彼は、私が宿泊しているホテルまで自ら日産車を運転してやって来た。レストランまで向かう車中で、ドーハでの暮らしぶりについて聞いた。「(以前に暮らしていた)パキスタンでは行動が制限されていたが、今は自由に行動できてうれしい」「家族も連れてきているので、平和な日常というのは貴重だ。住宅はカタール政府が提供してくれている」などと明かした。

 この日の気温は48度。車中のエアコンもほとんど利かなかった。「車の中は暑いから飲んだ方がいい」。ガソリンスタンドに寄り、売店でジュースまで買ってきてくれる気の配りようだった。

 食事をしたのは、中心部から少し離れたトルコ料理レストラン。地元のローカル食堂といった趣だ。「普段はほとんど外食しないから、高級なレストランは知らない。ここは以前に来たことがあっておいしかった。あなたの口に合えばいいが」と言って、私にケバブやラムチョップを勧めた。彼はアフガンの美しさなどについて語り、平和は重要だと力説した。残った料理は「家で食べる」と言って、店員にパックに詰めてもらい、かばん代わりの使い古したビニール袋に入れて持ち帰った。

 彼らの人柄について、総じてネガティブな印象は受けなかった。素朴でまじめな人たちという印象だ。彼らの私に対する対応が柔らかかった理由は、タリバンが信頼する人物が仲介してくれたということも一因だろうし、マスコミに真摯(しんし)に対応することで、タリバンへの印象を良くしたかった可能性もある。


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