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スーフィズムに関するHP
2714
:
チバQ
:2019/07/31(水) 18:32:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000000-maiall-m_est
<神と喧噪の南アジアから>取材後記 ドーハで見たタリバン(下)
7/31(水) 14:57配信 毎日新聞
<神と喧噪の南アジアから>取材後記 ドーハで見たタリバン(下)
当事者間対話の前に話し込むタリバンのメンバー=ドーハで2019年7月8日、松井聡撮影
◇「他者」に対する不信感
「タリバンは自分たち以外を誰も信用していない。長年にわたりいろいろと裏切られてきたと感じているからだ。とりわけ外国や外国人に対する猜疑(さいぎ)心は根深い」。タリバンを長年取材してきたパキスタン人ジャーナリストはこう解説する。
外国に対する不信感は、欧米だけなく、関係が深いとされている隣国パキスタンに対しても同様だという。パキスタンの軍情報機関(ISI)は、タリバン発足当初から支援をしてきたとされる。タリバン幹部によると、意思決定機関である「指導者評議会(クエッタ・シューラ)」のメンバーの多くは現在もパキスタンに住み、政治事務所の中にもISIと密接な関係があるメンバーもいる。それでも、このタリバン幹部は「メンバーの多くがパキスタンの重要性は認識しているが、心の底では信じていない」と指摘する。
彼は、タリバン政権で駐パキスタン大使を務めたアブドゥルサラム・ザイーフ氏を例に挙げた。ザイーフ氏は政権崩壊後、米軍に引き渡されてグアンタナモ米海軍基地に収容された。タリバン内では、これがパキスタンの裏切りによるものだと受け止められている。このようなケースが積み重なって、パキスタンへの警戒感につながっている。このジャーナリストは「パキスタンがタリバンに影響力を持つというのは間違いない。しかし、タリバンはパキスタンとうまく距離を取ろうとしており、必ずしもパキスタンの思い通りに動くわけではない」と解説する。
米軍撤収に向けて協議が進む米国に対しても不信感は根強い。タリバンのシャヒーン報道官によると、タリバンと米政府当局者との外交的接触は2010年ごろにドイツで始まっており、関係は10年近く続いている。最近は米国のアフガニスタン政府に対する働きかけにより拘束されていたタリバン兵が解放されるなど、米国は信頼醸成を図ってきた。それでも、報道官は「米国を信用していない。米国との合意がイラン核合意のようなことにならないために、我々には合意の保証人が必要だ」と説明する。また、アフガン国内でタリバンと対立する過激派組織「イスラム国」(IS)を米国が支援していると信じるタリバンのメンバーは少なくない。報道官も「米国がISを利用してタリバンを弱体化させようとしている可能性は高い」と話す。
タリバン政権を過去に承認していたサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)との関係も、現在は悪化している。01年以降、サウジやUAEは米国と歩調を合わせてタリバンを「テロリスト」と非難するなど、タリバン側からすると「裏切られた」と思う事例が相次いだためだ。
記者もタリバンの警戒対象となっている。タリバンの交渉団メンバーは、特定のアフガン人記者の名前を挙げて、「彼はCIA(米中央情報局)とISIのダブルエージェントだ。他にも、各国の情報機関とつながっている記者は何人もいる。彼らは情報を探るだけでなく、プロパガンダも行っている」と警戒心を隠さなかった。私も実際は警戒されていた可能性もあるが、特にそれを感じる場面はなかった。私を仲介したのはこのメンバーと20年以上付き合いがある人物だったことや、米国やパキスタンなどによるタリバンを巡る「情報戦争」に日本が加わってこなかったことが背景にあるのかもしれない。
当事者間対話の会場となったホテルの洗面所で見かけたタリバン交渉団メンバーの姿は印象的だった。彼は用を足している最中、しきりに首を振って背後を気にしていたのだ。この人物は、廊下でも周囲を気にするそぶりを見せていた。後で聞くと、彼もまたタリバン政権崩壊後、グアンタナモ米海軍基地に収容されていたという。こんなところでも彼らの警戒心の根深さを感じた。
アフガンは19世紀以降、英国、ロシア、米国といった大国に翻弄(ほんろう)されてきた歴史があり、タリバンの源流も旧ソ連の侵攻に抵抗したムジャヒディン(聖戦士)だ。猜疑心の根深さは歴史的な経緯に由来するものでもある。
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