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スーフィズムに関するHP

2700チバQ:2019/06/24(月) 23:33:04
https://mainichi.jp/articles/20190624/k00/00m/030/255000c
イマモール氏「透明な市政」 イスタンブール市長選でエルドアン派に勝利
毎日新聞2019年6月24日 22時14分(最終更新 6月24日 22時14分)
 トルコの最大都市イスタンブールで23日、やり直し市長選の投票があった。開票の結果、最大野党「共和人民党(CHP)」のイマモール氏が勝利した。無効となった3月末の選挙に続く与党の「連敗」。強権政治により独裁色を強めてきたエルドアン大統領だが、求心力が低下する可能性もある。【イスタンブール高橋宗男】

 選管の最終集計によると、イマモール氏は得票率54.21%。エルドアン氏率いる与党「公正発展党(AKP)」候補で元首相のユルドゥルム氏(44.99%)を破った。

 「市民は民主主義を修復し、正義を回復させた」。イマモール氏はイスタンブール西部で勝利演説を行い、党派にはこだわらず、透明な市政運営を進めていく方針を示した。

 演説会場の広場には数万人の支持者が集まった。世俗主義のCHP支持者だけではない。スカーフをかぶった信仰心のあついイスラム教徒。東部なまりの強いクルド人。社会主義や共産主義の革命歌「インターナショナル」を輪になって歌うグループもいる。自営業のセルタチ・ディキさん(27)は「多様な意見を取り入れて、仕事を進めてほしい」とイマモール氏の手腕に期待した。

 ユルドゥルム氏は敗北宣言をし、イマモール氏を祝福。エルドアン氏も祝意をツイートした。

 3月末の市長選では、イマモール氏が得票率で0.25ポイントの僅差で勝利。AKPなどの与党連合は高等選管に「不正があった」などと異を唱え、選挙結果は無効とされた。当選証書を渡されたものの、約20日間で市長の座を追われたイマモール氏は、再選挙を「民主主義を巡る戦い」と位置づけた運動を展開した。

 今回、得票率で約9ポイントの大差がついた要因には、異例の再選挙となった経緯に納得できない有権者が多かったことが挙げられる。また、トルコでは昨年8月の通貨危機以降の不況で、与党からの支持者離れも進行。エルドアン氏は1994年にイスタンブール市長選に当選してから政治家として歩み出したが、「お膝元」で有権者からの反発を突きつけられた。


トルコの最大都市イスタンブールのやり直し市長選で当選した、最大野党「共和人民党」のイマモール氏=23日、ロイター
与党敗北で保守分裂の可能性も トルコ政界
 トルコ政界ではイスタンブール市長選での与党「公正発展党(AKP)」の敗北が、保守分裂につながる可能性も指摘されている。エルドアン大統領は外交面では対米関係の悪化に直面しており、内憂外患の状態が続きそうだ。

 AKPに近い保守系大手紙サバハのメフメト・バルラス編集長は選挙結果の分析記事で「AKPの旧幹部がいつ何をするか不明だ」と強調した。政界でうわさされる新党結成を意識した内容だ。

 今回の再選挙決定には、高等選管に対するAKPの強い影響力が働いたとみられている。AKPの重鎮だったダウトオール元首相やギュル前大統領らはAKPの姿勢に対し、はっきりと批判の声を上げていた。ダウトオール氏は今月上旬、「新たなビジョンと新たな体制」が必要だとツイートし、エルドアン氏の手法に賛同できない議員らとの接触が始まっているとも指摘した。次期国政選挙は2023年の見込みだが、それまでに保守分裂の動きが起きる可能性も浮上している。

 一方、エルドアン政権は、対米関係の悪化という喫緊の課題に取り組む必要がある。北大西洋条約機構(NATO)の一員であるトルコは、米国の最新鋭ステルス戦闘機F35の導入とロシア製地対空ミサイル「S400」の導入を両てんびんにかけている状態だ。米国は7月31日までにS400の購入契約を破棄しなければ、共同開発などのF35関連プロジェクトからトルコを排除すると迫っている。

 対米関係の悪化は市場の不安を招くため、トルコ経済にも悪影響を及ぼす。エルドアン氏は28、29の両日に大阪市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、トランプ米大統領と会談する見通しだ。関係改善に活路を見いだせるか注目されている。


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